メルボルン大学への進学方法 日本の高校生のための徹底ガイド


記事の要約
  • 日本の普通高校からメルボルン大学へ進学する方法を解説しています。
  • 進学ルートは、ファウンデーション経由、直接入学、日本の大学1年終えて進学の3パターンがあります。
  • どちらのパターンでも、進学のために重要なのことは「成績」と「英語力」です。
  • オーストラリアの名門大学であるメルボルン大学(University of Melborne)は、世界の学術界をリードする存在として高い評価を得ています。

    日本の普通高校を卒業して、メルボルン大学への進学を目指すには、主に3つのルートがあります。

    ●ファウンデーションからの進学
    ●大学への直接入学
    ●日本の大学1年を終えて進学


    日本の高校生がメルボルン大学へ進学をする方法を徹底解説いたします!

    目次

    メルボルン大学で学べる分野


    メルボルン大学の学士課程は9つの学部があります。
    Bachelor of Agriculture
    農学部でAgricultural Economics(農業経済学)、Plant and Soil Science(植物・土壌科学)、Production Animal Science(畜産学)の3つの専攻が開講されています。
    Bachelor of Arts
    人文社会学部では、文化人類学、美術史、犯罪学、経済学、地理学、言語学、国際関係学、心理学、社会学、各国の言語・社会等、多様な専攻が開講されています。

    人文社会学・国際関係分野を学ぶ メルボルン大学」もご参照ください。
    Bachelor of Biomedicine
    バイオメディシンでは、バイトテクノロジー、遺伝学、栄養学、免疫学、神経学、薬理学、心理学、公衆衛生等のヘルスサイエンス系分野を中心に専攻が開講されています。
    Bachelor of Commerce
    ビジネス・商学部は、会計学、ビジネスアナリティクス、経済学、経営学、マーケティング等、7つの専攻から選ぶことができます。

    メルボルン大学でビジネスを学ぶ」もご参照ください。
    Bachelor of Design
    デザインの学部では、建築、土木工学、コンピューター、グラフィックデザイン、パフォーマンスデザイン、都市計画、ユーザーエクスペリエンスデザイン等、多様な分野のデザインに関する専攻が開講されています。
    Bachelor of Science
    理工学部では、動物関連やヘルスサイエンス分野、エンジニアリング、IT・データサイエンス、環境学、地理学、海洋生物学、心理学等、様々な専攻が開講されています。

    メルボルン大学理工学部を徹底解説!」もご参照ください。
    Bachelor of Oral Health
    口腔衛生学部では、Oral Health Sciences(口腔衛生科学)、Social Sciences and Health Poromotion(社会科学とヘルスプロモーション)、Preventative and Clinical Dentistry(予防歯科と臨床歯科)、Vocational and Clinical Practice(臨床実習)の4分野から構成されています。
    Bachelor of Fine Arts
    Bachelor of Music
    ファインアートと音楽の学部は Faculty of Fine Arts and Musicで開講されており、演劇、作曲、ダンス、デザイン、映画・TV、音楽心理学、ビジュアルアート等の専攻が開講されています。

    ファウンデーションからの進学


    ファウンデーション(大学準備)コースを経由してメルボルン大学へ進学をすることが、日本の普通高校卒業生にとって最も一般的な方法です。

    ファウンデーションは、大学で専門分野を学ぶために必要なアカデミック英語力、学習スキル、そして専門分野の基礎知識を身につけるための準備課程となっており、日本の高校生がオーストラリアの大学で学ぶ準備をするのに適したコースです。

    トリニティ・カレッジ

    メルボルン大学のファウンデーションは、トリニティ・カレッジ(Trinity College)で開講されています。

    トリニティは、メルボルン大学のキャンパスに併設されており、大学と同じ教育環境で学ぶことができます。トリニティ修了後、規定の成績を満たせばメルボルン大学への進学が保証されています(音楽やアート等への進学をご希望でしたらオーディションやポートフォリオの審査が進学に重要です)。

