マッコーリー大学院で学ぶ会計学



「将来は海外で働いてみたい」とご希望される方の多い大学・大学院留学。ただ、職種としては何を学んだらいいかわからないという方も多いです。

もしあなたがビジネスに興味があるならば、オススメなのは「会計学」。もともと一生モノの仕事として会計関連は人気でしたが、数年前に発表されたテクノロジーに影響を受ける仕事に含まれてからご心配をされている方もいらっしゃいます。

しかし、世界のビジネス・スクールランキングでTOP150に入る、マッコーリー・ビジネス・スクール(MQBS)のLeung教授は、「会計学は、これからますます重要になる」とお話されています。

目次

今、会計を学ぶのがオススメな理由



「現在の世の中は、多くの国でデジタルトランスフォーメーションが進んでおり、仕事もテクノロジー化が進んでいます。しかし、この変化は何のためでしょうか?これは、「人々・社会のニーズ」から進められている変化です。

この「人々・社会のニーズ」を最終的に満たすためには、テクノロジーを導入するだけでなく、テクノロジーを使いこなす人が必要となります。これをできるのが会計士です。

会計学というのは、もともと「人々のニーズや社会の関心を重視」「分析や標準を含むテクノロジーを使用」「過去を振り返り、未来に向けて計画」「テクノロジーと人々のニーズ融合」をする学問なので、会計を学ぶことでテクノロジーを使って、人々のニーズにつなげることができるのです。

更に、会計士は公平性や倫理感をもち、しっかりと説明ができるよう透明性のあるデータ管理をするので、会計を学ぶと、現在の世の中で更に社会に求められるようになる「アカウンタビリティ(説明責任)」のスキルも身につけることができます。

このように、会計を学ぶことで、人々のニーズや社会の関心を満たすことができようになるため、このスキルはますます重要視されるようになります。」

実際、大手公認会計事務所では、いわゆる入力業務等の定型業務にテクノロジーを使い、会計士は企業とのコミュニケーションなどの非定型業務に時間を割いているそうで、よりビジネスの価値をあげることに貢献ができているとのこと。

世界の多くの国が国際会計基準を使っていることから、このスキルをもっていることは、世界中の国で仕事をしてみたいと思う方にとって、チャンスを広げてくれます。





マッコーリー大学院の会計学コース


マッコーリー・ビジネス・スクールで学べる会計コースは主に2つあります。

会計を学ぶ方は、卒業後オーストラリアだけでなく、留学生の帰国も含め海外での就労も多いことから、希望する国で知名度の高い公認会計士資格が取れるよう、様々な認定団体から承認をされています。

Master of Accounting

このコースでは、会計について広く学び、マスター取得を主な目的としている方にオススメのコースです。バックグラウンドによっては、最短1年でマスターを取得できるのが特徴です。

希望する方は卒業後、CPAやACCA、CA ANZ等の大きな公認会計士資格*のメンバーに登録をし、正会員になるための勉強をスタートすることが可能です。

入学2月/7月
期間1年/1.5年/2年間
学費年間39,200ドル(約314万円)(2021年度)/2年間78,400ドル(約628万円)
学歴・成績・2年間:大学を卒業

・1.5年間:①大学の関連学部を卒業、
もしくは②大学を卒業+関連職歴2年/関連する専門資格/関連する過去の学歴、
もしくは③大学卒業(WAM65以上)

・1年間:下記の中から2つの条件を満たす
①大学で関連学部を卒業(WAM65以上)、
②関連職歴2年/関連する専門資格/関連する過去の学歴、
③大学卒業(WAM65以上)
関連学部会計/ビジネス/企業法/経済学/財務など、会計、ビジネスまたは商業の学位。
関連職種・資格会計に関連する技術的または専門的スキルを持つ、会計/財務/ビジネス/商取引などの分野での財政的責任
英語IELTS6.5以上(各6.0以上)/TOEFL83(L12,R13,W21,S18)

コース詳細ページ:Master of Accounting




Master of Professional Accounting

このコースは、公認会計士認定団体と共同で作られたコースで、マスターの資格+できるだけ早い公認会計士認定団体の正会員登録を希望する方にオススメのコースです。

マッコーリー大学のProfessional Accountingのコースは、通常大学・大学院卒業後に学ぶ予定の科目とテストなどの一部または全部を学校で取得することができます。専攻をCPA/ACCA/CA ANZから選びます。

*通常、公認会計士の登録には大学・大学院卒業後、CPA Programなど6科目の合格+3年間の実務経験などが求められます。このコースではそのProgramの一部または全部を並行して受講することができます。なお、Program部分については授業料と別途受講料が必要です。

【注】入学前にどの団体に登録をしたいか決める必要があります。

入学2月/7月
期間1.5年/2年間
学費年間39,200ドル(約314万円)(2021年度)/2年間78,400ドル(約628万円)
学歴・成績・2年間:大学を卒業

・1.5年間:①大学の関連学部を卒業、
もしくは②大学を卒業+関連職歴2年/関連する専門資格/関連する過去の学歴
関連学部会計/ビジネス/企業法/経済学/財務など、会計、ビジネスまたは商業の学位。
関連職種・資格会計に関連する技術的または専門的スキルを持つ、会計/財務/ビジネス/商取引などの分野での財政的責任
英語IELTS6.5以上(各6.0以上)/TOEFL83(L12,R13,W21,S18)

コース詳細ページ:Master of Professional Accounting



そして、上記2つのコースに合わせ、リーダーシップについても学びたい方向けに、下記2つのコースも開講しています。

Master of Accounting and Leadership

入学2月/7月
期間1.5年/2年/2.5年間
学費年間39,200ドル(約314万円)(2021年度)/2.5年間98,000ドル(約784万円)
学歴・成績・2.5年間:大学を卒業

