リサーチトレーニングのある博士課程!エディス・コーワン大学

日本で修士課程を卒業後、海外で研究を続けたいと思っても、海外で、英語で研究キャリアを築くことに不安を覚える方もいらっしゃることでしょう。

パースのエディス・コーワン大学(ECU:Edith Cowan University)で開講されている「Doctor of Philosophy-Integrated(Integrated PhD)」の博士課程は、初年度にリサートレーニングの科目を学びながら研究を行うため、安心し博士課程をスタートできるコースです。


Doctor of Philosophy-Integratedはどんなコース?

Integrated PhDは4年のコースですが、コースの1年目に、研究を進める上での基本科目を学びます。下記のような科目を通して、研究の仕方、分析の仕方、考え方、研究プランの立て方、論文を書くための英語のライティング、リーディングのスキル等を学び、ご自身の研究を深める準備を行います。
・Research Preparation: Principles and Approaches
・Research Project 1
・Writing and Reading Skills for Researchers
・Research Project 2
・Communicating and Promoting Research

そして、2年目からはスーパーバイザーのもとでご自身のテーマとなる研究を進めていきます。2年に進むには、1年で平均成績が70%以上、Research Project 2で70%以上の成績を取得しなければなりません。

PhD-Integratedコース情報


PhD-Integratedの費用、入学基準等をご紹介致します。
コースDoctor of Philosophy – Integrated
開講日2月、7月
期間4年間
授業料1年間36,300豪ドル(約308万5千円) x 4年
英語力IELTSアカデミック6.5以上(各セクション6.0以上)
条件・300-500字の研究テーマのレポート。
・研究テーマと関連した修士号をもっており成績が平均70%以上。
※入学条件を満たしていたとしても、ご自身の研究を指導できるスーパーバイザーがECUに在籍していない場合は、入学ができませんのでご了承下さい。
※オーストラリアの修士号コースには、定められた科目の単位履修をしていくコースワークと、ご自身の研究テーマを深めていくリサーチコースの2種類がありますが、コースワーク卒業資格で入学が可能です。

このコースの研究分野

エディスコーワン大学では、幅広い学部から研究分野を選択することができます。
  • Biology
  • Business
  • Chemistry
  • Communication, Media Studies and Journalism
  • Computer Science
  • Counselling
  • Criminology
  • Cyber Security
  • Design
  • Education
  • Environmental Studies
  • Exercise and Sports Science
  • Law
  • Mathematics
  • Medical Science
  • Nursing and Midwifery
  • Nutrition and Dietetics
  • Occupational Therapy
  • Paramedical Science
  • Performing Arts
  • Physics
  • Politics and Government
  • Psychology
  • Public Health
  • Security Science
  • Social Science
  • Speech Pathology
  • Visual Arts and Design
  • Writing

  • エディスコーワン大学のオススメ分野

    ◎サイバーセキュリティ

    エディスコーワン大学はオーストラリア最大のサイバーセキュリティ研究と共育プログラムを行っている大学で、その研究はSecurity Research Institute (SRI)にサポートされています。また、アカデミックスタッフ2人はインターポール(国際刑事警察機構)の Interpol Cyber Crime Experts Groupで働いており、世界のサイバーセキュリティ分野の研究を牽引しています。

    エディスコーワン大学のサイバーセキュリティについてはこちらもご覧ください。

    ◎エクササイズ&スポーツサイエンス
    スポーツ科学分野では世界トップ50に入る大学で、以下の専門分野から研究内容を選ぶことができます。
    ・運動医学神経科学のストレングス&コンディショニング
    ・モーターコントロールとモーター開発
    ・スポーツパフォーマンスの生理学
    ・スポーツと運動の心理学
    ・スポーツバイオメカニクス

    エディスコーワン大学のスポーツサイエンスについてはこちらもご覧ください。

    ◎環境学

    自然豊かなパースの立地を活かし、森林から湿地、海に至るまでのさまざまな環境で、都市開発や気候変動に直面した自然環境の持続可能な利用の改善を目指しています。
    環境学では、以下の研究テーマから選択が可能です。
    ・海洋および淡水システム
    ・森林とその地帯
    ・環境管理と持続可能性
    ・生態系の回復
    ・ブルーカーボンとpaleo-reconstruction

    特に、世界初の研究として、エディスコーワン大学のオスカーセラーノ博士が率いるチームは、オーストラリアの海洋生態系によって吸収および放出される温室効果ガスの量を正確に定量化するなど、ブルーカーボンエコノミーの分野で成果を挙げています。

    上記の他、社会科学、看護、舞台芸術、マルチメディア、デザインの分野で成果を挙げている大学です。

    出願に向けての準備


    ご自身の研究したいテーマをお持ちの方で、エディス・コーワン大学のDoctor of Philosophy-Integratedにご興味のある方は、こちらの準備を始めましょう。

    1. まずは英語試験を受けましょう

    事前に英語力基準を満たしているのか、それとも付属語学学校で何週間の英語コース受講が必要なのかをはかるため、IELTS(アイエルツ)試験やTOEFL、PTEなどのを英語試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
    日本英語検定協会
    http://www.eiken.or.jp/ielts/
    JSAF
    http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
    IDP Education
    https://ieltsjp.com/
    2. 出願に必要な基礎書類を準備しましょう

    • 大学学士号、修士号の卒業証明書(英語版)
    • 大学学士号、修士号の成績証明書(英語版)
    • IELTS(Academic)または他の英語スコア結果(お持ちの場合)
    • パスポートコピー
    *その他、関連の職歴があればお知らせ下さい。

    ◎付属語学学校とのパッケージ可
    IELTSスコアが基準をクリアしていない方は、エディスコーワン大学付属語学学校から留学をスタートすることが出来ます。

    3. 出願手続きスタート
    オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式に大学への出願手続きをスタートします。
    仮査定をご希望の方もこちらからお申し込み下さい。

    留学相談&お問い合わせ先

    オーストラリア留学センターはエディスコーワン大学を含め全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

    コース詳細、出願方法、入学手続きなど、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
    ※備考※
    ・本記事は2021年10月31日現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
    ・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。
    ・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=85円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。
    ・学校の授業料は毎年変更となり、毎年最新の授業料支払いが発生します。また、どの科目を受講するかにより授業料は若干異なります。ご了承下さい。
    ・入学の可否は大学による査定により判断されますので、入学基準はあくまでも目安となっております。


    オーストラリアン・カソリック大学で学ぶ、栄養学



    近年、日本でも注目を集めてる栄養学。今まで栄養士の活躍の場は、学校、病院、デイケアサービス、プロスポーツの世界というイメージが強かったと思いますが、現代は「多様化した食」「個々のカラダづくりの為の食事」「健康に年を重ねるための食事」など、健康な人々が自分にあった食事をしながら、効果的に栄養を取っていくことに意識が高まっています。このため、より多くの場面で栄養の専門家が活躍する場面が増えてきました。

    オーストラリアン・カソリック大学(ACU)で開講されるBachelor of Nutrition Sceicneのコースは、専門的な栄養の知識を身につけ、栄養や食事、特に健康的な食事・ライフスタイルの促進に興味がある方にオススメのコースです。

    目次

    ACU栄養学部の特徴



    専攻が選べる

    ACUの栄養学部では、「公衆衛生(Public Health)」「料理の栄養学(Culinary Nutrition)」「食品科学(Food Science)」の3つの主専攻、または、専攻なしの4つから選ぶことが可能です。中でも「料理の栄養学」が主専攻として学べる大学は、ACUのみです。

