「文系だけど、テクノロジーにも興味がある」——そんな欲張りな気持ち、実はいま一番価値のある感覚かもしれません。AIやSNSが当たり前になった社会では、テクノロジーそのものを作る人だけでなく、テクノロジーと人・社会の間に立って考えられる人材が強く求められています。
クイーンズランド工科大学(QUT) が2027年入学に向けて新設したBachelor of Arts(教養学部)は、まさにその「テクノロジー・文化・社会が交わる場所」をテーマにした学部です。
入学は2027年2月からスタートし、ブリスベンのケルビングローブキャンパスで学びます。「教養学部って、結局何を勉強するの?」と聞かれがちな学部ですが、このコースは答えがはっきりしています。
この記事では、10の専攻の選び方から、全員に保証されているインターンシップ、入学条件、卒業後のキャリアまで、ブリスベン現地オフィスの留学カウンセラーの目線で詳しくご紹介します。文系での留学を考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
Bachelor of Artsってどんなコース?
AIが文章を書き、SNSが世論を動かし、アルゴリズムが私たちの毎日の選択に影響を与える——現代の大きな課題の多くは、テクノロジーと社会がぶつかる場所で起きています。その一方で、文化や倫理といった「人間側の事情」が、テクノロジーの進化の方向を決めているのも事実です。
クイーンズランド工科大学(QUT)のBachelor of Artsは、まさにこの交差点を学ぶために設計されたコースです。テクノロジー系大学ならではの強みを活かして、従来の人文学・社会科学に
デジタルスキルと実践力 を組み合わせているのが、他大学の教養学部との大きな違いです。
このコースで身につくのは、批判的思考力、デジタルリテラシー、倫理的な判断力、リサーチ力、そして伝わる文章力です。どれも「AIに仕事を奪われにくいスキル」として、いま世界中の雇用主が最も求めている力だと言われています。
大学公式による紹介動画もあわせてご覧ください。テクノロジーと人間性の両方が必要とされる時代に向けて、このコースがどんな考え方で設計されたのかがコンパクトにまとまっています。
VIDEO
選べる10の専攻(Major)――どれを選ぶ?
このコースでは、以下の10の専攻(Major)から自分に合ったものを選ぶことができます。専攻選びで大切なのは、「何を学びたいか」よりも「どんな仕事がしたいか」から逆算して考えることです。それぞれの特徴と、どんな人に向いているかを表にまとめました。
専攻名 特徴・向いている人
Community Education (コミュニティ教育)教室の外で、コミュニティ・社会正義・産業に直結する学びの場をデザインする力を学ぶ。地域の教育プログラム企画や、NPO/NGOでの活動を目指す人向け。
Creative Industries (クリエイティブ産業)創造性の力で文化的・社会的なプロジェクトをリードし、コミュニティを強くし変化を生み出す方法を学ぶ。マーケティング・文化プログラム運営・戦略コミュニケーションに関心がある人向け。
Crime and the Media (犯罪とメディア)調査報道・ジャーナリズム・クリエイティブノンフィクションの手法を使い、説得力があり倫理的な犯罪ストーリーを描く力を学ぶ。メディア・出版・司法広報に関心がある人向け。
Digital Storytelling for Social Impact (社会を変えるデジタルストーリーテリング)社会理解を形づくり、文化に影響を与え、社会変化を後押しする、意味のあるデジタルコンテンツを制作する力を学ぶ。コンテンツ制作・キャンペーン企画に関心がある人向け。
Disaster, Justice and Community Recovery (災害・正義とコミュニティ復興)政策・法律・医療・コミュニケーションの視点から、災害からの復興とコミュニティ支援のあり方を学ぶ。防災・人道支援・地域安全の分野に関心がある人向け。
Open (オープン専攻)アーツ・メディア・教育・文化などの科目を興味に合わせて自由に組み合わせ、自分だけの専攻を設計できる。興味が1つに絞れない人、入学後にじっくり決めたい人向け。
Public and Social Policy (公共・社会政策)格差・アイデンティティ・権力・社会変化といったテーマから、政策が医療・教育・メディア・司法に与える影響を学ぶ。政府機関・NGO・シンクタンクでの活躍を目指す人向け。
Storytelling, Digital Culture and Games (ストーリーテリング・デジタル文化・ゲーム)ゲームやインタラクティブメディアを、物語・デジタル文化の視点から学問として掘り下げる。QUTが強みを持つゲーム産業とのつながりを活かしたい人向け。
Technology for Social Good (社会課題を解決するテクノロジー)テクノロジーで現実社会の課題を解決する方法を探り、倫理的でインクルーシブな技術を設計する力を学ぶ。IT×福祉/教育分野でのプロジェクト推進を目指す人向け。
