オーストラリアについて
輝かしい太陽と自然に溢れているオーストラリア。
その面積はロシア、カナダ、中国、米国、ブラジルに次ぎ、世界で6番目に広く、東西が約4,000km、海岸線が約3万6,700kmという広大な大陸国家です。
このページでは、オーストラリア政府発表の国勢調査、オーストラリア環境局、オーストラリア大使館の情報をもとに、オーストラリアの基礎知識についてご案内します。
オーストラリア連邦の概要
正式国名 |
オーストラリア連邦 (Commonwealth of Australia) |
首都 |
キャンベラ |
面積 |
769万平方キロ |
人口 |
約2,720万人
Australian Bureau of Statistics より
(2024年12月14日時点の統計) |
公用語 |
英語 |
宗教 |
キリスト教(43.9%)、無宗教(38%) |
通貨 |
オーストラリアドル(AUD)
AUD1.00(1豪ドル) = 約95円
(弊社が取得できる最新の送金レート) |
硬貨 |
5¢、10¢、20¢、50¢、$1、$2 |
紙幣 |
A$5、A%10、A$20、A$50、A$100 |
消費税 |
10% |
政治 |
立憲君主制 |
議会制度 |
二院制
・上院(定員76、任期6年、各州からの代表):労働党25、保守連合30、グリーンズ11、その他10(2025年1月現在)
・下院(定員151、任期3年、小選挙区制):労働党78、保守連合55、グリーンズ4、その他14(2025年1月現在) |
国家元首 |
チャールズ3世 英国王(Charles III) |
国色(ナショナルカラー) |
グリーン(緑)とゴールド(金)(1984年設定) |
国家 |
Advance Australia Fair |
国の動物 |
カンガルー |
オーストラリアの州と各州都
オーストラリアは6つの州と1つの準州、首都キャンベラのある首都特別地区(ACT)からなる連邦国です(オーストラリア連邦政府1901年結成)。
ニューサウスウェールズ州(NSW) |
シドニー |
ビクトリア州(VIC) |
メルボルン |
クイーンズランド州(QLD) |
ブリスベン |
西オーストラリア州(WA) |
パース |
南オーストラリア州(SA) |
アデレード |
タスマニア州(TAS) |
ホバート |
首都特別地区(ACT) |
キャンベラ |
北部準州特別地区(NT) |
ダーウィン |
オーストラリアの国旗
オーストラリアの国旗は、青地に英国国旗のユニオン ジャック、連邦を表す七稜星、南十字星を配したものです。
左上:Union Jack |
イギリスの国旗であるユニオン・ジャックがオ ーストラリアとイギリスの歴史的なつながりを表しています。 |
右半分:Southern Cross |
4個の七綾星(しちりょうせい)と1個の五綾星です。南十字星はオーストラリアが南半球にあることを示しています。 |
左下:Commonwealth Star |
七綾星は6つの州と特別地域(北部準州と首都特別地域)を表わしています。最初は六稜星でしたが、1908 年から特別地域を含む七稜星になりました。 |
オーストラリアの季節と気候
オーストラリアは 南半球にあるため日本とは季節が真逆です。
「日本の冬」は、
「オーストラリアの夏」となりますので、オーストラリアではクリスマスと年末年始は夏の時期に相当します。
気候については、オーストラリアは国土面積が日本のおよそ20倍という広大な大陸のため地域によって気候も様々です。
南半球に位置するため気候としては、北へ行けば行くほど温かく、南に行けば行くほど寒くなります。ただし寒いと言っても日本の冬のように雪が降るということはありません。
ケアンズ・ダーウィン(オーストラリア北部)
熱帯雨林気候となり四季がなく、雨季と乾季だけの気候です。
ブリスベン・ゴールドコースト(オーストラリア東中部)
亜熱帯気候で、ほぼ1年中温暖な気候に恵まれています。年間の晴天率も高い地域となり、四季を強く感じることはありません。
シドニー(オーストラリア東南部)
日本と同じ温暖湿潤気候に属します。夏は暑く、冬は寒くなる四季があります。シドニーは海岸沿いの都市ですが、温暖湿潤気候のため、湿度高く蒸し暑い時期あります。
メルボルン(オーストラリア南部)
西岸海洋性気候に属しますが、基本的に夏は暑く、冬は寒くなる、また 1日の中に四季があると言われるほど、天候や気温の変化が激しい地域でもあります。
アデレード(オーストラリア中央南部)
ステップ気候と地中海性気候に属しています。地中海性気候の 夏は暑く、冬は寒い、日本のように四季がありますが、ステップ気候も含むため 1年を通して乾燥している時期が長いです。
パース(オーストラリア西南部)
地中海性気候に属し、夏は暑く乾燥し、冬は湿度も高く雨が多い時期もあり、日本のように四季があります。
オーストラリアと日本との時差
オーストラリア国内では東部、中央部、西部で3つの時間帯に分かれています。日本との時差はサマータイム(Day Light Saving)の実施時期と各地域で違ってきますが、30分〜2時間の範囲になります。
時差の少なさは意外と大切で、体調面はもちろん、日本にいる家族や友達との連絡もスムーズに取れるのは、留学地として魅力の1つです