    また、副専攻は、スポーツ栄養学、エクササイズ科学、国際開発から選べます。

    業界団体認定コース

    コース卒業後は栄養士協会であるNutrition Society of Australia(NSA)に登録をし、栄養士(Nutritionist/Nutrition Specialist)として各業界で働く事ができます。

    また、食品科学の研究をするAustralian Institute of Food Science and Technology (AIFST)の認定コースですので、3年の職歴を経たあとに、登録をすることが可能です。

    NutritionistとDietitianの違いについて
    ・Nutritionist:栄養学、公衆衛生栄養学、政策と研究、地域の健康に関連する、一連の証拠に基づく栄養知識のある栄養士

    ・Dietitian:医療の現場でも使える栄養学の専門的な知識があり、個別やグループカウンセリングで栄養指導ができる栄養士

    Dietitianは、国で規定が厳しく決められており、認定団体(the Dietitians Australia/DA)への登録が必要です。

    参照:https://dietitiansaustralia.org.au/what-dietitans-do/dietitian-or-nutritionist/

    ワークエクスペリエンスのオプション

    専攻なしの場合、選択科目で50〜140時間のワークエクスペリエンスを履修することができます。主な実習場所は、スポーツチーム/クラブ、食品開発および製造会社、レストラン、ケータリング、地域保健センター、地方自治体、学校、地域団体、非営利団体などがあります。

    また、専攻を選んだ方でも、最終学年で「コミュニティエンゲージメント」という、地域でのボランティア活動30時間を行うので、こちらを通して様々な経験を積むことができます。

    アットホームで学費が抑えめ

    ACUはもともと少人数制で、教授と近い距離の大学であるためしっかり学ぶことが出来、かつ、学費はオーストラリア内でも抑えめであるため、ランキングよりも、「しっかりと学びたいが学費は抑えめに」という方にオススメの大学です。



    現地学生の比率が多め

    大規模でランキングの高い大学には、アジアからの留学生が非常に多く、15〜20%以上の留学生がいますが、ACUは都心の大学の中ではかなり留学生率が低く8%ほどです。できるだけローカル環境で勉強してみたい方にオススメの大学です。





    各コースのカリキュラムと進路



    このコースでは、必修科目+それぞれの主専攻によって受講する科目が大きく異なるので、注意する必要があります。



    専攻なし

    ※コース専門科目と選択科目で合計18科目を取得する必要がありますが、最低14科目はコース専門科目から取得する必要があります。
    必修科目/2科目
    *1と2、ぞれぞれから1科目ずつ
    1.自己とコミュニティ:現代社会の解剖学を探る
    1.人間であること
    1.倫理とグッドライフ
    2.正義とグローバルな世界の変化
    2.ジャストソサエティ(社会に関する哲学)


    コース専門科目/下記より14〜18科目
    細胞と組織-生命の布
    健康と病気における人体1
    健康と病気における人体2
    栄養生理学
    化学の基礎
    有機および食品化学
    生化学
    高度な代謝生化学
    健康増進の基礎
    疫学
    公衆衛生研究方法
    栄養学入門
    料理栄養学
    生涯栄養
    ダイエット、健康、病気
    食品科学の実践
    食品の設計と開発
    コミュニティと公衆衛生栄養


    副専攻/下記より1科目
    運動科学
    スポーツ栄養学
    国際開発


    選択科目/下記より1〜4科目
    薬理学
    ヒト遺伝学
    科学におけるアイデアの伝達
    微生物学および免疫学
    ヘルスケア倫理
    心理学の基礎
    心理学の応用
    お金の問題
    人と組織の管理
    市場の管理
    ワークエクスペリエンス1
    ワークエクスペリエンス2



    公衆衛生専攻
    必修科目/2科目
    *1と2、ぞれぞれから1科目ずつ
    1.自己とコミュニティ:現代社会の解剖学を探る
    1.人間であること
    1.倫理とグッドライフ
    2.正義とグローバルな世界の変化
    2.ジャストソサエティ(社会に関する哲学)


    コース専門科目/下記より13科目
    細胞と組織-生命の布
    健康と病気における人体1
    健康と病気における人体2
    4栄養生理学
    化学の基礎
    有機および食品化学
    生化学
    高度な代謝生化学
    栄養学入門
    料理栄養学
    生涯栄養
    食品科学の実践
    食品の設計と開発


    専攻必修科目/1科目(80単位)
    公衆衛生


    選択科目/下記より1科目
    薬理学
    ヒト遺伝学
    科学におけるアイデアの伝達
    微生物学および免疫学
    ヘルスケア倫理
    心理学の基礎
    心理学の応用
    お金の問題
    人と組織の管理
    市場の管理
    ワークエクスペリエンス1
    ワークエクスペリエンス2



    料理の栄養、食品科学専攻
    必修科目/2科目
    *1と2、ぞれぞれから1科目ずつ
    1.自己とコミュニティ:現代社会の解剖学を探る
    1.人間であること
    1.倫理とグッドライフ
    2.正義とグローバルな世界の変化
    2.ジャストソサエティ(社会に関する哲学)


    コース専門科目/14科目
    細胞と組織-生命の布
    健康と病気における人体1
    健康と病気における人体2
    栄養生理学
    化学の基礎
    生化学
    高度な代謝生化学
    健康増進の基礎
    疫学
    公衆衛生研究方法
    栄養学入門
    生涯栄養
    ダイエット、健康、病気
    コミュニティと公衆衛生栄養


    専攻必修科目/下記より1科目(80単位)
    料理の栄養
    食品科学



    【卒業後の進路】

    この学部を卒業された方は、下記のような進路に進まれています。

    ・食品と栄養の講師
    ・栄養研究職員
    ・公衆衛生栄養士
    ・健康政策推進者
    ・食品科学と食品産業系の業界の専門家
    ・食品、栄養系商品開発専門家
    ・食品と栄養のマスメディア関連業界
    ・食品の安全性と規制に関する業界
    ・地域、国内、国際的な環境でのスポーツ栄養系の業界
    ・栄養士になるため、修士進学 など

    コース入学詳細・費用



    入学要項
    【入学】2月
    【学費】年間25,064ドル/合計75,192ドル(約662万円)(2022年度)
    【期間】3年
    【キャンパス】ノースシドニー、ブラックタウン、メルボルン

    【学歴条件】日本の高校卒業(GPA 3.0以上)
    【英語力条件】英語力 IELTS 6.5以上(各スコア6.0以上)*
    *英語力が足りない方は、付属の英語学校で規定の成績を収めれば、IELTSなしで進学をすることが可能です。
    ※学費は年間3%ほど値上げが予想されます。
    ※成績が足りない場合は、ファウンデーションコースからの進学も可能です。

    コース詳細ページ



    出願に向けての準備

    1. まずは英語試験を受けましょう

    まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。

    日本英語検定協会

    http://www.eiken.or.jp/ielts/
    JSAF

    http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
    IDP Education

    https://ieltsjp.com/
    IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合はACU付属語学学校とセットでのお申込みとなります。

    2. 出願に必要な書類を準備しましょう

    出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

    • 高校の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • 高校の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
    • パスポートコピー

    3. 出願手続きスタート

    最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。出願の手続きをスタートします。

    留学相談&お問い合わせ先



    当社オーストラリア留学センターは現地の無料エージェントであり、オーストラリアン・カソリック大学(ACU)を含め、全豪多数の大学の公式出願窓口となっており、ご相談~出願手続き~現地生活サポートまで無料でご利用頂けます。



