学生サポート充実!アットホームで安心して学べる大学
マードック大学(Murdoch University)は、オーストラリア国内最大面積を誇り、特に動物科学・獣医学や環境、国際援助、持続可能な開発学などの分野に強い大学です。キャンパスには多くの動植物があふれており、様々なコミュニティ活動や産業界とのネットワークを活かし、実践的に学べる環境が整えられています。
2023年にできた新しい校舎「Boola Katitjin」(アボリジニの言葉でたくさんの学びという意味)は西オーストラリア州最大の木造建築物。2023年WAアーキテクチャーアワードにおいて、最高賞であるジョージ・テンプル・プール賞を受賞した美しく壮大な校舎です。
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また、この校舎はソーラーパネル、雨水利用、アクティブ・デザイン、原生植栽などのさまざまな機能を通じて、国際的に認められた6つ星の「グリーン・スター」評価を達成するよう設計されており、環境学にも強いマードック大学らしく持続可能性のシンボルにもなっています。
マードック大学のおすすめ分野
◾️国際援助と開発学
マードック大学の国際開発学では以下のような分野について知識を深めることができます。
・国際政治の理解
・コミュニティで働くための独創的な方法
・International Aid and Developmentの実践
・ジェンダー問題
・持続可能な都市のコミュニティ
【マードック大学の国際援助と開発学コースの特徴】
・Australian Consortium for ‘In-Country’ Indonesian Studies (ACICIS)プログラムの一環として、セメスターまたは夏の間にインドネシアに行き、実践を積めるチャンスがあります。
・International Aid and Developmentボランティアプロジェクトに参加した場合、それが単位として認められます。
・Work integrated learningプロジェクトの一環として、地元または国際組織と実際のプロジェクトで働くチャンスもあります。
・経験豊かなinternational aidの専門家から学ぶことができます。
・あらゆるキャリアに適用できるクリティカルシンキングと創造的な問題処理能力が身につきます。
◾️Sustainable Development
このコースでは、世界の持続可能な開発のゴール(SDGs)とその維持方法について学びます。専門知識を養い、気候変動、廃棄物の削減、多様な生物の保護など、持続可能性に関する緊急の問題の解決策を見つけるためにコミュニティと協力していくコース。
どんな組織でも活かせるクリティカルシンキング、コミュニケーション、実践的なスキルを身に付けることができます。
Work integrated learning programの一環として、地元や国際的な団体のプロジェクトに参加したり、オーストラリア全土や世界規模の学生、卒業生、専門家によるコミュニティに出会えることも。
International Aid and DevelopmentコースやCommunity Developmentコースとのダブルメジャーも可能です。
◾️動物関連
マードック大学は、1970年代に獣医学部からスタートした大学。オーストラリアの大学で最も広大な敷地を持つマードック大学のキャンパスには動物病院もあり、動物関連のコースは以下のコースが開講されています。
・
獣医学部
・アニマルサイエンス
・アニマルヘルス
・環境保全と野生生物(動物、植物、土壌など)
実は動物学を開講している大学でも実際に動物に関わる授業は別の施設に行くことが多いのですが、その点、マードック大学は馬、羊、豚までいるキャンパス!動物関連施設がここまで充実しているキャンパスも珍しいでしょう。
犬、猫、羊、家畜、豚の学生グループに参加ができ、コミュニティも広がります。
◾️アジア研究
近年、日本人留学生にも人気の国際援助や開発学に関連し、東アジア・東南アジアの社会、政治、歴史、環境、経済のありとあらゆる側面を研究する、アジアリサーチセンターが1991年に設立されました。
2016年は、オーストラリア中央政府、外務貿易省の外交政策白書作成のため、環境問題、科学外交、言語と教育、宗教の過激主義、貿易の5つの分野について意見書を提出。アジアにおけるオーストラリアの役割について、マードック大学の専門知識を存分に発揮した形となりました。
◾️環境科学
環境科学の分野では、水質、エコシステムの回復、気候の変動への適応、エコツーリズム、教育、林学、漁業と野生動物、グリーンエネルギー、天然資源管理、公園管理、サステナビリティ、都市計画とゴミの管理など、多岐にわたる範囲から学ぶことができます。
キャンパスには自然保護のためのモデルとなる小さな二つの湿地帯、藪があり、そこには鳥や亀が生息しています。それはマードック大学にとっては「生きている実験室」。大学での勉強、経験、そして楽しく学ぶための大切な要素となっています。
◾️海洋保護や研究
パースの海はサンゴ礁のある北部から南極に近い南部の海まで、幅広い海に触れることができるのが魅力。
Bachelor of Science (Environmental and Conservation Sciences)のメジャーの一つであるMarine Biologyでは、基本的な生物学と、それらがどのように海洋保全の分野で成功に導けるのかに重点を置き、海洋植物学、魚類生物学、海洋野生生物の個体群、海洋生態学、養殖学、人間の影響と管理などのトピックを、広範なフィールドワークと実践的な学習によってサポートします。
6月〜7月にニンガルーリーフというパース北部、サンゴ礁に囲まれた海で学ぶトロピカルマリンバイオロジーの科目も取れます。この科目は特にアメリカやヨーロッパからくる認定留学や休学留学生にも人気。オーストラリア人学生だけでなく、世界各国から来た留学生と一緒にサンゴ礁の海で実習をすることができます。
※別途フィールドトリップの費用がかかります。スタディーアブロードの場合、Semester1に入学するスタディアブロード学生対象。
◾️漁業
マードック大学では、地域産業と協力したリサーチも多く行われています。
パースでは、一般の人々が気軽にアワビ漁、カニ獲り(海岸で網を持って獲れます)、エビ獲りができますが(季節・サイズ、捕獲量に制限あり)、現在オーストラリア政府から、ブルースイマーというカニ獲りの研究を委託された漁業リサーチ機関とのコラボレーションを行っています。
マードック大学教授陣が、漁業管理に関する不安材料や、カニ獲りをする人々のモチベーションなど、広く一般の人の意見を聞きたいと、カニ漁経験者なら誰でも参加できるオンラインの調査を企画・実施しています。この調査結果は、パースのブルースイマーカニの管理に役立てられます。
◾️犯罪行動学
この分野では、社会、心理、バイオロジカル、法的な側面から、犯罪と犯罪行動の原因と予測についての知識を深めます。
学ぶ内容は、犯罪行動の兆候と管理、犯罪解決に向けた懲罰に関する調査、犯罪からの立ち直るために担う自分の役割について、反社会的な行動を予防するメカニズムなどで、マードック大学での犯罪学の勉強は、どうして人々は犯罪を犯すのか、犯罪をどうやって減少・予防すればいいか、そして刑事司法制度において、被害者と犯罪者の両者をどのように救済すればよいかという、犯罪に対する課題にチャレンジする勉強となるでしょう。
その他、マードック大学はサイコロジー、ゲームテクノロジーなどを強みとしています。
学生との距離が近い!
学生向けサポートも充実しており、勉強やキャリアのことはもちろん、個人的な問題を含めて様々な相談ができます。24時間連絡可能なマードック大学のホットラインもあり、キャンパスにいない時のサポート体制も整えています。広大なキャンパスを持っていますが、学生と大学の距離が近く、安心して学べるアットホームな大学です。
奨学金情報
マードック大学には留学生向けに、授業料の一部が免除となる奨学金(返済不要)があります。詳しくは
マードック大学最新奨学金情報 をご覧ください。
マードック大学の注目のコース