
2027年にオーストラリアの大学を目指すみなさんへ。先に結論をお伝えします。心配はいりません。
2026年7月、オーストラリア政府が2027年の留学生受け入れに関する数字を発表しました。ニュースでは「上限」「規制」といった言葉で伝えられることが多いのですが、実際に日本から大学へ進学する人にとって、この数字が何を意味するのかはあまり説明されていません。
はっきりさせておくと、
この数字のせいで大学に入りにくくなることはありません。関係するのは
学生ビザの結果が出るまでの待ち時間だけです。そして、その待ち時間を短くするために自分でできることが、いくつかあります。
――ここで少し自己紹介をさせてください。私(林)はブリスベンに住んで訳11年になります。出願書類を作り、皆さんの留学をお手伝いするのがが毎日の仕事です。だから今回のような発表があると、その日のうちに「担当している学生の申請はどうなるんだろう」と確認します。正直、毎年そわそわしています。この記事は、ニュースのまとめではありませんが、
実際に申請を出している立場から見て、何がどう変わるのかをお伝えしたいと思います。
3分でわかる、この記事の結論
細かい話に入る前に、いちばん知りたいことだけ先にまとめます。
| 知りたいこと |
答え |
| 枠は減った? | 減っていません。2026年と同じです |
| 大学に合格しにくくなる? | なりません。この数字は入学定員ではありません |
| じゃあ何に影響するの? | 日本から出す学生ビザの「審査の順番」だけです |
| ビザが不許可になりやすくなる? | なりません。変わるのは結果が出るまでの早さだけです |
| いちばん大事な日付は? | 2026年11月15日 |
| 今できることは? | 準備を早く始めること |
ここから先は、この6つをひとつずつ説明していきます。
そもそも「受け入れ枠」って何のこと?
まず言葉の整理からです。ニュースに出てくる用語は3つだけ覚えれば十分です。
| 用語 |
意味 |
| NPL | 国が決める、受け入れ数の目安 |
| NOSC | 新しく留学を始める人の数 |
| 割当 | NPLを大学ごとに分けた数 |
それぞれ正式には、NPLはNational Planning Level、NOSCはNew Overseas Student Commencementsといいます。NOSCは「その年に新しく始める人」を数えるものなので、すでに留学中の人は含まれません。
ここで大事なのは、
この割当が「定員」ではないということです。
たとえば大学の入学定員なら、100人と決まっていれば101人目は入れません。でもこの割当はそうではありません。政府の文書にも「Indicative(=あくまで目安)」と書かれていて、法律で強制される上限ではないのです。
では何のためにあるのか。
学生ビザの審査を、どの順番で進めるかを決めるための目安です。銀行や病院で番号札を取るのに似ています。番号が後ろでも診てもらえないわけではなく、順番が後になるだけ、というイメージです。
2027年の数字は、こうなりました
| 項目 |
2027年の数字 |
| 2027年のNPL(全体) | 295,000人(2026年と同じ) |
| 公立大学への割当 | 161,725人(37校の合計) |
| その他の大学・カレッジへの割当 | 38,500人 |
| 残りの枠 | 職業訓練(TAFEなどのVET分野)に配分 |
| 発表したところ | オーストラリア連邦教育省 |
ここ3年の流れを見ると、状況がわかります
| 年 |
NPL(全体) |
前の年からの変化 |
| 2025年 | 270,000人 | — |
| 2026年 | 295,000人 | 25,000人増えた |
| 2027年 | 295,000人 | 変わらず |
2025年から2026年にかけては大きく増え、2027年はそのまま同じ数字が維持されました。
ここで注目してほしいのは、
なぜ据え置きになったのかという理由です。政府の説明によると、実際に来ている留学生の数が、すでにこの目安を下回っているからだそうです。つまり「厳しくするために枠を絞った」のではなく、
枠が余っているので絞る必要がなかったというのが実態に近いということです。
ニュースの見出しだけを見ると「上限維持」と書かれていて厳しそうに感じますが、中身は逆に近いということです。
公立大学37校の数字(2026年→2027年)

オーストラリアには、国からお金が出ている公立大学が37校あります。制度上は「Table A大学」と呼ばれるグループで、日本人留学生が進学先として検討する大学のほとんどがここに含まれます。
その37校について、2026年と2027年の数字を並べたものが次の表です。
| 大学名 |
2026年 |
2027年 |
増減 |
| アデレード大学(Adelaide University) | 7,350 | 7,350 | — |
| オーストラリアン・カトリック大学(Australian Catholic University) | 1,900 | 1,900 | — |
| オーストラリア国立大学(Australian National University) | 3,750 | 3,750 | — |
| セントラルクイーンズランド大学(Central Queensland University) | 3,150 | 3,150 | — |
| チャールズダーウィン大学(Charles Darwin University) | 2,650 | 2,650 | — |
| チャールズスタート大学(Charles Sturt University) | 1,600 | 1,775 | +175 |
| カーティン大学(Curtin University) | 4,100 | 4,100 | — |
| ディーキン大学(Deakin University) | 6,550 | 6,550 | — |