    お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
    ※備考※
    ・本記事は2021年10月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
    ・学費は毎年改定されます。本記事では2022年度学費をご案内しております。
    ・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=88円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。



    CRICOS Provider Number 00004G

    シドニー工科大学で映像技術・VFXを学ぶ アニマルロジックアカデミー


    全世界で大ヒットを記録する映画はたくさんありますが、このような映画の中にはいろいろなグラフィック技術が取り入れられています。
    それにより、迫力ある美しい映像をコンピュータによって作り出すことが可能になりました。

    VFXは「Visual Effects(視覚効果)」の略称で、現実には存在しないもの、実写では撮影できないものを作り出す映像技術を指します。
    たとえば、映画にあるような実写では難しい大規模な爆発シーンや、ゲームなどの画面に現れる魔法の光の演出など、さまざまな分野でVFXは使われており、映像制作の現場にVFXクリエイターは欠かせない存在となっています。

    シドニー工科大学(UTS)アニマルロジックアカデミー(ALA)

    オーストラリア国内には、映画撮影やテレビ制作に強みを持つ大学はいくつかありますが、その中でも現地の映像制作会社、Animal Logicとの提携により設立された、シドニー工科大学(UTS)アニマルロジックアカデミーをご紹介します。

    世界でも指折りのVFX制作会社と知られるAnimal Logicは、本社がシドニーにあり1990年代から様々なVFXを製作、業界を牽引しています。最近では「LEGO ムービー「キャプテンマーベル」「エイリアン: コヴェナント」「不屈の男 アンブロークン」、そして「華麗なるギャツビー」「マトリックス」のVFXは有名です。

    Animal Logicの過去の製作プロジェクトはこちらから

    Animal Logic 華麗なるギャツビー(The Great Gatsby) VFX ビフォーアフター


    2017年、Animal Logic社との提携で、特注のVFXスタジオおよびトレーニング施設としてシドニー工科大学内にAnimal Logic Academyが設立されました。
    現在のプロジェクトは、ハイブリッドCG /モーションコントロール映画製作、デジタルアーカイブ技術、リアルタイムの音楽視覚化など、さまざまな分野をカバーし、映画業界のフェスティバルで賞を受賞しています。

    卒業生は映像技術者として世界で活躍しており、作品名だけでも、Top Gun: Maverick, Ford v Ferrari, Spider-Man: Far From Home, Moulin Rouge!, Harry Potter and the Prisoner of Azkabanや、CM、オンラインメディア、ゲームなどを手がける映像プロダクションで活躍しています。

    アニマルロジックアカデミー Master of Animation and Visualisation


    Master of Animation and Visualisationのコースでは、業界の第一線で活躍する講師陣の基、プラクティカルを重視したカリキュラム、プロジェクトを通し卒業までに合計72単位を履修します。
    –CGアニメーション
    –バーチャルリアリティ(VR)
    –拡張現実(AR)
    –複合現実(MR)
    – 視覚化
    –没入型/体験型環境
    といった、VFX技術者としての高度なスキルを身につけていきます。

    Studio 1:The Connected Studio (24単位)
    ストーリー、コンセプト、レイアウト、モデリング、リギング、アニメーションといった部門ごとに分かれ、3Dアニメーションショートフィルム作成に取り組みます。プロジェクトが円滑に進むよう、メンターからしっかりとアドバイスもあり、かつ特定のトピックに関するマスタークラスも行われます。
    Studio 2:The Collaboration Studio (24単位)
    2番目のセッションでは、エクステンデットリアリティ、リアルタイム、仮想制作、没入型データの視覚化といった新しい視覚化テクノロジーについて学び、各チームに分かれそれぞれ視覚化テクノロジーを用いたプロジェクトに取り組みます。最も優れたプロジェクトはプロトタイプとして次のセッション3にて学生全体で改良に取り組んでいきます。
    Studio 3:The Challenge Studio (24単位)
    この最後のセッションでは、スタジオ1:アニメーションプロジェクト、およびスタジオ2:視覚化テクノロジープロジェクトのそれぞれを、高い業界標準に合わせて完成を目指します。プロジェクトを通じ、卒業時には国内および国際的な賞を受賞するプロレベルのスキルを身につけることが出来ます。

    アニマルロジックアカデミー Master of Animation and Visualisation入学要項


    コース名Master of Animation and Visualisation
    期間1.0年間
    入学1月
    学費62,670ドル/コース(約620万円)
    英語 ・IELTS Academic overall 6.5(ライティングセクション 6.0、その他セクション6.5)/TOELFibt 79−93(S20-22、L20-23、R19−23、W21)


    または

    ・UTSカレッジの進学準備英語コースAE5を規定レベルで卒業すること
    出願条件 ・大学学士号保持
    ・ポートフォリオ
    ・志望動機書
    ・面接

    出願に向けての準備


    1. まずは英語試験を受けましょう
    まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
    日本英語検定協会
    http://www.eiken.or.jp/ielts/
    JSAF
    http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
    IDP Education
    https://ieltsjp.com/
    2. 出願に必要な書類を準備しましょう
    出願には下記6点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの6点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

    • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
    • パスポートコピー
  • ポートフォリオ
  • 志望動機書
  • 3. 出願手続きスタート
    最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式にシドニー工科大学(UTS)への出願手続きをスタートします。

    留学相談&お問い合わせ先


    当社オーストラリア留学センターはシドニー工科大学を含め全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

    お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
    ※備考※
    ・本記事は2024年7月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
    ・学費は毎年改定されます。本記事では2023年度学費をご案内しております。
    ・日本円は弊社が取得できる最新の送金レート(A$1=99円) で換算しており、実際はお支払い時にご利用の金融機関の為替レートが適用されます。



    CRICOS Provider No: 00099F

    フリンダース大学で「動物行動学」を学ぶ

    オーストラリアにはさまざまな固有生物が生息しており、コアラやカンガルーなどはその代表的な存在です。
    大変な被害となった山火事が原因の一つではありますが、近年オーストラリアの州によってはコアラの数が減少しています。これら個体数の増減については野生のコアラ生存数の確認作業で判明することですが、個体を捕獲してマーキングする従来の手法は、動物に心理的な苦痛を与えると考えられており敬遠されています。
    そのため昨年あたりから ドローンを使った赤外線カメラで木の上のコアラを数えることで生存数の確認作業が行われており、いくつかの大学の研究でも用いられていますが、残念ながら、これらの過去の研究は個体を特定するものではなく、動き回っているコアラを二重に数えてしまう危険性が指摘されています。また、ドローンから騒音と赤外線カメラがコアラに与える心理的な影響も懸念されていました。

    そんな中、フリンダース大学の動物行動学の教授が率いるチームで、コアラにウェアラブルデバイス(Fitbits)をつけてもらい生活環境におけるストレスなどの推移、また ドローンによる赤外線カメラの影響などを調査されました。その上で、心理的な影響が少ないないことを確認した上で、新しい顔認証ソフトウェアを使いコアラ個体数の確認作業を進める試験運用がされています。

    参考:Koalas wearing Fitbits in the Adelaide Hills as researchers develop facial recognition software

    フリンダース大学では、オーストラリアの大学の中では数少ない Animal Behaviour (動物行動学)を主専攻に学べるコースがありますし、冒頭のニュースはまさに動物行動学で学べる分野の一つです。

