フリンダース大学で「古生物学(化石)」を学ぶ


2021年9月、南オーストラリア州にある ピンパ湖にて 2500万年前の世界最古の鷲型猛禽類の1つ「鷲(わし)」の化石が発見されたことが報道されました。

南オーストラリア州アデレードにあるフリンダース大学では、過去に生きていた生物(古生物)を研究する古生物学の研究チームがあり過去にはオーストラリア最古のトカゲの化石の発掘と研究論文なども発表されています。

古生物学(Palaeontology)とは?


古生物学は、過去に生きていた生物(古生物)を研究する学問です。 「生物の化石」を1番に思い浮かべると思いますし、その「化石の学問」で間違いありません。
ただ、化石と聞いて、考古学?と混同される方もいらっしゃいますので、違いをはっきりしておきましょう。

考古学は文系、古生物学は理系

●●遺跡で「○億年前の化石」が出た!などの報道を目にすると、考古学を思い浮かべる人もいらっしゃると思います。

実際の研究分野で言うと、考古学は土器、土偶、遺物、遺跡 などが研究分野で「人間の歴史の痕跡」が主に研究対象です。大きく分類すると「歴史学(文系)」の要素を含んでいます。 代表的な 映画で言うと遺跡(宝物)にまつわる冒険ストーリー「インディージョーンズ」の主人公が「考古学者」です。

古生物学は、化石などで発見される「生物(動物、植物、微生物など )」や、それに関わるあらゆる「現象とその歴史」が研究分野です。大きく分類すると「生物学(理系)」です。代表的な 映画で言うと遺伝子工学で蘇った恐竜(古生物)にまつわるストーリー「ジュラシックパーク」の主人公が「古生物学者」です。

双方はとても近いところで語られることも多いですが、生物学、地質学、環境化学、地球科学などサイエンスの観点から古生物学を選択授業で学ぶ大学が多く、一部にて考古学の中で選択授業として 古生物学を学ぶ大学もあります。

古生物学を学士号で学べる大学は少ない中、下記のフリンダース大学をご紹介します。同分野で研究者を目指す人はぜひご参考ください。

フリンダース大学を選ぶ理由


冒頭の2500万年前の鷲の化石発見なども含め、世界クラスの最新古生物研究ラボとオーストラリア最大の古生物学術研究チーム、古生物学を学ぶ最高の環境が整っています。

(1)オーストラリア最大の古生物学術研究チームと最高の教授陣

古生物学では最大の 6人の専門教授、25人以上の研究者がフリンダース大学に在籍しており、フリンダース大学の古生物学は、Professor Gavin Prideaux(ギャビン・プリドー教授)とProfessor John Long(ジョン・ロング教授)が率いています。同分野での研究成果から得られる助成金額もオーストラリア国内では最大を誇ります。

Professor Gavin Prideauxは、哺乳類の進化、絶滅、環境変化に対する種の反応については、世界的に知られた権威です。
Professor John Longは、脊椎動物古生物学会の会長を務め、世界最古の脊椎動物の胚を発見するなど、脊椎動物の初期進化に関する研究で世界的に有名な教授の一人に数えられています。

(2)世界クラスの古生物学研究ラボ

フリンダース大学では、化石の研究、保管、準備のための最先端技術と設備を110万ドルで「古生物学研究ラボ」を設立しました。
古生物学研究ラボには、共焦点顕微鏡施設、大規模な化石コレクション、広範な専門図書館を備えています。


(3)古生物学研究のネットワーク

Flinders University Palaeontology Society (FUPS) (フリンダース古生物学協会)として、志を同じくする古生物学研究者のグループがフリンダース大学の学生主体で運営されています。フリンダース大学の古生物学はオーストラリア国内での最大規模を誇りますので、世界中に卒業生、古生物学に関わりを持つ方々がおり、フリンダース大学のキャンパスを拠点としながらも世界中にメンバーが存在します。
フリンダース大学古生物学協会はメンバーに実地調査、フィールドトリップ、ワークショップ、ラボでの化石作成など、社会的・教育的活動に参加する機会を提供していますから、在学中には同協会内での活動、卒業後も同協会と活動の機会を持つことができます。

コース概要

フリンダース大学では、3年間の学士号 Bachelor of Science – Palaeontology 、4年間の優等学位の Bachelor of Science – Palaeontology (Honours)、そして博士課程の Doctor of Philosophy が開講しています。

またコース中は、さまざまな現場や実験室での実践的な経験を積むことができます。
最先端の古生物研究ラボや共同プロジェクト、そしてオーストラリア哺乳動物化石出土地域に指定されているナラコート洞窟(SA)とアルコータ化石保護区(NT)にて、実際の化石堆積物を発掘、分析します。

オーストラリア哺乳動物化石出土保護地区
南オーストラリア州の世界自然遺産に登録されている ナラコート洞窟国立公園は、オーストラリア大陸の哺乳動物の化石が出土しており、オーストラリア大陸の哺乳動物の進化を研究する上で非常に重要視されています。ナラコート洞窟国立公園ではオーストラリア固有の有袋動物の化石を観察することができます。

Bachelor of Science (Palaeontology)

学士号では、生物学、生物保全、生物統計学、環境科学、地球科学などを組み合わせて 古生物学を学びます。また選択科目では、考古学、動物行動学、植物学、など様々な分野から科目選択ができる様に設計されています。

Bachelor of Science (Palaeontology) 履修科目単位の内訳は、
・必修 18科目(81単位)
・選択 6科目(27単位)
の組合せとなり、1科目4.5単位として、卒業までに 3年間の108単位(24科目)を履修することになります。

1年次必修 6科目 + 選択 2科目
  • Human Evolution (人類の進化)
  • Evolution of Biological Diversity (生物多様性の進化)
  • Molecular Basis of Life (生命の分子的基礎)
  • Earth and Environmental Sciences (地球・環境科学)
  • Nature of STEM (STEMの本質)
  • Biostatistics (生物統計学)
  • Elective topics(選択科目) X 2科目
2年次必修 6科目+選択 2科目
  • Experimental Design and Statistics for Biology (生物学のための実験計画と統計)
  • Vertebrate Anatomy and Evolution (脊椎動物の解剖学と進化)
  • Ecology (生態学)
  • Animal Diversity (動物の多様性)
  • Geological Processes (地質学的プロセス)
  • Scientific Illustration (科学的標本・図面)
  • Elective topics(選択科目) X 2科目
3年次必修 6科目+選択 2科目
  • Human Impacts and Biodiversity (人類の影響と生物多様性)
  • Vertebrate Palaeontology (脊椎動物の古生物学)
  • Global Climate Change (地球規模の気候変動)
  • Field Studies in Environmental Disciplines (環境分野のフィールドスタディ)
  • Geology of Australia (オーストラリアの地質学)
  • Research Project in Science (研究プロジェクト)
  • Elective topics(選択科目) X 2科目
古生物学における選択科目。各年次に2科目/3年間で6科目を選択
  • Archaeology of the First Australians (オーストラリア先住民族の考古学)
  • Environmental Archaeology (環境考古学)
  • Introduction to Biodiversity and Conservation (生物多様性と保全入門)
  • Introduction to Animal Behaviour (動物行動学概論)
  • Foundations of Animal Behaviour (動物行動学の基礎)
  • Restoration Ecology (修復生態学)
  • Plant Biology (植物生物学)
  • Integrative Physiology of Animals and Plants (動植物の統合生理学)
  • Research in Animal Behaviour (動物行動学の研究)
  • Conservation and Ecological Genetics (保全と生態学的遺伝学)
  • Marine Mammals, Birds and Reptiles (海洋哺乳類・鳥類・爬虫類)
  • Ecology and Geomorphology of Coastal Environments (沿岸環境の生態学と地形学)
  • Coastal Processes (沿岸地質学的・海洋学的プロセス)
  • Introduction to Geographical Information Systems (地理情報システム入門)
  • Airborne Remote Sensing and Photogrammetry (空中リモートセンシングと画像処理)

Bachelor of Science – Honours (Palaeontology)

研究者を目指すなら3年間のBachelor of Science(Palaeontology)を優秀な成績(GPA5以上)で終了後、興味のある特定の古生物学的分野に焦点を当てた研究プロジェクトでスーパーバイザーの承認後、4年目の Honous (優等学位)にて継続して研究科目を履修します。Honoursでは、研究科学者になるために必要スキルを養います。

Honours (Palaeontology) 1年間の履修科目単位の内訳は、
・必修 3科目(13.5単位)
・研究 5科目(22.5単位)
の組合せとなり、1科目4.5単位として、1年間の36単位(8科目)を履修することになります。

古生物学 Honours(優等学位) 科目
  • Honours Critical Readings (優等教育クリティカルリーディング)
  • Honours Statistics and Research Design (優等教育の統計と研究デザイン)
  • Research Methods for Honours (優等教育における研究方法)
  • Honours Research Project in STEM (優等教育における研究プロジェクト) X 5科目相当

入学条件と授業料


Bachelor of Science (Palaeontology) へは、日本の高校卒業時の成績次第で、ダイレクトに進学できるか、またはFoundation コースの履修が必要か?が別れます。

