マッコーリー大学で学ぶセキュリティ・スタディ



近年、人々の動きやビジネスなど様々な活動がグローバルになり、今までになかったような様々な脅威にされられてきています。マッコーリー大学では、学士レベルからセキュリティ全般を学ぶことができるBachelor of Security Studiesを開講しています。



目次

マッコーリー大学で学ぶ理由

マッコーリーのセキュリティ・スタディでは、リスク管理、緊急時の対応、国家の回復、事業継続計画、法執行、軍事力の使用など、さまざまな視点からセキュリティについて満遍なく学び(特にアジア・パシフィック)、公的機関や非営利団体、企業で効果的なセキュリティ分析を行うために必要な批判的思考、構造化された情報分析、ポリシー評価などの、実践的なスキルを身につけることができます。


業界のリーダーたちから直接学べる

NSWの過激主義対策委員会のメンバーであるJulian Droogan教授を筆頭に、防衛、諜報、テロ対策、警察、外交の分野でキャリアを積んだ著名な方々や、国際関係、戦略研究、防衛研究、人類学、犯罪学、歴史学などの教授から直接学べます。


様々な実践的ワークショップ

大学3年目の科目では、さまざまな実践的ワークショップにおいて、業界の主要パートナー会社と緊密に協力するチャンスがあります。

※教科としてインターンシップはありませんが、校内で受講するPACEユニットで、実際のケーススタディやシュミレーションを行う科目が選択でき、業界のスペシャリストがメンターとしてサポートをしてくれます。


世界の大手企業との提携

世界のコンサルティングファームKPMG、航空会社Qantas、NSW州警察、オーストラリア連邦警察(AFP)、サイバーセキュリティコンサルタント会社、国防軍、NSW州暴力過激主義対抗委員会、NGOなど、業界のリーダーたちから学べる、実践的でユニークなコースです。


広範囲な科目から選べる選択授業

学部を超えて選択できるFlexible Zone(選択授業)で、1セメスターの交換留学(シンガポール、台湾など)に行く事ができます。また、通常であればArtsかSocial Science学部でしか受講できない犯罪学(Criminology)の科目も受講できるのはマッコーリーの特徴です。





セキュリティ・スタディのカリキュラム

マッコーリー大学のセキュリティ・スタディでは、セキュリティ&戦略・防衛学、インテリジェンス(諜報)、サイバーセキュリティ、カウンターテロリズムの4つの分野を中心に学びます。


卒業後に仕事ですぐに使えるスキルを身に着けられるよう、シュミレーションやディスカッション、リスクアセスメントやリスクマネージメントのエクササイズをやったり、実際に仕事で使うツールの使い方も学びます。また、アカデミックな内容を1枚の紙にまとめて政治家に提出するなどの、効果的なコミュニケーションの方法なども学びます。

【就職に必須の4スキルが身につく】

・クリティカル・シンキング
・分析スキル
・政策評価力
・効果的なコミュニケーション力

ローカルの学生が多く、シリアスな内容も多いコースですが、「非常に面白い」と積極的に学んでいる学生さんが多いコースです。

必修科目
1年次
Critical Thinking(クリティカル思考)
Introduction to Security Studies(セキュリティスタディ入門)
New Security Challenges(新しいセキュリティの課題)
Strategy and Security in the Indo-Pacific(インド太平洋における戦略と安全保障)
International Security in the 20th Century(20世紀の国際安全保障)

2年次
Cybercrime(サイバー犯罪)
Intelligence and Counter Intelligence(諜報と防諜)
Modern Warfare(現代の福祉)
Crisis Management and Disaster Relief(危機管理と災害救援)
Terrorism in the 21st Century(21世紀のテロリズム)

3年次
Cyber Security in Practice(実際のサイバーセキュリティ)
Intelligence Policy(諜報ポリシー)
Strategies of Political Violence and Counter Terrorism(政治的暴力とテロ対策の戦略)
Australian National Security(オーストラリア国家安全保障)
Security Policy Analysis: Current and Emerging Issues(セキュリティポリシー分析:現在および新たな問題)
Ethical Practice in Security Studies(セキュリティ研究における倫理的実践)

選択科目
学士レベルの科目を8科目受講(受講条件があえば、学部を超えて選択可能)

【修士レベルのセキュリティ・スタディ】

マッコーリーの大学院で学べるセキュリティ・スタディは、「セキュリティ&戦略・防衛学」、「インテリジェンス(諜報)」、「サイバーセキュリティ」、「カウンターテロリズム」「犯罪学」を、より専門的に学びます。

