英文履歴書の学部名・学位名の英語表記|日本の大学の書き方と例

英文履歴書に書く学部名英文履歴書やオーストラリアの学校への出願書類に、日本の大学の学部名を英語で書くときの考え方と、代表的な英語表記の例をまとめました。

いちばん大切なのは、学部名の英語表記に「全国共通の正解」はないということです。同じ「文学部」でも、大学によって Letters、Literature、Humanities と表記が分かれます。

結論:自分の大学が決めている公式の英語名をそのまま書く
英文の卒業証明書・成績証明書、または大学の英語版ウェブサイトに載っている表記を使ってください。自分で訳した表記は、提出する証明書と食い違う原因になります。

学部名と学位名は別もの

英文履歴書でよく混同されるのが「学部名」と「学位名」です。学部は所属した組織の名前、学位は卒業時に授与された資格の名前で、書く場所も書き方も違います。

項目英語での書き方
学部Faculty of ◯◯ / School of ◯◯ / College of ◯◯(どれを使うかは大学ごとに違う)
学科Department of ◯◯
学位Bachelor of ◯◯ / Bachelor of Arts in ◯◯ / Bachelor of Science in ◯◯ など

たとえば慶應義塾大学の総合政策学部は、学部が Faculty of Policy Management、学位が Bachelor of Arts in Policy Management です。早稲田大学の政治経済学部は「Faculty」ではなく School of Political Science and Economics という名前です。

このように、学部名の前に付く言葉も、学位名の形も大学ごとに決まっています。「看護学部なら Bachelor of Nursing」のように機械的に置き換えず、必ず自分の大学の表記を確認してください。

英文履歴書での書き方の例

オーストラリアの英文履歴書(Resume/CV)では、学歴(Education)を新しいものから順に書きます。1つの学歴は、次の要素で書くのが一般的です。

項目書き方の例
学位Bachelor of Arts in Economics
学部・大学Faculty of Economics, ◯◯ University
所在地Tokyo, Japan
在籍期間April 2021 – March 2025
在学中の場合Expected completion: March 2027 のように卒業予定を書く

学位名・学部名・大学名は、上の例の形をまねるのではなく、英文の卒業証明書(在学中なら卒業見込証明書・在学証明書)の表記に置き換えてください。

日本の学部名の英語表記の例

代表的な学部名の英語表記の例です。表の英語は「Faculty of」「School of」を省いた部分で、あくまで目安です。複数の表記を並べているものは、大学によって表記が分かれる学部です。

学部名英語表記の例(大学により異なる)
文学部Letters / Literature / Humanities
経済学部Economics
政治経済学部Political Science and Economics
法学部Law
商学部Commerce / Business and Commerce
経営学部Business Administration
教育学部Education
社会学部Sociology / Social Sciences
社会情報学部Social Informatics
国際文化学部Intercultural Communication
国際教養学部International Liberal Studies / Liberal Arts
外国語学部Foreign Studies / Foreign Languages
現代福祉学部Social Policy and Administration
総合政策学部Policy Management / Policy Studies
環境情報学部Environment and Information Studies
人間環境学部Humanity and Environment
人間科学部Human Sciences
教養学部Arts and Sciences / Liberal Arts
心理学部Psychology
理学部Science
理工学部Science and Technology / Science and Engineering
工学部Engineering
情報学部Informatics / Computer and Information Sciences
データサイエンス学部Data Science
生命科学部Life Sciences / Bioscience and Applied Chemistry
農学部Agriculture
医学部Medicine
看護学部Nursing
薬学部Pharmaceutical Sciences / Pharmacy
スポーツ科学部Sport Sciences
美術学部Fine Arts
建築学部Architecture
デザイン工学部Engineering and Design
通信教育課程Correspondence Course

短期大学や専門学校を卒業している方も考え方は同じです。学校が発行する英文の卒業証明書の表記をそのまま使い、自分で訳さないようにしてください。

よくある質問

Q:自分の大学の公式な英語名がわかりません
A:大学の英語版ウェブサイトの学部紹介ページを見るか、大学の窓口で英文の卒業証明書(在学中なら在学証明書)を発行してもらうのが確実です。証明書に載っている表記が、そのまま使える表記です。

Q:学位名はどこで確認できますか
A:英文の卒業証明書・学位証明書に記載されています。学位の英語表記も大学ごとに決められているため、同じ経済学部でも Bachelor of Economics と Bachelor of Arts in Economics のように分かれることがあります。

Q:オーストラリアの大学・大学院に出願するときも同じですか
A:同じです。出願では英文の成績証明書・卒業証明書を提出するため、願書や履歴書に書く学部名・学位名は、その証明書の表記にそろえてください。

カウンセラーから一言(ブリスベンオフィス 林 真生 / Masuyo Hayashi)

英文の書類は、1枚だけを見られるわけではありません。履歴書、成績証明書、卒業証明書がセットで見られます。学部名ひとつでも表記がそろっていると、それだけで「きちんと準備してきた人」という印象につながります。

逆に、ネットで見つけた英訳をそのまま書いて、証明書の表記と違ってしまうのはもったいないことです。迷ったら、まず手元の英文証明書を確認してください。

オーストラリアでの仕事探しや、大学・大学院・TAFEへの出願書類の準備で迷ったら、お気軽にご相談ください。
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豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I008)
留学カウンセラー歴22年。ブリスベン現地オフィスで、オーストラリア留学・進学の相談を担当しています。2002年にワーキングホリデーで渡豪し、現在は豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I008)として、高校生の大学進学、大学生の休学・認定留学、社会人のキャリアチェンジまで幅広くサポートしています。 これまで1500名以上の学生を見てきて強く感じているのは、留学は「入学できるか」だけで決めるものではないということです。英語力、成績、費用、ビザ、現地生活、そして卒業後の進路まで含めて、その人にとって本当に続けられる選択かどうかを見極めることを大切にしています。希望だけで話を進めるのではなく、必要な場合は厳しいこともお伝えしながら、現実的で納得できる留学プランを一緒に考えています。 ブリスベンで留学している学生、これからブリスベンでの進学を目指す方に向けて、制度の説明だけではなく、現地で日々留学生をサポートしているからこそ伝えられる判断材料をお届けしています。「相談してよかった」と思っていただけるよう、一人ひとりの状況に合わせて丁寧に向き合っています。 このカウンセラーに質問する

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