Writing in a Digital World (デジタル時代のライティング)クリエイティブ・企業・教育などあらゆる場面で人に情報を伝え、鼓舞し、変化を起こす、応用力の高いライティングスキルを磨く。ライター・編集・コンテンツ企画を目指す人向け。
「犯罪とメディア」や「ゲーム」まで専攻にしてしまうあたり、実にオーストラリアらしい自由さです。日本の大学の学部名ではなかなか見かけないラインナップですが、どれも現代社会の「リアルな論点」を扱う専攻です。「どれを選べばいいかわからない」という方も、Open専攻を選べば実際に授業を受けながら方向性をじっくり探っていくことができます。
コースの仕組み:4つのパーツで自分の学びをデザイン
Bachelor of Artsのカリキュラムは、大きく4つのパーツで構成されています。必修の共通科目でしっかりと土台を固めつつ、残りの科目は自由度が高く設計されているのがポイントです。
共通科目 6科目。コミュニケーション、批判的思考、倫理的判断など、人文・社会科学の核となるスキルを学びます
専攻科目 8科目。選んだ専攻の専門知識を深めます(Open専攻の場合は自分で構成)
自由選択科目 8科目。選択科目で専門性を伸ばすか、第2専攻・副専攻(マイナー)で幅を広げるかを選べます
QUT You 4科目。異なる学部の学生と混ざり合い、変化の速い時代に対応する力を育てる、大学全体の共通カリキュラムです
自由選択科目の枠を使って第2専攻や副専攻を組み合わせれば、「公共政策×ライティング」のような自分だけの掛け算を作ることも可能です。外国語の科目を組み込んで、卒業後の武器をもう1つ増やすという使い方もできます。
サンプル:Public and Social Policy(公共・社会政策)専攻を選んだ場合
「4つのパーツと言われても、実際どんな3年間になるの?」という方のために、公共・社会政策専攻を例に学びの流れをイメージしてみましょう。
1年目 共通科目でコミュニケーション・批判的思考・倫理的判断の土台を作りながら、格差・アイデンティティ・権力・社会変化といったテーマからオーストラリア社会を読み解きます。地域の課題を扱うコミュニティ・エンゲージメント科目で、入学直後から「教室の外」との接点が始まります
2年目 専攻科目で政策分析・アドボカシー(政策提言)・リサーチ・倫理的な意思決定のスキルを本格的に鍛えます。自由選択科目の枠で、ライティング系の副専攻や外国語を組み合わせるのもこの時期です
3年目 実社会のプロジェクトや、企業・団体でのインターンシップ(WIL)で学びを実践に変えます。政策が医療・教育・メディア・司法の現場でどう機能しているかを、当事者として体験する総仕上げの1年です
この専攻の卒業後は、政府機関、NGO、アドボカシー団体、政策開発、コミュニティのリーダーシップといった進路が視野に入ります。「社会の仕組みを変える側に回りたい」という方には、まっすぐ刺さる専攻です。
なお、各科目の正式名称と科目一覧は、大学公式ページの「Details and units」で順次公開されています。履修プランの詳細は入学後に大学スタッフと相談して決めるため、出願段階で細かく固める必要はありません。
深さ×広さ――専攻の掛け合わせで、自分だけのキャリアをつくる
「T字型人材」という言葉をご存知でしょうか。縦の棒が「1つの専門分野の深い知識」、横の棒が「周辺領域への幅広い理解」を表しています。採用の現場では、どちらか一方だけよりも、この両方を持っている人材が圧倒的に求められています。
Bachelor of Artsでは、主専攻(Major)に加えて
第2専攻(Second Major)・副専攻(Minor)・選択科目(Elective) の3段階で、自分だけのカリキュラムを組み立てられます。第2専攻は主専攻と同じ深さでもう1分野を学ぶ選択肢、副専攻は専門性を深めるほどではないが周辺知識として身につけたい分野を補強する選択肢、選択科目は学部の枠を超えて他学部の科目を自由に履修できる仕組みです。
どの専攻を選ぶかだけでなく、何と組み合わせるかによって、卒業後のキャリアの幅はまったく異なります。以下は、10の専攻すべてについて、組み合わせパターンとそこからつながる仕事のイメージです。
Community Education(コミュニティ教育)専攻の場合
学びの場をデザインする力に何を足すかで、活躍する現場が変わります。
組み合わせ つながる職種・分野
+ Technology for Social Good 副専攻 テクノロジーを教育に活かす力が加わり、エドテック(教育×テクノロジー)コーディネーターとして、教育機関やNPOで力を発揮できます。
+ Public and Social Policy 副専攻 教育政策への理解が深まり、教育政策アドバイザー・生涯学習プログラム開発担当として、行政や教育団体での活躍が見込めます。