    トリニティの詳細は「トリニティ・カレッジ(Trinity College) -メルボルン大学への進学方法」をご覧ください。

    入学条件

    トリニティのファウンデーションはこちらの3つのコースが開講されています。

    ・スタンダード(Standard)
    ・ファストトラック(Fast Track)
    ・コンプリヘンシブ(Comprehensive)

    日本の普通高校を卒業した場合、通常スタンダードかファストトラックへの入学となり、英語力と高校の成績が入学条件です。ファストトラックは、成績・英語力が高い方用のコースとなり、就学期間はスタンダードよりも短くなります。
    英語力条件
    [スタンダード]IELTS6.0(各セクション5.5以上) or TOEFL iBT70(ライティング18以上)

    [ファストトラック]IELTS6.0(各セクション6.0以上) or TOEFL iBT70(ライティング21以上)
    成績条件
    [スタンダード]4.0以上が望ましい。高校2年修了で進学を目指す場合は高校の成績5.0以上

    [ファストトラック]ほぼ5.0が望ましい

    ※高校の成績は5段階評価です。
    ※メルボルン大学でBachelor of Commerce/Science/Biomedicineへの進学をご希望の場合、高校での数学や理科科目の条件もあります。
    トリニティのファウンデーションには英語コースからのパスウェイがないため、IELTSやTOEFL等で英語力条件を満たすことが必要です。

    授業日程

    2026年3月に高校を卒業してファウンデーション入学を目指す場合、卒業までの日程はこちら。
    スタンダードから開始
    2026年8月-2027年5月:ファウンデーション
    2027年7月-2030年6月:メルボルン大学本科

    or

    2027年2月-11月:ファウンデーション
    2028年2月-2030年12月:メルボルン大学本科
    ファストトラックから開始
    2026年6月-2027年1月:ファウンデーション
    2027年2月-2029年12月:メルボルン大学本科

    or

    2026年9月-2027年5月:ファウンデーション
    2027年7月-2030年6月:メルボルン大学本科
    日本の高校を3月に卒業し、翌年の2月にファウンデーションに入学するプランも問題ありません。例えば、英語力に不安がある等の場合は、翌年2月入学にしてその間に英語の勉強をすることも考えられます。

    Bachelor of Fine ArtsやBachelor of Music、Bachelor of Oral Healthは2月入学のみのため、ファウンデーションコースも大学2月の入学日に合わせたコースを受講します。

    準備ステップ

    メルボルン大学進学の準備ステップを紹介します。

    ファウンデーションへの入学で重要なことは、「英語力」と「高校の成績」となり、実際の出願は入学の1年くらい前~高校卒業の3月までの間です。
    高校1~2年生
    ●興味分野を考えてみよう
    メルボルン大学ではビジネスや理工学部、人文社会学等、8つの学部、100以上の専攻が開講されています。

    あなたがどんなことに興味があり、大学で何を学んでみたいか考えてみましょう。

    ●科目選択がある場合
    ビジネスや理工学部への進学には、高校で数学や理科系科目をどこまで学んでいるかが合否に影響します。

    大学で学びたい分野から、理数系科目をどこまで勉強しなければならないか確認しましょう。

    ●英語の勉強は継続的に
    英語力は一夜漬けでアップできるものではなく、継続することが重要です。高校の英語の授業をしっかりとおさえつつ、IELTS(アカデミック)やTOEFL iBTの対策を進めてください。

    ●大学や現地生活のことを調べてみよう
    メルボルン大学のホームページはもちろん、大学もYoutubeやインスタグラム等を利用していたり、現在通学する学生もキャンパスライフの様子を情報発信したりもしています。

    ●生活力を鍛えておこう
    高校卒業後、学生が現地生活で困ることの1つに「家事」があります。特に料理に苦戦する方もいるので、基本的な料理スキルは身に着けておくことがおすすめです。