日本の高校の成績により Foundation 経由での進学になる場合は、アインズバリーカレッジにてフリンダース大学進学に向けた Foundationコースを開講しています。

Eynesbury College の Foundation

コース名Foundation Standard
期間8ヶ月〜1年間
入学1月, 4月, 10月
学費年間 28,000ドル(2022年度)
英語 ・IELTS Academic overall 5.5 (各セクション5.0)以上
出願条件 ・日本の高校2年次を評定3(5段階)以上で修了していること

日本の高校の成績評価が査定により認められた場合は、ダイレクトに進学できます。
IB DIPLOMA をお持ちの方はスコア25以上でダイレクトに進学できます。

Bachelor of Science (Palaeontology)

コース名Bachelor of Science (Palaeontology)
期間3年間
入学3月, 7月
学費年間 36,500ドル(2022年度)
英語 ・IELTS Academic overall 6.0(Reading と Writing が 6.0)以上
出願条件 ・日本の高校卒業で、80%以上(生物学の履修済を推奨)の成績
または
・Eynesbury College の Foundation Program を 350 以上の成績で修了
または
・IB Diploma 25点以上

化石と聞くと「太古の恐竜」に思いを馳せ、ワクワクして夜も眠れない方はもちろんのこと、古生物、化石の研究者を目指す方、ぜひフリンダース大学でその1歩を踏み出してみてください。
古生物学に興味のある方はぜひお問合せください。

出願に向けての準備


1. まずは英語試験を受験してください
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合は大学付属語学学校とセットでのお申込みとなります。
2. 出願書類4点をご準備ください
出願には下記4点の書類をご準備ください。
  • 高校の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 高校の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。当社にて出願手続きをスタートします。

当社について、安心の現地サポート


オーストラリア専門の無料留学エージェント
当社オーストラリア留学センターは、日本に東京オフィス、そしてオーストラリア国内の主要6都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレード、パース)に自社の現地サポートオフィスを構え、全オフィスに日本人スタッフが常勤している唯一の日本エージェントです。

オーストラリアの主要6都市にスタッフが在住しているメリットを最大限に生かし、「現地にいるからこそわかる、本当の学校情報をそのまま皆様にお伝えする」というシンプルな方針のもと、過剰な広告や留学フェアなどといった宣伝活動を一切行わず、オーストラリアの教育機関から支払われるサポート費のみで運営しております。ですので、よくある日本の留学エージェントと違い、手続きに対する手数料やサポート料は一切必要ありません。どこよりも確実な情報をもとに、安心してご留学をお任せいただくことができます。

エージェント選びにおいて、そのエージェントから提供される情報量と質、提案力はもちろん、自分が留学する都市にそのエージェントの自社オフィスがあるのか?日本人スタッフが常勤しているのか?も重要なポイントとなります。留学はスタートしてからが本番です。留学前の準備段階において無駄なお金や時間を費やさないよう利用するエージェントはしっかり見極めて選びましょう。
日豪全7オフィスの所在地は「当社について」、各カウンセラーとその所属オフィスは「スタッフ紹介」、当社のポリシーについては「皆様へのお約束」をご覧ください。
豪政府認定教育カウンセラー資格

当社のカウンセラーはオーストラリア政府公認の教育カウンセラー資格PIER(Professional International Education Resources)を保持しており、オーストラリア留学のアドバイス、進学プラン提案をする上で高い専門知識を保有するプロフェッショナルであるQEAC(豪政府認定教育エージェントカウンセラー)として正規登録されております。

また、オーストラリアの各大学も認定する留学エージェントを厳選しており、近年、PIER資格を持つカウンセラーが所属していることを条件としている大学が増えています。

留学会社選びはもちろん、担当になるカウンセラーが「PIER認定のQEACに登録されているかどうか」もエージェント選びの重要なポイントです。利用するエージェント選びの基準にされると良いでしょう。
当社のPIER認定のQEAC登録カウンセラーは「PIER資格保持者紹介」をご覧ください。

留学相談&お問い合わせ


当社オーストラリア留学センターはクイーンズランド工科大学を含む全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

同学以外にも映像・映画製作を学べる大学は複数あり、学力、英語力、希望内容、ご予算など詳しくお伺いしたうえで、おひとりおひとりに合う大学をご提案しております。
オーストラリアの大学進学は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2021年9月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2022年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=82円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。

私立在外教育施設卒業後の大学進学(出願手続き)について

私立在外教育施設について

私立在外教育施設とは、日本国外に居住する日本国籍保持者のために、学校教育法に規定する教育を実施することを目的とした教育施設で、文部科学大臣認定の学校です。

厳密には、国内の学校法人等が母体となり「日本の私立校の海外分校」として、運営され、現在世界には下記の7校が運営されています。
私立在外教育施設を卒業する多くの方は、日本の本校に進学する生徒が多いのですが、近年は海外で学ぶことに魅力を感じ、オーストラリアの大学進学を検討される方も 増えています。

オーストラリアの大学出願時の注意点


私立在外教育施設を卒業した場合の注意点としては、まさに出願時に正しい情報を伝えるという点です。

私立在外教育施設は、日本の高等学校と同等の課程を有するとした文部科学省の認定をうけており、卒業後は日本国内の大学入学資格もあります。ですが、日本の高校を卒業した場合と同様ではありません。

そのため、ご自身で出願手続きを進めたものの、この教育機関についての違いを大学に伝えておらず(正しく説明できておらず)、大学によっては規定の成績基準に達していないと判断されてしまったという場合もあります。

これは出願を行う場合、個人で出願する場合の願書には、この違いを説明する項目などがないため、学校担当者に正しい情報を伝えられないということがあるためです。

オーストラリアの大学出願もサポート

当社では私立在外教育施設卒業後の出願手続きも数多く承っており、出願及び出願後のサポートも、無料で承っております。

出願の際も、上記の教育機関の違いを踏まえた上で手続きを進めておりますので、大学出願をご検討の際は、是非ご連絡ください。

グリフィス大学、ゴールドコーストキャンパス授業体験!

今週はゴールドコーストキャンパスで行われた、グリフィス大学公認エージェント向けのセミナー&ワークショップに、ブリスベンオフィスの林と私で参加してきました!




※ブリスベンからバスでたった1時間で到着!

“Griffith Experience Day” と名付けられたこのワークショップで、普段通りのグリフィス大学に潜入し、キャンパスを歩き回り、模擬授業を体験したり、授業で使う設備や機材についても間近で見たり触れてきました。

健康科学(Health Science)、またジャーナリズム(Communication and Journalism)のコースを重点的に見学し、学生さんたちがどのようにグリフィス大学で学んでいるのかを知るとても良い一日となりました。

今日はその様子をご紹介します!


その前に‥グリフィス大学はどんな学校?


グリフィス大学は、クイーンズランド州ゴールドコーストブリスベンに6つのキャンパスを構える公立大学です。ローカルの学生はもちろん、130カ国籍の留学生も合わせ総勢5万人もの学生が学んでいます。

世界の大学ランキングで言うとグリフィス大学は大学の上位2%に入る優良大学で、留学生の数も多いことから、留学生向けのサポートも厚いです。

充実した学習環境と実戦的な授業・また進学パスウェイも豊富なことから、グリフィス大学の看護学は世界2位、オーストラリア1位にランクインしています!

ホスピタリティ&レジャーマネジメントでも世界5位(オーストラリア1位)、その他様々な分野で世界レベルの授業内容と認められています。



ゴールドコーストキャンパスはどんな雰囲気?


グリフィス大学はブリスベンにもキャンパスがありますが、ゴールドコーストとブリスベンだとまた雰囲気が違います。

ゴールドコーストは海の都市。大学からビーチも20分の距離です。より大らかで、リラックスした雰囲気を楽しむことができました。キャンパス内に緑が多いのもとても良い環境だなと思います。


※大きなスチューデントセンターが心強い‥!


※学内カフェ周辺はみんなの憩いの場です


※スポーツ施設が充実!オリンピックでも使えそうな陸上トラックやプール


※学内道路には虹がかかっていて可愛かったです:)

Health Science

Biomedical Science

まず体験したのは生物医学(Biomedical Science)の授業。



体の内部、臓器をスキャンする機材を使って、教授は腕の内部を例に取り様々説明をしてくださいました。この機械を通すと血管や筋肉、細胞、血液の流れなど様々なデータをチェックすることができます。

この機材から得られるデータから様々な病気やリスクを発見することもできます。健康な身体、また病気にかかってしまったときの身体内部の状況、どちらもしっかり知っておくことが大事なのですね。

Medical Science

Medical Science(医療科学)の模擬授業は一番びっくりしたかもしれません。

今まで実際にあった症例をBot(ボット)にし、患者さんとのメッセージでのやりとりを実体験することができます。現場で患者さんにまず聞かなければいけない、個人や身体の情報を質問すると答えが返ってきて、そこからまたメッセージを続けていきます。



今はタイピングでのやり取りですが、今後はこれが口述になっていくとのこと!テクノロジーの進化はすごいです。

また、これだけでなく、教授はVRのヘッドセットを被ると、教授の視界がモニターに現れました。そして手や指を動かすとVR上のボタンが押せたり、画面展開を変えたり…

今回の授業では「新型コロナウィルス」を例に取った説明だったのですが、画面上にウィルスを出現させ、触ってウィルスを自在に回してみたり‥


※VRのセットは現在学部に20台あるので教授だけでなく学生さんたちも授業で使います。

デバイス操作で遠隔で操作できる画面が付いた可動式ロボットもありました。自分が現場にいない場合でも、患者さんの様子を見たり、質疑応答したりと色々な使い方があるそう。


テクノロジーが進歩して学び方のスタイルも大きく進化していることに仰天しました!!

