環境や国に応じて質の高い健康の向上/維持を目的とした「パブリックヘルス(公衆衛生学)」は疫学、生物統計学、医療経済/マネージメント、行動心理学、社会学を駆使して集団の健康分析に基づく地域全体の健康の増進を図ります。
オーストラリアン・カソリック大学(Australian Catholic University) では、
メルボルン大学 に続き世界的にも評価の高いパブリックヘルスの修士号コース、Master of Public Health(MPH)を開講しています。
MPHの専門とカリキュラム
オーストラリアン・カソリック大学のMaster of Public Healthでは、こちらの10の専門分野から学ぶことができます。
公衆衛生学での健康行動科学、臨床試験論、環境医学、医療管理/経済学などの基礎なども学びますが、同校の特徴としては貧困や戦争、気候変動、水問題など発展途上国の状況や問題点、栄養と食料安全保障などに焦点を置いた内容を勉強していきます。
またHealth Promotionにも力をい入れており、人々の健康の維持・増進のため、どのような活動/発信が出来るか(例えばタバコのパッケージの健康警告表示方法)なども学びます。
その他にもタイムリーな感染症(マラリア、結核、HIV, SARS、コロナ)などの感染予防や社会のありかた、地域の感染をコントロールし、個人レベルの衛生教育をする方法を勉強します。
WHOなどの国連機関に保健医療の専門家として就職するには、修士(公衆衛生学)が必須だといわれています。同校の公衆衛生学学位プログラムでは、地域社会、国または世界に焦点を当てた公衆衛生学研究者・教育者、公衆衛生行政官、産業医、企業の安全管理者などを育成します。
• Infectious disease(Malaria, tuberculosis, HIV-AIDS):
マラリア、結核、HIV,SARS、コロナなどの感染症
• Non-communicable disease:糖尿病、肥満、冠状動脈性心臓病などの非感染性疾患
• Poverty:貧困
• Sustainability, climate change, water, environments:
気候変動、水問題など発展途上国の状況や問題点、栄養と食料安全保障
• Tobacco:タバコ
• Maternal health and child mortality:妊産婦の健康と子供の死亡率
• Education:教育
• War:戦争
• Malnutrition:栄養失調
• Gender inequality:医学界のジェンダー不平等
オーストラリアン・カソリック大学学生体験動画。
VIDEO
将来の進路
修了者は教育機関、政府機関、医療、医療財政、製薬、生命工学、カウンセリング、およびコミュニティ組織など社会の幅広い部門で活躍しています。
【卒業生のキャリアパスの一例】
●医療政策・公衆衛生行政
●臨床研究
●国際機構連携(WHO/JICAなど)
●国際医療救援
●医療政策/健康環境ビジネスコンサルティング
●公害保健センター
MPHの入学概要
Master of Public Healthの入学概要をご案内いたします。
期間
2年
入学時期
2月、7月の年2回
学費
年間24,104ドル(約193万円) x 2年
英語力条件
IELTS6.5(アカデミック:各セクション6.0以上) TOEFL iBT90(W25以上)
入学条件
[学歴条件]健康または関連分野の学士号を取得している事
更に
GPA7.0スケール換算 5.5以上の成績であること。(学校からの推薦状が必要です)
またはパブリックヘルスや医療分野に関連した2年間の職務経験や研究経験を持っている事。
留学までの準備
1. まずは英語試験を受けましょう
まずは
IELTS(アイエルツ)試験 を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合は大学付属語学学校とセットでのお申込みとなります。
2. 出願に必要な書類4点を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。
大学の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
大学の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
パスポートコピー
オーストラリアン・カソリック大学への進学
オーストラリア留学センターは、オーストラリアン・カソリック大学の日本の公式出願相談・相談窓口として、皆さまのオーストラリアン・カソリック大学進学を無料でお手伝いしております。
オーストラリアン・カソリック大学のMaster of Public Health(パブリックヘルス・公衆衛生学)にご興味のある方は、お気軽に
お問い合わせ 下さい。
**ご注意点**
・上記情報は2021年1月現在のものを参考にしており、入学条件や費用等は変更されることもありますので、ご留意ください。
・ご参考の日本円は、1ドル=80円換算としておりますが、実際の費用は、学校費用お支払い時のお客様ご利用の金融機関の為替レートが適用されます。