    フリンダース大学の動物行動学

    オーストラリアの大学では、動物に関して学ぶコースが(獣医学、動物科学、動物学、動物生態学、野生動物保護・保全など)いくつかありますが、その中でフリンダース大学で開講しているBachelor of Science(Animal Bahaviour)は、”動物行動の検証”という観点から学びます。 動物行動学に関連する「適応と進化」、「保全生物学」、「動物福祉の社会的、倫理的な要素」、「生態学」、「生物多様性」、などあらゆる分野をあわせて学びます。

    Animal Behaviour 紹介ビデオ


    フリンダース大学では 本コースを「科学知識よりも探究心が重要」と紹介しているくらいなので、「なぜ?」 を求め学ぶ姿勢が必要なコースになるでしょう。(もちろん全く科学の知識がなくても良いということではなく、それ以上に学びへの探究心を求めています)


    1年生
      【必修(5科目)】
    • Molecular Basis of Life(生命の分子基盤)
    • Introduction to Animal Behaviour(動物行動学入門)
    • Nature of STEM(STEMの本質)
    • Evolution of Biological Diversity(生物多様性の進化)
    • Biostatistics(生物統計学)
      【必修オプション(1科目を選択)】
    • Chemical Structure and Bonding(化学構造と結合)
    • General Chemistry(一般化学)
      【選択(2科目を選択)】
    • Introduction to Biodiversity and Conservation(生物多様性と保全入門)
    • Biology and Society(生物学と社会)
    • Introduction to Marine Biology(海洋生物学入門)
    • Chemistry for Life Sciences(生命科学のための化学)
    • Earth and Environmental Sciences(地球・環境科学)
    • Marine Sciences(海洋科学)
    • Psychology 1A、1B(心理学1A,心理学1B)
    • Film Form and Analysis(映像形式と分析)
    • Introduction to Geographical Information Systems(地理情報システム入門)
    • GIS Airborne and Ground Data Capture for all Disciplines(あらゆる分野のGIS空中・地上データ)
    • Introduction to Tourism Studies(観光学入門)
    • Interpretation for Tourism(観光の解釈)
    • Introduction to Events(イベント学入門)
    2年生
      【必修(6科目)】
    • Experimental Design and Statistics for Biology(生物学の実験計画と統計)
    • Animal Diversity(動物多様性)
    • Foundations of Animal Behaviour(動物行動学入門)
    • Genetics, Evolution and Biodiversity(遺伝・進化・生物多様性)
    • Ecology(生態学)
    • Disease and Immunology(疾患と免疫学)
      【選択(2科目を選択)】
    • Biodiversity and Conservation(生物多様性と保全)
    • Television Studies(テレビ研究)
    • Gender, Media, and Technology(ジェンダー、メディア、テクノロジー)
    • Listening Up: Colonialism, Race and Gender(植民地主義、人種、ジェンダー)
    3年生
      【必修(6科目)】
    • Restoration Ecology(修復と生態学)
    • Plant Biology(植物生物学)
    • Research in Animal Behaviour(動物行動学の研究)
    • Marine and Freshwater Biology(海洋・淡水生物学)
    • Integrative Physiology of Animals and Plants(動物と植物の統合的な生理学)
    • Conservation and Ecological Genetics(保全と生態学的遺伝学)
      【選択(2科目を選択)】
    • Vertebrate Palaeontology(脊椎動物の古生物学)
    • Science Connect(サイエンス・コネクト)
    • Modelling in Space and Time, Geostatistics and GIS(空間と時間のモデリング、地球統計学とGIS)
    • Research Project in Science(研究プロジェクト)

    コースは3年間で合計24科目を履修します。24科目中、18科目を 動物行動学 に関連する必修科目として履修します。
    各学年で2科目X3年=6科目は関連性のある科目以外にも、他の学部の授業を選択することも出来ます。

    つまり 冒頭のコアラのニュースなどに代表される野生動物の調査で必要なGIS(地理情報システム)はもちろんのこと、環境学、野生動物のための都市計画、持続可能な農業と漁業、保全管理、自然を利用した観光なども選択科目を通じて学ぶことができます。
    また、動物との関わり合いで人間のケアをする側面が動物行動学にあるため、1年生の選択授業で心理学教科を選択することもできるように設定されています。

    充実したラボ施設、フィールドワーク、キャンプと実践的な授業

    フリンダース大学のBachelor of Science(Animal Behaviour) では1年生からラボルーム(研究室)での実験から、フィールドワーク(野外授業)、キャンプ(泊り込み)があり、動物行動に関する実施調査などを行います。

    ラボとして利用される バイオロジー・ディスカバリー・センター では、マルチメディアハブとワイヤレス機器を備えた最先端の変形可能なクラスルームがあり、学生はクラスルーム内の個々の実験を開閉式のプロジェクションスクリーンで確認することができます。

    さらに特筆すべき点は、800万ドルを投じて建設された バイオロジー・ディスカバリー・センター には動物保護エリアがあります。このエリアには、さまざまな鳥や動物が生息しており(その中には、繁殖コロニーの設立を目指しているGranite Island Penguin など)、擬似的な自然環境の中で動物たちを観察し、飼育を通じてさまざまな場所での習性や変化を観察することができるように設計されています。

    フリンダース大学 バイオロジー・ディスカバリー・センター


    これらの施設を利用した研究プロジェクトはもちろんのこと、野生動物を扱う実際のフィールドワーク、フィールドトリップ、キャンプを通じて動物行動科学の仕事を実践できるような授業内容です。

    実際にコースに参加した留学生の体験談

    フリンダース大学のBachelor of Science(Animal Behaviour) コースに参加された学生の中から網干 晴奈さんの体験談を紹介します。
    実際の授業内容から、大学1年生、2年生と2回寄稿してくれましたので大学生活も含めご参考ください。
    【体験談 1年生】好奇心と情熱があれば大丈夫! 〜フリンダース大学で動物行動学〜
    【体験談 2年生】フリンダース大学で動物行動学の学生生活!

    入学条件と授業料

    Bachelor of Science(Animal Behaviour)へは、日本の高校卒業時の成績次第で、ダイレクトに進学できるか、またはFoundation コースの履修が必要か?が別れます。日本の高校の成績により Foundation 経由での進学になる場合は、アインズバリーカレッジにてフリンダース大学進学に向けた Foundationコースを開講しています。

    Eynesbury College の Foundation

    コース名Foundation Standard
    期間8ヶ月〜1年間
    入学1月, 4月, 10月
    学費年間 28,000ドル(2022年度)
    英語 ・IELTS Academic overall 5.5 (各セクション5.0)以上
    出願条件 ・日本の高校2年次を評定3(5段階)以上で修了していること

    日本の高校の成績評価が査定により認められた場合は、ダイレクトに進学できます。
    IB DIPLOMA をお持ちの方はスコア25以上でダイレクトに進学できます。

    Bachelor of Science(Animal Behaviour)

    コース名Bachelor of Science(Animal Behaviour)
    期間3年間
    入学3月, 7月
    学費年間 36,500ドル(2022年度)
    英語 ・IELTS Academic overall 6.0(Speaking と Writing が 6.0)以上
    出願条件 ・日本の高校卒業で、80%以上(生物学の履修済を推奨)の成績
    または
    ・Eynesbury College の Foundation Program を 350 以上の成績で修了
    または
    ・IB Diploma 25点以上

