ETAについて

オーストラリアに入国するには、パスポートの他に査証(ビザ)もしくは
ETAS (Subclass601:イータス)と呼ばれる電子渡航許可が必要です。このページではETASについてご案内します。
ETASでできること
渡航の目的が、観光や家族への訪問、短期出張(ビジネスミーティングや会議、高度な技能を必要とする短期間のプロジェクトなど)の場合に利用できます。3か月以内の就学やトレーニングも可能です。ETASの有効期限は12か月もしくはパスポートの有効期限の短い方となります。期限内にパスポートを更新した場合は再取得が必要です。有効期限までの間は何度も出入国が可能ですが、1回の滞在期間は3か月を超えることはできません。また、真の入国目的がETASの範囲でないと疑われた場合は取り消される場合があります。
3か月以内の就学・滞在を希望する方のほとんどはETASで渡航されます。
ETASの申請条件
ETASの申請には条件があります。条件に該当しない人(3か月以上就学したい人など)は他のビザの申請を検討してください。
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条件 |
パスポート |
ETA対象国籍(日本を含む34か国)のパスポート所持者 |
訪問目的 |
観光、親族訪問、ビジネスミーティング、会議、展示会又は高度な技能を必要とする短期間のプロジェクト又はイベント従事者 |
滞在期間 |
3ヵ月を超える滞在でないこと |
犯罪歴 |
健康であり、犯罪歴がないこと |
就労について |
オーストラリアでは就労しないこと |
ETASの申請料
ETASの申請費用は基本的に無料なのですが、申請手数料としてA$20が必要となります。
支払いには、クレジットカード、Apple Pay、Google Pay、Pay Palが利用できます。クレジットカードは、Mastercard、VISA、American Express、JCBの4種類です。
ETASの申請方法
現在、ETASの申請はスマートフォンにアプリをダウンロードして行う方法のみです。旅行業者や航空会社が代理で行うことも可能ですが、原則、登録者自身で行います。
1. ご自身のスマートフォンに合わせて下記いずれかのアプリをダウンロードします。
2. 準備しておくもの
- 写真を撮る、近距離無線通信(NFC)が使用可能、位置情報サービスが有効な携帯
- 有効なメールアドレス
- クレジットカードなどの支払準備
- パスポート
3. 準備ができたらアプリを開いて手続きを行います。手順については
オーストラリア移民局の公式ガイド(日本語)をご利用ください。公式ガイドのスクリーンショットは旅行業者向けになっているものもあるので、英文をよく読んで進めてください。
4. ”Application Received”が表示されれば申請終了です。Doneで終了してください。
5. 審査が完了したら登録したメールアドレスに詳細が届くので確認してください。”Application Received”の画面でTurn on notificationsをオンにしておくと、ビザの審査結果が届いた時、携帯にお知らせが来ます。
オーストラリア入国時
登録内容はすべてオンラインで保存されているため、入国時にアプリを開いたりする必要はありません。不安な方はメールに届いた”Granted”の書類をプリントアウトしておくのも1つの方法です。
※備考※
・このページは2025年5月現在の情報に基づいています。
・ビザについては弊社でアドバイスすることはできかねます。必要な方はビザエージェントにご相談ください。