「マーケティング」とは、効率的に企業の商品(製品)・サービスを消費者に広める手法/プロセスの事をいい、企業が顧客に自社の製品を購入してもらうまでの製品開発、生産、営業、販売までを統合する役割の事を言います。
戦後、高度経済成長期の日本では「作れば売れる」という時代がありましたが、現代社会は様々な品物やサービスが世にあふれている上に、市場環境や不況などの影響から、簡単にはものが売れなくなりました。
さらに近年では消費者の嗜好がますます多様化する一方で、インターネットの普及やSNSなどモバイル・コミュニケーションの普及に伴い情報が氾濫し、従来のマーケティング手法では消費者の動向は掴みにくくなっています。
「消費者が見えない時代」とされる今、企業が生き残り且つ成長していくには、「市場調査や分析」などを行い、どの市場で、どのような商品(製品)・サービスを提供していくのか、製品をどのように販売していくのか、自社マーケティングをどのように確立させるかが重要とされています。
ビクトリア大学で学ぶマーケティング

ビクトリア大学の
Bachelor of Business(Marketing)では、顧客のニーズが絶えず変化する市場で働く為のスキルと知識を身に着けていきます。
同コースを通じて、マーケティング理論と実践的なマーケティング手法/問題解決を学び、市場調査や消費者行動から国際的なマーケティングや戦略まで、その分野の専門家から直接学ぶ事が出来ます。
まず1年目にビジネス/経済に関する基礎を学び、2年次以降はマーケティングに必要な調査方法や「モノ」を売る作戦の立て方など理解を深めていきます。3年目ではインターナショナルビジネスチャレンジという単位を選択する事もできますが、国際ビジネス市場に関する知識、基礎的な考え方や理論を用いて、それぞれの国における消費者の購買行動や嗜好を細かく分析し、ブランディングするなどインターンシップやシュミレーションを通して世界で通用する人材の育成をしていきます。
ビクトリア大学で学ぶ主な内容
●サービス産業におけるイノベーションと生産性向上
顧客ニーズを調査/把握した上での新製品などサービスの開発、革新、商品化
●マーケティング・コミュニケーション
商品を売り出す為に行う広告/プロモーション方法
●市場調査
顧客のニーズや好みの調査方法
●消費者行動
消費者が製品購入時に行う意思決定プロセス、影響力、行動などの調査
●インターナショナル・マーケティング
国境を越えたマーケティングの専門理論と実践
●サービス・マーケティング
サービス業や製品の付随機能としてのサービスならではの特性を踏まえたマーケティング戦略
●マーケティング計画と戦略
市場や顧客の動向を把握し、分析、自社の強みや弱みを知ることによって、どういったサービスをどのように顧客に届けて売り上げを上げていくのかの計画
●応用/国際ビジネスチャレンジ
マーケティングに関する知識、基礎的な考え方や理論を用いたビジネスコンセプトの提案や商品開発のシュミレーション
ビジネス(マーケティング)コース入学要項
学士へ直接入学
コース |
BACHELOR OF BUSINESS(Major:Marketing) |
期間 |
3年間(6学期) |
学費 |
年間29,000ドル×3年=計87,000ドル(約696万円) |
英語 |
IELTS6.0(各セクション6.0以上) |
学歴 |
高校を卒業しており成績3.0以上 |
卒業まで合計3年、学費はおよそ696万円となります
專門コースから進学
ビクトリア大学は高校の成績をちゃんと修めていれば、大学の学士コースへ直接進学する事も可能ですが、高校卒業後、まずは付属專門コースへ入って
ディプロマコースを受講することで、その単位を移行して大学に編入することが出来ます。
大学を1年目から始めるより若干ですが費用を抑える事ができ、且つ入学基準のハードルが緩やかになるので、留学生にとって進学し易い方法です!
ディプロマコース |
コース | Diploma of Business(Enterprise) |
期間 | 2学期(1年間) |
入学 | 年2回(2月/7月) |
学費 | 22,500ドル(約180万円) |
条件 | 【英語】IELTS5.5以上(各5.0以上)または付属英語学校英語コース
【学歴】高校を卒業している事 |
↓
ディプロマコース修了後、ビクトリア大学の2年次へ途中編入(96単位免除されます)
↓ |
大学本科コース(約2年間) |
コース | BACHELOR OF BUSINESS(Major:Markrting) |
期間 | 2年間(4学期) |
学費 | 14,500ドル×4学期=58,000ドル(約464万円) |
卒業まで同じく合計3年、学費はおよそ644万円となります
出願と大学卒業までの流れ
2021年3月に高校を卒業、ディプロマのビジネス(1年間)を経由して、ビクトリア大学のビジネス(マーケティング) を学ぶ場合の、出願と大学卒業までの流れをお知らせ致します。
2020年9月−12月* |
ビクトリア大学へ出願。合格見込みがあるかどうかを判定し、条件付き入学許可である「Conditional Offer」を受けます。
この時点でIELTSやTOEFL等で英語力条件を満たせておくことが理想ですが、後から追加して英語力証明を提出することもできますし、付属英語コースを受講して進学を目指すこともできます。 |
2021年3月 |
高校卒業。最終の成績証明書と卒業証明書を提出し、合格を受けます。 |
2021年3月−5月 |
入学の準備。合格が出ましたら、学費のお支払い、入学お手続きを行い、学生ビザ申請、最初の宿泊先手配等、入学に向けた準備を行います。 |
2021年7月 |
ディプロマのビジネスコース入学 |
2022年7月 |
ビクトリア大学の大学2年に編入。 |
2024年6月 |
ビクトリア大学卒業。 |
留学までの準備
1. まずは英語試験を受けましょう
まずは
IELTS(アイエルツ)試験を受験しましょう。日本では下記3つの機関がIELTS試験を開催しています。
IELTSスコアは足りなくても出願可能です。その場合は大学付属語学学校とセットでのお申込みとなります。
2. 出願に必要な書類4点を準備しましょう
出願には下記4点の書類が必要となります。IELTSの受験が終わったらこちらの4点を揃えて担当カウンセラーにご提出ください。
- 大学の卒業証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
- 大学の成績証明書(英語版と日本語版1部ずつ)
- IELTS(Academic)またはTOEFLスコア結果
- パスポートコピー
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ビクトリア大学への進学
オーストラリア留学センターは、ビクトリア大学の日本の公式出願相談・相談窓口として、皆さまの大学進学を無料でお手伝いしております。
ビクトリア大学のビジネス(マーケティング)にご興味のある方は、お気軽に
お問い合わせ下さい。
**ご注意点**
・上記情報は2020年7月現在のものを参考にしており、入学条件や費用等は変更されることもありますので、ご留意ください。
・ご参考の日本円は、1ドル=80円換算としておりますが、実際の費用は、学校費用お支払い時のお客様ご利用の金融機関の為替レートが適用されます。