    ●予算計画を立てよう
    メルボルン大学進学を目指す場合、実際にどのくらいの費用がかかりそうか、予算計画についてご家族と相談をしてみましょう。

    ●相談してみよう
    メルボルン大学で学べること、どのような学部が希望に沿うか、予算、どのような準備が必要か等、私たちはメルボルン大学進学のサポートのためにおりますので、お気軽にご相談ください。

    また、当社で進学関係のセミナーも開催していますので、ぜひオーストラリアの進学情報の収集にお役立てください。

    進学のご相談はお問い合わせフォームをご利用ください。

    セミナー情報はセミナー案内でご確認ください。
    高校3年生 夏休み前
    上記のことは引き続きがんばっていただき、具体的にプランを立てていきましょう。

    ●英語試験を受けてみよう
    英語の実力がどのくらいか、一度IELTS(アカデミック)またはTOEFL iBTを受けてみてください。

    ●ファウンデーションコースを考えよう
    成績や英語力から、スタンダードとファストトラック、どちらのコースにするのか、どの入学日を目指すのかをご相談ください。

    ●具体的なプランを立て始めよう
    出願時期やどのファウンデーションに入学を目指すのか、そして、そのためにどのように準備をしていけばよいのか、一緒に具体的にプランを立ててみましょう。

    ●メルボルンに実際に来てみるのもあり
    なかなか難しいと思いますが、実際にメルボルンを訪問することは、大学キャンパスの雰囲気や街の様子、生活を環境を肌で感じ、留学生活を具体的にイメージする絶好の機会です。可能であれば、大学のオープンデーに参加したり、現地の生活感覚を掴んだりすることをおすすめします。

    毎年8月にメルボルン大学はオープンデー(オープンキャンパス)を開催していたり、オープンデーの日ではなくても、私たちもメルボルンにおりますし、大学スタッフとアポイントメントが取れないか確認もできます。
    高校3年生 夏休み後
    ●出願を実際にしてみよう
    夏休み以降、実際に出願に向けて動き出すことができます。出願に必要な書類はこちらとなり、当社にお送りください。

    ・高校の成績証明書 英語版&日本語版
    ・高校の卒業見込み証明書 英語版(成績証明に予定卒業日の記載がない場合)
    ・パスポート顔写真ページ
    ・英語力証明(なくても出願可)

    そして、こちらの出願フォームを記入していただけましたら出願を行うことができます。
    高校卒業時
    ●出願をしていない方は出願
    まだ出願をしていない方は、高校の卒業証明・最終の成績証明(各英語版&日本語版)が発行されたら出願をしましょう。

    条件付き合格を受けている方は最終の書類提出
    すでに出願済みで、条件付き合格を受けている方は、高校の卒業証明・最終の成績証明が発行されたら提出をして正式な合格を受けます。

    ●英語力条件未達の方は条件をクリアしよう
    英語力条件をクリアしてしていない方は、条件をクリアできるようがんばってください!英語力条件クリアがどうしても難しい場合、入学時期を変更することもできます。
    高校卒業後
    ●渡航に向けた準備をしよう!
    ・入学手続き
    ・学生ビザの取得
    ・現地住まいの手配
    ・航空券の手配
    ・学校開始の手続き
    ・役所での手続き
    ・歯医者へ行っておく 
    ・メルボルンガイドを確認しておく

    等々、渡航に向けた準備を進めます。

    当社では、メルボルンの生活情報などをまとめたメルボルンガイド(オンライン)もご案内しています。
    メルボルンへ!
    ●現地生活のセットアップ
    現地到着後、銀行口座開設、携帯電話、在留届、必要な物の購入等々、メルボルンでの生活を開始するにあたり必要なことをまずは整えます。当社はメルボルンにオフィスもあるので、皆様のメルボルン生活がスムーズにいくよう、そして、何か困ったことや相談があればサポートをしています。

    ●オリエンテーションの参加
    ファウンデーションのオリエンテーションに参加をして、これから始まる学校生活に備えます。

    ●授業開始!
    メルボルン大学進学に向けて、まずはファウンデーションの勉強をがんばってください!
    すでに高校卒業済みの方でも、卒業して1年以内であればファウンデーションからの進学プランを立てられる場合もあるのでご相談ください。

