オーストラリアの物価
野菜や肉類など生活必需品目の物価は安く、文具や工業製品あるいは電化製品などは高いのが特徴です。ほとんどの製品を輸入に頼っているため商品の選択肢は日本と比べて少なく、比較的高額に思えますが、生活に必要なものはもちろん国内で十分買い揃えられます。
オーストラリア留学中の生活費用例
2017年度のシドニーの物価を元に、1ヶ月の生活費用例を出してみましょう。
| 支出項目 | 1ヶ月 | 値段 | 
| 家賃 | 800ドル | シェア生活で個人部屋200ドル×4週間。 | 
| 電気代 | 40ドル | 家賃に含まれる場合もあります。 | 
| ガス代 | 0ドル | ガスは一般的に使用しません。 | 
| 水道代 | 0ドル | 水道代は家賃に含まれます。 | 
| 電話代(携帯電話) | 50ドル | 携帯電話のみで生活する方がほとんどです。 | 
| 食費・日用品 | 200ドル | 朝昼晩自炊 ショッピング50ドル×4週間 | 
| 交通費 | 200ドル | 50ドルx4週間 | 
| 交際費 | 200ドル | たまにはお友達と外食も必要です。 | 
| 合計 | 1,490ドル | 日本円で約13,500円です。 | 
 
食材費
私たちスタッフが、実際に現地のスーパーマーケットで調査を行いました!費用に幅があるのは、一つの食材でも、種類やメーカーによって価格にばらつきがあるためです。現地で暮らす際の物価の目安としてご覧ください(2017年8月、更新致しました)
| 食品名 | 分量 | 値段 | 日本円換算 | 
| パン | 1袋(約3斤分) | 1ドル~5ドル | 90円~450円 | 
| お米 | 1kg | 3ドル~3.2ドル | 270円~288円 | 
| じゃがいも | 1kg | 2ドル~3ドル | 180円~270円 | 
| 卵 | Lサイズ12個 | 3ドル~5.95ドル | 270円~535.5円 | 
| 牛肉 | 100g | 1.60〜2ドル | 144〜180円 | 
| 鶏ムネ肉 | 100g | 0.8〜1.4ドル | 72〜126円 | 
| にんじん | 1kg(中サイズ8~10本) | 1.60〜2.80ドル | 144〜252円 | 
| 玉ねぎ | 1kg(大きめ4~5個) | 2ドル~2.9ドル | 180円~261円 | 
| バナナ | 1kg | 2ドル~4ドル | 180円~360円 | 
| チョコレート | 200g | 2.50ドル~5.50ドル | 225円~495円 | 
| コーラ | 600ml | 3.75ドル | 338円 | 
| 牛乳 | 2L | 2ドル~4.98ドル | 180円~449円 | 
| ビール | 1BOX(24缶) | 43〜52ドル | 3,870〜4,680円 | 
 
そんな物価高の荒波を生き抜くコツ
留学開始直後の生徒さんから、よく聞かれるトピックの1つが『思ったより物価が高い』です。わかります!長くオーストラリアに住む私達でも、同様に感じる時があります。生徒さんの中には、特に最初の1か月ほどは、物価へのストレスを感じる方もいらっしゃるようなので、当社スタッフオススメの、物価ストレス回避方法をご案内します!
まず『思ったより物価が高い』と言うのは、日本で買っていた時に比べて”思っていたより”も高い、ということです。 オーストラリアはここしばらくの世界不況の中で、好景気を保つ国ということを頭に入れ、出発前に”日本より『全て』が安い国に行く”という気持ちを払拭しておきましょう。
日本と同じくらいの生活費がかかる国に行くと考えておく
ここでは、シドニー地区を例にします。
シドニー中心地でシェアハウスの一人部屋に住む為には、週300ドル以上かかります。 日本円にして、月およそ11万円ほど。それでは、日本ではどうでしょうか。渋谷の真ん中に住む場合は、条件にもよりますが10~13万円前後。同じくらいです。賃料の高い中心地を避け、郊外に住めば、家賃もスーパーでの野菜の値段も安くなる。まさに日本と同じです。
日本での支出の平均月額は140,000円だそうです。 政府から推奨されているオーストラリア平均生活費は月1500ドル、日本円で13.5万円ほどです。ここでも、大きな差は見受けられません。
そして到着後『日本と同じ感覚で生活をしない』ことです。オーストラリアは最低賃金の高い国です。 また、日本と違い消費税も10%。ですから外食をすると高くなりますし、生活必需品以外は、日本より高い事があります。『日本でコンビニのお弁当やお茶を買うのと同じ感覚で買い物をすると高い』と感じられるわけです。
オーストラリアの生活スタイルや考え方を取り入れた生活をしてみよう
しかし、オーストラリアでの生活に慣れてくると、どこで買えば安く手に入るか、という事もわかってきます。スーパーマーケットのセールや、マーケットなどを利用すれば、食費の節約だって可能ですし、基本的な食費には税金がかからない事も分かってきます。何が安くて何が高いのか、を理解することで、色々と考えて買い物ができるようになります。
お弁当は自分で作る、休日は自然のある場所で過ごしたり、ホームパーティやBBQをしたりというオージースタイルの生活になってくると、お金を使う時はうまく使う、そして使わない時は使わないという生活が身についてきます。
日本に比べるとひとつひとつが大きいものも多いですから、フラットメイトとシェアする、冷凍庫で保存するなどして うまく無駄を減らすと更に生活上手になれますね。
1ドルは100円じゃないよ!90円!(2017年8月現在)
そして大きなポイント!1ドルを100円で計算しない事、です。高いな・・・と感じている方は、1ドルを100円で計算している事が多いです。 3ドル50セントのコーヒーは、350円ではなく、315円ほどです。15ドルのパスタは、1350円。ゼロを2つつけるよりも、ちょーっとだけ安いです。日本と同じように、オーストラリアにも安いお店はたくさんあります。是非探してみて下さい。え~っと思うぐらい、物が安く売られているのを見ると、気持ちが軽くなりますよ!
それでも『お金がない』と感じる場合は、現地でアルバイトをしてみるのも良いですよ。オーストラリアは労働賃金の高い国なので、日本よりもかなり高い時給で働く事が出来ます。土日や祝祭日は時給もUPするので、これを狙って働いている学生さんもたくさんいます。
オーストラリアに限らず、英語圏で良い給料の仕事を見つけたい場合は、最低でも中上級の英語力が必要になります。その為に、日本でしっかり準備&
学校選びをしてくださいね。