Pharmacy



薬学を勉強する学生さんたちは、薬、処方箋、パソコンにプリンターを目の前に2−3人のチームごとに分かれて忙しそうに勉強していました。

驚いたのはその薬や処方箋の量!在学中にこれだけ沢山の実習を重ねているからこそ、社会に出てから困らないスキルが身につくのだと思いました。

もちろんサボっている学生さんは一人もおらず、真剣な眼差しが印象的でした。


グリフィス大学には附属病院もあり、医療、看護関係は本当に力が入っているんだなということを身を以て実感できました。


※休み時間、車椅子にマネキンを押して次の授業に向かう学生さんたち‥手慣れたものです。

Communication and Journalism

インパクトが一番大きかったのは報道の実習室。足を踏み入れると強いスポットライトがいくつもあり、TV収録で使われているのと同じ大きなカメラが3台ありました。教室ではなく、ニューススタジオに来たのかと錯覚してしまうほどのセット!



カメラやマイクはもちろん、音や光の調整などができる機材もガラス越しの別室にあります。収録に必要なものは全て揃っていました。



こちらの模擬授業では、ニュース番組を模倣して番組の冒頭を撮影しました。

3台あるカメラはそれぞれ映している場所が違い、全てのアングルが番組で使われます。教授からカメラワークについての説明を受けて、いざ本番!私はドキドキしながら全体を映す2カメを担当させていただきました。



本格的な機材を目の前にちょっと怯みましたが、撮影は無事完了!


※ラジオ局と同じセッティングの実習室もあります!

一日を通し、普段のグリフィス大学の授業を垣間見ることができ、雰囲気や学生さんの様子もしっかり見ることができました。

大きなキャンパスと充分な設備、親切で経験たっぷりの教授陣たち、留学生サポートのもと思いっきり学べるのは人生の中でとても貴重な時間になると感じました。

オーストラリアの都市の中で一番ビーチと生活が近い都市、ゴールドコーストでの留学生活送ってみませんか?

最後に‥ゴールドコースト留学生活の嬉しいポイント!



① 60kmに渡る美しすぎるビーチが生活の一部になる

② 年間300日を超える青空と太陽が気分とモチベーションを上げてくれる

③ 年間平均気温は15−25度。寒さ知らずの温暖な気候が楽しめる

④ 豊かすぎる自然にすぐアクセスできる

⑤ オーストラリアの3番目に大きな都市、ブリスベンへは車で1時間

⑥ ヒッピーカルチャーが根付く、ヨガとサーフィンのメッカバイロン・ベイへも車で1時間

⑦ オーストラリアで一番生活コストが安い(Affordability)

⑧ 家賃はシドニーの約40% OFF

⑨ 専門・大学通学者は交通費50% OFF

⑩ 都市の規模から人とのつながりを作りやすい

オーストラリアン・カソリック大学で学ぶ看護学

問い合わせの中でも比較的多いのが、看護学コース。オーストラリアには看護学を提供している大学はたくさんあり、特に日本の現役の看護師さんや、高校卒業した後に看護を海外で学びたい方からよくお問い合わせを頂きます。

ですが、英語力が他の学士号コースより高いことや、日本で看護師資格を持っていても再度学士を学び直すことに躊躇い、コース自体の受講を最終的に諦める方もいらっしゃいます。

看護師はオーストラリア、そして世界でも必要不可欠な職業であり、こちらで学士を取ればその可能性は広がります。

本日は看護コースを取る前に知っておいてほしいこと、そして受講するとなった上での受講するコースとしてオーストラリアン・カソリック大学(ACU)の学士号「Bachelor of Nursing」をご紹介したいと思います。


オーストラリアの看護コースに関しては、オーストラリアで正看護師も是非御覧ください!

目次

看護コースを取る前に知っておきたい事

看護学をオーストラリアで勉強したいとお考えの方に、選択肢、そして英語力、などについてご案内します。

看護と言ってもコースの選択肢はたくさん

看護学を勉強する場合、下記のような様々な選択肢(コース)があります。ご自身の目的により習得する学位が変わってきます。まずはご自身がどこまで習得したいかが、コースを選ぶ上で重要となります。

Diploma of Nursing
オーストラリアの様々な大学やTAFEで習得することが出来ます。Enrolled Nurse(准看護師)の資格が取得可能ですので、正看護師を目指す方はDiplomaから始めたとしてもBachelorまでの修了が必要です。准看護師として、病院、老人ホームやリハビリ施設、メンタルヘルスなどの就職が考えられます。高校を卒業していれば入学資格を得ることが出来ます。

Bachelor of Nursing
オーストラリアの様々な大学で習得することが出来ます。現在オーストラリアにある大学のうち30校以上が、このコースを提供しております。

もし看護師としての経験がない場合は、そのほとんどの大学が 大学開始前にFoundationコースやDiplomaコースからの入学を推奨していますが、いくつかの大学では直接入学も可能です。(後ほど紹介するACUはBachelorから直接入ることが可能です。)

Bachelorを修了後、AHPRA(The Australian Health Practitioner Regulation Agency)への看護師登録をします。

Master of Nursing
ご卒業された学士号の履修教科によっては、日本で看護学以外の学士号を保持している方はMaster of Nursingのコースを選ぶことが可能になります。
Masterを修了することでAHPRAへの登録資格を得ることも可能にします。

自分の英語力を事前に知っておく

オーストラリアで看護師を目指される方にとって、この英語力の問題は大きな壁です。現在オーストラリアでは、上記どのコースを目指す場合でも、IELTSのアカデミック・モジュールであれば、総合7.0(各セクション 7.0)を満たしていることが条件となります。

看護師を目指すことを決める前に、まずはご自身の英語力を測ってみましょう。IELTSやTOEFLなどを受験頂き、弊社まで希望大学と共にスコアを教えていただければ、実際に看護コースに入るまでに英語コースでどのくらいの週数が必要かの査定が可能です。

見積もりも可能ですので、看護免許を取るまでに合計で何年かかるのか、そして予算はいくら位かかるのかを実際に計算してみることでより現実化することが出来ます。

日本で看護師免許を習得し経験をお持ちの方は

Bachelorを目指す場合、実際日本で勉強したユニットや経験から、オーストラリアの大学で単位免除が受けられる可能性があります。通常のBachelorコースに出願し査定より1−2年単位免除になる可能性もありますし、実際に経験者向けにコンバージョン・コース(大学により名称が異なります) を開講している大学もいくつかありますので、まずは弊社までご相談ください。

また、日本の大学にて看護学の学士号(大卒)と正看護師資格を保持している場合は、オーストラリアの学士号課程に修学せず、オーストラリアの看護師資格を取得できる可能性があります。こちらをご希望の場合は、実際の登録などはすべてご自身で行っていただくことになりますが、英語学校やブリッジングプログラムのご紹介などは弊社にてお手伝いが可能です。

ただ下記体験談にもありますように、手続きに苦労したりAHPRAのやり取りにストレスもかかるようなので、学士号習得と免許移行のどちら共のメリット・デメリットを考えた上で選択されることをお勧めします。
※弊社では免許切り替えの流れやAHPRA登録のアドバイスは行っておりませんことご理解ください。


オーストラリアン・カソリック大学(ACU) Bachelor of Nursingのご紹介

上記でお伝えしたように、看護学のコースはオーストラリアのたくさんの大学で開講されております。その中で今回ご紹介するのは、ACUでお馴染み、オーストラリアン・カソリック大学(Asutralian Cathlic University)です。


ACUは、国内に7つのキャンパスを持つ総合大学ですが、提供しているコース自体は他の大学よりも少なめです。芸術、科学、教育、健康科学、ビジネスなどに力を入れており、中でもNursing(看護学)、Health Sciences(健康科学)、Education(教育学)は歴史も古く、高く評価されています。カソリック系の公立大学ですが、信仰を問わずにいかなる背景を持つ学生にも広く愛されています。

留学生割合も約9−17%となり、キャンパスも他の総合大学よりも小規模です。シドニー、メルボルンの大都市のキャンパスであっても在学生は約1万人程度となり、あまり大きな大学を好まない方には、ちょうどいい大きさの大学となります。

こちらの大学での看護学は、なんと6つのキャンパスで開講しております! ですので都市もお好きなところから選ぶことが可能です。2022年のみの入学はバララット、ブラックタウン、ブリスベン、メルボルンの4つの都市となります。

・メルボルン(ビクトリア州)

・バララット(ビクトリア州)
・ノースシドニー(ニュー・サウス・ウェールズ州)

・ブラックタウン(ニュー・サウス・ウェールズ州)
・ブリスベン(クイーンズランド州)

・キャンベラ(オーストラリア首都特別地域)


では、弊社がACUをお勧めする理由をご紹介します!