期間は、バックグラウンドにより、1~1.5年となっています。

また、修士では選択必修に1学期間のインターンシップが含まれる(選択必修)ので、希望の方は実際に仕事の経験をすることができます。また、シンガポール、台湾、タイの大学と半年間の交換留学や、海外企業への短期間留学も選択可能です。

卒業生の進路

学士レベルでセキュリティ・スタディの専門学位が取れる大学はオーストラリアで2校しかないことから、学士レベルでも様々な就職先があります。

職種 ポリシーマネージャー

オペレーションオフィサー

サイバーセキュリティ・コンサルタント

ミリタリーオフィサー

プログラム・マネージャー

インテリジェント・アナリスト

リスク・アナリスト、など
企業公的機関

・政府/州政府(財務省、内閣府、諜報部門など)

・警察

・防衛機関、など

一般企業

・コンサル会社

・銀行

・航空会社

・テクノロジー系

・シンクタンク

NPO/NGO系

・WHO

・Red Cross

・難民キャンプのNGO団体、など

【一般企業就職先 例】

アーンスト・アンド・ヤング、デロイト、KPMG、カンタス航空、テルストラ、ノースロップ・グラマン、ウェストパック銀行、チャイナマターズ、など。

現在は、卒業生が増えてきていることから、世界中の卒業生の就職した会社への就職も広がってきています。

セキュリティ・スタディコースへの進学方法



日本の普通高校を卒業してからマッコーリー大学へ進学する場合、2通りの進路があります。

1. 大学へ直接入学する
下記の「成績条件のいづれか+英語力条件」を満たしていれば、直接大学に入学できます。

【成績条件1】高校の成績が 3.3/5以上
【成績条件2】IB 25以上
【成績条件3】大学入試センター試験 52点以上

【英語条件】IELTS 6.5以上(各スコア6.0以上)



2. ファウンデーションコース経由で1年次へ編入する


マッコーリー大学の付属カレッジであるMacquarie University International College(MUIC)では英語コースとファウンデーションコースを開講しています。日本の高校を卒業後、まずはMUICに入学してインテンシブ・ファウンデーションコースを規定の成績(GPA4.0/7.0)で修了すると、Bachelor of Security Studiesコース1年次に入学できます。

インテンシブ・ファウンデーションコース入学要項
条件日本の高校卒業(GPA 2.5以上)
英語IELTS6.0以上(各5.5以上)
入学2月/3月/9月
期間2ターム(4ヶ月ほど)
学費17,600ドル(約149.7万円)(2022年度)
※4タームのスタンダード・ファウンデーションコースもあります。(26,8000ドル、1,7,9月入学)
※入学日は変更になる可能性があります。

IELTSスコアが足りない場合は英語コースからスタート
IELTSスコアが足りない場合、まずはMUICで開講している英語コースからのスタートし、ここでインテンシブ・ダイレクト・プログラムを修了するとIELTS試験免除でインテンシブ・ファウンデーションコースへ進学できます。

インテンシブ・ダイレクト・プログラムコース詳細
英語IELTS5.5以上(ライティング5.5以上)
入学5月/7月/11月
期間10週間
学費入学金220ドル、学費週500ドル(2021年度)
※入学日は変更になる可能性があります。

Bachelor of Security Studies 入学詳細・費用


入学要項
【入学】2月、7月
【学費】年間38,400ドル×3年間=115,200ドル(約980万円)(2022年度)
【条件】高校の成績 3.3/5以上
【条件】英語力 IELTS 6.5以上(各スコア6.0以上)
【IB】25以上
【大学入試センター試験】52点以上
コース詳細ページ

2021〜2022年入学者向け奨学金
現在マッコーリー大学では、2021〜2022年に大学に入学をされる日本国籍の方を対象に年間5,000ドルの奨学金をオファーしています。これは合格者全員もらえる奨学金なので、出願と同時に奨学金の査定も行われ、別途申請する必要はありません。
【通常】38,400ドル(約327万円)
【奨学金】33,400ドル(約284万円)

留学相談&お問い合わせ先


当社オーストラリア留学センターは現地の無料エージェントであり、マッコーリー大学を含め、全豪多数の大学の公式出願窓口となっており、ご相談~出願手続き~現地生活サポートまで無料でご利用頂けます。
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※備考※
・本記事は2021年8月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2022年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=85円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。



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