オーストラリアへの留学の中でも人気の看護留学。
通常、オーストラリアの正看護師を目指す場合、3年間の看護学士コースにて教育を受ける必要がありますが、看護学で高い実績を誇るアデレードの
フリンダース大学では、日本の正看護師資格をお持ちの方へ 1年間のBachelor of Nursing (Post-registration:通称コンバージョンコース)を適応しています。
フリンダース大学は、オーストラリア看護協会でも正看護師登録できる大学・コースとして認められています。(※正看護師登録にはIELTS 7.0以上が必要になります。)
Bachelor of Nursing(Post-registration)
受け付け開始するのは
2017年2月のエントリーです。
学費 | 28,400ドル |
期間 | 1年間 |
入学に必要な英語力 | IELTS 6.5(Academic / Speaking 6.5,
Writing 6.5,Reading 6.0, Listening 6.0 以上) |
入学条件 | 日本の正看護師免許を保持しており証明出来る方 |
英語の条件を満たしていない場合でも、願書を提出し英語力以外の条件がクリアされていれば Conditional Offer (条件付オファー)が発行されます。Offer発行後、一時金を納入することにより、コース席の確保になります。
昨年度は6月中で定員に達して締切されています。同コースを希望されている学生については、お早めにご連絡ください!
またIELTSスコアが基準点を満たしていない場合、フリンダース大学へのダイレクトエントリーを持っている語学学校から入学が可能です。
提携語学学校からのダイレクトエントリー
フリンダース大学のSturt Campus内にある提携付属英語学校 Intensive English Language Institute – IELI の English for Health Studies コースからダイレクトエントリーが出来ます。
英語力レベルによって英語コースの修学期間(約15〜40週)が必要になります。
[IELTS 6.0 レベルをお持ちの方] 15週間〜 |
入学金:150ドル
授業料:5700ドル(週380 X 15週間)
合計:5850ドル |
[IELTS 5.5〜6.0 レベルをお持ちの方]25週間〜 |
入学金:150ドル
授業料:9500ドル(週380 X 25週間)
合計:9650ドル |
[IELTS 5.5レベルをお持ちの方]30週間〜 |
入学金:150ドル
授業料:10260ドル(週342 X 30週間)
合計:10410ドル |
[IELTS 5.0〜5.5レベルをお持ちの方]40週間〜 |
入学金:150ドル
授業料:13680ドル(週342 X 40週間)
合計:13830ドル |
IELI の English for Health Studies
参加する学生たち
このコースを受講する生徒のバックグラウンドは看護師または医学生です。
学校自体の基本クラスは5〜15人とコースにより変動がありますが、生徒の中で女性の方は殆どが看護師経験者です。
残りは他の分野で学位を持っていて看護を専攻予定の人、また歯医者や看護師でマスターで勉強予定の生徒など医療従事者や同分野での進学者になります。
国籍は、日本・韓国・中国・台湾・フィリピン・サウジアラビア・インド・パプアニューギニア・ブラジル・コロンビア・イランなどですが、 English for Health Studies のコースでは中国、韓国、日本の国籍が多くなります。
授業内容について
メディカルバックグラウンドがある先生とその他の先生を中心に授業は親切かつ丁寧に進んでいます。先生は授業時間以外での質問にも答えてくれます。
スピーキングとプレゼンテーションパートは、ロールプレイを通して学ぶことが多くなりますが、セッション(5週毎)最終週のプレゼンテーションへに向けて行うグループワークもあります。
リーディングとライティングパートでは、授業中に医療関連の記事を読んで、穴埋め問題への回答、サマリー作成、患者へのレター作成などを学びます。
リスニングとレクチャーパートでは、テレビやラジオ番組、ドキュメンタリー番組など、色々なメディアや教材を使ってトピックを聞き、リスニングスキルだけでなく、ボキャブラリーやストラクチャーの向上も目指します。OET形式のリスニングを多く練習に取り入れています。
リサーチとケーススタディーパートでは、大学(医療分野)で使えるエッセイ、リファレンスなどのライティング、5週毎にテーマがきめられ、5週間かけてエッセイを完成させます。看護学部へのダイレクトエントリーレベル7Aでは、2週間毎に違うトピックが課せられます。
どの英語レベルからEnglish for Health Studies が選択できるのか?
入学当日にレベル分けテストがありますが、Intensive English Language Institute の英語レベルは0〜7Bまであります。
English for Health Studies コース受講には6A以上が必要で、看護学部への入学には7Aを規定の成績で終える必要があります。
レベル分けテストはスピーキング、リスニング、ライティング (IELTSテストのエッセイ形式)と文法です。
Intensive English Language Institute 授業スタイルはスキル別になっていますので、コミュニケーション、リーディング&ライティング、リスニング の 3つがコアクラスとなります。この3つのうち一つでも6A以上のレベルなら、その分野だけEnglish for Health Studiesを受講することが可能です。
日本でいくら看護経験があっても医療英語を知らないと大学の授業や現場で、かなり苦戦すると言うのが看護学部へ進学された留学生が皆さん口にされることです。いきなり大学に入るよりも、同コースで医療英語が学べれば、間違いなく役に立つますので、IELTS 6.5をお持ちの方でフリンダース大学の看護学部へ進学予定の方も事前受講を強くおススメします。
フリンダース大学・看護学部への入学手続き書類
入学査定手続きに必要な書類は下記となります。早めの準備が肝心です。
-職務経歴書(英文、日本語原本、各1部)
-在職証明書(英文、日本語原本、各1部)
-看護士免許(英文翻訳したもの、日本語原本、各1部)
-最終学歴卒業証明書(英文、日本語原本、各1部)
-最終学歴成績証明書(英文、日本語原本、各1部)
その他、上記以外にも大学から必要書類を求められることがありますので、その場合は追加準備をお願いすることとなります。
1年間のコンバージョンコース(Post-registration)を開講している大学は非常に数少なくなっておりますので、ご希望の方はぜひお早めに
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