・2年間:①大学の関連学部を卒業、
もしくは②大学を卒業(WAM65以上)+関連職歴2年/関連する専門資格/関連する過去の学歴
関連学部会計/ビジネス/企業法/経済学/財務など、会計、ビジネスまたは商業の学位。
関連職種・資格会計に関連する技術的または専門的スキルを持つ、会計/財務/ビジネス/商取引などの分野での財政的責任
英語IELTS6.5以上(各6.0以上)/TOEFL83(L12,R13,W21,S18)

コース詳細ページ:Master of Accounting with Leadership



Master of Professional Accounting with Leadership

入学2月/7月
期間2年/2.5年間
学費年間39,200ドル(約314万円)(2021年度)/2.5年間98,000ドル(約784万円)
学歴・成績・2年間:大学を卒業

・1.5年間:①大学の関連学部を卒業、
もしくは②大学を卒業+関連職歴2年/関連する専門資格/関連する過去の学歴、
もしくは③大学卒業(WAM65以上)

・1年間:下記の中から2つの条件を満たす
①大学で関連学部を卒業(WAM65以上)、
②関連職歴2年/関連する専門資格/関連する過去の学歴、
③大学卒業(WAM65以上)
関連学部会計/ビジネス/企業法/経済学/財務など、会計、ビジネスまたは商業の学位。
関連職種・資格会計に関連する技術的または専門的スキルを持つ、会計/財務/ビジネス/商取引などの分野での財政的責任
英語IELTS6.5以上(各6.0以上)/TOEFL83(L12,R13,W21,S18)

コース詳細ページ:Master of Professional Accounting with Leadership



 マッコーリー大学院のオススメポイント


世界の大手公認会計士団体、ビジネス団体の認定コースである



MQBSでは、下記の公認会計士認定団体と共同で作った会計コースを開講していますが、全ての認定団体から単位免除をもらえるコースを提供している大学は、オーストラリアでマッコーリー大学だけです。

ACCA:オーストラリアで2つの大学が認定コースを開講中。
UKの公認会計士団体。主にヨーロッパ、東南アジアで知名度の高い資格です。マッコーリー大学はACCAの高い合格率を誇ります。

CPA Australia:オーストラリアで6つの大学が認定コースを開講中。
世界の多くで通用する資格ですが、オーストラリア、アメリカ、カナダ、中国、アジアなどで知名度の高い資格です。よりそれぞれの国の会計にフォーカスをしています。

CPAは世界のCPAと提携があり、国によっては相互認定制度があるため、いくつかの試験にパスをすれば、他国のCPAにも登録ができます。

CA ANZ:オーストラリアで2つの大学が認定コースを開講中。
世界の多くで通用する資格ですが、オーストラリアを含め欧米、マレーシア、シンガポール、インド、アフリカで知名度の高い資格です。もともと、大手公認会計士事務所に入るために必須とされていた資格です。実践を重視したプログラムです。

CAの資格は各国と相互認定制度があるため、いくつかの試験にパスをすれば、他国のCAにも登録ができます。

更に、世界のTOPビジネススクール認定団体ACCSB(Association to Advance Collegiate Schools of Business)からの認定、 Institute of Management Accountants (IMA)からの認定も得ています。



業界とのコネクションが強い



マッコーリー大学は、アメリカのシリコンバレーを目指して作ったマッコーリービジネスパークの中心に位置しており、このマッコーリービジネスパークには多くの主要企業がオフィスを構えています。

これらの会社との様々な研究やコラボを通して作られたコネクションから、雇用主が必要とするスキルをカリキュラムに込みこんだり、学生の多くがこれからの会社にインターンシップに行きます。また、マッコーリー大学の卒業生とのつながりから、フィードバックを授業にも活かしています。

これらから、MQBSの卒業生は卒業時には即戦力がついています。



Incubatorがある



会計の知識を持っている方は、起業をすることや企業を考えている方たちとコラボをするチャンスが得やすいと言われています。マッコーリー大学では起業を考える学生と会社をつなぐIncubatorをいち早く設立していますので、卒業後のキャリアが就職だけでなく起業も考えている方には就学中から様々な経験やネットワークを広げることが可能です。



進学方法



日本大学を卒業してからマッコーリー大学へ進学する場合、2通りの進路があります。



1. 大学院へ直接入学する

下記の「成績条件+英語力条件」を満たしていれば、直接大学に入学できます。

【成績条件】希望コースの成績条件(上記各コースをご参照ください。)
【英語条件】IELTS 6.5以上(各スコア6.0以上)



2. 英語コース経由で入学する

IELTSスコアが足りない場合、付属カレッジで開講している英語コースからのスタートし、ダイレクト・エントリーを修了すると、IELTS試験免除で大学院コースへ進学できます。



英語IELTS6.0以上(ライティング6.0以上)/TOEFL73(ライティング21以上)
入学5月/11月
期間10週間
学費入学金200ドル、学費週490ドル(2020年度)

2021年入学者向け奨学金
現在マッコーリー大学では、2021年に大学に入学をされる日本国籍の方を対象に年間5,000ドルの奨学金をオファーしています。これは合格者全員もらえる奨学金なので、出願と同時に奨学金の査定も行われ、別途申請する必要はありません。


【通常】年間39,200ドル(約312万円)(2021年)
【奨学金適用】年間34,200ドル(約274万円)

留学相談&お問い合わせ先



当社オーストラリア留学センターは現地の無料エージェントであり、マッコーリー大学を含め、全豪多数の大学の公式出願窓口となっており、ご相談~出願手続き~現地生活サポートまで無料でご利用頂けます。

お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
※備考※
・本記事は2020年9月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2021年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレート1豪ドル=80円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。




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豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号G176)
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