| エディスコーワン大学(Edith Cowan University) | 3,700 | 3,700 | — |
| フェデレーション大学(Federation University Australia) | 1,800 | 1,800 | — |
| フリンダース大学(Flinders University) | 3,000 | 3,000 | — |
| グリフィス大学(Griffith University) | 3,950 | 3,950 | — |
| ジェームズクック大学(James Cook University) | 2,200 | 2,200 | — |
| ラトローブ大学(La Trobe University) | 4,800 | 4,800 | — |
| マッコーリー大学(Macquarie University) | 5,250 | 5,250 | — |
| モナッシュ大学(Monash University) | 11,300 | 11,300 | — |
| マードック大学(Murdoch University) | 3,900 | 3,900 | — |
| クイーンズランド工科大学(Queensland University of Technology) | 4,750 | 4,750 | — |
| ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT) | 7,700 | 7,700 | — |
| サザンクロス大学(Southern Cross University) | 1,500 | 1,500 | — |
| スウィンバーン工科大学(Swinburne University of Technology) | 4,500 | 4,500 | — |
| メルボルン大学(The University of Melbourne) | 10,500 | 10,500 | — |
| ニューサウスウェールズ大学(The University of New South Wales) | 10,350 | 10,350 | — |
| ニューカッスル大学(The University of Newcastle) | 2,050 | 2,425 | +375 |
| ノートルダム大学オーストラリア(The University of Notre Dame Australia) | 800 | 800 | — |
| クイーンズランド大学(The University of Queensland) | 8,050 | 8,050 | — |
| シドニー大学(The University of Sydney) | 11,900 | 11,900 | — |
| 西オーストラリア大学(The University of Western Australia) | 3,550 | 3,550 | — |
| キャンベラ大学(University of Canberra) | 1,800 | 1,800 | — |
| ニューイングランド大学(University of New England) | 700 | 700 | — |
| 南クイーンズランド大学(University of Southern Queensland) | 1,050 | 1,050 | — |
| タスマニア大学(University of Tasmania) | 2,250 | 2,250 | — |
| シドニー工科大学(University of Technology Sydney) | 5,350 | 5,350 | — |
| サンシャインコースト大学(University of the Sunshine Coast) | 1,350 | 1,675 | +325 |
| ウーロンゴン大学(University of Wollongong) | 3,700 | 3,700 | — |
| ヴィクトリア大学(Victoria University) | 4,050 | 4,050 | — |
| 西シドニー大学(Western Sydney University) | 4,000 | 4,000 | — |
| 合計 | 160,850 | 161,725 | +875 |
見てのとおり、ほとんどの大学は
2026年とまったく同じ数字です。減った大学は1校もありません。
ただし、数字が動いた大学が3校ありました

2027年の政府の資料には「すべての公立大学が2026年と同じ割当を受けた」と書かれています。ところが、2025年10月に発表された2026年の一覧と見比べると、3校だけ数字が合いません。
| 大学名 |
2026年の発表値 |
2027年 |
増加率 |
| ニューカッスル大学 | 2,050 | 2,425 | 約18% |
| サンシャインコースト大学 | 1,350 | 1,675 | 約24% |
| チャールズスタート大学 | 1,600 | 1,775 | 約11% |
――正直に言うと、ここは私(林)が今回いちばん時間をかけたところです。政府が「全校同じ」と書いているなら、普通はそのまま記事にします。ただ去年の資料が手元にあったので、念のため37校を1行ずつ並べて突き合わせてみました。そうしたら、3校だけ合いませんでした。
なぜズレたのか。2026年の資料には、
枠の一部を使わずに取っておき、年の途中で大学の割当を増やすことがあると書かれています。ですからこの3校は2026年の途中で追加をもらって、2027年はその増えた後の数字が入っているのだと思います。
ただし、
その「年の途中の追加」そのものを、政府が公表した資料の中では確認できていません。ですので断定はせず、「2025年10月の発表と比べると3校が増えている」という事実だけをお伝えします。なお、この3校はいずれも都市部から少し離れた地域にある大学で、地方の大学を手厚くするという政府の方針とは合っている動きです。
公立大学以外の「大学」はどうなった?