+ Disaster, Justice and Community Recovery 第2専攻 災害後の学びの場づくりという専門性が加わり、緊急時教育コーディネーターとして、人道支援団体での需要が見込めます。
Creative Industries(クリエイティブ産業)専攻の場合
創造性を「仕事」に変えるには、経営や社会課題への理解を掛け合わせるのが近道です。
組み合わせ つながる職種・分野
+ Public and Social Policy 副専攻 文化事業の企画力に政策理解が加わり、文化政策担当・アートマネージャーとして、自治体や文化団体での活躍が見込めます。
+ Technology for Social Good 副専攻 クリエイティブな発想とテクノロジーを組み合わせ、ソーシャルイノベーション・プロデューサーとして、社会課題解決型のプロジェクトを牽引できます。
+ Writing in a Digital World 第2専攻 企画力と文章力の両方を持つ人材となり、コンテンツプロデューサー・編集者として、メディアや広告業界で強みを発揮できます。
Crime and the Media(犯罪とメディア)専攻の場合
調査報道の手法は、何と組み合わせるかで専門領域がぐっと広がります。
組み合わせ つながる職種・分野
+ Writing in a Digital World 副専攻 調査報道と文章力の両輪が揃い、調査ジャーナリスト・ノンフィクションライターとして、メディアや出版業界での専門性を高められます。
+ Public and Social Policy 副専攻 司法制度への理解が深まり、司法広報担当・犯罪政策リサーチャーとして、政府機関やシンクタンクでの活躍が視野に入ります。
+ Digital Storytelling for Social Impact 第2専攻 デジタル発信力が加わり、ポッドキャストプロデューサー・ドキュメンタリー制作者として、メディア業界での需要が見込めます。
Digital Storytelling for Social Impact(社会を変えるデジタルストーリーテリング)専攻の場合
「伝える力」に何を足すかで、発信の説得力がまったく変わります。
組み合わせ つながる職種・分野
+ Public and Social Policy 副専攻 社会課題の背景理解が深まり、キャンペーンマネージャー・アドボカシーコンテンツ担当として、NGOや国際機関での説得力あるコンテンツ制作を担えます。
+ Technology for Social Good 副専攻 テクノロジーを使った発信手法が身につき、デジタルキャンペーンディレクターとして、社会貢献型のブランドやプロジェクトで力を発揮できます。
+ Elective(マーケティング・ビジネス系) ビジネス視点での発信戦略が身につき、ソーシャルメディアマネージャー・ブランドコミュニケーション担当として、企業のマーケティング部門でも活躍できます。
Disaster, Justice and Community Recovery(災害・正義とコミュニティ復興)専攻の場合
災害復興の知識は、政策・発信・教育のどこと組み合わせるかで役割が変わります。
組み合わせ つながる職種・分野
+ Public and Social Policy 第2専攻 政策と災害復興の両方に強くなり、防災政策アナリスト・復興支援コーディネーターとして、行政や人道支援団体で専門性を発揮できます。
+ Digital Storytelling for Social Impact 副専攻 被災地の声を伝える発信力が加わり、緊急人道支援コミュニケーション担当として、国際機関やNGOでの活躍が見込めます。
+ Community Education 副専攻 地域住民への防災教育を設計する力が加わり、防災教育コーディネーターとして、自治体や教育機関での需要が見込めます。
Public and Social Policy(公共・社会政策)専攻の場合
社会の仕組みを学ぶ専攻に何を掛け合わせるかで、活躍のフィールドが変わります。
組み合わせ つながる職種・分野
+ Writing in a Digital World 副専攻 政策の内容を市民に分かりやすく届ける力が加わり、政策コミュニケーション担当・広報担当として、政府機関や国際機関での活躍が視野に入ります。
+ Digital Storytelling for Social Impact 副専攻 政策課題をSNSやキャンペーンで発信する力が身につき、アドボカシー(政策提言)担当・キャンペーンオフィサーとして、NGOや国際機関での活躍が期待できます。
+ Disaster, Justice and Community Recovery 第2専攻 政策と災害復興の両方に強くなり、防災政策アナリスト・復興支援コーディネーターとして、行政や人道支援団体で専門性を発揮できます。
Storytelling, Digital Culture and Games(ストーリーテリング・デジタル文化・ゲーム)専攻の場合