    メルボルン大学直接入学


    日本の普通高校を卒業してメルボルン大学に直接入学をする方法は2つあります。

    ●SAT/AP/ACTを利用する
    ●日本で大学1年を終える


    SAT/ACT/APを利用する

    2024年7月より、普通高校の成績+SAT/AP/ACTの利用でメルボルン大学の直接入学ができるようになりました。

    各学部の入学条件はこちら。

    ※高校の成績は5段階評価の場合
    ※英語力条件はIELTS6.5(各セクション6.0以上)/TOEFL iBT79(W21, S18, RL13以上)
    学部 高校の成績 SAT/ACT/AP 科目条件
    Bachelor of Agriculture 3.8 [SAT]1250
    [ACT]26
    [AP]9(最低3、最大4試験)
    数学
    Bachelor of Arts 4.0 [SAT]1320
    [ACT]28
    [AP]13(最低3、最大4試験)
    Bachelor of Biomedicine 5.0 [SAT]1400
    [ACT]30
    [AP]18(最低3、最大4試験)
    数学・化学
    Bachelor of Commerce 5.0 [SAT]1380
    [ACT]29
    [AP]17(最低3、最大4試験)
    数学
    Bachelor of Design 4.0 [SAT]1320
    [ACT]28
    [AP]13(最低3、最大4試験)
    Bachelor of Science 4.0 [SAT]1320
    [ACT]28
    [AP]13(最低3、最大4試験)
    数学と化学 or 生物 or 物理
    Bachelor of Oral Health 4.0 [SAT]1320
    [ACT]28
    [AP]13(最低3、最大4試験)
    生物 or 化学
    Bachelor of Fine Arts 高校卒業 利用不可 ポートフォリオ等
    Bachelor of Music 高校卒業 [SAT]Completion
    [ACT]Completion
    [AP]最低3試験
    オーディション等
    科目条件となっている数学や理科系科目は、通常、高校の科目やSATやACTでは条件を満たすことができない場合もあるので注意が必要です。

    日本で大学1年を終える

    日本で大学1年はメルボルン大学のファウンデーション相当と位置付けられているので、日本で大学1年を終えてメルボルン大学に直接入学を目指すこともできます。

    入学条件はこちら。
    大学の成績
    厳密な規定は公開されていませんが、WAM70%以上はあったほうがよさそうです。
    英語力
    IELTS6.5(各セクション6.0以上)/TOEFL iBT79(W21, S18, RL13以上)
    科目条件
    学部によって数学や理科系科目があり、日本の大学で必要科目が受講できるかがポイントになります。
    数学条件をクリアできなければ、メルボルン大学が提供するオンラインの数学コースを受講するプランも考えられます。

    このコースを受講することで、数学条件を満たせる場合もありますが、100%合格を保証しているわけではないので注意が必要です。

    英語力条件の満たし方

    メルボルン大学本科への直接入学の場合、英語力条件はIELTSやTOEFL等でクリアするか、提携語学学校のホーソン・メルボルンのメルボルン大学進学用の英語コース、UMELBP(University of Melbourne English Language Bridging Program)で学び、条件を満たすこともできます。

    UMELBPは通常10週間のコース期間ですが、英語力によってはUMELBPの1つ手前のコース、UMELBP Prepから始めて合計20週間のコースで学ぶこともできます。

    UMELBP/UMELBP Prepの入学条件はこちら。
    条件
    メルボルン大学から英語力が条件となった条件付き合格を受けていること。
    UMELBP
    IELTS6.0(各セクション5.5以上)/TOEFL iBT60(W18, S16, R8, L7以上)
    UMELBP Prep
    5.5 (各セクション5.0)/TOEFL iBT46(WS14, R4, L5以上)
    ※Bachelor of BiomedicineとBachelor of Oral HealthはUMELBPからの進学はできません。