    出願に向けての準備


    1. まずは英語試験を受験してください
    まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
    日本英語検定協会
    http://www.eiken.or.jp/ielts/
    JSAF
    http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
    IDP Education
    https://ieltsjp.com/
    IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合は大学付属語学学校とセットでのお申込みとなります。
    2. 出願書類4点をご準備ください
    出願には下記4点の書類をご準備ください。
    • 高校の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • 高校の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
    • パスポートコピー
    3. 出願手続きスタート
    最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。当社にて出願手続きをスタートします。

    当社について、安心の現地サポート


    オーストラリア専門の無料留学エージェント
    当社オーストラリア留学センターは、日本に東京オフィス、そしてオーストラリア国内の主要6都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレード、パース)に自社の現地サポートオフィスを構え、全オフィスに日本人スタッフが常勤している唯一の日本エージェントです。

    オーストラリアの主要6都市にスタッフが在住しているメリットを最大限に生かし、「現地にいるからこそわかる、本当の学校情報をそのまま皆様にお伝えする」というシンプルな方針のもと、過剰な広告や留学フェアなどといった宣伝活動を一切行わず、オーストラリアの教育機関から支払われるサポート費のみで運営しております。ですので、よくある日本の留学エージェントと違い、手続きに対する手数料やサポート料は一切必要ありません。どこよりも確実な情報をもとに、安心してご留学をお任せいただくことができます。

    エージェント選びにおいて、そのエージェントから提供される情報量と質、提案力はもちろん、自分が留学する都市にそのエージェントの自社オフィスがあるのか?日本人スタッフが常勤しているのか?も重要なポイントとなります。留学はスタートしてからが本番です。留学前の準備段階において無駄なお金や時間を費やさないよう利用するエージェントはしっかり見極めて選びましょう。
    日豪全7オフィスの所在地は「当社について」、各カウンセラーとその所属オフィスは「スタッフ紹介」、当社のポリシーについては「皆様へのお約束」をご覧ください。
    豪政府認定教育カウンセラー資格

    当社のカウンセラーはオーストラリア政府公認の教育カウンセラー資格保持者QEACとして正式に登録されており、オーストラリア留学のアドバイス、進学プラン提案をする上で高い専門知識を保有するプロフェッショナルです。

    また、オーストラリアの各大学も認定する留学エージェントを厳選しており、近年、有資格カウンセラーが所属していることを条件としている大学が増えています。

    留学会社選びはもちろん、担当カウンセラーが「PIER認定のQEACに登録されているかどうか」もエージェント選びの重要なポイントです。利用するエージェント選びの基準にされると良いでしょう。
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    留学相談&お問い合わせ


    当社オーストラリア留学センターはフリンダース大学を含む全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

    同学以外にも映像・映画製作を学べる大学は複数あり、学力、英語力、希望内容、ご予算など詳しくお伺いしたうえで、おひとりおひとりに合う大学をご提案しております。
    オーストラリアの大学進学は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
    ※備考※
    ・本記事は2021年9月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
    ・学費は毎年改定されます。本記事では2022年度学費をご案内しております。
    ・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=82円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。

    グリフィス大学でツーリズム&ホテルマネージメントを学ぶ


    観光業がとても盛んな国、オーストラリア。現在はコロナウイルスの影響で国境が閉じているものの、世界中から観光客が訪れる人気の観光地です。日本人からはシドニー、メルボルン、ゴールドコースト、ケアンズが人気ですが、その他にも訪れてみたい魅力的なエリアは多数あります。都市だけでなく、オーストラリア特有の動物たちを見れるということも人気の理由。また、日本からは直行便も多数飛んでおり、時差もほとんどない為、アクセスの良さもポイントが高いですね。美しい自然はもちろん、治安も良く、地元の人々がフレンドリーなので安心して滞在できる旅行地としても知られています。
    このように、旅行で訪れる人が多いイメージのオーストラリアですが、教育大国としても高い評価を得ており、世界中から留学生が学びに来ています。今回は、そんな教育大国オーストラリアでツーリズム&ホテルマネージメントを学びたいという学生にお勧めのグリフィス大学で開講しているBachelor of International Tourism and Hotel Managementについて詳しくご紹介していきます。

    グリフィス大学はどんな大学?


    グリフィス大学はブリスベン、ゴールドコースト、ローガンにキャンパスを持つマンモス校。日本人はもちろん、世界中から留学生が集まって勉学に励んでいます。グリフィス大学にはキャンパスが5つありますが、お勧めはモダンな雰囲気のゴールドコーストキャンパス。まだ新しいキャンパスなので、校舎はとても綺麗で、公共交通機関でのアクセスも抜群。ゴールドコーストの中心地であるサーファーズパラダイスから路面電車で約20分ほどのところに位置しており、「Griffith University」という停車駅で降りればキャンパスに到着です。キャンパスには、オープンテラスのカフェや図書館などもあり、リラックスも勉学に集中できる環境もどちらも揃っています。
    開講しているコースは多岐に渡りますが、日本人から特に人気のあるコースがツーリズム&ホテルマネージメントコース。将来、ホテルやリゾート地などの宿泊施設、レストラン、遊園地などのレジャー施設、航空会社、旅行会社などの観光業でキャリアを積みたいとお考えの方にお勧めのコースとなります。

    当コースにて履修する科目一覧

    当コースは3年間となり、通常は1年間で2学期就学します。1学期間に履修する科目数は4科目なので、2学期で(1年間で)8科目を履修することになります。従って、卒業までの3年間で合計24科目を履修します。
    大学1年次
    1. Tourism System(観光システム)
    2. Tourism, Travel and Technology(観光と旅行とテクノロジー)
    3. Engaging Australia and the Asia Pacific(オーストラリアとアジア太平洋の関与)
    4. Why Money Matters(お金が重要な理由)
    5. The Purpose of Business(ビジネスの目的)
    6. Business Decision-Making(ビジネスの意思決定)
    7. Interpreting Tourism Management Information(観光管理情報の通訳)
    8. Language and Communication for Business and Commerce(ビジネスと商業の為の言語とコミュニケーション)、 または選択科目
    大学2年次、3年次
    1. 下記から2科目
      • Managing Risk in Tourism, Events and Hospitality(観光、イベント、接客におけるリスク管理)
      • Career Development(キャリア開発)
      • Financial Management for Tourism and Hotels(観光とホテルの財務管理)
      • Tourism and Hotel Economic Analysis(観光とホテルの経済分析)
      • ホテルマネージメント専攻の場合は下記の6つ
        • Rooms Division Management(ホテル客室部門の管理)
        • Managing Hospitality Service Experiences (ホスピタリティサービス体験の管理)
        • Hotel Revenue Management(ホテルの収益管理)
        • International Food and Beverage Management(国際的な食品および飲料の管理)
        • Hotel Distribution and Sales(ホテルの流通と販売)
        • Hotel Service Operations Management(ホテルサービス運営管理)
        • ツーリズム専攻の場合は下記の6つ
          • Tourism Impact Assessment (観光業における影響の評価)
          • Destination Management(旅行先の管理)
          • Tourism Futures(観光業の将来)
          • Sustainable Tourism Principles(持続可能な観光業の原則)
          • Destination Marketing(旅行先のマーケティング)
          • Tourism and Culture (観光と文化)
          • 残り6科目は、セカンドメジャー(専攻2つ目)から選ぶか、選択科目から選ぶ
    ※開講される科目は変更される場合がございます。