オーストラリアには、公立ではない私立の大学もあります。日本人留学生が候補に挙げることの多い大学の数字は次のとおりです。
| 大学名 |
2027年の割当 |
| Bond University(ボンド大学) | 800 |
| Torrens University Australia(トレンス大学) | 2,855 |
| Avondale University(アボンデール大学) | 50 |
| University of Divinity | 50 |
公立大学が据え置きだったのに対して、こちらのグループは
2025年の実績をもとに計算し直されました。そのとき、海外から直接入学した学生を「1人分」、すでにオーストラリア国内にいて入学した学生を「0.5人分」として数えるという方法が取られています。つまり
海外から直接留学生を受け入れている学校ほど有利になる計算方法です。日本から出願するみなさんは、この「海外から直接」に当てはまります。
この数字を、こう誤解しないでください
ここが、この記事でいちばん伝えたい部分です。
誤解その1。割当が多い大学ほど「入りやすい」わけではありません。
この数字は、その大学がこれまで何人受け入れてきたかを反映したものです。大学のレベルとも、合格しやすさとも関係ありません。「シドニー大学は11,900人だから入りやすいのかな」という読み方は成り立ちません。合否はこれまでどおり、成績と英語力で決まります。
誤解その2。割当が多い大学ほど、枠が早く埋まることもあります。
実際に効いてくるのは数字の大きさではなく、
その大学の枠がどれくらい埋まっているかです。人気のある大学ほど申請が集中しますから、早い時期に埋まってしまうことも十分あります。数字が大きいから安心、とはなりません。
誤解その3。この話が関係するのは、日本から申請する場合だけです。
オーストラリア国内にいる状態で学生ビザを申請する場合(たとえば語学学校に通ってから大学へ進む場合)は、この順番の仕組みの対象外です。日本から直接申請する人だけが関係します。
学生ビザの「順番」は、こう決まります

ここからが仕組みの話です。少し専門的になりますが、知っておくと得をします。
オーストラリアの内務省には、
Ministerial Direction 115(MD115) という決まりがあります。日本語にすると「大臣指示115号」。2025年11月14日から使われているルールで、
日本など海外から出された学生ビザ申請を、どの順番で審査するかを定めたものです。
順番は、進学先の大学の枠がどれくらい埋まっているかで、3つに分かれます。
| 順番 |
大学の枠の埋まり具合 |
どうなる? |
| Priority 1 | 80%未満 | いちばん早く審査してもらえる |
| Priority 2 | 80%以上〜115%未満 | 普通の順番で審査される |
| Priority 3 | 115%に到達 | いちばん後回しになる |
大事なのは、
これは順番の話であって、許可・不許可の基準ではないということです。MD115の条文にも、これはビザの発給数の上限ではないし、審査を止めるものでもない、とはっきり書かれています。Priority 3になったからビザが下りない、ということはありません。変わるのは、結果が出るまでの待ち時間だけです。
もうひとつ知っておいてほしいことがあります。この「埋まり具合」には、すでに現地に到着した学生だけでなく、
ビザを取得してこれから行く人や、いま審査を待っている人も含まれます。「まだ誰も渡豪していないから枠は空いているはず」という考え方は当てはまりません。
なお、それぞれの大学が今どの順番にいるかは、オーストラリア連邦教育省が毎週更新して公表しています。出願先を考えるときに確認する価値のある資料です。
そもそも、この順番待ちに関係ない人たちがいます

意外と知られていないのですが、MD115には
大学の枠の埋まり具合に関係なく、いつでもPriority 1として扱われる申請が定められています。日本人留学生に関係が深いものを挙げます。
| こういう人は |
どうなる? |
| 語学学校だけに通う人 | いつでもPriority 1 |
| 高校留学をする人 | いつでもPriority 1 |
| 交換留学・単位取得のみの人 | いつでもPriority 1 |
| TAFEに通う人 | いつでもPriority 1 |
| 大学院で研究をする人(博士課程など) | いつでもPriority 1 |
| 奨学金をもらって留学する人 | いつでもPriority 1 |
| パイロットの養成コースに通う人 | いつでもPriority 1 |
