様々な進学方法が用意されているオーストラリアの大学。その中でも、パースにあるエディスコーワン大学は、
様々なパスウェイを持つ国際色豊かな大学 。進学方法の種類や自分に合ったパスウェイの見つけ方について、パース現地オフィスから詳しく解説いたします。
エディスコーワン大学とは
エディスコーワン大学 は、オーストラリアの国会議員に選出された初の女性、エディス・コーワン氏にちなんで名づけられた大学です。一部有給のインターンシップが含まれるホスピタリティ&ツーリズム、サッカーのパフォーマンス分析やコーチングも学べるスポーツ科学、サイバーセキュリティ、18のメジャーから専門分野を選べるビジネスコース、看護、舞台芸術、モータースポーツなど、豊富な学部・学科を揃える総合大学です。
2026年には1万人の学生・スタッフを受け入れられる新キャンパスがパース駅の隣にオープンし、ビジネスやメディア、デザイン、舞台芸術コースはパースシティキャンパスで開講されます。
↓建築中のパースシティキャンパス前で記念撮影!↓
卒業生から高評価
エディスコーワン大学は卒業生からの評価が高く、オーストラリア政府のQuality Indicators for Learning and Teaching(QILT)調査では、国立大学の中で卒業生の満足度トップにランキングされています。また、The Good University Guideでは、
学士号の教育の質部門において、18年間連続で5つ星を獲得 しており、教育の質の高さにも定評があります。
パースオフィススタッフが思う「ECUはこんな大学」
実際にパースにいる私が思うエディスコーワン大学の特徴は「あたたかさ」。いくつかの大学の卒業式に参加したことがありますが、エディスコーワン大学の卒業式は、一人ひとりにかける時間の長さ、卒業式の後のパーティーでお互い気軽に声をかけあう雰囲気などがあたたかく、総合大学でありながら留学生も馴染みやすい雰囲気を感じられます。
行ったことのないパースに留学する不安を感じても、このコミュニティの一員に自然に溶け込めることでしょう!
多彩なパスウェイ
志願者の状況に応じて多様なパスウェイを持ち、留学生にとっても進学しやすい大学のECU。選ぶ進学方法により、かかる学費も異なります。
どの進学方法が自分に向いているのか を知るため、具体的な進学方法について解説いたしましょう。
一例として、
スポーツビジネスや国際ビジネスなどのメジャーが人気のBachelor of Commerce(商学部)のパスウェイ をご案内いたします。
進学方法①大学直接入学
日本の高校卒業資格、IB資格保持者は、成績と英語力要件を満たせば、直接エディスコーワン大学の学士号に進学できます。
こんな方はエディスコーワン大学直接入学が向いています
日本の高校で成績が良い方
IBプログラムを卒業する方
大学直接入学データベース
コース Bachelor of Commerce
入学 2月、7月
期間 3年
3年間の授業料 A$29,840(20%OFFの奨学金適用)×3年=A$89,520ドル(約8,325,360円)(2025年度)
英語力条件 IELTSアカデミック6.0(各スキル6.0)以上
学歴条件 高校3年生の成績3.6/5.0以上(体育、美術、家庭科などを除く)
英語コース卒業後、大学直接入学をした学生さんの体験談をご紹介!
進学方法②エディスコーワン・カレッジ(ECC)からの編入 エディスコーワン・カレッジ (ECC)は、エディスコーワン大学、ジュンダラップキャンパスの隣にある大学付属カレッジで、
大学編入ができるディプロマコース を開講しているパスウェイ校です。
Diploma Year 2のコースは、エディスコーワン大学の1年目に相当する内容を学ぶため、カレッジ入学から大学卒業までの期間は、大学直入学と同じ3年間か、もしくはそれより短い2年8ヶ月で卒業することもできます。
大学直接入学との大きな違いは、
ECCは留学生が多く 、また、
1クラスの授業は少人数 ということ。そのため、
少しずつオーストラリアの学習環境に慣れながら留学生活を送る ことができます。
また、入学に必要な英語力は
IELTSアカデミック5.5(各スキル5.0) と、大学直接入学よりも低い英語力で入学できます。でも、それは少人数クラスが徹底されており、講師陣に質問しやすい環境で、留学生サポートも充実しているからこそできる入学条件設定。
ゆっくりステップアップしたい方にはぴったりの留学プラン です。
エディスコーワンカレッジに合格すると、
大学卒業までのオファー及び入学許可証 が発行されるのも嬉しいですね。
こんな方はエディスコーワンカレッジからの大学編入が向いています
オーストラリアの大学に馴染めるか不安
オーストラリア人学生とのグループワークが心配
少人数の環境で学びたい
英語力がIELTS6.0には少々足りないが、早く留学したい!