    UMELBP/UMELBP Prepの詳細は「メルボルン大学進学のための英語コース UMELBP」をご覧ください。

    出願について

    メルボルン大学直接入学の場合の準備ステップは「ファウンデーションからの進学」の項目をご参照いただき、こちらでは出願についてご案内します。

    SAT/AP/ACTの利用、日本で大学1年を終える、どちらの場合も、最短で7月入学を目指すことができます。
    SAT/ACT/APの利用
    ●出願タイミング
    高校3年生の夏休み以降から高校卒業までの間。7月入学の出願締め切りが3月末なので、なるべく早めに出願をしておくことがおすすめです。

    ●必要書類
    出願に必要な書類はこちらとなり、当社に送って下さい。

    ・高校の成績証明書 英語版&日本語版
    ・高校の卒業見込み証明書 英語版(卒業前に出願で成績証明に予定卒業日の記載がない場合)
    ・高校の卒業証明書 英語版&日本語版(卒業後出願の場合)
    ・パスポート顔写真ページ
    ・英語力証明
    ・SAT/ACT/APのスコア証明(大学に直接送付も可)
    ・留学エージェント登録フォーム
    日本で大学1年を終える
    ●出願タイミング
    大学1年の夏休み以降から3月までの間。7月入学の出願締め切りが3月末なので、なるべく早めに出願をしておくことがおすすめです。

    ●必要書類
    出願に必要な書類はこちらとなり、当社に送って下さい。

    ・高校の成績証明書 英語版&日本語版
    ・高校の卒業証明書 英語版&日本語版
    ・大学の成績証明書 英語版&日本語版
    ・科目条件がある場合は該当する科目のシラバス英語版
    ・パスポート顔写真ページ
    ・英語力証明
    ・留学エージェント登録フォーム
    UMELBP/UMELBP Prep経由の場合
    英語力によって出願スケジュールや大学への入学日程が変わるので、ご相談ください。
    書類と希望学部が決まっている場合、出願フォームを記入していただけましたら出願を行うことができます。

    ※ケースバイケースで追加の書類を求められることもあります。
    ※Bachelor of Fine ArtsやBachelor of Music、Bachelor of Oral Healthは2月入学のみです。

    予算計画と奨学金


    メルボルン大学進学に必要な費用として、こちらがあります。

    進学に必要な費用

    大学の学費
    大学の学費は1科目いくら、と設定されており、実際に受講する科目によって費用が変わります。支払いはセメスターごとになっているので、半年に1回ずつ支払いをするイメージです。

    大学の学費は実際に受講する科目によって変わり、また毎年学費の見直しもあります。

    大学のウェブサイトに学費情報はありますが、あくまでも参考にしていただき、毎年数十万円は値上がりすると想定して予算計画を立ててください。

    メルボルン大学の学費は「メルボルン大学 学費一覧」をご覧ください。

    また、大学直接入学の場合、メルボルン大学の出願費用A$150を大学に支払います。

    大学によってはStudent Services and Amenities Fee(SSAF)と呼ばれる施設・サービス利用料もかかりますが、メルボルン大学は授業料にSSAFを含めています。
    学生ビザ申請費用
    学生ビザ申請費用はA$2,000となり、オーストラリア移民局に支払います。
    OSHC費用
    OSHCは学生ビザ取得者が加入を義務付けられている、オーストラリアの留学生保険です。OSHCは条件付きで医療費の一部が補償され、通常は学校が手配をします。

    3年なら3年分、4年なら4年分を最初に一括で支払いをし、例えば、3年ですと26万円前後の費用です。

    OSHCの詳細は「OSHC(海外留学生保険)」をご覧ください。
    留学保険費用(任意加入)
    OSHCとは別に、日本から任意加入の留学保険に入る方もいます。

    通常の留学保険では1年間約20万円前後しますが、弊社では医療費はOSHCで賄う、OSHC併用プランをご用意しています。OSHC併用詳細は、「学生ビザ向け海外旅行保険について
    」をご覧ください。
    大学教材費(必要な場合)
    授業によっては学術書や教材の購入が必要になることもあり、1冊数万円はかかります。
    現地生活費
    生活費は生活の仕方によって大きく変わりますが、オーストラリア移民局が定める年間の必要生活費はA$29,710です。

