フリンダース大学は DEAI(Developmental Educators Australia Inc.)のDevelopmental Educators(発達教育者)の認可コースを、全豪で 唯一 開講している大学となります。
また、同コースの修了者は、NDIS Support coordinator を目指すことも可能です。
NDIS Support coordinator とは?
同コースの修了者は、Developmental Educators(通称:DE)としての登録だけでなく、NDIS の Support coordinator を目指すこともできます。
NDIS とは、永続的で重大な障がいを持ったオーストラリア人を支援する全国障がい保険計画(The National Disability Insurance Scheme)の頭文字をとった略称です。 2016年の開始以来、NDIS はおよそ15万人もの人々を手助けしています。 The National Disability Insurance Scheme
注意:Developmental Educators(発達教育者)は教員(先生)ではありません。
フリンダース大学 の 2つのコース
フリンダース大学では、障がい・発達教育分野の学士号は2つ開講しています。
Bachelor of Disability and Community Inclusion
基本的人権からのアプローチに基づいて、発達障がいや後天性障がいなど、多様なニーズを持つ「すべての年齢層の人々」への障がいサポート、人々が豊かな生活を送るためのサービスなどを含めて、同分野の基本コースが、このBachelor of Disability and Community Inclusionです。
教員やスタッフは Developmental Educators Australia のメンバーとなり、同業界のニーズに沿った教育を行うために専門機関と密接に連携しています。もちろん、コース内には実習が組まれており、100時間 X 2回で実務経験を積むことができますから、実践的なコースの1つです。
Bachelor of Disability and Developmental Education
本コースは、Bachelor of Disability and Community Inclusion の3年間を終えた学生が追加履修する1年間のコースです。
4年目の1年間を終えることで、Developmental Educators として登録が可能となります。
出願時から、Bachelor of Disability and Developmental Education 4年間での出願もできますので、将来、Developmental Educators 登録を目指す場合は、4年間のコースを検討しましょう。
Bachelor of Disability and Community Inclusion(3年) と Bachelor of Disability and Developmental Education(4年)への進学は、日本の高校卒業時の成績次第で、ダイレクトに進学できるか、またはFoundation コースの履修が必要か?が別れます。
日本の高校の成績により Foundation 経由での進学になる場合は、アインズバリーカレッジにてフリンダース大学進学に向けた Foundationコースを開講しています。
・日本の高校卒業で、80%以上(数学、生物学の履修済を推奨)の成績
または
・Eynesbury College の Foundation Program を 350 以上の成績で修了
または
・IB Diploma 25点以上
または
・Bachelor of Disability and Community Inclusion 3年間を就学された方は単位認定の上、最終学年(4年)の1年間のみを履修