■時差 : 4月第1週の日曜日〜10月最終の日曜日まで
日本時間プラス 30分の都市 |
アデレード、ダーウィン |
日本時間プラス 1時間の都市 |
シドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズ、ゴールドコースト、ホバート、キャンベラ |
日本時間マイナス 1時間の都市 |
パース |
サマータイムとは?
日が長くなる夏の間だけ時計を1時間早める制度をサマータイム(オーストラリアではDaylight Saving)と言います。サマータイムを実施しているのは州は南オーストラリア州(アデレード)、ニューサウスウェールズ州(シドニー)、ビクトリア州(メルボルン)、タスマニア州(ホバート)、ACT首都特別地区(キャンベラ)です。

■時差 : 10月最終週の日曜日〜4月第1週の日曜日まで(サマータイム実施地区)
日本時間プラス 1時間30分の都市 |
アデレード |
日本時間プラス 2時間の都市 |
シドニー、メルボルン、ホバート、キャンベラ |
オーストラリアの水道水について
オーストラリア全土を通じて水道水を飲むことが出来ます。
日本は軟水ですが、オーストラリアは都市と地域によって軟水・中硬水のいずれかになります。
軟水 |
シドニー、メルボルン、パース、ホバート、ダーウィン |
中硬水 |
ブリスベン、アデレード |
オーストラリアの治安は?
オーストラリアはアメリカと違って銃社会ではありませんので発泡事件などは滅多にありません。
そのため、諸外国と比較すると オーストラリアは比較的治安の良い国と思われておりますが、日本に比べて一般犯罪が非常に多く発生しています。
特に「スリ」、「置き引き」、「引ったくり」、「空き巣」、「車上荒らし」といった犯罪には日頃から十分に気をつけましょう。
カバンや携帯電話など、手回り品には細心の注意を払うようにしましょう。
また、危険と言われている所に興味本位で近づいたり、特に女性は夜に1人で出歩かないようにしましょう。
オーストラリアのタバコ事情
2025年2月現在、オーストラリアは
「世界一、タバコが高い国」です。
1995年に1箱5ドル(450円)だったタバコの価格は年々価格が上昇し2025年1月現在、20本入りの1箱が A$50(約4,750円)まで値上がりしています。
またオーストラリアは煙草規制条約(FCTC)というものを集結しており、禁煙国家の先駆け的存在です。そのため喫煙可能なエリアは非常に限られており、全ての公共施設(学校、病院、空港、駅、公園・・・など)は全て禁煙です。また 公共施設の出入り口から半径4メートル以内も禁煙区域となります。
なお、ホテルも全室禁煙、且つ、敷地内も完全禁煙というホテルが一般的です。
レストランやバーも完全禁煙です。いかなる場所であろうと基本的に「屋内禁煙」であると言う事に注意しましょう。
また、屋外でも喫煙可能なエリアは厳しく規制されています。歩きタバコも厳禁なので、覚えておきましょう。
オーストラリアへ留学

オーストラリアは、英語圏の国としてアメリカ、イギリス、カナダと並んで、留学生の多い国です。外国人でも住みやすい環境や豊かな自然、フレンドリーな国民性、プログラム数の多さなどが留学におすすめのポイントです。特に安全面、物価面など留学地として適している面が多く、また、日本との時差が少ない点でも負担が少ない点もおすすめです。
オーストラリア留学センターでは、長期語学留学、大学・大学院留学、TAFE留学(専門学校)の進学手続きを無料でお手伝いしています。また、休学留学についても、それぞれの目的や予算、留学期間に応じて語学留学や学部聴講、TAFE留学などをご案内しています。興味をお持ちの方は、お気軽に
お問い合わせ下さい。
オーストラリアへワーキングホリデー

日本とオーストラリアは、ワーキングホリデー協定を結んでいます。ワーキングホリデービザの有効期限は入国後1年間ですが、条件を満たせば2回目、3回目のワーキングホリデービザを申請し、最長3年間、オーストラリアに滞在することができます。ワーキングホリデービザは自由度が高く、最長4ヶ月の就学ほか、現地でのアルバイト、インターンシップ、ボランティア活動に参加することも可能です。
ワーキングホリデーの魅力は、海外での長期滞在と就労体験を通じて、異文化を深く理解し、語学力を向上させ、新たな自分を発見できることです。さらに、現地で収入を得ながら海外生活を楽しむことで、経済的な負担も軽減できます。ただし、アルバイトとして採用されるためには英語力は必須です。
また、自由度が高いからこそ、充実したワーキングホリデーを過ごすためには、目的を明確にしたり、やりたいことリストを作ったり、そのためにやるべきことをまとめたり、事前の準備が鍵になります。
オーストラリア留学センターでは、語学学校に10週以上通学予定の方を対象に、ワーキングホリデーのカウンセリング、現地サポートを行っています。自分のやりたかったことや目標を叶えるためのプランを私たちと一緒に考えましょう。ワーキングホリデーを検討されている方は、お気軽に
お問い合わせ下さい。
※備考※
・このページは2025年2月現在の情報に基づいています。