アデレード留学(アデレードについて)

アデレードは世界幸福な都市ランキング(2025 HAPPY CITY INDEX)でオーストラリア国内1位(世界29位)に選出されました。そんな住みよい街のアデレードについて、「アデレードを留学地の候補にしている」、「アデレードってどんなところ?「アデレードについてもっと知りたい」という学生に向けて、Q&A形式で都市の疑問についてお答えします!
アデレードってどんなところ?
アデレードは南オーストラリア州にある州都で、オーストラリアで5番目に大きな140万人都市です。街の規模は州都ながら、コンパクトにまとまっていて20分圏内で全てのものが揃う環境の良さから「
20 Minute City」と呼ばれています。
都市の成り立ちである、もともとの移民は19世紀に新天地を求めて移住してきた「英国移民」です。
シドニーやメルボルンなどを代表する大都市は、流刑植民地として歴史が始まっていますが、アデレードは「自由移民」によって新しく理想を求めて建設された都市なので、その「街並みの美しさ」「治安の良さ」「住みやすさ」から毎年
「世界で最も住みやすい都市」で10位前後に挙げられています。
さらにアデレードは世界幸福な都市ランキング(2025 HAPPY CITY INDEX)でオーストラリア国内1位(世界29位)を獲得しています!
街中にはヨーロッパ調の建造物が多く建ち並び、歴史を感じられる
「芸術と文化の都市」とも言われ、さらに人口1人あたりのレストラン数が最も多い隠れた
「グルメ都市」としても有名です。
そんな魅力いっぱいのアデレードは、ヨーロッパや他アジアからの留学生の認知度は高いですが、日本人にとっては認知度が低いため、なんとオーストラリアの都市の中で最も
「日本人が少ない」都市になっています。
さらに言えば
「教育の質も高い」、そして何より
「生活費が安い」と言う留学生の希望トップ3が叶う都市なので、日本人にとっては「
隠れた教育都市」といえるでしょう。
アデレードに行ったときのオススメスポットは?
日本人にとって観光都市しての知名度が低いですが、見どころはたくさんあります!
グレネルグビーチ Glenelg Beach

アデレードの中心部からトラムで、わずか25分で一番近いビーチのグレネルグに到着します。白砂のビーチと有名ホテル、人気のレストラン、路上のおしゃれなカフェ、夏期限定のエンターテイメント・ハウスなどが並び、海では野生のイルカといっしょに泳いだり、ダイビングやシュノーケリングをしたり、船をチャーターして釣りに行くことができます。ギャラリーや博物館巡りをしたり、多彩なフェスティバルの催しに参加したり、海岸を散歩して隣町のビーチまで行ったりと、さまざまな楽しみ方ができます。
セントラルマーケット Central Market
アデレードの台所「セントラルマーケット」では、新鮮な野菜、果物、魚介類、肉類が安く手に入ります。マーケット内には日本食料品店もありますので、日本食が恋しくなっても大丈夫!
中華街 China Town
セントラルマーケットを抜けると、その奥(隣)に中華街もあります。規模は小さくコンパクトですが、意外と本格的!料理も美味しく楽しめます!!
ワイナリー

どこまで行っても続くあたり一面のワイン畑。これほど広大なワイナリー地帯は、世界でも非常に珍しいとご存知でしたか?
アデレードを有名にしているのが、バロッサ・バレーを代表するワイナリーです。現在、世界的にも評価の高いオーストラリア代表ワインの数多くが南オーストラリア州で醸造されています。
それぞれのワイナリーでは試飲、販売はもちろん、ツアーや工場見学もできます。クラフトギャラリーや、音楽祭など季節によってイベントもあり。ぶどうの収穫時期である3月前後はワインの製造過程を見せてくれるワイナリーも多いので、狙い時。また、奇数年のイースターホリデー中にはぶどうの収穫祭が一週間にわたって行われます。各ワイナリーとの距離を考えると、レンタカーやツアーがお勧め。体力に自信のある人は、現地で自転車のレンタルも可能です。
カンガルー島 Kangaroo Island

