現代の最重要インフラ「水資源」を学ぶ


現代の最重要インフラ資源は 「水」 であるということが世界の共通認識の一つです。
水道水がそのまま飲める国の一つである 日本は水のインフラ整備で世界でもトップクラスですし、年間を通して 水不足に悩むこともありませんから「水」そのものをそれほど重要なものと捉えていない人が多いかもしれません。

しかし実際には 「世界で水道水を飲める国は実は11〜15カ国しかない」ということも事実です(統計により若干変わります)。

世界の飲料水事情MAP

(出典:TripAdviserより)

水資源マネージメントとは?

安全な水を確保・管理して、確実に行きわたらせるには最先端の技術やノウハウが必要になります。
これらの開発には巨額の費用がかかりますし、人材や施設も必要ですが、何よりも「開発と運営のマネジメント技術」は 最大のテーマでもあり、もっとも高度なマネジメントが必要な分野なのです。

世界で使用される水は、農業のための灌漑用水が約7割、工業用水が約2割、生活用水が約1割と言われており、各分野での、水ビジネスにおけるマーケットは2025年には約111兆円を超す勢いで、急速に成長していると言われています。

オーストラリアで学ぶ水資源関連のコース



オーストラリアは「乾いた大陸」と称されるほど、水不足に悩む国です。
それゆえ、水資源確保と水ビジネスにおける戦略は国家をあげてのプロジェクトも多いのが特徴。特に国内だと、NSW州、VIC州、SA州と3つの州をまたぐ国内最大の河川マレー川からの水資源確保は、河川に沿って成り立つ内陸部の産業にとっては重要プロジェクトの一つです。さらに、現在は水再処理施設と海水淡水化プラントの大規模投資・開発と建設が進んでいます。

オーストラリアの大学院で 水資源管理を主に学べるコースは「留学生は対象外」または「オンラインのみ」の大学もあり、実際にオーストラリア現地のキャンパス内とフィールドワークを通して学べる大学は非常に数が少なく、現時点では 南オーストラリア州(SA州)の下記の2大学となります。



特に フリンダース大学は、「Shanghai Ranking’s Global Ranking Academic Subjects 2021」の 「Water Resource Management」分野にて 世界第17位にランクイン、同分野では世界トップに名を連ねています。
水資源管理の主コースである Water Resource Management 以外にも Groundwater Hydrology の主専攻もあり、さらに同大学のキャンパスは National Centre for Groundwater Research and Training(国立地下水研究・訓練センター)が隣接していますから、オーストラリア国内でもトップレベルの水資源分野の教育が受けることが出来ます。

大学名Flinders University(フリンダース大学)
都市アデレード
コース名Master of Science (Water Resources Management)
授業料 38,000ドル(2021年/年間)
就学期間 2年間
英語力基準 IELTS Academic Overall 6.0(Speaking と Writing 6.0 以上)以上
入学条件 同分野の学士号(工学・科学)を修了していること

大学名Flinders University(フリンダース大学)
都市アデレード
コース名Master of Science (Groundwater Hydrology)
授業料 38,000ドル(2021年/年間)
就学期間 2年間
英語力基準 IELTS Academic Overall 6.0(Speaking と Writing 6.0 以上)以上
入学条件 同分野の学士号(工学・科学)を修了していること

大学名University of South Australia(南オーストラリア大学)
都市アデレード
コース名Master of Engineering (Water Resources Management)
授業料36,900ドル(2022年/年間))
就学期間 2年間
英語力基準 IELTS Academic 6.5以上(Reading と Writing 6.0 以上)
入学時期 2月、7月
入学条件土木工学または関連分野の学士号(工学・科学)を修了していること

グリフィス大学でもWater Resources Managementコースがございますが、グリフィス大学のコースはオンラインのみとなっており、留学生が現地キャンパスで学べるコースではありません。グリフィス大学の Water Resources Management コースをオンライン受講でご希望の方は別途お問合せください。

出願に向けての準備


1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式にアデレード大学への出願手続きをスタートします。

留学相談&お問い合わせ先


当社オーストラリア留学センターはフリンダース大学を含む全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2021年7月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。


豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I009)
オーストラリア歴は24年目になりました。QLD州、NSW州、SA州の主要都市で仕事と生活していましたので、都市の違いから皆さまの目的に沿ったベストなアドバイスを心がけています。 このカウンセラーに質問する

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