エディスコーワン・カレッジ(ECC)からの編入データベース
コース Diploma of Commerce (Year2) (8ヶ月〜1年)
↓
Bachelor of Commerce (2年)入学 2月、6月、10月
期間 2年8ヶ月〜3年
Diploma Y2コース授業料 A$31,000(約2,883,000円)(2025年度) Bachelorコース授業料 A$29,840(20%OFFの奨学金適用)x2年=A$59,680ドル(約5,550,240円)(2025年度) 英語力条件 IELTSアカデミック5.5(各スキル5.0)以上
学歴条件 高校3年生の成績2.5/5.0以上(体育、美術、家庭科などを除く)
※Diploma Year2コースの1学期目で成績優秀だった場合、Diplomaコースの授業料が25%OFFとなる奨学金があります。
進学方法③西オーストラリア州立専門学校、TAFEからの編入 西オーストラリア州立TAFE、
パースキャンパス のDiploma of Businessで学び、エディスコーワン大学のBachelor of Commerceの2年次に編入する進学方法です。
TAFEの授業料がA$12,804と経済的なため、
学費を抑えて大学卒業ができる 進学方法。TAFEの授業は大学1年目の授業とは少し異なり、とにかく基礎からじっくり学び、即戦力を育てる実践的な授業内容です。
学ぶ科目にどのような違いがあるのか、エディスコーワン大学、Bachelor of Commerceの1年目と、TAFE、Diploma of Businessの科目を比較してみましょう。
エディスコーワン大学1年目の科目一覧
ビジネスの基礎会計と財務の要点
ビジネス環境と市場
仕事とキャリア
ビジネス分析入門
ビジネスにおける倫理と責任メジャーから1科目
メジャー/マイナー/選択授業から1科目
TAFEの科目一覧
仕事の実践に応用する批判的思考
デジタル技術を使用する職場環境で行う共同作業
ビジネス関係の構築と維持
WHS方針、手順、プログラムの実施とモニタリング
複雑な文書の作成
職場でのコミュニケーション戦略の適用
プレゼンテーション
ビジネスリスクの特定
個人の健康とウェルビーイングのマネジメント
仕事の優先順位
業務プロセスへのデジタルソリューションの適用
ソーシャルメディアと顧客の関わり
批判的思考の育成
予算と財務計画の管理
ビジネスリソースのマネジメント
持続可能性のための職場の方針と手順
職場でのコミュニケーション
職場の効果的な人間関係のマネジメント
マーケティングの機会の特定と評価
国際市場における消費者行動のプロファイリングと分析
事業運営計画の管理
プロジェクト業務の遂行
チームの有効性のマネジメント
※選択授業含む
TAFEの科目リストから、幅広いビジネス分野から、基礎〜実践までを細かく学べることがお分かりいただけると思います。まずは、
TAFEの環境でビジネスの基礎を学んでから大学へステップアップしたい という方にはピッタリな進学方法でしょう。
こんな方はTAFEのDiplomaコースからの大学編入が向いています
実用的な科目内容をしっかり学びたい
はじめからオーストラリアの大学に馴染めるか不安
少人数の環境で学びたい
高校2年修了資格で大学留学したい
パースTAFEが分かる動画
VIDEO
TAFEからエディスコーワン大学に編入した大学生の体験談動画
VIDEO
TAFEから大学編入をした学生さんの体験談をご紹介!