    大学本科のコース詳細


    日本の高校を卒業後、当コースへ直接入学できるか、もしくは付属カレッジにてディプロマコース経由になるかは高校の成績によって大学側に査定されます。下記は大学本科へ直接入学する場合の詳細となりますので、学力条件を満たしていない場合は、カレッジ経由の進学方法をご覧ください(後ほど記載)。
    コース名Bachelor of International Tourism and Hotel Management
    キャンパスゴールドコースト、もしくはブリスベン
    入学月3月、7月、11月
    就学期間3年間
    授業料30,500ドル(約253万円)/1年 ×3年 ※2022年度の費用
    学力条件高校の成績が5段階中3.7以上であること
    英語力基準
    • IELTSのアカデミックモジュールで6.5ポイント以上(各バンドスコアが6.0以上)
    • TOEFL iBTにて79以上 (各セクション19以上)
    • 付属もしくは提携語学学校にて規定の成績をクリアすること
    ※大学のコース詳細はこちらより。

    グリフィスカレッジについて


    大学本科に直接入学をするには高校の成績が足りない場合や、英語力が足りない場合は、グリフィス大学の付属カレッジであるグリフィスカレッジから進学が可能です。グリフィスカレッジでは、英語コース、ファウンデーションコース、ディプロマコースなどを開講しており、キャンパスは大学と同じになります。
    コース名Diploma of Hotel Management
    キャンパスゴールドコースト、もしくはブリスベン
    入学月3月、6月、10月
    就学期間8~12ヶ月間
    授業料30,500ドル(約253万円)※2022年度の費用
    学力条件高校の成績が5段階中2.8以上であること
    英語力基準
    • IELTSのアカデミックモジュールで5.5ポイント以上(各バンドスコアが5.0以上)
    • 付属もしくは提携語学学校にて規定の成績をクリアすること
    ※カレッジのコース詳細はこちらより。

    ディプロマコース経由で進学する場合

    ディプロマコース経由の場合、ディプロマコースを規定の成績以上で修了すればBachelor of International Tourism and Hotel Managementの2年次へ編入することができるので、下記のような進学スケジュールとなります。
    Diploma of Hotel Management→Bachelor of International Tourism and Hotel Management
    【1年目】ディプロマコース
    【2年目】大学本科コース(大学2年生)
    【3年目】大学本科コース(大学3年生)
    ※英語力が足りない場合は、ディプロマコース前に英語コースを受講することが可能

    出願に向けての準備

    1. まずは英語試験を受けましょう
    まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
    日本英語検定協会
    http://www.eiken.or.jp/ielts/
    JSAF
    http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
    IDP Education
    https://ieltsjp.com/
    2. 出願に必要な書類を準備しましょう
    出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

    • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
    • パスポートコピー
    3. 出願手続きスタート
    最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式にグリフィス大学への出願手続きをスタートします。

    留学相談&お問い合わせ先


    当社オーストラリア留学センターはグリフィス大学を含め全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

    お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
    ※備考※
    ・本記事は2021年9月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
    ・学費は毎年改定されます。本記事では2022年度学費をご案内しております。
    ・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=83円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。

    クイーンズランド大学で学ぶ公衆衛生学 – Public Health



    目次

    クイーンズランド大学(University of Queensland)の研究で、”毎週公園(Park)に30分以上いる人は、そうでない人に比べて高血圧になりづらく、精神的に安定している” という結果が発表されました。研究者のDanielle Shanahan氏によると、「公園は、心臓病、ストレス、不安、鬱のリスクを軽減する効果がある」そうです。

    Shanahan氏は、もっと環境を利用したアクティビティを増やす必要性を説いており、特に子どもがアウトドアに使う時間が多いと「心身の発達にポジティブな影響を及ぼし、環境への関心も高くなるだろう」と述べています。

    オーストラリアの鬱による社会的コストは年間12.6億ドルとも言われており、公園の効果に期待が寄せられます。
    参照元:the University of Queensland on 24 Jun 2016, “Dose of nature is just what the doctor ordered” accessed on 26 Jul 2016.

    このようなユニークな研究結果を発表したクイーンズランド大学では、学士と修士、それぞれの課程でPublic Health(公衆衛生)コースが開講されています。

    大学で学ぶ公衆衛生学(学士課程)


    同学学士課程では、Bachelor of Health Sciencesコースで選べる専攻の1つとしてPublic Healthを学ぶことができます。

    Public Health専攻では社会の人々全体の健康に焦点を当て、健康課題を判断、解決に向けたプランニング、管理、評価することを学び、地域社会へ疾病の予防と健康増進を助言します。

    また、Public Health専攻ではバイオメディカルサイエンス、公衆衛生、グローバルヘルス、健康における研究メソッド、医療政策、健康に関する法律や倫理など「健康」について幅広く多角的に学び、最終学年では習得した知識とスキルを活かして90時間の現場実習を行います。

    クイーンズランド大学への進学方法

    日本の普通高校を卒業したら、まず付属のUQ Collegeファウンデーションコース(大学準備コース)に入ります。ファウンデーションコースには下記3種類があり、学力と英語力によって選ぶコースが異なります。

    Extended コース(長期コース/42週)
    Extendedコース
    【期間】1年間
    【日程】2022年1月開始ー11月修了/6月開始ー2023年6月修了
    【英語】IELTS Academic5.0以上(各4.5以上)/TOEFL ibt 56以上(S13、L9、R9、W15点以上)/付属英語コースGE4コースにてGrade4以上の成績
    【学力】高2修了/5段階評価中3.0以上の成績を修めていること
    【学費】$39,970(2022年)
    Standardコース(標準コース/32週)
    Standardコース
    【期間】9ヶ月間
    【日程】2022年3月開始ー11月修了/9月開始ー2022年6月修了
    【英語】IELTS Academic5.5以上(各5.0以上)/TOEFL ibt 70以上(S15、L12、R12、W17点以上)/付属英語コースEAP1コースにてGrade4以上の成績
    【学力】高2修了/5段階評価中3.0以上の成績を修めていること
    【学費】$32,280(2022年)
    Acceleratedコース(短期コース/22週)
    Acceleratedコース
    【期間】4ヶ月間
    【日程】2022年9月開始ー2023年1月修了
    【英語】IELTS Academic 6.0(W6.0以上/その他5.5以上)
/TOEFL ibt 78以上(S17、L17、R17、W21点以上)/付属英語コースEAP2コースにてGrade4以上の成績
    【学力】高3修了/5段階評価中4.0以上の成績を修めていること
    【学費】$22,730(2022年)
    上記いずれかのファウンデーションコースを修了後、Bachelor of Health Scienceコースへ進学します。入学要項は次のとおり。
    Bachelor of Artsコース
    【期間】3年
    【入学】2月/7月
    【学費】38,160豪ドル×3年間=114,480豪ドル(約927万円)(2022年度)
    IB入学スコア基準点:30

    大学院で学ぶ公衆衛生学(修士課程)


    同学修士課程ではMaster of Public Healthコースが開講されており、公衆衛生の学問分野を6つの専攻に細分化し、より深く専門的に学んでいきます。
    選べる6つの専攻リスト
    • Alcohol, Tobacco and Other Drugs(アルコール、タバコ、薬物)
    • Global Health(グローバルヘルス)
    • Health Promotion and Disease Prevention(健康増進と疾病予防)
    • Indigenous Health(アボリジニ族の健康)
    • Nutrition(栄養)
    • Standard(スタンダード/特定の専攻なし)
    大学クイーンズランド大学(UQ)
    コースMaster of Public Healthコース
    期間1.5年間(3学期)
    入学2月/7月
    学費34,768×1.5年間=52,152豪ドル(約422万円)(2022年度)
    英語IELTS6.5以上(各6.0以上)またはTOEFL ibt 87以上(listening 19, reading 19, writing 21, speaking 19)
    条件 下記A, B, Cのうちいずれか1つを満たしていること

    【A】下記いずれかの分野の学士号を保持していること(GPA4/7以上)
    ・Behavioural and social sciences (Sociology, Psychology, Counselling)
    ・Biomedical Sciences
    ・Biostatistics
    ・Dentistry, Oral Health
    ・Development Studies
    ・Environmental Health
    ・Exercise and Sport Science
    ・Food Science
    ・Health Economics
    ・Health Management
    ・Medicine, Medical sciences
    ・Nursing
    ・Nutrition
    ・Occupational Health and Safety
    ・Occupational Therapy
    ・Pharmacy
    ・Physiotherapy
    ・Public Health or Health Sciences
    ・Science
    ・Speech Therapy
    ・Veterinary sciences.

