理想を、プロの使命へ。高専からJCU、そしてエンジニアとして内定を掴むまでの全軌跡高専での学びを土台に、オーストラリアの大学(JCU)へ進学した小堺さん。2023年当時のインタビューで語った「環境に優しいものづくり」という夢は、JCUで化学工学を修める中で一つの矛盾に突き当たります。それは、「豊かな生活を支える技術そのものが、時に環境に負荷を与える側面を持っているという」という、避けては通れないエンジニアリングの現実でした。「社会の利便性と環境保護をどう両立させるか」彼女が辿り着いた答えは、「プロセスの負を最小限に抑えること」。それがエンジニアとして果たせる、最も現実的で持続可能な環境貢献である――。理想論を「プロの使命」へと昇華させ、内定を掴み取り、エンジニアとしての責任を胸に日本でのキャリアをスタートさせる小堺さん。その深化を遂げた“ものづくり哲学”と、解像度の上がったキャリアの全軌跡に迫ります。
小堺 愛紬さん | タウンズビル | James Cook University | Engineering and Technology