メルボルン大学の研究者が、地球温暖化が食の未来に大きく影響を与える、といった研究結果を発表しました。
温暖化は、気温の上昇にともなう海水面上昇の問題はよくクローズアップされますが、私たちが普段食べている食べ物にも大きく影響を与えます。
「50年のうちに、トーストやラズベリージャムが食べられなくなるかもしれません」さらに「ビールやワイン、チョコレートといった食糧が手軽に手に入らず、味も変わってしまう可能性があります」と研究者は述べています。
地球温暖化が食に与える影響の一部を抜粋。
■ミルク生産量が10~25%減少、最大40%減の可能性。
■ニンジンの味がなくなり、食感も悪くなる可能性。
■じゃがいもの枯死が進み、食べられなくなってしまう可能性。
■降雨量の減少により、稲作地帯に充分な水が行き渡らない可能性。
■降雨量と温度の変化により、2050年頃には小麦の生産が5~10%減少する可能性。
■海岸の酸性度が上がり、貝が貝殻をつくることができなくなる可能性。
等々、全部は書ききれませんが、地球温暖化によって、日々私たちが食べているものに大きく影響が出てきそうです。
食べ物が不味くなるだけではなく、「食糧価格の高騰し、しかしクオリティのよくない食品が多くなり、結果的に農業・畜産従事者を追い詰める」ことになり、さらに食糧事情が悪くなる、という悪循環に陥る可能性もあります。今後地球温暖化に対してどのようなアクションを取るかが重要となってきます。
参照元 University of Melbourne, “Climate Change to leave bad taste in our mouth“, 15 March 2015
メルボルン大学の環境学コース
オーストラリアのトップ大学の1つ、メルボルン大学は、環境学の分野でも先進的な研究を行っている大学の1つです。メルボルン大学で環境問題を学べるコースはこちらになります。
学部 | Bachelor of Environments |
専攻 | Environmental Geography(環境地理学) Environmental Science(環境科学) |
学費 | 年間約33,000ドル~36,000ドル(約323万~353万円) x 3年 |
木や植物を中心に学びたい方はこちら。
学部 | Bachelor of Science |
専攻 | Forest Science(森林科学) Plant Science(植物科学) |
学費 | 年間約33,000ドル~37,000ドル(約323万~363万円) x 3年 |
都市開発と環境等について学びたい方はこちら。
学部 | Bachelor of Environments |
専攻 | Engineering Systems(エンジニアシステム) Landscape Management(景観マネジメント) |
学費 | 年間約33,000ドル~36,000ドル(約323万~353万円) x 3年 |
備考
※上記は、2015年4月8日現在の情報に基づいており、今後予告なく変更されることがありますのでご留意ください。
※ご参考の日本円は、1ドル=98円換算としております。
メルボルン大学への進学
日本の高校を卒業して、メルボルン大学に進学するには、主に下記2つの方法があります。
【ファウンデーションコース経由】
大学準備コースである、ファウンデーション(Foundation)コースを経由し、メルボルン大学に進学します。ファウンデーションコースは、入学に必要な英語力条件と成績条件が定められており、英語力によってファウンデーションのコース期間が変わってきます。
メルボルン大学ファウンデーションコース詳細は、
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【大学直接入学】
国際バカロレア資格(IB:International Baccalaureate)をお持ちの場合は、大学本科へ直接入学を目指すこともできます。
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