    生活スタイルによって、これよりも高くなることもあれば、安く抑えられることもあります。

    生活費で大きくかかるのは家賃と食費です。自炊を多くすることで食費はかなり節約できるので、「生活力を鍛えておこう」にも書きましたが、料理はできるよになっておくことがおすすめです。

    また、学生ビザでは2週間で48時間、学校ホリデー期間中は時間制限なく仕事ができるので、アルバイトをして生活費の足しにしている留学生も多いです。
    航空券費用
    航空券は、JALやカンタス航空で成田-メルボルンの直行便がでていますし、タイやマレーシア等第三国経由や、ケアンズやシドニー等、オーストラリア国内経由のフライトもあります。

    奨学金

    トリニティとメルボルン大学本科で、日本国籍者が対象となる奨学金があります。

    ●トリニティ・カレッジ
    成績優秀者に学費A$10,000免除の奨学金。

    ●メルボルン大学
    Bachelor of Commerceに進学をする成績優秀者は学費20%免除の奨学金。

    ※両奨学金とも、出願をすれば自動的に査定がされるので、別途奨学金の申請は不要です。

    その他、日本学生支援機構や財団系の奨学金等に申し込みをする方もいます。

    ファウンデーション+Bachelor of Commerce試算

    こちらの条件で試算をした場合の費用はこちら。
    ・ファウンデーションスタンダード
    ・Bachelor of Commerceへの進学
    ・アルバイトをしない場合
    ・為替は1ドル=100円
    ・奨学金なし
    ファウンデーション費用 A$44,850(約449万円)
    入学金A$310 + 授業料A$44,540
    理科系科目受講は実験関連費用がかかります。
    大学学費 年間A$56,000(約560万円)
    年間A$3,500値上がりしたとして、A$56,000 + A$59,500 + A$63,000 = A$178,500(約1,785万円)
    学生ビザ A$2,000(約20万円)
    OSHC A$3,500(約35万円)
    任意の留学保険
    OSHC併用プラン
    年間約10万円 x 4年 = 約40万円
    大学教材費 1学期A$500として、A$500 x 6学期 = A$3,000(約30万円)
    生活費
    (移民局設定金額)
    年間A$29,710 x 4年 = A$118,840(約1,188万円)
    航空券往復 約15万円
    4年間の就学期間中、何度か帰国することもあると思いますが、試算では1回分の往復分で計算します。
    合計 約3,562万円

    メルボルン大学への進学


    当社オーストラリア留学センターは、メルボルン大学の日本の公式出願・相談窓口として、皆さまのメルボルン大学進学を無料でお手伝いしています。

    メルボルン大学のコース詳細やプランの立て方、進学方法、入学条件等は、こちらからお問い合わせ下さい。

    お問い合わせの際にこちらを教えていただけますと、ご相談がスムーズです。

    ●興味分野
    メルボルン大学で学びたい分野。決まっていない場合は、興味のある分野をお知らせください。

    ●学歴
    高校の修了資格と卒業(予定)時期。また、SAT/ACT/APのスコアを持っているか(または受験予定か)。

    ●数学
    理数系やビジネス・商学部進学を希望の場合、高校で数学IA/IIB/IIIのどこまで学んだか(または学ぶ予定か)。

    ●英語力
    IELTS(アカデミック)やTOEFL iBT等の得点をお持ちの場合は、合計得点と各セクション(RWSL)の得点。
    **備考**
    ・本記事は2025年7月21日現在の情報に基づいており、情報は予告なく変更されることもございますのでご留意ください。
    豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
    (QEAC登録番号H297)
    現在はメルボルンからオーストラリア全土の留学相談をしております。色々な情報をインターネットで探せますが、やはり実際はどうなのか、何が本当なのか不安はつきまとうもの。まずはお気軽にご相談ください。考え過ぎて立ち止まるなら、一度動いてみませんか? このカウンセラーに質問する

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