    【B】健康医療分野で1年以上の就労経験があること(学士号の分野は不問)

    【C】Public Health(公衆衛生)分野におけるGraduate Certificate/Graduate Diploma 準修士号を保持していること

    安心の現地サポートオフィス


    オーストラリア専門の無料留学エージェント
    当社オーストラリア留学センターは、日本に東京オフィス、そしてオーストラリア国内の主要6都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレード、パース)に自社の現地サポートオフィスを構え、全オフィスに日本人スタッフが常勤している唯一の日本エージェントです。

    オーストラリアの主要6都市にスタッフが在住しているメリットを最大限に生かし、「現地にいるからこそわかる、本当の学校情報をそのまま皆様にお伝えする」というシンプルな方針のもと、過剰な広告や留学フェアなどといった宣伝活動を一切行わず、オーストラリアの教育機関から支払われるサポート費のみで運営しております。ですので、よくある日本の留学エージェントと違い、手続きに対する手数料やサポート料は一切必要ありません。どこよりも確実な情報をもとに、安心してご留学をお任せいただくことができます。

    ブリスベン現地サポートオフィス
    オーストラリア留学センターのブリスベン現地サポートオフィスでは、現地在住歴の長い経験豊富な日本人スタッフが、皆さんの現地での生活をサポートしています。勉強面から日常のちょっとした疑問までお気軽に日本語でご相談頂けるので、現地でも安心して留学生活をお過ごし頂けます。
    住所Level 18, 324 Queen Street Brisbane 4000
    電話07-3221-9999(オーストラリアから)
    050-8882-5959 (日本から)
    スタッフ林真生、小林芽衣

    留学相談&お問い合わせ


    当社オーストラリア留学センターはクイーンズランド大学を含む全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。学力、英語力、希望内容、ご予算など詳しくお伺いしたうえで、おひとりおひとりに合う大学をご提案しております。
    オーストラリアの大学進学は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
    ※備考※
    ・本記事は2021年10月現在の情報に基づき作成しております
    ・学費は毎年改定されます。本記事では2022年度学費をご案内しております。
    ・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=81円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。

    クイーンズランド大学で学ぶソーシャルサイエンス(社会科学)



    目次
    「Z世代」と呼称される1990年代後半~2000年代生まれの若い世代が成人を迎える年齢となった今、世界は社会的にも経済的にも、彼ら自身によって、彼ら自身の価値観を軸に形成されようとしています。

    オーストラリアの大学に進学を考えて本記事を読んでいる方のほとんども、この「Z世代」に当てはまっているでしょう。

    彼らはデジタルネイティブだからこそ社会問題や環境問題への意識が高いことも特徴で、理由として、SNSが生活の一部として浸透している中で今世界で起きている社会問題や環境問題に触れる機会が多いことが挙げられます。

    また、それについてオンラインで簡単に議論することが出来たり、SNSで自身の考えや思想をシェアすることが日常ルーティンとして定着していることから、これらを身近な課題として捉えやすい環境で育ってきました。

    更に、様々な社会問題や環境問題を、同世代の若者や友人、好きなアーティストなど身近にいるインフルエンサーが発信することでインクルージョン(自分自身も含めてみんなが当事者である)意識が芽生えやすいとも言えるでしょう。

    ソーシャルサイエンス(社会科学)とは

    ソーシャルサイエンス(社会科学)とは、自然環境だけでなく人間社会の問題にも「サステナブル」な解決に取り組む学問です。ひとりひとりが健康に安心して暮らしていくための福祉と持続維持可能な社会づくりを学びます。

    「社会福祉」や「社会づくり」と言うとあまりにも広義でその本質が捉えにくいかもしれませんが、身近で言うと例えばネットいじめも近年世界で大きな社会問題の1つとなっています。デジタル社会になりSNSが普及してから「Cyber-bullying」(ネットいじめ・サイバーいじめ)という言葉が出来、身分を明かさないオンライン上の誹謗中傷が多発。中には自殺に追い込まれるなど生命に関わる深刻な課題となっています。

    大学で学ぶソーシャルサイエンス(社会科学)コースには専攻が細かく別れており、Cyber-bullyingを受けた被害者の精神的ケアや社会復帰、Cyber-bullyingの無い社会づくりへの取り組みを学ぶ科目もあります。

    また、2020年に話題となったBlack Lives Matterを機により問題意識が高まった人種問題社会的格差も、世界の大きな社会問題の1つです。ソーシャルサイエンス(社会科学)では、人種、性別、貧富、障がいなどあらゆる差別問題の解決に取り組み、すべての人びとが平等で平和に健康に暮らせる社会づくりを目指します。

    このように、ソーシャルサイエンス(社会科学)は、社会の抱える問題解決に取り組みたい方や、「人」と「社会」を繋ぐサポートに興味のある方におすすめの学問です。

    クイーンズランド大学で学ぶソーシャルサイエンス

    クイーンズランド大学は社会科学&人文科学において全豪NO.1
    NO.1 in Australia for social sciences and humanities
    CWTS Leiden Ranking 2020より

    クイーンズランド大学で学ぶソーシャルサイエンスコースでは、貧困、不平等、人種差別、健康や病気、気候変動などの様々な社会問題を、地方、国、国際レベルで学びます。社会学や政策学、地理学、政治学、国際関係学、文化人類学・・・など、社会問題を形成する様々な要因を多角的に考察していきます。

    まずは社会正義、政策研究、コミュニティや産業との繋がりについてしっかりと基礎知識を養い、主な社会問題に取り組むために必要な実践ベースのスキル、価値観、知識の基礎を習得。さらに実践的な業務スキルとしては、公共政策の設計と評価、社会的影響の評価、消費者を守る仕組み、社会的計画と研究も学びます。

    このようにクイーンズランド大学では社会問題を学ぶだけでなく、それを解決するための具体的な業務スキルを習得していきます。

    同コースで習得する知識とスキル
    ✔ 社会問題の解決に必要なスキル、価値観、知識

    ✔ 政策立案と消費者を守る仕組み、公の場でのコミュニケーションスキル、異文化理解、レポート作成、プロジェクト管理、社会調査

    ✔ 1年間に渡って行う研究プロジェクトから得る実践スキル

    選べる3つの専攻分野

    上記で述べたソーシャルサイエンスの基礎知識と実践スキルに加え、次の3分野から専攻を選びさらに専門性を深めていきます。

    専攻1. Development – 開発

    国際開発およびコミュニティ開発の問題を、社会科学の視点から学びます。開発の社会的影響、社会政策・環境政策、ならびに国際援助およびコミュニティ開発プロジェクトが担う役割を分析します。

