クイーンズランド大学で再生可能エネルギーを学ぶ現役学生(Ms Clara Botrel)と卒業生(Ms Ashley Kerrison)が考える、この業界における女性の強みとこれからの活躍について聞いてみましょう。
現役学生 Ms Clara Botrel「再生可能エネルギーを広めるために」
ブラジルからの留学生Ms Clara Botrelはエレクトリカルエンジニアでもあり、現在クイーンズランド大学のMaster of Sustainable Energy修士課程で再生可能エネルギーを学んでいます。「今後より多くの女性がこの業界に入り議論に参加することで、エネルギーの変換を推進していくために必要な多様性、クリエイティビティ、イノベーションが生まれる」と話しています。
私の場合、再生可能エネルギー産業で働く女性で最も影響を受けたのは、Brazilian Energy AssociationのCEOであり、Global Energy Councilの副議長も務めるElbia Gannoumです。 ブラジルの風力エネルギーの成長において、彼女の功績は偉大です。彼女の記事やインタビューにはとてもインスパイアされました。
女性は、自身と同じ道を通ってきたエネルギー産業で活躍する女性から学ぶことが非常に多くあります。例えば私がロールモデルとしているのは、オーストラリアのガス供給会社JemenaでExecutive General Managerとして働くJennifer Purdieです。彼女は、資源や交通やエネルギーなど、現在化石燃料に頼る産業のエネルギー変換を推進するリーダー的存在です。彼女が歩んできた道は、私がクイーンズランド大学で再生可能エネルギーを学ぶきっかけにもなり、現在のエネルギーミックスを、将来ローカーボン(低炭素)エネルギーの1択に移行するためにどんな方策があるのか、学ぶことができました。
現在はAustralian Renewable Energy Agency (ARENA)で働く傍ら、再生可能エネルギー産業で働く若い世代と、この学問に興味のある人を繋ぐネットワーキンググループに積極的に参加するように心がけています。”