さらに、オーストラリアの高校を卒業してそのまま進学する人や、大学と提携している進学準備コース(ファウンデーションやディプロマ)から大学へ進む人は、
そもそもその大学の枠を消費しません。
これは進路を考えるうえで大きな意味を持ちます。語学学校や進学準備コースを経由するルートは、英語力を確実に上げられるという本来のメリットに加えて、
制度のうえでも枠の影響を受けにくいのです。「まっすぐ大学に入るのが一番いい」とは限らない、ということです。
2027年から変わること:TAFEと職業訓練コース

2027年から、はっきり変わる点がひとつあります。
TAFE(オーストラリアの公立の職業訓練校)の留学生が、NPLの対象から外れました。「TAFE at the Heart」という政府の方針によるものです。あわせて、公立大学が開講している職業訓練コースの学生も対象外になりました。
TAFEや専門的な技術を学ぶコースを考えている人にとっては、明確に追い風です。前に書いたとおり、TAFEの学生はビザ審査でもいつでもPriority 1として扱われますから、
制度のうえで二重に有利ということになります。
これからの仕組みについて
もう少し先の話として、大学の留学生割当を管理する役割は、新しく作られたAustralian Tertiary Education Commission(ATEC/オーストラリア高等教育委員会)が担う方向で進んでいます。この委員会を設置する法案は、すでに議会を通過しました。全体のNPLを決めるのは、引き続き政府です。
とはいえ、
2027年の数字そのものはもう公表されていますので、これから出願する人の判断材料は揃っています。仕組みの移行が実際の配分方法にどう影響するかは、今後の発表を待つことになります。
留学エージェントとして、あえてお伝えしたいこと
その1。2027年の枠は、2026年11月15日にリセットされます。
MD115の条文には、順番を判定する期間がはっきり書かれています。ある年の枠についての判定は、
その前の年の11月15日に始まり、12か月後に終わるという決まりです。つまり2027年の枠については、
2026年11月15日から2027年11月14日までに海外から出された学生ビザ申請が対象になります。
これが何を意味するか。11月15日を境に、それぞれの大学の「埋まり具合」がゼロから数え直されるということです。志望校が2026年の枠を使い切っていて審査が遅くなっていても、11月15日以降に申請すれば、新しい2027年の枠で判定されます。
――この一文を見つけたときは、正直「もっと早く読んどけばよかった」と思いました。相談でいちばん多い質問は「いつ申請すればいいですか」なのに、その答えの根拠は英語の条文のなかに一行だけ書いてあるわけです。
ただし誤解のないように補足します。これは「11月15日まで待てば得をする」という単純な話ではありません。同じことを考える人は世界中にいますし、大学の出願締切や入学許可をもらう時期は別のスケジュールで動きます。あくまで、判断材料のひとつとして頭に入れておく日付です。
その2。年の前半に申請するほうが、順番は有利になります。
枠の埋まり具合は、年の後半になるほど上がっていきます。同じ大学に申請するなら、
早い時期のほうが良い順番に入りやすいということです。2月入学なら前の年の早い段階から、7月入学なら年明けからの準備が現実的なラインです。
その3。志望校を1校に絞りきらないでください。
第一志望は大切です。ただ、学びたい内容が近い大学は、探せば必ず複数あります。候補を複数持っておけば、ビザ審査のタイミングで身動きが取れなくなるリスクを減らせます。「他の大学も見ておきましょう」というのは、妥協をすすめているのではなく、リスクを減らすための提案です。
気をつけてほしいこと
「今なら枠があります」という営業トークには注意してください。
枠の埋まり具合は毎週変わりますし、割当が年の途中で調整されることもあります。
特定の大学について「今申請すれば確実に早く出ます」と言い切れるエージェントは存在しません。もしそう言われたら、その根拠になる資料を見せてもらってください。
――これは自分にも刃が向く話ですが、書いておきます。私(林)もお約束はできません。お伝えできるのは、その週の時点で公表されているデータと、そこから考えられる見通しだけです。逆に言えば、そこまでは全部お見せします。
順番の話に気を取られて、本当に大事なことを忘れないでください。
学生ビザの審査には、Genuine Student要件(本当に勉強する目的で来るのかを確認するもの)をはじめ、通常の審査基準が別にあります。順番が早くても、書類の準備が足りなければ結果は出ません。むしろ