自然の宝庫として幅広く知られ、一種の憧れの地として、現地オーストラリア人にも大人気のカンガルー島。この島はオーストラリアで3番目に大きく、その大きさは、東京都のほぼ2倍。島全体は国立公園に指定されており、その豊かな自然を守るため、島内の道の殆どは未舗装という徹底ぶり。島内には公共の交通手段もなく、移動はレンタカーやバイク、自転車のレンタルとなります。特殊な道路状況が多く、かなりの注意が必要なので、ツアーへの参加がおすすめです。
コアラ野生動物の豊かさはオーストラリア指折り。コアラ、カンガルー、ワラビー、エキドナ、ゴアナ、ペンギン、アシカ、ペリカン、カモノハシなど、オーストラリアで見られる野生動物が全部まとめて見られるといった感のあるカンガルー島。滞在中、飽きるほどの数の野生動物に出会えます。
どんなイベントが開催されていますか?

アデレードのある南オーストラリア州の通称は「
Festival State」。大小様々なフェスティバルやイベントが開催されています。
特に 11月から徐々にイベントが増えてきて、ほぼ毎週どこかで何かしらのイベントが開催されます。特に毎年 3月は「Mad March」と呼ばれ、世界3大フリンジフェスティバルに数えられる
Adelaide Fringe Festival、世界音楽祭と銘打つ
WOMADelaide などほぼ毎日何かしらのイベントが開催されています。

また冬時期には
Illuminate Adelaide という街全体がライトアップされるイベントも開催中です。
アデレードでアルバイトするところはありますか?時給は幾らくらい?

アデレードではアルバイト探しは難しいと言われますが、日本食レストラン、カフェやレストランのウェイター、ビルやホテルのクリーナーなど様々な職種のアルバイトがありますよ!
職種によっては、上級の語学力とこれまでの経験が求められることもありますが、これらの条件は都市を問わず同じです。
まずは生活のスタートアップから 語学力を伸ばしつつ、オーストラリアのカフェやレストランでアルバイトをして、その後、経験や技術を活かした専門の職場でアルバイトを視野に入れることもできます。法定賃金が守られているアルバイト先も多く、アルバイトの平均時給は約A$24〜A$33が目安となります。
アデレードの家賃は幾らくらい?
住むエリアによって、家賃は大きく変動しますが、シェアハウスでオウンルームの場合、アデレード市内まで15分〜30分圏内で $200〜$250ほどです。
アデレードには シェアルーム(一部屋を数人でシェア)はほとんどありません。皆さんオウンルーム(一人部屋)で リビング、トイレ&シャワー、キッチンをシェアするタイプで住まわれています。
アデレードはオーストラリアの5都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレード)の中で最も生活費が安く収まる都市になります。公的な生活費調査では、シドニー、メルボルンに比べ3~4割、ブリスベン、パースに比べ2~3割の生活費を抑えれる計算になります。生活費を抑えれるのは、留学生に優しい見逃せないポイントですね。
学生寮を利用する学生も多く、その費用はさまざまですが、アデレード大学管理の University Village(アデレード市内)で 週450ドル前後(4部屋のうち1部屋を借りるオウンルーム、リビング、キッチン、トイレとシャワーは共有)です。 その他、大学の提携している民間のアパートメントタイプの学生寮、スタジオタイプかシェアタイプかによって価格は大きく異なります。
アデレードの公共交通機関は?