    将来のキャリアとして、地域・国・国際レベルでの援助、社会科学の研究、ソーシャルプランナー、コミュニティー支援、社会福祉に興味のある方におすすめの専攻です。
    ソーシャルワーク(社会福祉学コース)
    この分野をさらに追究したい方は、ソーシャルワーク(社会福祉学コース)もおすすめです

    専攻2. Environment and Society – 環境と社会

    人間社会が自然環境に与える影響について学びます。人間の社会的、政治的、経済的、文化的活動が、気候変動、土地の開墾、廃棄物などの自然環境問題にどのように影響しているかを学ぶことで、これらを解決する糸口を探ります。また、その分析スキルとリサーチスキルを養います。

    また、社会的および環境的不公正、環境的人種差別および暴力、紛争政治、行動主義、および社会的変化など世界的な問題をトピックとして取り上げます。

    専攻3. Health and Social Policy – 健康と社会政策

    人の健康と病気に影響を与える社会的および倫理的要因を学びます。医療制度の仕組み、社会科学と医療との関連性、さらに人々が心身ともにより健康で長生きするために重要となる地域的要因および世界的な要因に焦点を置いて学びます。

    資本主義と病気の関係、および健康の社会的決定要因、文化的決定要因、環境的決定要因についての理解を深め、それらを変えるために必要なスキルを習得します。

    卒業後、ヘルスサービスマネージャー、コミュニティヘルスプランナー、公共政策アドバイザー、研究責任者、コミュニティサポートワーカーとしてのキャリアに興味のある方におすすめの専攻です。
    パブリックヘルス(公衆衛生学コース)
    この分野をさらに追究したい方は、パブリックヘルス(公衆衛生学コース)もおすすめです

    クイーンズランド大学の入学要項(大学学士課程)

    日本の普通高校を卒業したら、まず付属のUQ Collegeファウンデーションコース(大学準備コース)に入ります。ファウンデーションコースには下記3種類があり、学力と英語力によって選ぶコースが異なります。

    1.Extended コース(長期コース/42週)

    Extendedコース
    【期間】1年間
    【日程】2022年1月開始ー11月修了/6月開始ー2023年6月修了
    【英語】IELTS Academic5.0以上(各4.5以上)/TOEFL ibt 56以上(S13、L9、R9、W15点以上)/付属英語コースGE4コースにてGrade4以上の成績
    【学力】高2修了/5段階評価中3.0以上の成績を修めていること
    【学費】$39,970(2022年)

    2.Standardコース(標準コース/32週)

    Standardコース
    【期間】9ヶ月間
    【日程】2022年3月開始ー11月修了/9月開始ー2022年6月修了
    【英語】IELTS Academic5.5以上(各5.0以上)/TOEFL ibt 70以上(S15、L12、R12、W17点以上)/付属英語コースEAP1コースにてGrade4以上の成績
    【学力】高2修了/5段階評価中3.0以上の成績を修めていること
    【学費】$32,280(2022年)

    3.Acceleratedコース(短期コース/22週)

    Acceleratedコース
    【期間】4ヶ月間
    【日程】2022年9月開始ー2023年1月修了
    【英語】IELTS Academic 6.0(W6.0以上/その他5.5以上)
/TOEFL ibt 78以上(S17、L17、R17、W21点以上)/付属英語コースEAP2コースにてGrade4以上の成績
    【学力】高3修了/5段階評価中4.0以上の成績を修めていること
    【学費】$22,730(2022年)
    上記いずれかのファウンデーションコースを修了後、Bachelor of Social Scienceコースへ進学します。入学要項は次のとおり。
    Bachelor of Social Scienceコース
    【期間】3年
    【入学】毎年2月/7月
    【学費】33,056豪ドル×3年間=99,168豪ドル(約803万円)(2021年度)
    IB入学スコア基準点:27

    クイーンズランド大学の入学要項(大学院修士課程)

    Australian Association of Social Workers (AASW) 認定、ソーシャルワーカーを目指すコースです。1.5年コースでは600時間、2年コースでは1,000時間の臨床実習が含まれます。
    コースMaster of Social Work Studies
    期間1.5年/2年
    入学2月
    学費1.5年コース
    28,352豪ドル×1.5年=42,528豪ドル(約345万円)(2022年度)

    2年コース
    28,352豪ドル×2年=56,704豪ドル(約460万円)(2022年度)
    条件 1.5年コース
    ・大学の成績が57%以上であること
    ・取得した学士号の分野がHuman Servicesであること(またはこれに関連する分野)
    ・ポートフォリオの提出(ソーシャルワークにおける業務経験、実績、学んできたスキル、自分の仕事に対する理念などを記載したプロフェショナル・ポートフォリオ)

    2年コース
    ・大学の成績が57%以上であること
    ・大学でSocial and Behavioural Sciences(社会科学/行動科学)を1年以上就学していること
    英語IELTS7.0以上(各7.0以上)またはTOEFL ibt 100以上(L25, R25, W27, S23)
    上記以外にも、クイーンズランド大学院修士課程には、ソーシャルサイエンスに関連するコースが複数開講されています(下記一例)。関連する他コースにも興味のある方はお問い合わせください。
    ・Master of Counsellingコース
    ・Master of Mental Healthコース
    ・Master of Governance and Public Policy

    出願に向けての準備


    1. まずは英語試験を受けましょう
    まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
    日本英語検定協会
    http://www.eiken.or.jp/ielts/
    JSAF
    http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
    IDP Education
    https://ieltsjp.com/
    IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合は大学付属語学学校とセットでのお申込みとなります。
    2. 出願に必要な書類4点を準備しましょう
    出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。
    大学進学を目指す方(学士課程への出願)
    • 高校の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • 高校の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
    • パスポートコピー
    大学院進学を目指す方(修士課程への出願)
    • 大学の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • 大学の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
    • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
    • パスポートコピー
    • (必要に応じて)ポートフォリオ
    3. 出願手続きスタート
    最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式に出願手続きをスタートします。

    安心の現地サポートオフィス


    オーストラリア専門の無料留学エージェント
    当社オーストラリア留学センターは、日本に東京オフィス、そしてオーストラリア国内の主要6都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレード、パース)に自社の現地サポートオフィスを構え、全オフィスに日本人スタッフが常勤している唯一の日本エージェントです。

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    ブリスベン現地サポートオフィス
    オーストラリア留学センターのブリスベン現地サポートオフィスでは、現地在住歴の長い経験豊富な日本人スタッフが、皆さんの現地での生活をサポートしています。勉強面から日常のちょっとした疑問までお気軽に日本語でご相談頂けるので、現地でも安心して留学生活をお過ごし頂けます。
    住所Level 18, 324 Queen Street Brisbane 4000
    電話07-3221-9999(オーストラリアから)
    050-8882-5959 (日本から)
    スタッフ林真生、小林芽衣

    留学相談&お問い合わせ


    当社オーストラリア留学センターはクイーンズランド大学を含む全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。学力、英語力、希望内容、ご予算など詳しくお伺いしたうえで、おひとりおひとりに合う大学をご提案しております。
    オーストラリアの大学進学は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
    ※備考※
    ・本記事は2021年10月現在の情報に基づき作成しております
    ・学費は毎年改定されます。本記事では2022年度学費をご案内しております。
    ・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=81円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。