ホスピタリティ(Hospitality)

コースで学ぶ内容

ホスピタリティ留学で英語が話せる接客のプロになる！

ホスピタリティ関連コースは、通常、Commercial Cookery（シェフ/調理師）やPatisserie（パティシエ/菓子職人）、Baking（焼き菓子/パン職人）などの調理系コースと、サービス業界で働くためのスキルを身に付ける接客系コースに分かれます。

このページは、後者の方、接客系コースとしての「ホスピタリティ」と「ホスピタリティマネジメント」詳細です。

オーストラリアにとって、ホスピタリティ・観光はメインの産業の一つであることから、ホスピタリティ関連コースは、各都市のTAFE・専門学校で開講されています。

高い英語力を持つサービス業界のプロとして、日本や海外で活躍したいという方、多国籍な環境で英語力を磨きたい方に適した内容です。

Certificate IV in Hospitality（1年）

レストラン、ホテル、ケータリング事業、カフェなどで役立つ幅広い接客スキルと、ホスピタリティ関連の基礎知識の両方を学ぶコースです。熟練したスタッフ、チームリーダーまたはスーパーバイザーに求められるスキルを身につけます。

顧客サービスの向上、衛生管理、予算管理、仕事の遂行、健康と安全に関する実践、飲食物のマッチングに関するアドバイス、ホスピタリティ業界で効果的に働く方法などのスキルを身に付けます。

コースの大部分は実践的な要素を含んでおり、例えば、西オーストラリア州パースにあるTAFE WA - South Metropolitan TAFEのベントレーキャンパスでは、併設されたBentley Pines Restaurant and Bistroで、教室で学んだスキルを実践することができます。


【入学日】（年2回）
2025年 2月3日、７月21日

コースは下記のコア9科目と選択12科目で構成されています。

コア科目例
Work effectively in hospitality service ホスピタリティサービスにおける効果的な仕事
Enhance customer service experiences 顧客サービス体験の向上
Manage conflict 対立の管理
Manage finances within a budget 予算内で財務を管理する
Coach others in job skills 他のスタッフにスキル指導を行う
Roster staff スタッフのシフト管理
Lead and manage people 人々をリードし、管理する
Monitor work operations 職場作業のモニタリング
Implement and monitor work health and safety practices 安全衛生の実施と監視

選択科目例
Design and produce business documents ビジネス文書のデザインと作成
Plan in-house events 社内イベントを計画する
Provide responsible service of alcohol 責任あるアルコールサービスの提供
Prepare and serve espresso coffee エスプレッソコーヒーの準備と提供
Operate a bar バーの運営
Prepare and serve espresso coffee エスプレッソコーヒーの準備と提供
Serve food and beverage 飲食物の提供
Conduct a product tasting for alcoholic beverages アルコール飲料のテイスティングを行う
Prepare and serve cocktails カクテルの準備と提供
Provide advice on beers, spirits and liqueurs ビール、スピリッツ、リキュールに関するアドバイスの提供
Provide table service of food and beverage 飲食物のテーブルサービスを提供する
Process financial transactions 収入支出の処理
Use hygienic practices for food safety 食の安全のための衛生習慣の使用

※上記は2025年のTAFE WA - North Metropolitan TAFEベントレーキャンパスの情報です。なお、コースは他都市でも開講されています。
※科目は産業界と協議の上で選定されており、学校やキャンパス、時期などで変わる場合があります。

Diploma of Hospitality Management（Certificate IVを含め1.5年）

チームを率いて管理するために必要なスキルと知識に重点が置かれており、ホスピタリティ関連業務を無駄なく計画、実行し、正しい評価を行うためのマネジメントの知識やスキルが身につきます。

財務管理、規制遵守、勤務表作成、在庫購入と管理、質の高い顧客サービスの提供方法、職場での対立の管理、職場の健康と安全について学びます。レストランやフロントオフィスのスーパーバイザー、マネージャーなどの管理職に求められるスキルがカバーされています。

【入学日】（年2回）
2025年 2月3日、７月21日

コースは下記のコア11科目と選択17科目で構成されています。

コア科目例
Enhance customer service experiences 顧客サービス体験の向上
Develop and manage quality customer service practices 質の高いカスタマーサービスを開発し、管理する
Manage conflict 対立の管理
Manage finances within a budget 予算内での財務管理
Prepare and monitor budgets 予算の作成とモニタリング
Identify and manage legal risks and comply with law 法的リスクの特定と管理、および法令遵守
Roster staff スタッフのシフト管理
Lead and manage people 従業員の指導と管理
Monitor work operations 業務運営の監視
Establish and conduct business relationships ビジネス関係の構築と遂行
Implement and monitor work health and safety practices 労働安全衛生の実施と監視

選択科目例
Make presentations プレゼンテーションの作成
Manage business operational plans 事業運営計画の管理
Plan in-house events 社内イベントを計画する
Provide responsible service of alcohol 責任あるアルコールサービスの提供
Operate a bar バーの運営
Prepare and serve espresso coffee エスプレッソコーヒーの準備と提供
Serve food and beverage 食品と飲料を提供する
Conduct a product tasting for alcoholic beverages アルコール飲料の製品テイスティングを実施する
Prepare and serve cocktails カクテルの準備と提供
Provide advice on beers, spirits and liqueurs ビール、スピリッツ、リキュールに関するアドバイス
Provide table service of food and beverage 飲食物のテーブルサービスを提供する
Source and use information on the hospitality industry 接客業に関する情報を入手し利用する
Work effectively in hospitality service ホスピタリティサービスにおける効果的な仕事
Process financial transactions 金融取引の処理
Use hygienic practices for food safety 食品の安全性のための衛生的な実践
Purchase goods 商品の購入
Coordinate marketing activities マーケティング活動のコーディネート

※上記は2025年のTAFE WA - South Metropolitan TAFEベントレーキャンパスの情報です。コースは他都市でも開講されています。
※科目は産業界と協議の上で選定されており、学校やキャンパス、時期などで変わる場合があります。

英語力はどれぐらい必要？

IELTS Academic 6.0（各バンド5.0以上）か同等

TAFE WAのHospitalityコースに直接入学する場合、
IELTS 6.0（アカデミックモジュールで各バンド5.0以上）または
TOEFL iBT 60（各バンド15以上）または
英検1級　または
これらと同等レベルの英語力証明が必要です。

英語力が足りない場合はどうすればいい？

TAFE WAが提携する英語学校とセットにした留学プランがあります。まず、はじめに英語コースに通い、指定のコースを修了することで、IELTSやTOEFLの提出が免除され、そのまま専門コースに進学できます。

その際、英語コースにどれだけ通えばいいか？は、個々の英語力により異なります。まずは日本でIELTS Academic、または、TOEFL iBTのどちらかを受けられた後、その結果をこちらからお知らせください。