オーストラリアで最も多くの卒業生看護師を輩出している大学のひとつです!

ACUは看護の分野ではオーストラリアで最も有名な大学の一つとなり、多くの卒業生を過去そして現在においても輩出している実績があります。1857年に設立されたカトリックカレッジを経て、現在まで、看護師教育の長い歴史を持っています。これはACUが病院や医療機関のパートナーとの強いつながりを持っていることを意味し、学生は実践的なプレースメント経験とサポートを受けることができます。

看護分野の大学世界ランキングで18位に位置します!

2021年度世界の大学学術ランキング(Academic Ranking of World Universities)では、オーストラリアの7つの大学が20位以内にランクインする中、ACUも2020年と同様、18位に位置しています。

権威のある世界大学ランキングとして有名なQS分野別大学ランキングでも、2021年度の世界ランキングでAUCの看護学は42位にランクインされています。

英語コースとパッケージが組めます!

キャンパス内では、英語コースも開講されており、現時点で英語力が足りていない学生は英語コースを受講してから規定の成績を収めることとIELTSを提出することで、Bachelorコースに入学が出来ます。
パッケージでの手配が可能ですので、英語コースとBachelorコースのセットで申し込み、まとめて学生ビザ申請が可能です。

授業料が他大学に比べて比較的お手頃です!

上記の世界の大学学術ランキング20位以内にランキングされている6つの大学はグループ8と呼ばれているオーストラリアのトップ大学も名を連ねています。ですので、看護学で有名な大学で選ぶ場合、どうしても授業料が高くなってしまう傾向にあります。

ACUはグループ8の大学でもないですし、どのコースでも授業料は比較的他大学より安めに設定しています。ですので、看護学も同じで1年の学費は2022年度で29,520ドル(約251万円)となっています。

ちなみに他の20位以内にランクインの他の大学は、1年の学費は安くても33,500ドルほど(約285万円)、グループ8だと4万ドル以上(約340万円以上)のところもありますので、ランキング20位内で一番コストをおさえて通える大学となります。

小規模大学です!

大学の全体人数は他の大学に比べて圧倒的に少ないです。看護コースはコースの中で最も人気コースの一つになるため、比較的人数は多いですが、それでも2021年度は、下記の人数の方が各キャンパスで開始されています。

・ノース・シドニー 656人
・メルボルン 448人
・ブリスベン 392人
・ブラックタウン 197人
・キャンベラ 177人
・バララット 173人

Bachelor of Nursingの入学要項

オーストラリアン・カソリック大学のBachelor of Nursingの入学概要は以下となります。

キャンパスバララット、ブリスベン、キャンベラ、メルボルン、ノースシドニー、ブラックタウン
授業料29,520ドル(約251万円)/1年 ×3年 ※2022年度の費用参考
就学期間3年
入学時期 2月
英語力基準IELTS Academic 総合点数7.0以上で各バンドスコアが7.0以上、もしくは同等の英語力。
学力条件 高校をおよそ5段階中3以上の成績で卒業していること。
※英語力や学力条件を満たせない場合は、進学英語コース、Tertiary Preparation Program(Health Sciences)、ファンデーションコースを経由して、進学を目指すこともできます。
※大学のコース詳細はこちらから


コース内容と教科

ACUでは合計で240クレジットポイント(CP)の習得が必要になり、学際学習単位(60CP)、看護理論単位(100CP)、臨床看護実習単位(60CP)、必修カリキュラム単位(20CP)から成り立ちます。1ユニット10CPで計算されます。それぞれの年度で勉強するサンプルの教科は下記となります。

1年目:8教科(合計:80CP)
  • Indigenous Health and Culture【先住民の健康と文化】
  • Evidence for Practice【根拠と実践】
  • Transition into Nursing【看護学入門 「6つのC」(思いやり、能力、自信、良心、コミットメント、礼儀作法)」
  • Integrating Practice 1: Assessment in Health【統合実践1:臨床業務アセスメント】
  • Human Biological Science 1【人間生物科学1】
  • Self and Community: Exploring the Anatomy of Modern Society【自己と共同体:現代社会解剖学】、もしくはBeing Human【人間とはなにか】、もしくはEthics and the Good Life【倫理学における哲学的考察】からひとつ選択
  • The Person, Health and Wellbeing【人&健康&幸福】
  • Integrating Practice 2【統合実践2】

2年目:8教科(合計:80CP)
  • Human Biological Science 2【人間生物科学2】
  • Principles of Nursing Mental Health【メンタルヘルス患者の原則と理解】
  • Principles of Nursing Surgical【手術看護の原則と理解】
  • Integrating Practice 3【統合実践3】
  • Principles of Nursing: Medical【医療看護の原則と理解】
  • Principles of Nursing: Contexts of Ageing【高齢者看護の原則と理解】
  • Health Care Ethics【医療倫理】
  • Integrating Practice 4【統合実践4】

3年目:8教科(合計:80CP)
  • Justice and Change in a Global World【グローバルな世界における正義と変革】、もしくは The Just Society【社会の本質】からひとつ選択
  • Building Healthy Communities【健康的なコミュニティの構築】
  • Principles of Nursing: Chronic Illness and Disability【慢性疾患と障害の原則と理解】
  • Integrating Practice 5【統合実践5】
  • Principles of Nursing: a Palliative Approach【緩和ケアの原則と理解】
  • Clinical Leadership【臨床的リーダーシップ】
  • Transition to Professional Nursing【専門看護師への移行】
  • Integrating Practice 6【統合実践6】

合計800時間のプレースメント

たくさんのワークプレースメントを含むのがこのコースの特徴です。最低でも合計800時間の実習を含む合計3年のコースとなります。1年目の二学期からプレースメントは始まります。


様々な臨床単位を経験するため、高齢者介護、地域看護、高度治療看護、医療看護・外科看護、救急、メンタルヘルス、小児科、緩和ケア、周術期看護などの分野で、病院や地域の施設での臨床実習を行います。

ユニット時間数プレースメント部署
Integrating Practice280時間高齢看護
Integrating Practice3160時間メンタルヘルス
Integrating Practice4160時間急性医療(例:治療、外科)
Integrating Practice5160時間急性医療(例:複雑な病状)
Integrating Practice6240時間高度医療(例:集中治療や手術看護)

プレースメントはすべて大学側が手配先をアレンジしますので、ご自身で探す必要はありません。またその都市の大きな病院とのコネクションがありますので、例えばメルボルンであれば、 セントヴィンセント病院や、ラムゼイ・ヘルスケア、セントジョン・オブ・ゴッド・ヘルスケアなどの医療機関や医療プロバイダーなどが配属先のリストに含まれます。


また学生がプライベートとパブリックの両方の病院が経験できるように手配が行われており、郊外のキャンパスで勉強していない限りは郊外の病院に配置されることもないので安心です。

「看護学卒業生フォーラム」を毎年開催

キャリア部署と留学生専用の部署が一緒になって、オーストラリアで正看護師になったばかりの卒業生を招待し、留学生から正看護師になるまでの道のりや経験を在校生と共有してもらうための「看護学卒業生フォーラム(Nursing Graduate Forum)」を毎年開催しています。このイベントはいつも大変好評で、他大学の看護学生も参加しています。

日本の看護士資格をお持ちの方は1年の単位免除の可能性があり

ACUでは、看護士資格をお持ちで看護経験がある方に関して、単位免除の査定を行っています。査定次第となりますが、最大で1年の免除がありますので、当てはまる方は下記の資料を追加でご準備ください。

・看護師免許証(日本文と英文)
・就労していた機関からの職務経験の詳細を含むリファレンスレター(英文)

出願に向けての準備

1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合はACU付属語学学校とセットでのお申込みとなります。
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 高校の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 高校の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。出願の手続きをスタートします。

オーストラリアン・カソリック大学への進学



オーストラリア留学センターは、日本に東京オフィス、そしてオーストラリア国内の主要6都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレード、パース)に自社の現地サポートオフィスを構え、全オフィスに日本人スタッフが常勤している唯一の日本エージェントです。ACUの日本の公式出願相談・相談窓口でもあり、皆さまの大学進学を無料でお手伝いしております。

オーストラリアの主要6都市にスタッフが在住しているメリットを最大限に生かし、「現地にいるからこそわかる、本当の学校情報をそのまま皆様にお伝えする」というシンプルな方針のもと、過剰な広告や留学フェアなどといった宣伝活動を一切行わず、オーストラリアの教育機関から支払われるサポート費のみで運営しております。ですので、よくある日本の留学エージェントと違い、手続きに対する手数料やサポート料は一切必要ありません。どこよりも確実な情報をもとに、安心してご留学をお任せいただくことができます。

日豪全7オフィスの所在地は「当社について」、各カウンセラーとその所属オフィスは「スタッフ紹介」、当社のポリシーについては「皆様へのお約束」をご覧ください。

コース選択から必要な英語力、大学への出願方法までそれぞれのご要望にあったアドバイスをさせて頂きます。

メールでのご相談はこちらから!
※携帯電話のメールをご利用の場合は、セキュリティ設定の関係でメールが届かないこともございますので、パソコンからのメールを受信できるように設定をお願い致します。