ゲーム・デジタル文化の知識は、社会課題や教育と組み合わせることで新しい活躍の場が生まれます。
組み合わせ つながる職種・分野
+ Technology for Social Good 副専攻 社会課題を解決するゲームやアプリの企画力が身につき、ソーシャルインパクト・プロダクト企画として、スタートアップや社会的企業で活躍できます。
+ Community Education 副専攻 ゲームを教育に応用する力が身につき、エデュケーショナルゲームデザイナーとして、教育機関やエドテック企業での需要が見込めます。
+ Writing in a Digital World 第2専攻 ゲームのシナリオ・世界観づくりの専門性が高まり、ゲームライター・ナラティブデザイナーとして、ゲーム産業での活躍が視野に入ります。
Technology for Social Good(社会課題を解決するテクノロジー)専攻の場合
テクノロジーを「人のため」に活かす専攻は、掛け合わせ次第で活躍の場が大きく広がります。
組み合わせ つながる職種・分野
+ Public and Social Policy 副専攻 行政のデジタル化を推進する力が身につき、デジタル政策アナリスト・行政DX担当として、政府機関での需要が高まっています。
+ Community Education 副専攻 テクノロジーを教育に活かす力が身につき、エドテック(教育×テクノロジー)コーディネーターとして、教育機関やNPOで力を発揮できます。
+ Storytelling, Digital Culture and Games 第2専攻 社会課題を解決するゲームやアプリの企画力が身につき、ソーシャルインパクト・プロダクト企画として、スタートアップや社会的企業で活躍できます。
Writing in a Digital World(デジタル時代のライティング)専攻の場合
「書く力」は、何と組み合わせるかで専門性がぐっと増します。
組み合わせ つながる職種・分野
+ Crime and the Media 副専攻 調査報道の手法が身につき、調査ジャーナリスト・ノンフィクションライターとして、メディアや出版業界での専門性を高められます。
+ Creative Industries 副専攻 企画力と文章力の両輪が揃い、コピーライター・コンテンツストラテジストとして、広告・ブランディング業界で強みを発揮できます。
+ Public and Social Policy 副専攻 専門分野への理解が深まり、政策系ライター・スピーチライターとして、政府機関やシンクタンクでの活躍が視野に入ります。
Open(オープン専攻)の場合
Open専攻は「掛け合わせありき」の専攻です。組み合わせそのものが、あなたの専門性になります。
組み合わせ例 つながる職種・分野
Creative Industries科目 + Public and Social Policy科目 文化と政策の両方を理解する人材として、文化政策担当・アートマネージャーの道が開けます。
Technology for Social Good科目 + Community Education科目 テクノロジーと教育の両方を理解する人材として、エドテック企画職の道が開けます。
Writing in a Digital World科目 + Digital Storytelling科目 書く力と発信力の両方を鍛え、コンテンツストラテジストの道が開けます。
このように、主専攻1つだけでは見えにくいキャリアの可能性も、組み合わせを考えることで一気に具体的になります。「まだ専攻を1つに絞れない」という方こそ、このコースの自由度を活かせる方だと思います。迷ったときは、当社カウンセラーと一緒に「なりたい自分」から逆算して組み合わせを考えてみませんか。
インターンシップが「保証」されている安心感
文系学部への進学を考えるとき、一番心配になるのは「この学部、就職に本当につながるの?」という点ではないでしょうか。ご家族からそう聞かれて答えに詰まった、という方も多いはずです。このコースは、その不安に真正面から答える設計になっています。
なんと
1年目から業界とつながる科目が始まり、コース内でのインターンシップも全員に保証 されています。「頑張った人だけが掴めるかもしれない」ではなく、「全員が必ず経験できる」仕組みとして、最初からカリキュラムに組み込まれているのが大きな特徴です。
流れとしては、1年目に地域の課題を扱うコミュニティ・エンゲージメント科目からスタートし、コース後半で再び実践科目を挟んだうえで、企業や団体でのインターンシップ(WIL:ワーク・インテグレーテッド・ラーニング=就業体験を単位として認定する仕組み)へと進みます。在学中に実務経験と人脈を作れることは、オーストラリアでの現地就職はもちろん、日本に帰国してからの就職活動でも大きなアドバンテージになります。
卒業後のキャリア——オーストラリアで働く?日本に帰る?
