障がい者サポート(Disability Support)

コースで学ぶ内容

身体の不自由な方への自立生活支援や、より良い人生を送るためのサポート等を実践的に習得します。

オーストラリアは高齢者や障がい者、失業者、子育て支援などの社会サービスが充実しており、多民族国家ならではの文化や社会制度の違いは、社会的弱者への新たな理解や様々な気づきをもたらすだけでなく、日本の福祉問題を考えるヒントにもなるでしょう。

このサーティフィケート・コースでは、健康な身体システムの認識、パーソンセンタード・サポートの理解、障害を持つ人々へのアドボカシーなど、さまざまな専門スキルと知識を学びます。当校の専門的で熟練した講師陣がマンツーマンで指導し、障害者が目標を達成できるようサポートするための貴重な見識を深めます。

このコースを修了すると、障害者支援を中心とした様々なコミュニティ・サービスの職務や環境で働く資格を得ることができます。

Certificate IV in Disability Support（9ヶ月）

障がい者支援を中心とした、様々なコミュニティ・サービスで働く入口となるコースです。実習（120時間）も含まれ、障がい者が目標を達成できるようサポートするための見識を深めることができます。

TAFE Queensland(ゴールドコーストキャンパス)で開講しているこのコースでは、専門的で高度な技術を持つ講師陣から、健康な身体システムの認識、個人を中心としたサポートへの理解など、さまざまな専門スキルと知識を英語で学びます。

科目の例
Follow established person-centred behaviour supports 確立された個人を軸とした行動支援
Facilitate the empowerment of people with disability 障がいのある人のエンパワーメントを促進する
Facilitate community participation and social inclusion 個人中心のアプローチによる継続的な能力開発の促進
Provide person-centred services to people with disability with complex needs 複雑なニーズを持つ障がい者の人を中心としたサービスの提供
Manage legal and ethical compliance 法的かつ倫理的なコンプライアンスの管理
Work with people with mental health issues 精神的な問題を抱える人々と働く
Maintain work health and safety 職場での健康と安全の維持

選択科目の一例（キャンパスや時期により異なります）
Develop and use strategies for communication with augmentative and alternative communication systems 補聴器や代替コミュニケーション方法を使ったコミュニケーションのストラテジーの開発と使用
Develop and promote positive person-centred behaviour supports ポジティブな人間中心型の行動支援の開発と促進
Prepare for NDIS support coordination NDIS（オーストラリアの障がい保険システム）サポート調整の準備

※上記は2024年のTAFE Queensland(ゴールドコーストキャンパス)の情報の一部です
※科目は産業界との協議の元に選定されており、内容は予告なしに変更となる場合があります。

英語力はどれぐらい必要？

IELTS Academic 6.0（各項目5.5以上）or 同等

TAFE Queensland(ゴールドコーストキャンパス)のCertificate IV in Disability Supportコース入学には、
IELTS 6.0（アカデミックモジュールで各バンド5.5以上）または
PTE (Academic) 50 または
TOEFL iBT 64（R13/L12/S18/W21）または
Cambridge English FirstCAE (C1 Advanced) 169　または
これらと同等レベルの英語力証明が必要です。

英語力が足りない場合はどうすればいい？

TAFE Queensland付属または提携の英語学校をセットにした留学プランがあります。まず、はじめに英語コースに通い、指定のコースを修了することで、IELTSやTOEFLの提出が免除され、そのまま専門コースに進学できます。

その際、英語コースにどれだけ通えばいいか？は、個々の英語力により異なります。まずは日本でIELTS Academic、または、TOEFLのどちらかを受けられた後、その結果をこちらよりお知らせください。