※備考※
・本記事は2021年9月現在の大学の情報に基づいており、料金、コース概要、入学基準は予告なく変更されることがございます。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=85円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。
・コロナウィルスの関係により、カリキュラムやプレースメント、授業形態などが変更になる可能性があります。

RMIT大学でジャーナリズムを学ぶ

ジャーナリズムには人々の判断と行動に大きな影響を与え、世の中を動かす力があります。


スマホやタブレットで情報が溢れ、SNSで誰もが投稿できるようになった現在、ジャーナリストとして、時事的な事実や問題に関する報道・論評をいかに正確に伝達するかは、大きな課題でもあります。

オーストラリアでは、たくさんの大学がジャーナリズムを提供しており、ジャーナリズムの本質や意義を学びジャーナリストとしての実践力を身につけることが出来ます。


今回ご紹介するのは、ビクトリア州、メルボルンにあるRMIT大学の「Bachelor of Communication (Journalism)」です。座学と実践の両方がバランス良くカリキュラムされているので、卒業と同時にオーストラリアや海外のジャーナリズム分野で必要な、”実践的かつ理論的な知識”を身につけることができます。

RMIT大学を選ぶ理由



RMIT大学のこのコースでは歴史的、理論的、文化的な業界の背景に基づいて幅広く批判的な分析をしながら、スタジオ環境にて、現代のニュース収集と制作技術を積極的に習得します。

民主主義社会におけるジャーナリズムの歴史と役割に関する知識、ニュースピッチやニュース収集、ライティングなどの実践的なジャーナリズム活動など、ジャーナリズムの基本的な機能からプロとしての最善の実践方法、そしてそれらが現代のニュースルームでどのように融合しているかを探求することで、より高度なジャーナリズムへの準備を行います。


書くための知識とスキルはもちろん、公正でバランスの取れたジャーナリズムを作成する際の倫理的配慮、情報源の発見とインタビュー、ストーリーのアイデアの作成、編集者へのアイデアの売り込みなど、メディア組織のジャーナリストが直面する問題についても学べます。ジャーナリズムの実践力として必要とされるプロフェッショナルなライティングスキルの向上にも重点が置かれています。


また、「真実の重要性」においても議論し、情報の正確性、信頼性、信用性の問題を探ります。誤解や偽情報がどのように合理的な報道を阻害するために使われるのか、また、ニュースを読んだり書いたりする際に正確性や客観性を確保するための実践的なファクトチェックや検証スキルをどのように使うのかも学びます。

必修教科でしっかりジャーナリズムの基礎と実践を学ぶ



この3年間のコースは288クレジットポイント(CP)で成り立ちます。1教科が12もしくは24CPなので、1年ごとに6−8教科(96CP)を履修することになります。

必修科目は11教科で192CPです。以下の教科を必修として履修します。

大学1年次
・Understanding Journalism【ジャーナリズムの歴史と役割への理解】

・Journalism Reporting and Writing【ジャーナリズムをリサーチし、書くための知識とスキル】

・Journalism Law and Ethics【メディアやジャーナリズムを管理する法律、規制、規制機関、倫理規定】

・Photojournalism【フォトジャーナリズムの基本的な実践スキル】

・Fact Checking and Verification【事実の重要性に関する問題を探り、ファクトチェックや検証スキルの使い方を学ぶ】
大学2年次
・Reporting with Sound and Image【音と映像の理論的研究の探求&実践的な放送ジャーナリズムの知識とスキル】

・Journalism Technologies【さまざまなデバイスやアプリケーションを通したデジタル環境でのコミュニケーション技術の使用】

・Features and Storytelling【プランニング、リサーチ、ライティング、ストーリーテリングのスキル】
大学3年次
・Newsroom Practice【ニュースルームでジャーナリストとして働くための準備】

・Journalism: Professional Placement【メディア機関でのプレースメント】

・Journalism Capstone【出版可能な水準のジャーナリズム大作の作成】

マイナーストリームと選択教科で興味のあるジャンルを選べる

下記マイナーストリームから1つ興味のあるジャンルを選び、1年目から合計4教科(48CP)履修して知識を深めることが出来ます。

・Approaches to Popular Culture【ポピュラーカルチャー(大衆文化)へのアプローチ】

・Asian Media and Culture【アジアのメディアと文化】

・Cinema Studies【シネマ研究】

・Literary Studies【文学研究】

・Contemporary Politics and Communication【現代の政治とコミュニケーション】

残り4教科(48CP)は選択授業です。School Optionsより興味がある教科を選べます。
例えば、「Understanding Sports Media【スポーツメディアへの理解】」、「Photojournalism【フォトジャーナリズム】」、「Networked Media【オンラインネットワーク】」など様々です。選択肢はこちらより見れます。

インターンシップやワークプレースメントを通した業界との強い繋がり



インターンシップやワークプレイスは単位習得の一部なっていますので、就学中に業界とのつながりを深めることが出来ます。講師、業界の専門家、ゲストスピーカーと繋がることで、実際のジャーナリズムの世界を知り、キャリア構築についての生の声を聞くことが出来ます。

3年目には、ワークプレースメントとして出版、オンライン、ラジオ、テレビなどの機関で、専門的なジャーナリズムの経験を積みます。

海外への大学への短期留学を提供

世界中の165以上の提携大学(イギリス、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ)で1〜2学期の海外留学の機会を提供しています。海外の大学での留学や業界での経験を経験することで、卒業後、国際的に活躍できる可能性をより高めることが出来ます。

ジャーナリズムだけじゃないキャリア選択



この学位の焦点はジャーナリズムのキャリアに向けての準備コースにはなりますが、卒業後はジャーナリストだけでなく、メディア・アドバイザー、情報担当者、危機管理コミュニケーションの専門家、企業の社会的責任(CSR)アドバイザーなど、様々です。

またコミュニケーション(伝達)にもフォーカスを当てたコースになるので、メディア・アドバイザーや企業のコミュニケーション・スペシャリストなどの分野で卒業後に活躍する事も可能です。業界における技術の進歩により、ジャーナリズムの新しい形が生まれ、新しい雇用の可能性が生まれます。

現時点で分野を特定できない場合は、Professional Communicationを選べる

ジャーナリズムを学びたいと特定できている人は、Journalismの専攻がお勧めですが、現時点では、メディアやジャーナリズム、アバタイジングなど分野を絞りきれないという方もいらっしゃるかと思います。

その場合は、Bachelor of Communicationの「Professional Communication」を専攻されることをおすすめします。コース開始後に興味のある分野を絞り、履修していくことが出来ます。

コース詳細

コース名Bachelor of Communication(Journalism)
キャンパスメルボルンシティ・キャンパス
入学月2月、7月
就学期間3年間
授業料34,560ドル(約294万円)/1年 ×3年 ※2022年度の費用参考
学力条件高校をおよそ65%以上の成績平均で卒業していること。※出願時に高校を卒業していない場合はパーソナルステートメント要
英語力基準 ※下記いずれか
  • IELTSのアカデミックモジュールで6.5ポイント以上(各バンドスコアが6.0以上)
  • TOEFL iBTにて79以上 (リーディング13、リスニング12、スピーキング18、ライティング21以上)
  • ピアソンテスト(PTE A)にて58点以上を取得すること (コミュニケーションバンドで50点以上)
  • ケンブリッジ検定試験(CAE)にて 176点以上を取得すること (各項目で169点以下がないこと)
  • 付属もしくは提携語学学校にて規定の成績をクリアすること
※大学のコース詳細はこちらより。

入学基準

入学基準としては最終学歴の成績です。上記に記した英語力も満たしていることが条件ですが、それ以外にも電話もしくはスカイプでの面接も必要となります。

ジャーナリズムは高い英語力(特にライティング力とコミュニケーション力)が、他のコースに比べて求めらるコースです。IELTS6.5が入学基準となりますが、ライティングとスピーキングは出来るだけ高い状態でコース入学されることをお勧めします。

RMIT付属英語学校もしくは、ホーソン・メルボルンを経由して進学する方法もあります。詳しくは当社までお問い合わせください。

出願に向けての準備

1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
IELTSスコアが足りない場合は語学学校とセットでのお申込みとなります。ご相談ください。
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 高校の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 高校の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。出願の手続きをスタートします。

RMIT大学への進学相談


オーストラリア留学センターは、日本に東京オフィス、そしてオーストラリア国内の主要6都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレード、パース)に自社の現地サポートオフィスを構え、全オフィスに日本人スタッフが常勤している唯一の日本エージェントです。RMIT大学の日本の公式出願相談・相談窓口でもあり、皆さまの大学進学を無料でお手伝いしております。

オーストラリアの主要6都市にスタッフが在住しているメリットを最大限に生かし、「現地にいるからこそわかる、本当の学校情報をそのまま皆様にお伝えする」というシンプルな方針のもと、過剰な広告や留学フェアなどといった宣伝活動を一切行わず、オーストラリアの教育機関から支払われるサポート費のみで運営しております。ですので、よくある日本の留学エージェントと違い、手続きに対する手数料やサポート料は一切必要ありません。どこよりも確実な情報をもとに、安心してご留学をお任せいただくことができます。

