ビザの種類と選び方

現在オーストラリア移民局が発給するビザは、100種類以上にのぼり、渡豪の際は、目的に応じたビザを申請する必要があります。
ワーキングホリデービザ(Subclass 417)
1年間の滞在期間中、4ヶ月までの就学、及び同一雇用主の元で3ヶ月以内の就労が許可されています。一生に一度しか申請することができません。
学生ビザ(Subclass 500)
就学目的に加え、政府認定校へフルタイムで通う場合に申請できるビザ。コース申し込み期間に応じた期間滞在できます。コース開始後は、2週で40時間までの就労も可能です。
観光ビザ(Subclass 600)
最長3ヶ月までの滞在でき、現地での延長も可能。学校には12週間まで通うことができますが、ボランティア活動を含め、就労することはできません(通常はETASを取得し入国します)。
ETAS(Subclass 601)
観光ビザ同様、3ヶ月まで滞在することができます。就労することはできません。ETASの現地延長はできませんが、観光ビザに切り替えることはできます。
ビザの選び方
オーストラリアへ留学するためには、ビザが必要です。渡豪目的によって取得するビザが異なりますので、目的にあったビザを取得しましょう。
語学学校で英語を学びたい
学生ビザ、観光ビザ、
ワーキングホリデービザ、
ETAS
観光ビザ、
ワーキングホリデービザ、ETASであれば最長3ヶ月まで語学学校に通うことができます。
学生ビザであれば、申し込んだ入学期間中(3ヶ月以上でも)は滞在、通学することができます。
TAFE、大学、大学院に進学したい
学生ビザ
大学、大学院、TAFEに入学するのであれば、3ヶ月以上の就学になりますから、学生ビザを申請する必要があります。
働きながら、勉強したい
学生ビザ、
ワーキングホリデービザ
観光ビザでは働くことができません。学生ビザであれば週20時間まで、ワーキングホリデービザであれば1企業で最長3ヶ月間働くことができます。
観光の合間に英語を学びたい
観光ビザ、ETAS
渡豪の主目的が観光でも、英語学校に通学することも可能です。最長12週間学校に通うことができます。
ワーキングホリデーで英語を学ぶ、働く、遊ぶ
ワーキングホリデービザ
ワーキングホリデービザを取得すれば、4ヶ月間(17週間まで)学校に通うことができますし、働くこと(同一雇用主で6ヵ月まで)も、遊ぶこともできます。30歳までという限られた年齢が申請条件です。