アデレード空港からシティまでは車で15~20分ほどです、公共交通機関のバスも空港まで乗り入れていますので 移動もとても便利!
市内・郊外を走る交通機関はバス、電車、トラムの3つです。全てアデレード・メトロにて管理されており「メトロカード(Adelaide Metro Card)」と呼ばれる交通電子カードが普及しています。また、メトロカードがなくても クレジットカード(VisaかMaster)のタッチ決済でも乗車可能(乗車賃はレギュラー料金)で、さらに スマートフォンのアプリ(Adelaide Metro app)上でチケットの購入とタッチで乗車可能です。
★便利な City Connector 無料バス「99Aと99C」!★
公共交通機関は、電車、トラム、バスがありますが、市内だけの移動なら徒歩でも周ることができます。
そして疲れたときに便利なのが、99番の無料バスです!「99Aと99C」番の無料のループパスが市内が循環しています。詳細は
Adelaide Metroのウェブサイトをご覧ください
また アデレードは 専門学校、大学・大学院の学生であれば、留学生でも学生割引の対象になります。
割引率は50%で 全ての交通機関が片道2ドル前後(日本円で180〜190円ほど)で2時間乗り放題。留学生にとても優しい街です。
アデレードの外食代は?
人口10万人に対してのレストラン数では、実は1番多いアデレードですから、安めの外食やテイクアウトやフードコートでの選択肢も豊富! A$10〜A$18が目安です。
もちろん高級レストランまで様々な選択肢があり、日本食(寿司、居酒屋、ラーメン店)、イタリア料理、ギリシャ料理、中国料理、インド料理、ベトナム料理、タイ料理、アフガンや中等料理など、様々な選択肢があります。ディナーの場合は、お酒を含まない食事で一人あたりA$20〜A$40ほどです。
アデレードの休日は何して過ごす?
ローカルマーケットや小さな地域イベントなどが頻繁に開かれているので、お住いの地区の地元コミュニティに参加する機会もたくさんあります。
夏場は、友人同士を誘ってビーチに気軽にいけますし、国立公園でのトレッキングもおすすめです。特にモリアルタ国立公園では、野生のコアラを見ることもできます。
特に何もイベントが無い日でも、公園でノンビリ読書をしながら過ごすのもアデレード住民の休日の楽しみ方です。
また大学を主体とした文化系やスポーツなどのクラブも多くあります。
特に日本で何かしらのスポーツをされていた方にとっては、語学力以上にスポーツを通じて交流の機会があり、休日には練習に参加している学生も多くいます。
弊社の知る限りだと、スポーツはサッカー、テニス、バスケットボール、バレーボール、ラクロス、水泳などに参加している学生が多く、文化系だと日本語交流クラブや、アニメやコミックス、ゲームなどのクラブ活動もあります。
アデレードの気候
日中の平均気温は、夏25~35度、冬13~17度くらいです。
夏は雨も降らず、湿気がないので、気持ちよく過ごせますが 40度近くになる猛暑日も年に何日かあります。また昼と夜の寒暖の差は大きくなる事もあり、朝夕は涼しいことが多いので温度差に対応した服装が必要です。

緯度で言うとシドニーとメルボルンの中間にあるので、冬はシドニーより少し寒く、メルボルンより温かいです。そのため、冬の間は雪は降りませんが、厚手のジャケットやフリースなどが必要となり、オーストラリアの都市の中では比較的四季を感じる事の出来る都市です。
アデレード空港から市内までの移動方法
アデレード空港からは、なんとアデレードメトロの一般バスが通っていますので、メトロカードを利用してシティまで来ることができます。City ⇔ アデレード空港は、J1、J2のルートです。
ただし、スーツケースなどの荷物が大きい場合は、タクシーか Uber(シェアライド)などを利用することをおすすめします。
アデレード留学 はこんな人にオススメ!
留学カウンセラーより「アデレード留学 はこんな人にオススメ!」
アデレードの学校(語学学校、TAFE、大学)は、アジア人の中でも
「日本人はとても少ない!」ということが特徴的です。またアデレードに在留している日本人も少なく、日本人向けのサービス(銀行などで日本語の話せるスタッフなど)がありません。そのため 日本語を使わない生活 を第1に考えなければなりません。
●落ち着いた環境で真剣に英語漬けを希望
●出来る限り日本人の少ない都市に滞在したい
●英語学習に意識の高い
●出来る限り生活費を抑えたい
など、上記に当てはまるなら アデレードが オススメです!