日豪全7オフィスの所在地は「当社について」、各カウンセラーとその所属オフィスは「スタッフ紹介」、当社のポリシーについては「皆様へのお約束」をご覧ください。

メールでのご相談はこちらから
※携帯電話のメールをご利用の場合は、セキュリティ設定の関係でメールが届かないこともございますので、パソコンからのメールを受信できるように設定をお願い致します。
※備考※
・本記事は2021年9月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございます。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=85円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。
・コロナウィルスの影響でコース内容の一部が変更されることがございます。

ウーロンゴン大学で細胞・分子生物学を学ぶ



人間・動物・植物・微生物などの生命体を対象に、自然界での活動や、マクロな地球の生態系からミクロな細胞の世界まで、生命現象を研究する生物学。遺伝子レベル、細胞レベル、内部器官の機能や構造、生物の行動や生態など、顕微鏡の中のミクロの世界から野生の動植物の生息地域の現地調査までもが研究対象となります。

細胞・分子の視点で生物を研究する細胞・分子生物学では、実験装置のなかで生命現象を再現したり、遺伝子操作によって生体分子を改変し、長期的に変化を観察するなど、さまざまな実験によって生命現象の本質に迫ります。細胞生物学の研究成果は、がんをはじめとするさまざまな病気の原因解明に期待が高まっています。そして、糖質や脂質を含む生体分子の機能はまだ未知のものが多く、新たな研究成果とその医学・薬学・農学への応用が期待され、細胞・分子生物学これから注目の分野と言われています。

ウーロンゴン大学で学ぶ細胞・分子生物学

シドニーから電車で1時間30分ほどの場所にキャンパスを構えるウーロンゴン大学。コースには実験だけではなくフィールドトリップも含まれており、ウーロンゴンという海・山に囲まれた優れた地の利を活かして、地元の海洋、淡水、および陸地の環境を通して学ぶことができるのが特徴です。

また、ウーロンゴン大学が8,000万豪ドルを投資した分子生命科学センターMolecular Horizonsには、世界でも数が少なくオーストラリアで2つしかないという「極低温電子」顕微鏡を有しており、日々世界最高の細胞・分子研究が行われています。
同大学では細胞・分子生物学における世界トップクラスの専門家・研究者が教鞭をとっており、理論だけでなくオーストラリア最先端のリサーチセンターを通して実践的に生命が分子レベルでどのように機能するかを学び、理解を深めることができます。


ウーロンゴン大学細胞・分子生物学履修科目

大学1年次
  1. Evolution, Biodiversity and Environment(進化、生物多様性、環境)
  2. Introductory Geospatial Analysis(地理空間分析入門)
  3. Foundation Chemistry: Properties of Matter(基礎化学:物質の性質)
  4. 下記選択科目から1科目
    • General Mathematics 1A(一般数学1A)
    • Human Structure and Function(人間の構造と機能)
    • Introduction to Anatomy and Physiology I(解剖学と生理学の紹介I)
  5. Molecules, Cells and Organisms(分子、細胞および生物)
  6. Earth’s Interconnected Spheres(地球の相互接続された球)
  7. Foundation Chemistry: Reactions and Structures(基礎化学:反応と構造)
  8. 選択科目、またはIntroduction to Anatomy and Physiology II(解剖学と生理学の紹介II)
大学2年次
  1. Principles of Biochemistry(生化学の原則)
  2. 選択科目、または下記から3科目
    • Biodiversity of Marine and Freshwater Organisms(海洋生物と淡水生物の生物多様性)
    • Chemistry and/or Cell and Molecular Biology Research Internship(化学および/または細胞および分子生物学の研究インターンシップ)
    • Evolution and Behaviour(進化と行動)
    • Organic Chemistry II(有機化学II)
    • Inorganic Chemistry II(無機化学II)
    • Control Mechanisms Physiology(制御メカニズム生理学)
    • Genetics, Biotechnology and Society(遺伝学、バイオテクノロジーおよび社会)
    • Career Ready Learning & Practice(キャリアレディラーニング&プラクティス)
    • Introduction to Biomedical Physics(生物医科学入門)
    • Introduction to Anatomy and Physiology II(解剖学と生理学の紹介II)
  3. The Biochemistry of Energy and Metabolism(エネルギーと代謝の生化学)
  4. Introductory Genetics(入門遺伝学)
  5. Analytical and Environmental Chemistry(分析および環境化学)
  6. Statistics For the Natural Sciences(自然科学のための統計)
大学3年次
  1. Techniques in Biotechnology and Medical Research(バイオテクノロジーと医学研究の技術)
  2. Cell and Molecular Biology(細胞および分子生物学)
  3. 選択科目、または下記から2科目
    • Ecophysiology(生態生理学)
    • Pharmacology(薬理学)
    • Fundamentals of Neuroscience(神経科学の基礎)
    • Bioethics(生命倫理)
  4. Immunity and Infection(免疫と感染)
  5. Bioinformatics:Genome, Genes and Biomolecules(バイオインフォマティクス:ゲノム、遺伝子、生体分子)
  6. 選択科目、または下記から1科目
    • Organic Synthesis III(有機合成III)
    • Advanced Chemistry and Molecular Bioscience Project(高度な化学および分子生物科学プロジェクト)
    • Cardiorespiratory Studies(心臓呼吸器研究)
  7. Biomedical Research:Skills and Techniques(生物医学研究:スキルとテクニック)

ウーロンゴン大学細胞・分子生物学コース入学要項


コース名Bachelor of Science (Cell and Molecular Biology)
期間3年間
入学2月
学費年間 31,728ドル(約253万円)※2021年度
英語 ・IELTS Academic overall 6.0(各セクション6.0)以上

または

・ウーロンゴン大学進学英語コース(ETS)を規定レベルで卒業すること
出願条件 下記のいずれか
・日本の大学1年次を修了(数学や科学で優秀な成績)
・ウーロンゴンカレッジディプロマコースを規定の成績で修了

ウーロンゴンカレッジからの詳しい進学方法はこちらをご参考ください。

日本の高校を卒業後、ディプロマコースを経由して大学2年次編入


日本の高校で評定平均3.0以上/5段階評価(主要科目重視)をお持ちの場合、ウーロンゴンカレッジで開講されているDiploma of Scienceへ進学することができます。

このディプロマコースを規定の成績で修了すると、48クレジットポイント(1年相当)が免除となり、Bachelor of Scienceの2年次へ編入、Diploma of Science(1年)+ Bachelor(残り2年)=3年間で卒業を目指すことができます。

コース名Diploma of Science
期間1年(3学期)
入学10月
学費33,480ドル(約267万円)※2021年度
英語 IELTS5.5(リーディング、ライティング5.0以上)

または

・ウーロンゴンカレッジの進学準備英語コースを規定レベルで卒業すること
出願条件 ・高校卒業資格、評定平均3.0以上/5段階評価

出願に向けての準備


1. まずは英語試験を受けましょう
まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
2. 出願に必要な書類を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式にウーロンゴン大学への出願手続きをスタートします。

留学相談&お問い合わせ先


当社オーストラリア留学センターはウーロンゴン大学を含め全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。

お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2021年9月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=80円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。



CRICOS Provider No: 00102E


グリフィス大学で学ぶフィルム・スクリーンメディアプロダクション(映画学)


目次
15年ほど前までは、DVDをお店に借りに行き、映画やドラマを観ていた人がほとんどだったかと思いますが、ここ数年でNetflixやHulu、AmazonプライムやDisney+などといった定額制動画配信サービスを利用する人がどんどん増え、映画、ドラマ、ドキュメンタリーなどがさらに身近な存在になりました。
日本では、コロナ禍の影響で映画館が休館したり、人数制限をして営業をしたりしていますが、この動画配信サービスを使えばiPhoneやタブレット、パソコンで数万本~数十万本の作品を簡単に視聴することができてしまいます。さらに携帯電話やタブレットだと、小さくて視聴しづらいという問題に対しては、googleが出しているクロームキャストやAmazonのファイヤースティックを使用すれば、自宅のテレビにストリーミングし、大画面で家族と一緒に視聴することも可能になり、外出が難しいコロナ禍の生活に楽しさを加えてくれます。
映画というと、どうしてもアメリカの作品が注目されていますが、近年はインド、中国映画なども注目されており、年々国際色が豊かになっていくのが印象的な業界でもあります。日本もアニメ映画で高い評価を得続けており、世界で活躍する日本人も少なくありません。今回は、「将来映画業界で仕事をしたい、キャリアを築いていきたい」とお考えの方に向けて、グリフィス大学のフィルム・スクリーンメディアプロダクションコースをご紹介します。

グリフィス大学で学ぶフィルム・スクリーンメディアプロダクション


グリフィス大学のフィルム・スクリーンメディアプロダクションコースでは、就職時に即戦力として力を発揮できる様、個々ではなくチームで作品を作っていけるように学びます。伝えたいことを画面上で表現する方法はもちろん、映画の歴史、映画作成においての様々なスキル、映画評論などについて徹底的に学びます。また、映画編集、プロデュース、シネマトグラフィー、演出、プロダクションデザインなどから自分が最も興味がある科目を選ぶこともできるので、映画作成においてのチームワーク、基礎知識だけでなく、より専門的なピンポイントの勉強をすることができます。当コースは3年間となっており、卒業までの構成は下記の通りです。

