ラ・トローブ大学でインダストリアル・エンジニアリングを学ぶ

インダストリアル・エンジニアとは生産や事務作業の計画や仕組みを科学的・論理的に構築し、業務の効率化を図る機械やロボットを作成する事を言います。

現在では産業工学、生産工学、経営工学、管理工学をまとめて「インダストリアルエンジニア=IE」と呼ばれており、具体的には、人・機械・材料・方法・エネルギーを効率良く組み合わせて「安くモノづくりを行う」ことを実現するための技術を指します。

近年のロボット、IoT、AI等の導入に伴う「第四次産業革命」により製造業のあり方も大きく変わりつつあります。

今後はデジタルツール等の利活用を通じた自動化・省人化により今後は専門性の高い製造データを資産化する能力や、職人技をデジタルデータ化する能力などが新たに重要となると考えられています。

ラ・トローブ大学で学ぶインダストリアル・エンジニアリングの特徴

学士のインダストリアル・エンジニアリングコースはビクトリア州ではラ・トローブ大学のみ開講しています。
業界のニーズに応えるべく航空宇宙、電子機器、バイオテクノロジー、製薬、農業などの分野にわたる高度な自動化、人工知能、デジタル化、データ分析などを主に勉強していきます。

またラトローブ大学ではオーストラリア国内/海外の企業とも積極的に提携を結んでおり、4年間のコースの中で業界で6か月間経験を積むことが出来る「インターンシップ」なども組み込まれています。学生は常に業界の専門家と交流し、将来のプロジェクトの取り組みや就職活動のための強力なネットワークを構築する事が出来ます。

企業との提携プロジェクトでは2018年6月にはドイツの航空宇宙センターDLRと協力して、衛星カメラを宇宙に打ち上げることに成功しています。

卒業後は航空宇宙および防衛、自動車、機械/製造、金属鉱業、石油およびガス、製薬およびバイオテクノロジーなどの業界で活躍しています。

ラ・トローブ大学で学ぶ主な内容

●エンジニアリング設計と問題解決
●再生可能エネルギーの設計
●数学
●プログラミング
●電気電子工学
●ロボットシステム設計
●生産準備のIT化を進め、新しいモノづくりの流れを創る革新力

2021年のコース概要・費用・入学条件

学士へ直接入学

コースBachelor of Engineering Honours (Industrial)
期間4年(8学期)
入学日3月,7月
費用1年間35,600ドル(約285万円) x 4年(合計8学期) = 142,400ドル(約1140万円)
英語IELTS6.0(各セクション6.0以上)
学歴日本の高校卒業資格/高校の成績3.5以上(5段階評価)、数学を勉強しており一定以上の成績を残している事
卒業まで合計4年、学費はおよそ1140万円となります

專門コースから進学

ラ・トローブ大学は高校の成績をちゃんと納めていれば、大学の学士コースへ直接進学する事も可能ですが、高校卒業後、まずは付属專門コースへ入ってディプロマコースを受講することで、その単位を移行して大学に編入することが出来ます。

大学を1年目から始めるより若干ですが費用を抑える事ができ、且つ入学基準のハードルが緩やかになるので、留学生にとって進学し易い方法です!
ディプロマコース
コースDiploma of Engineering
期間3学期(1年間)
入学年2回(2月/6月)
学費33,820ドル(約270万円)
条件【英語】IELTS5.5以上(各5.0以上)または付属英語学校英語コース
【学歴】高校を卒業している事
 ↓
ディプロマコース修了後、ラ・トローブ大学へ途中編入(96単位免除されます)
 ↓
大学本科コース(約2年間)
コースBachelor of Engineering Honours (Industrial)
期間3年間(6学期)
学費35,600ドル(約285万円)× 3年(合計6学期=106,800ドル(約854万円)
卒業まで同じく合計4年、学費はおよそ1114万円となります

ラ・トローブ大学で学ぶ意味

ラ・トローブ大学はメルボルン郊外に位置しており、落ち着いた環境で勉強をする事が出来ます。
キャンパスでは都会では珍しいカンガルーなども生息しており、自然豊かなエリアになります。
ビクトリア州最大の大学を誇り、キャンパス内には10店以上のレストラン、銀行、旅行会社、美容院、映画館、病院、ラジオ局、本屋、ジュエリーショップ、スイミングプール&ジム、コンビニなどもあり非常に便利です。

キャリア・レディーと言われる就職に必要な情報などの提供なども行っており、企業の探し方、就職活動での企業へのアプローチの仕方、面接マナー、履歴書の書き方などアドバイスしてくれます。

奨学金


ラ・トローブ大学では奨学金制度が設けられておりますので、ご自身の条件に当てはまるものがあればぜひ応募されてください。

ラ・トローブ大学の奨学金についてはこちらから

出願と大学卒業までの流れ

2021年3月に高校を卒業、ディプロマのエンジニアリングコース(1年間)を経由して、ラ・トローブ大学のインダストリアル・エンジニアリングを学ぶ場合の、出願と大学卒業までの流れをお知らせ致します。

2021年9月−12月*            ラ・トローブ大学へ出願。合格見込みがあるかどうかを判定し、条件付き入学許可である「Conditional Offer」を受けます。
この時点でIELTSやTOEFL等で英語力条件を満たせておくことが理想ですが、後から追加して英語力証明を提出することもできますし、付属英語コースを受講して進学を目指すこともできます。
2022年3月 高校卒業。最終の成績証明書と卒業証明書を提出し、合格を受けます。
2022年3月−5月     入学の準備。合格が出ましたら、学費のお支払い、入学お手続きを行い、学生ビザ申請、最初の宿泊先手配等、入学に向けた準備を行います。
2022年7月 ディプロマのエンジニアリングコース入学
2023年7月 ラ・トローブ大学の大学2年に編入。
2025年6月 ラ・トローブ大学卒業。

留学までの準備

1. まずは英語試験を受けましょう

まずはIELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
日本英語検定協会
http://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431
IDP Education
https://ieltsjp.com/
IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合は大学付属語学学校とセットでのお申込みとなります。

2. 出願に必要な書類4点を準備しましょう

出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。

  • 大学の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • 大学の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
  • IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
  • パスポートコピー

ラ・トローブ大学への進学

オーストラリア留学センターは、ラ・トローブ大学の日本の公式出願相談・相談窓口として、皆さまの大学進学を無料でお手伝いしております。

ラ・トローブ大学のインダストリアル・エンジニアリングコースにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。


**ご注意点**
・上記情報は2021年1月現在のものを参考にしており、入学条件や費用等は変更されることもありますので、ご留意ください。
・ご参考の日本円は、1ドル=80円換算としておりますが、実際の費用は、学校費用お支払い時のお客様ご利用の金融機関の為替レートが適用されます。

豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I138)
メルボルンは、市内に行くとおしゃれなカフェやレストランがたくさんあり、少し車で走ると自然が広がるオーストラリアのいいところを凝縮した街です。様々な国籍の方と一緒に学んだり、働いたりできる機会がたくさんありますので、是非一度いらっしゃってください! このカウンセラーに質問する

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