専攻ごとに目指せる仕事の分野は、先ほどの専攻紹介の表でご覧いただいた通りです。ここでは専攻を問わず共通する、「卒業したあと、どこでどう働くのか」という視点でお話しします。
大学全体としては、政策、コミュニケーション、コミュニティ・リーダーシップ、デジタル戦略、リサーチ、教育といった分野が主な進路として想定されています。さらに「まだ存在していない、これから生まれる仕事」への対応力も設計思想として掲げているのが、いかにもテクノロジー系大学らしいところです。
オーストラリアで卒業後に滞在・就労する場合は、別途、適切なビザが必要です。Temporary Graduate visa(subclass 485)を含む卒業後のビザ制度は、申請時点の制度や個人の状況によって適用条件が異なります。最新情報はオーストラリア内務省の公式サイトで確認し、個別のビザ適格性については登録移民エージェントまたはオーストラリアの法律実務家へご相談ください。
日本に帰国して就職する場合も、「英語力×デジタルリテラシー×海外での実務経験」という組み合わせは、業界を問わず評価されやすいプロフィールです。批判的思考力やデジタルリテラシーは業界が変わっても持ち運べる力であり、特定の職業に縛られない「応用の効くスキルセット」が手に入ることこそ、このコースの本当の強みです。
入学条件・学費・コース概要
2027年入学に向けたコースの基本情報を、現時点で確認できている範囲でまとめました。本コースは新設コースのため、一部の情報が確認中となっています。出願前には必ず最新情報をご確認ください。
大学名 Queensland University of Technology(クイーンズランド工科大学)
コース名 Bachelor of Arts
コースコード BA01(CRICOSコード:120879B)
期間 3年(フルタイム)
入学時期 2月/7月
キャンパス ケルビングローブキャンパス(ブリスベン)
学費 最新の学費はクイーンズランド工科大学(QUT)の学費一覧ページ でご確認ください
英語条件 IELTS 6.5以上(各6.0以上)※QUT学部課程の標準基準
日本からの出願に使える学歴基準
日本で学んだ方が出願する場合、以下のような資格・成績が入学基準の目安になります。お持ちの資格や学歴によって、使えるルートが変わってくるのがポイントです。
日本の高校卒業 5段階評定平均(GPA)で判定。直接入学は4.0以上、QUT College Foundation経由は3.0以上が目安(詳細は次項の進学ルート早見表を参照)
国際バカロレア(IB) IBディプロマ修了、28点以上
米国ハイスクールディプロマ GPA 3.00以上(4段階評価)
GCE Aレベル 上位3科目の合計スコア8以上(A*=6、A=5、B=4、C=3、D=2、E=1)
SAT SAT-I 合計980以上(2016年3月以降の受験)+高校卒業資格
日本の高校からの進学ルート早見表
日本からクイーンズランド工科大学(QUT)を目指す場合の、一般的な進学ルートをまとめました。入学審査で見られるのは主に
高校の成績 と
英語力 の2つで、この組み合わせによって最適なルートが変わります。
高校の成績(5段階) 英語力(IELTS) 推奨ルート 入学学年
4.0以上 IELTS 6.5以上(各6.0以上) QUT本科へ直接入学【要確認:BA01の直接入学の成績基準そのものは2027年1月中旬公開予定】 1年次
3.0以上 5.0以上(各4.5以上) QUT College Foundationコース経由 1年次
英語力が上記未満 ― QUT College英語コース(EAP)からスタート 英語コース修了後に上記ルートへ
なお、
このコースにはDiplomaコース経由で2年次に編入するルートはありません 。QUT Collegeを経由する場合はFoundationコースからの進学となります。英語力がまだ基準に届かない方も、QUT Collegeの英語コース(EAP)を経由して進学するルートがありますので、諦める必要はまったくありません。
