メルボルン市街地から6キロ南には、ポートフィリップ湾の先端に位置した、閑静でお洒落なエリア、セント・キルダ(St Kilda)があります。
セント・キルダは、英国植民地時代から「湾岸から見える絶景」、「美しいビーチ」で名を知られ、メルボルン中のエリートたちが集まる街として栄えました。

メインストリートであるフィッツロイ・ストリート(Fitzroy Street)には、目移りしそうなほどのたくさんのお洒落なカフェ、レストランが連なります。地元のオージーだけではなく、世界中から訪れる観光客をも魅了し続けています。
メルボルン市内からは、トラム96番(バーク・ストリートから)、もしくや16番(スワンストン・ストリートから)行くことができます。トラムを降りると、目の前には美しいポートフィリップ湾が広がります。トラム・ストップからビーチへは徒歩数分!ビーチには大きな桟橋が掛かっており、釣りを楽しむ地元民や、美しいビーチを臨む散歩コースとして賑わっています。

また、桟橋の中間にはレトロな雰囲気のカフェがあります。カフェの先には、野生のペンギンを見ることができるデッキが設置してあり、運が良ければ岩の間に隠れるペンギンの姿を確認できます。さらに、海をスイスイと泳ぐ、野生の“ウォーター・ラット”に出会えるかもしません!ペンギンの目撃情報は、夕方から夜にかけてが多いので、セント・キルダを訪れた際には、是非ペンギン探しに出かけてみてはいかがでしょうか?