申請書類の中身のほうが、待ち時間より結果に直結します。
そして最後に。ビザの通りやすさで進学先を選ばないでください。
そこは3年から4年を過ごし、その後の仕事につながっていく場所です。学びたい分野があるか、卒業後の進路につながるか、生活環境が自分に合うか。選ぶ基準はそちらにあるべきで、割当の数字はスケジュールを組むための材料にすぎません。
――9年こちらにいて思うのは、留学がうまくいった人とそうでなかった人の差は、ビザが何週間で出たかではないということです。差がついていたのは、
行きたい理由がはっきりしていたかどうか、結局それだけでした。数字の話をさんざんしておいてなんですが、ここがいちばん大事です。
最後に。焦らなくて大丈夫です

ここまで数字と制度の話が続いたので、「思っていたより大変そうだ」と感じた人がいるかもしれません。最後にそこだけ、はっきりさせておきます。
焦る必要はありません。
理由は3つあります。
2027年の枠は減っていません。実際に来ている留学生の数は、その枠を下回っています。そして
あなたが大学に合格できるかどうかは、この数字とはまったく関係がありません。
この記事に出てきた制度は、あなたの進路を邪魔するものではありません。ビザの順番が前後することはあっても、やるべきことをやっていれば、行きたい大学に行けます。
では、そのやるべきこととは何か。実はとてもシンプルで、4つだけです。
| やること |
なぜ大事か |
| 英語の勉強を続ける | 合格の条件そのものだから |
| 学びたい分野を考える | 大学選びの軸になるから |
| 早めに動き出す | 選択肢が多く残るから |
| 書類を丁寧に準備する | 結果は書類の中身で決まるから |
学びたい分野は、今の時点で決めきれていなくても構いません。考え始めているだけで十分です。
この4つ以外のこと——枠がいくつあるとか、今どの大学が何%埋まっているとか——は、正直、高校生のみなさんが毎日気にする必要はありません。
そこは私たちのようなエージェントが把握して、あなたに合ったスケジュールを組む部分です。制度の細かいところは、任せてもらって構いません。
――ひとつだけ、正直に言っておきます。オーストラリアの留学制度は毎年少しずつ変わります。来年また何かが変わる可能性は高いです。でも9年間ずっと見てきて、変わらなかったことがあります。
英語をコツコツ続けてきた人は、制度がどう変わっても進学しています。だから今日やるべきことは、ニュースを追いかけることではなく、単語をひとつ覚えることです。それで大丈夫です。
よくある質問
| Q. | 枠が埋まったら、その大学には出願できなくなりますか? |
| A. | いいえ。この割当は入学定員ではないので、出願も合格通知(Offer)もこれまでどおりです。影響が出るのは、日本から出した学生ビザの審査の順番だけです。 |
| Q. | 2027年の枠は、いつから数え始めますか? |
| A. | 2026年11月15日からです。この日から2027年11月14日までに海外から出された学生ビザ申請が、2027年の枠に対して判定されます。 |
| Q. | 語学学校から大学に進む予定です。不利になりますか? |
| A. | むしろ有利になる面があります。語学学校だけに通う人はいつでもPriority 1ですし、大学と提携している進学準備コースから進む場合は、そもそもその大学の枠を消費しません。 |
| Q. | 将来は大学院で研究をしたいのですが、影響はありますか? |
| A. | 大学院の研究課程(博士課程など)の学生は、大学の枠の埋まり具合に関係なくいつでもPriority 1として扱われ、枠の集計にも含まれません。この点では有利です。 |
| Q. | 2027年の数字は、これから変わることがありますか? |
| A. | 公表されている数字は調整前のものです。複数の学校を運営している教育機関や、大学とその提携進学準備コースのあいだでは、枠を融通できる仕組みがあります。実際、2026年についても一部の枠が取り置かれ、年の途中で調整された形跡があります。 |
2027年のオーストラリア大学進学は、オーストラリア留学センターにご相談ください
数字を見て志望校を決める必要はありません。大事なのは、
行きたい入学時期から逆算して、いつ出願し、いつビザを申請するかという、あなた自身のスケジュールです。今の英語力や成績に合わせた進学ルートの組み立てまで含めて、
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