3年間の履修構成(24科目)

1年目(Year1)
・Language and communication for arts and social science(留学生のみ)
・Story and voice
・Short film project
・Image and sound
・Post production and audience
・Story and audience
・TV studio produciton
・Post production and markets
2年目(Year2)
・Episodic content
・Asia pacific film
・Industry engagement
・Documentary production
・Interactive storytelling
・Elective(選択科目)
・Elective(選択科目)
・Elective(選択科目)
3年目(Year3)
・Production project1
・Production project2
・Screen Futures
・Screen entrepreneurship
・Elective(選択科目)
・Elective(選択科目)
・Elective(選択科目)
・Elective(選択科目)
※選択科目は多岐に渡り、ワークプレイスメント(インターンシップ)を含めた約30科目の中から選ぶことができます。この30科目は当コースに関連している科目になりますが、もし「全く別の専攻から科目を履修したい」ということであれば、それも可能です(履修不可の科目もあります)。

卒業後のキャリア

テレビ、映画業界はもちろん、ミュージックビデオ作成、オンラインコンテンツ作成、フェスティバルや映画祭などでの活躍、デジタルアート作成などが挙げられます。他には、声優、グラフィックデザイナー、映像編集、脚本家など、様々なキャリアを築くことができます。

当コースへの進学方法

日本の高校を卒業してから留学する場合、2通りの進学方法があります。
①付属のGriffith Collegeでファウンデーションコースを受講し、大学本科へ進学する(3年8ヶ月間)
②大学へ直接入学する

①ファウンデーションコース(8ヶ月)→大学本科コースへ進学
期間2学期(8ヶ月)
キャンパスブリスベン(マウントグラバット)、ゴールドコースト
入学2月/6月/9月
学費22,700ドル(約191万円)(2021年度)
条件高校の成績
高校で履修したアカデミック科目の成績がすべて2.8以上であること
英語力
IELTS5.5以上(各5.0以上)、または付属英語学校の規定コースを修了すること
②大学へ直接入学する
期間3年間
キャンパスブリスベン(サウスバンク)
入学2月のみ
学費31,000ドル×3年=93,000ドル(約772万円)(2022年度)
条件高校の成績
高校で履修したアカデミック科目の成績が3.7以上であること
ポートフォリオ
下記2つのうち、1つ選び、300~500字のエッセイを提出すること
①The production role in a film crew you identify with most and why?
②What is it about your favourite film that resonates with who you are?
英語力
IELTS6.5以上(各6.0以上)またはTOEFLibt79以上(W19, R19, L19, S19)または付属英語学校の規定コースを修了すること
※IBスコアをお持ちのお客様は別途お問い合わせください。
※奨学金については、こちらをご覧ください。

出願に向けての準備

1. まずは英語試験を受けましょう
日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合はグリフィス大学付属属語学学校とセットでのお申込みとなります。
2. 出願に必要な書類4点を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。
  • 最終学歴の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 最終学歴の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、オンライン申込みフォームを送信してください。その後、正式に出願手続きへ進みましょう。

留学相談&お問い合わせ


当社オーストラリア留学センターはグリフィス大学を含む全豪29大学の公式出願窓口となっており、ご相談から出願手続き、更に現地サポートまで全て無料で提供しております。
お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2021年9月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=83円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。

メディア・コミュニケーション・パフォーマンスを学ぶ〜マッコーリー大学



現在の世の中は個人で発信ができるツールが簡単に手に入るようになったため、以前に比べ、どんなことを、どんな方法で、発信していくかということが重要になってきました。

自身のキャリア、もしくはその一部として、内容も表現方法もよりプロフェッショナルとして発信したい方のために、マッコーリー大学では、メディア・コミュニケーション・パフォーマンスを学ぶことができます。

学士コースでは、2020年まで開講していた2つのコース内容を大きくリニューアルし、2021年は、より専門コースとしてメディア・コミュニケーションを学ぶBachelor of Media and Communicationと、発信内容とメディア・コミュニケーション学をあわせて学ぶBachelor of Arts各専攻Bachelor of Musicとの、3つの選択肢となりました。





目次

マッコーリー大学で学ぶ理由

卒業後に直ぐに仕事で使えるスキルを身につけるための機会が多くあります。



メディアで活躍する講師陣から学べる

映画監督のKathryn Millard、ジャーナリストのCatherine Lumbyなど、各界で活躍する講師から学ぶことができます。日本人の講師も在籍しています!


様々なクリエイティブたちとコラボできる「メディア・ハブ」がある

マッコーリー大学は、テレビやラジオなどのマスメディア系以外にも、パフォーミングアーツやミュージックも強い学校です。

学校には、ミュージック、ラジオ、映画、デジタルメディアなどのプロダクション関連で実際に使われている、ブルースクリーンテクノロジー、グリーンルーム、デジタルニュースルーム、スタジオセット、ダンスフロアーなど、最新設備が整うメディア・ハブがあるので、在学中から様々なクリエイティブ達と、コラボレーションをすることができます。

例えば、スタジオで撮影・編集をすることはもちろん、大学内にあるラジオ局から実際の放送を行ったり、映画のキャストを募集するCasting Hubのオーディションを受けることで、学生は一般募集に比べより実際の現場に参加するチャンスが増えます。


メディア・インターンシップ

メディア関連を学ぶ学士の学生は、学位の一つとしてメディア・インターンシップに参加可能です。(音楽学部はクリエイティブ/インダストリー・インターンシップとなります。)

Bachelor of Media and Communicationの学生は、コースのまとめ的なキャップストーン科目として組み込まれており、Bachelor of Artsの学生の場合は、選択必修の一つとして取得することが可能です。

このメディア・インターンシップは、マッコーリー大学で学士コースを受講する学生必修のPACE単位として参加ができ、実践的なスキルを身につけることができます。






選べる11の分野とキャリア

学びたいエリアの選択肢から「メディア・コミュニケション学部」もしくは「アーツ学部」選択をし、専攻を決めます。

学びたいエリア 学部 キャリア例
Communications Bachelor of Arts (BA)

Bachelor of Media and Communications (BMC)
Public relations specialist

Campaign/program coordinator
Creative writing BA in Creative Writing

BA in English
Advertising copy writer

Publisher
Dance and performance BA in Performing Arts and Entertainment Industries Dance artist

Stage manager
Interactive design BMC in Interactive Design Digital designer

Visual reality producer
Film BMC in Screen Practice and Production Filmmaker

Film and television producer
International communications BA in International Communications Development officer

NGO consultant
Journalism BMC in Journalism and Non-Fiction Writing Broadcaster

Journalist
Music BA in Music Studies

Bachelor of Music
Musician

Sound technician
Screen production
BMC in Screen Practice and Production
Film producer

Editor
Social media BA in Media, Culture and Communications

BMC in Public Relations and Social Media
public relations specialist

Social media strategist
Sound production BA in Music Studies

BMC in Online Media, Podcasting and Radio

Bachelor of Music
Radio producer

Music producer

メディア・コミュニケーション系コースのとり方

マッコーリー大学のカリキュラムは、一般的に「コアゾーン(必修+専攻科目)」+「フレキシーゾーン(選択科目)」となります。



メディア・コミュニケーション学部

コアゾーンでは、必修のメディア中心7科目+専攻の8科目+キャップストーンのメディアインターンが含まれます。




【メディア・コミュニケーション学部の専攻科目】

・Interactive Design
・Journalism and Non-Fiction Writing
・Online Media, Podcasting and Radio
・Public Relations and Social Media
・Screen Practice and Production




アーツ学部

コアゾーンでは、必修の2科目+選択必修の1科目+4科目相当のInternational Exchange Experience(交換留学)もしくは副専攻4科目+専攻の8科目+キャップストーンとなっており、交換留学に行きやすい環境が整っています。
※メディア・コミュニケーション学部でも、フレキシーゾーンの4科目を使用し、交換留学に行く事が可能です。


【アーツ学部の主な専攻科目】
・English
・International Relations
・Media, Culture and Communications
・Music Studies
・Performing Arts and Entertainment Industries






ミュージック学部

ミュージック学部は、コース自体が音楽に特化していることから特別な専攻はなく、コアゾーンでは、すべて必修科目(16科目)となり、音楽業界全般をカバーします。





【注意点】

フレキシーゾーンでは、学部を超えて科目の選択をすることができますが、科目によっては、事前の受講条件を満たす必要があります。

メディア・コミュニケーション学部では、ビジネス系科目をとってDouble Majorにする事はできませんが、関連科目を4つ取り、Minorにする事は可能です。アーツ学部に関しては、ビジネス系科目を取ることはできますが、MinorにもMajorにもする事ができません。

各コースへの進学方法



日本の普通高校を卒業してからマッコーリー大学へ進学する場合、2通りの進路があります。

1. 大学へ直接入学する
下記の「成績条件のいづれか+英語力条件」を満たしていれば、直接大学に入学できます。

【成績条件1】高校の成績が 3.3/5以上
【成績条件2】IB 25以上
【成績条件3】大学入試センター試験 52点以上

【英語条件】IELTS 6.5以上(各スコア6.0以上)