TAFEからの編入データベース
コース Diploma of Business (1年)
↓
Bachelor of Commerce (2年)入学 2月、7月
期間 3年
Diploma コース授業料 A$12,804(約1,190,772円)(2025年度) Bachelorコース授業料 A$29,840(20%OFFの奨学金適用)x2年=A$59,680ドル(約5,550,240円)(2025年度) 英語力条件 IELTSアカデミック6.0(各スキル5.0)以上
学歴条件 高校2年生修了資格以上
※ただし、Bachelor of Commerceのメジャーによっては追加のUnitを学ぶ必要があり、留学期間が3年半〜かかることがあります。
英語力が足りない場合のパスウェイ
エディスコーワン大学は、大学付属カレッジECCが開講する英語コースの他、私立語学学校とも提携があり、上記①〜③のいずれの進学方法でも提携語学学校のパスウェイを利用することができます。
エディスコーワンカレッジでは、英語コース、Diplomaコース、エディスコーワン大学とまとめてお申し込みをされた方に、留学前にお支払いされた最大10週分の英語コース授業料(最大A$4750)がDiplomaコースの2学期目に充当されるスカラシップがあります。
出願に向けての準備
1. まずは英語試験を受験してください
まずは
IELTS(アイエルツ)アカデミック試験 を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
IELTSやTOEFLのスコアが足りなくても出願は可能です。その場合、Conditional Offer(条件付き合格)発行後に付属もしくは提携語学学校に申し込み、パッケージで語学語学〜大学までのOffer取得・学生ビザ申請が可能になります。
2. 出願書類4点をご準備ください
出願には下記4点の書類をご準備ください。
最終学歴の卒業証明書(英語版)
最終学歴の成績証明書(英語版)
IELTS(Academic)またはPTEアカデミックなどの認定されている英語試験結果
パスポートコピー
3. 出願手続きスタート
最後に、
オンライン申込みフォーム を送信してください。当社にて出願手続きをスタートします。
弊社について、安心の現地サポート
オーストラリア専門の無料留学エージェント
オーストラリア留学センターは、日本に東京オフィス、そしてオーストラリア国内の主要6都市(パース、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、アデレード)に自社の現地サポートオフィスを構え、全オフィスに日本人スタッフが常勤している
唯一の日本エージェント です。
オーストラリアの主要6都市にスタッフが在住しているメリットを最大限に生かし、「現地にいるからこそわかる、本当の学校情報をそのまま皆様にお伝えする」というシンプルな方針のもと、過剰な広告や宣伝活動を一切行わず、オーストラリアの教育機関から支払われるサポート費のみで運営しております。そのため、よくある日本の留学エージェントと違い、
手続きに対する手数料やサポート料は一切必要ありません 。どこよりも確実な情報をもとに、安心して留学をお任せいただくことができます。
エージェント選びにおいて、そのエージェントから提供される情報量と質、提案力はもちろん、自分が留学する都市にそのエージェントの自社オフィスがあるのか?日本人スタッフが常勤しているのか?も重要なポイントとなります。留学はスタートしてからが本番です。留学前の準備段階において無駄なお金や時間を費やさないよう、利用するエージェントはしっかり見極めて選びましょう。
豪政府認定教育カウンセラー資格
弊社のカウンセラーはオーストラリア政府公認の教育カウンセラー資格
PIER(Professional International Education Resources) を保持しており、オーストラリア留学のアドバイス、進学プラン提案をする上で高い専門知識を保有するプロフェッショナルであるQEAC(豪政府認定教育エージェントカウンセラー)として正規登録されております。
また、オーストラリアの各大学も認定する留学エージェントを厳選しており、近年、
PIER資格を持つカウンセラーが所属していること を条件としている大学が増えています。
留学会社選びはもちろん、担当になるカウンセラーが「PIER認定のQEACに登録されているかどうか」もエージェント選びの重要なポイントです。利用するエージェント選びの基準にされると良いでしょう。
留学相談&お問い合わせ
エディスコーワン大学進学に興味のある方は、
お問い合わせフォーム からお気軽にご相談ください。
※備考※
・本記事は2025年4月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・大学編入後〜卒業までの期間は、メジャーや選択する科目により若干上記情報と異なる場合があります。詳しくはお問い合わせください。
・大学・コースにより進学方法が異なります。商学部以外をご希望の場合は、お問い合わせください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2025年度学費をご案内しております。
・日本円は弊社が取得できる最新の送金レート(A$1=93円) で換算しており、実際はお支払い時にご利用の金融機関の為替レートが適用されます。