マッコーリー大学のビジネススクール(Macqurie Business School/Macquarie Graduate School of Management−MGSM)では、オーストラリア国内でも評価の高いMBAコースを開講しています。
以前はMBAといえば「企業の幹部候補の人」「外資に転職」などのイメージがあったかもしれませんが、現在では「起業を目指す方」や「現代のリーダーシップを身につけたい方」など、20代後半の方から注目されてきており、マッコーリー大学のMBAコースでは、伝統的な「経営の知識やスキルを身につける」ことはもちろん、リーダーシップ、ビッグデータ分析、デザイン思考などについてなど、新しい理論についても学ぶことができ、かつ、実践をするための様々なチャンスの場があります。
意思決定のできるリーダーシップ身につけ、将来ビジネスにおいて様々なチャレンジをしてみたいという方にオススメのコースです。
マッコーリー大学でMBAを選ぶ理由
世界ランキング100以内のMBAコース
2021年QS世界MBAランキング(QS世界大学ランキング)では96位(オーストラリア3位)、
2021年Financial Times誌世界MBAランキングでは総合41位(オーストラリア2位)という評価を受けています。
ビジネススクール国際認証機関AACSBに認定されたコース
世界のトップ5%以内に入るビジネススクールとして、世界的に認められたコースです。
入学の検討がしやすい
オーストラリアの大学は、通常年2〜3回の入学日となりますが、マッコーリーのMBAは年4回の入学日があり、多くのトップ大学で必須とされるGMATの提出が求められません。大学の成績、推薦状、英語力+マネージメント経験があれば、入学の可能性が高くなります。
就労経験を積むチャンスがある
MBAコースの選択授業では、マネージメントインターンシップが選択できるため、オーストラリアの会社や海外の会社などで経験を積むちゃんすがあります。
また、オーストラリアは学生ビザでアルバイトができるので、規定に則り職歴を生かしたアルバイトをすることも可能です。
コネクションを作ることができる
マッコーリービジネススクールの学生向けに開催される、 ビジネス関連のネットワーキングやセミナーなどに参加ができる他、マッコーリー大学の学生が参加できる、起業家スペース「インキュベーター」で、アイディアを求めている企業とのコミュニケーションを取るチャンスがあります。
またMBAでは、オーストラリア、アジアや南米からの学生が集まるため、世界中にネットワークを作ることができます。
MBAコースのカリキュラム
コースは必修、選択必修と選択科目に分かれており、コース期間により選択科目の科目数が変わります。
必修では基礎的な経営やリーダーシップに関する知識を学び、選択授業ではより個人の興味に合わせた内容を学ぶことができます。
1.5年の場合は、必修で120単位、2年の場合は、必修と選択科目で160単位です。
必修科目(10科目) |
- Marketing Management (マーケティング管理論)
- Finance for Managers(管理職のための財務)
- Accounting for Managers (管理職のための会計)
- Managerial Economics(管理経済学)
- Business Strategy(事業戦略)
- Managing People(人の管理)
- Leadership Practice and Development(リーダーシップの実践と開発)
- Negotiation: Theory and Practice(交渉:理論と実践)
- Data and Business Analytics(データおよびビジネス分析)
- MBA Capstone Project(MBAキャップストーンプロジェクト)
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選択必修科目(下記より2科目) |
- Leading Change (変更を率いる)
- Strategic Corporate Social Responsibility(戦略的企業の社会的責任)
- Managing Operations(現場の管理)
- Digital Strategy for Business(ビジネスのためのデジタル戦略)
- Big Data and Decision Making(ビッグデータと意思決定)
- Special Topics in Management(マネージメントにおける特別トピック2)
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選択科目(下記より4科目) |
- Design Thinking (デザイン思考)
- Services Marketing(サービスマーケティング)
- Managing Customer Experience(カスタマーエクスペリエンスの管理)
- Designing Competitive Marketing Strategies(競争力のあるマーケティング戦略の設計)
- Building Brand Relevance(ブランドの関連性の構築)
- Investment Management(投資管理)
- Entrepreneurial Finance(起業家財務)
- Corporate Acquisitions(企業買収)
- New Enterprise Management(新しい事業管理)
- Foundations of Management Thought(経営思想の基礎)
- Project Innovation and Change(プロジェクトの革新と変化)
- Risk Measurement and Management(リスクの測定と管理)
- Individual Research Project A(個別研究プロジェクトA)
- Individual Research Project B(個別研究プロジェクトB)
- Management Internship(マネジメントインターンシップ)
- Behavioural Economics(行動経済学)
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MBA体験談
MBAを学ぶ意義 湯淺知英さんのMBA体験談です。
MBAコース詳細
入学 | 1月/4月/6月/9月 |
期間 | 1.5~2年間 |
学費 | 年間40,000ドル(約340万円)(2022年度)/2年間80,000ドル(約680万円) |
学歴・成績 | ・2年間:大学卒業(WAM 65以上/平均成績3.65/7以上)+フルタイムのマネージメント経験、もしくは専門職3年以上
・1.5年間:①大学卒業(WAM 65以上/平均成績3.65/7以上)+フルタイムでマネージメント経験、もしくは専門職5年以上 |
英語 | IELTS7.0以上(各6.0以上)/TOEFL94(L12,R13,W21,S18) |
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コース詳細ページ:Master of Business Administration
コースへの進学方法
日本の大学を卒業してからマッコーリー大学へ進学する場合、2通りの進路があります。
1. 大学院へ直接入学する
下記の「成績条件のいづれか+英語力条件」を満たしていれば、直接大学に入学できます。
【成績条件】大学卒業(WAM 65以上/平均成績3.65/7以上)
【職歴条件】フルタイムでマネージメント経験、もしくは専門職3年以上以上
【英語条件】IELTS 7.0以上(各スコア6.0以上)
【出願書類】大学卒業証明書(英文)、大学成績証明書(英文)、英語力証明(IELTS/ TOEFL/ 提携英語学校の入学書類など)、推薦状(2通)、パーソナルステイトメント(動画で提出)、推薦人レポート、パスポート
大学院への進学
IELTSスコアが足りない場合は、英語コースからスタートすることが出来ます。
MUICで開講している英語コースからのスタートし、ダイレクト・エントリー・プログラムを修了するとIELTS試験免除で大学院のコースへ進学できます。
Direct Entry
英語 | IELTS6.0以上(ライティング6.0以上)/TOEFL73(ライティング21以上) |
入学 | 5月/11月 |
期間 | 10週間 |
学費 | 入学金220ドル、学費週500ドル(2022年度) |
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2022年入学者向け奨学金
現在マッコーリー大学では、2022年に大学に入学をされる日本国籍の方を対象に年間5,000ドルの奨学金をオファーしています。これは合格者全員もらえる奨学金なので、出願と同時に奨学金の査定も行われ、別途申請する必要はありません。
【通常】年間40,800ドル(約346.8万円)(2022年)
【奨学金適用】年間35,800ドル(約304.3万円)
留学相談&お問い合わせ先
当社オーストラリア留学センターは現地の無料エージェントであり、マッコーリー大学を含め、全豪多数の大学の公式出願窓口となっており、ご相談~出願手続き~現地生活サポートまで無料でご利用頂けます。
※備考※
・本記事は2022年11月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=85円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。
CRICOS Provider Number 00002J