「今の成績と英語力だと、いつ・どのルートで入学できるのか」を知りたい方は、まず当社カウンセラーにお尋ねください。早めに動き始めることが、合格への一番の近道です。
よくある質問
みんなが気になっていること、まとめました。留学カウンセリングの現場で実際によくいただく質問を中心にご紹介します。出願前のモヤモヤ解消にお役立てください。
Q. 文系学部だと、卒業後にオーストラリアで働くのは難しいですか?
A. 職種によりますが、このコースは在学中のインターンシップが全員に保証されているため、現地での実務経験と人脈を作りやすいのが強みです。キャリアの選択肢は専攻選びにも大きく左右されるので、目標から逆算して専攻を選ぶことをおすすめします。
Q. オンラインでも学べると聞きましたが、留学生でも可能ですか?
A. 本コースにはオンライン学習の選択肢がありますが、学生ビザで渡航する留学生には対面での就学が原則求められます。留学生としての履修形態は個別の状況によって変わるため、出願前に必ずご確認ください。
Q. 専攻は出願時に決めないといけませんか?
A. 専攻ごとに出願先が分かれているため、基本的には出願時に専攻を選択します。迷っている方には、幅広い分野から科目を組み合わせられるOpen専攻という選択肢もありますので、無理に1つへ絞り込む必要はありません。
Q. QUT College のDiplomaコースから2年次に編入できますか?
A. このコースにはDiplomaコース経由の編入ルートがありません。高校の成績が直接入学の基準に届かない場合は、QUT CollegeのFoundationコースを経由して1年次から入学するルートになります。どのルートが最短になるかは成績と英語力によって変わるので、個別にご相談ください。
Q. 英語力がまだIELTSの基準に届いていません。諦めるべきですか?
A. 諦める必要はありません。QUT Collegeの英語コースを経由して入学するルートがあり、実際にほとんどの日本人学生がこのルートからスタートしています。必要な学習期間は現在の英語力によって変わるので、まずは今のスコアや学習状況をお知らせください。
キャンパスのあるブリスベンってどんな街?
本コースを学ぶ拠点は、ブリスベン中心部から約3km北にあるケルビングローブキャンパスです。キャンパス周辺は「Kelvin Grove Urban Village」と呼ばれる学生中心の街として整備されており、スーパーやカフェが徒歩圏内に揃った、緑豊かで落ち着いたエリアです。
ブリスベンは2032年のオリンピック・パラリンピック開催都市に決定しており、街全体が成長を続けています。一年を通して温暖な気候と治安の良さから、日本人留学生にも人気の都市です。「都会すぎず、田舎すぎず」という絶妙なバランスは、初めての留学先として大きな安心材料になります。
キャンパス周辺の治安・交通・買い物環境については、
Kelvin Grove Campus(QUT)ガイド で写真つきで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
オーストラリア留学センターに相談する
クイーンズランド工科大学(QUT)の新しいBachelor of Artsは、「文系×テクノロジー×実践」という、これからの時代に合った学びを求める方にぴったりのコースです。一方で、新設コースだからこそ、学費や入学条件といった最新情報の確認が欠かせません。
オーストラリア留学センターは、クイーンズランド工科大学(QUT)を含む全豪28大学の公式出願窓口です。専攻選びのご相談から出願手続き、英語コースの手配、ビザ申請、さらに渡航後の現地サポートまで、すべて無料で提供しています。「私の英語力と成績だと、いつ入学できる?」といった具体的なご質問も大歓迎です。ぜひ当社をご利用ください。
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