新型コロナの感染拡大にともない、「パブリックヘルス/公衆衛生」という言葉を耳にすることが増えたのではないかと思います。
新型コロナ以前から、高齢化や肥満率の上昇、医療費の増大や生活の質の向上等、日本で健康への関心が高まっており、パブリックヘルス(公衆衛生学)のコースについてのお問い合わせも増えていました。
メルボルン大学 (University of Melbourne)では、オーストラリアでトップ、そして世界的にも評価の高いパブリックヘルスの修士号コース、Master of Public Health(MPH)を開講しています。
MPHの専門とカリキュラム
メルボルン大学のMaster of Public Healthでは、こちらの9つの専門から学ぶ分野を選ぶことができます。
Ageing:高齢化
Epidemiology & Biostatistics:疫学と生物統計学
Gender and Women’s Health:ジェンダーと女性の健康
Global Health:グローバルヘルス
Health Program Evaluation:ヘルスプログラム評価
Health Economics & Economic Evaluation:医療経済学評価
Indigenous Health:先住民の健康
Sexual Health:性と健康
Health Social Sciences:健康の社会科学
メルボルン大学のMPHのカリキュラムは、3つの構成から成り立っています。
1. Core Component:コア科目
コア科目では、パブリックヘルスの理論と実践についての基礎を身に着けることを目的としており、パブリックヘルスのどちらの専門を学ぶ上でも必要となる知識です。
また、パブリックヘルスの基礎に加えて、コミュニケーションやチームワーク、データの活用等のスキル習得も学ぶことができます。
2. Specialist Component:専門分野
専門分野では、上記9つの専門領域、60以上の選択科目から学ぶことができます。
3. Capstone Experience:キャップストーン
キャップストーンでは、研究活動を行ったり、関連機関やコミュニティでのプロジェクトに参加をすることができます。MPHで学んだ専門を現実社会へ応用することを目的としています。
メルボルン大学学生体験動画。
VIDEO
MPHの入学概要
Master of Public Healthの入学概要をご案内いたします。
期間
2年(単位免除数によっては1.5年)
入学時期
2月、7月の年2回
出願締め切り
[2月入学]10月末
[7月入学]4月末
学費
年間49,024ドル(約368万円) x 2年
英語力条件
IELTS6.5(アカデミック:各セクション6.0以上) TOEFL iBT79(W21, S18, RL13以上)
メルボルン大学提携語学学校のホーソン・メルボルンからの進学パスウェイはご利用いただけず、IELTSやTOEFLでの得点が必須となります。
入学条件
[学歴条件]分野を問わず学士号でWAM換算 60%以上の成績であること。
[職歴条件]パブリックヘルスや医療分野に関連した職歴をお持ちのこと。
単位免除
[50単位免除]
下記学歴・職歴をお持ちの方は、50単位(4科目相当)の免除を受けられる可能性があります。
・医療系の学位。
・パブリックヘルス関係の学士号。
・学士号を持っており、2年以上のパブリックヘルスまたはヘルスケア関係での職歴。
・Graduate Certificate in Public Healthの学位。
・パブリックヘルス分野でHonoursの学位。
・ヘルス関係またはパブリックヘルス分野での修士号。
[25単位免除]
医療関係の学士号をお持ちの方は、25単位(2科目相当)の免除を受けられる可能性があります。
メルボルン大学への進学
オーストラリア留学センターは、メルボルン大学の日本の公式出願相談・相談窓口として、皆さまのメルボルン大学進学を無料でお手伝いしております。
メルボルン大学のMaster of Public Health(パブリックヘルス・公衆衛生学)にご興味のある方は、お気軽に
お問い合わせ 下さい。
**ご注意点**
・上記情報は2020年4月21日現在のものを参考にしており、入学条件や費用等は変更されることもありますので、ご留意ください。
・ご参考の日本円は、1ドル=75円換算としておりますが、実際の費用は、学校費用お支払い時のお客様ご利用の金融機関の為替レートが適用されます。