2. ディプロマ経由で2年次へ編入する

マッコーリー大学の付属カレッジであるMacquarie University International College(MUIC)では英語コースとディプロマコースを開講しています。日本の高校を卒業後、まずはMUICに入学してディプロマコースを規定の成績(GPA4.0/7.0)で修了すると、学士コース2年次に入学できます。

※Bachelor of Musicは、ファウンデーションコース(GPA 4/WAM 50)から大学一年次への進学となります。

※メディア系への進学を検討している場合、ディプロマでの受講科目がフレキシーゾーンのスペースを使ってしまうので、大学でDouble Majorを検討されている方は、ファウンデーションプログラムからのご進学となります。

ディプロマコース(Diploma of Arts Media and Communications)入学要項


条件日本の高校卒業(GPA 2.5以上)
英語IELTS6.0以上(各5.5以上)
入学1月/3月/7月/9月
期間5ターム(10ヶ月ほど)
学費32,800ドル(約279万円)(2022年度)
大学進学条件メディア・コミュニケーション学部(GPA 4.7/WAM 60)/アーツ学部(パス)



IELTSスコアが足りない場合は、英語コースからスタート


IELTSスコアが足りない場合、まずはMUICで開講している英語コースからのスタートし、ディプロマ・ダイレクト・エントリーを修了するとIELTS試験免除でディプロマコースへ進学できます。

ディプロマ・ダイレクト・エントリーコース詳細
英語IELTS5.5以上(ライティング5.5以上)
入学5月/7月/11月
期間10週間
学費入学金220ドル、学費週500ドル(2021年度)

Bachelor of Media and Communication/Arts/Music入学詳細・費用



入学要項
【入学】2月、7月
【学費】年間34,800ドル×3年間=104,400ドル(約888万円)(2022年度)
【条件】高校の成績 3.3/5以上
【条件】英語力 IELTS 6.5以上(各スコア6.0以上)
【IB】25以上
【大学入試センター試験】52点以上

コース詳細ページ Bachelor of Media and Communication/Bachelor of ArtsBachelor of Music/

2022年入学者向け奨学金
現在マッコーリー大学では、2022年に大学に入学をされる日本国籍の方を対象に年間5,000ドルの奨学金をオファーしています。これは合格者全員もらえる奨学金なので、出願と同時に奨学金の査定も行われ、別途申請する必要はありません。


【通常】34,800ドル(約296万円)
【奨学金適用】29,800ドル(約254万円)

伝えたいことは何ですか?

メディア・コミュニケーションを学ぶ方は、何か表現したい、伝えたい思いのある方が多いです。皆さんは、どんな形でどんな事を伝えたいでしょうか?




留学相談&お問い合わせ先



当社オーストラリア留学センターは現地の無料エージェントであり、マッコーリー大学を含め、全豪多数の大学の公式出願窓口となっており、ご相談~出願手続き~現地生活サポートまで無料でご利用頂けます。
お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2021年9月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2022年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=85円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。



CRICOS Provider Number 00002J

日本学生支援機構 海外大学・大学院進学者対象の給付型奨学金

日本学生支援機構(JASSO)は、海外の大学・大学院進学を目指す方を対象に返済不要の奨学金「海外留学支援制度」を設けています。

奨学金給付額は2022年度募集では月額と授業料でこちらのようになっており、かなりのサポートを受けることができ、実際に弊社お客様にも奨学金を受けてオーストラリアの大学に進学をしている方もいます。
学部学位取得型 【月額】59,000円~118,000円
【授業料】年間最大250万円
【期間】原則4年
大学院学位取得型 【月額】89,000円~148,000円
【授業料】年間最大250万円
【期間】修士:2年 博士:原則3年
月額の支給額は留学地域によって異なり、シドニーやメルボルンの場合、学部学位取得型は74,000円、大学院学位取得型は104,000円です。

募集は例年9月頃から始まっており、現在高校3年生は2021年9月1日から募集要項が発表されており、2022年4月~2023年3月の間に海外進学をする日程となります。

現在高校2年生で海外進学を考えている方もまだ時間はありますが、応募条件のクリアや申込書類の作成等を考えると早め早めに行動をすることがお勧めです。

海外留学支援制度の過去の応募・採用実績等については、「日本学生支援機構 海外進学者対象の給付型奨学金の実績」をご参照ください。

2022年度募集日程

2021年9月1日に2022年度の募集要項が公開されました。学部学位取得型、大学院学位取得型も同様の日程となっています。
応募書類の公開 2021年9月1日
事前登録 2021年9月6日~10月7日13時
応募書類の受付 2021年9月6日~10月15日13時
書類審査 2022年1月上旬
面接審査 【学部学位取得型】2022年1月22日 or 1月23日
【大学院学位取得型】2022年1月29日 or 1月31日
※書類審査者通過者のみ面接審査を受けます。
採用通知 2022年3月上旬
オーストラリアの大学の出願は、高校3年生の夏休み終わり頃~高校卒業までの間に行うことが目安になります(希望されるコースや進学プランによっても出願時期は変わります)。

オーストラリアの大学から合格または条件付き合格を受けていなくても奨学金に応募をすることができますが、奨学金応募時に志望大学・コースや留学プランを提出します。

志望されている大学・コースが合格見込みがありそうか、どのような留学プランになりそうか等は、あらかじめ担当の留学カウンセラーとご相談しておくと奨学金の応募もスムーズかと思います。

奨学金応募条件

2022年度の奨学金応募条件はこちらでした。
学部学位取得型 ・日本国籍を有する者または日本への永住が許可されている者
・TOEFL iBT80点またはIELTS6.0以上の英語力
・高校の成績が3.7以上
・応募締切時において高校を卒業もしくは修了後3年以内、または支援開始時期までに卒業・修了する者
・応募時に日本に居住している者
・家計支持者の2020年所得金額が2,000万円以下
・支援開始前までに必ず入学許可書を取得すること(条件付きは不可) 等々
大学院学位取得型 ・日本国籍を有する者または日本への永住が許可されている者
・2022年4月時点で修士課程:35歳未満、博士課程:40歳未満であること
・TOEFL iBT100点またはIELTS7.0以上の英語力
・大学学部以降の直近の成績がGPA3.0/4.0以上(成績換算方式有)
・支援開始前までに必ず入学許可書を取得すること(条件付きは不可) 等々
奨学金の応募について、特に高校生から「成績条件は満たせているけど英語力が間に合わない!」といったご相談を受けることがあります。

高校生でIELTS6.0は高めの水準だと思いますが、英語力は早めに対策をしていくことができるので、ぜひ頑張ってください

なお、こちら2つは奨学金対象外となっています。

・芸術実技分野
・ディプロマからの編入

大学準備コースであるファウンデーションから進学の場合は対象となります。また、理学療法や教育学で学士・修士一貫となっているコースの場合、学士号の期間のみ対象となります。

2022年度応募書類

奨学金応募者を見ておりますと、応募書類をしっかりと作りこんでいかなければ、なかなか審査に通りません。

学部学位取得型奨学金の応募書類の一部をピックアップしますと、こちらがあります。

❏留学を志す理由(日本語)
❏留学を志す理由(英語)
❏留学計画(日本語)
❏留学計画(英語)
❏卒業直後の進路計画(日本語)
❏卒業直後の進路計画(英語)
❏日本社会への貢献について
❏留学をテーマとした自己PR

※上記「英語で作成」の箇所は留学先の言語での記載です。

それぞれA4判1枚以内で書くのでボリュームはそれほど大きくありませんが、その中でご自身の想いを全て表現しなければなりません。

もちろん、ただやりたいことを書くだけでは審査は通らず、海外留学支援制度の趣旨に沿っている必要があります。

学部学位取得型奨学金の募集要項の中で、ポイントとなりそうな点をピックアップします。
日本と諸外国(地域)との相互理解と友好親善を増進し、国際的にも指導的立場で活躍できる優秀な人材の育成に努め、グローバル人材の育成に必要な日本人学生等の海外留学を促進するとともに、日本の国際化・国際競争力強化に資することを目的とします。
留学期間終了後、将来的に
・大学や研究機関等において、日本の国際競争力の強化や国際社会への知的貢献に資する教育研究を行う意思を有する者 or
・国際機関等の中核的な職員として国際貢献に資する活動を行う意思を有する者 or
・その他機関において、上記に類する活動を行う意思を有する者
自身が留学で得た経験や成果を将来にわたって日本社会に還元し、国や社会に貢献する者で、かつ機構が依頼する各種イベントへの参加、書籍の執筆、調査等に協力する者
2023年度募集は内容が変わることもあるかもしれませんが、同様な内容になると思いますので早めに準備をして損はないかと思います。

オーストラリアの大学・大学院進学

オーストラリア留学センターは、オーストラリア29大学の日本公式出願相談・相談窓口として、皆さまのオーストラリアの大学・大学院進学を無料でお手伝いしております。

オーストラリアの大学・大学院進学ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

日本学生支援機構の「海外留学支援制度」の詳細はこちらをご参照ください。
学部学位取得型
大学院学位取得型

**ご注意点**
・上記情報は2021年9月1日現在のものを参考にしており、奨学金の条件や給付額等は変更されることもありますのでご留意ください。