ビジュアルアート(Visual Arts)

コースで学ぶ内容

ビジュアルアートとは、絵画・彫刻・版画・陶芸・写真など、視覚を主な観賞手段とする作品の総称です。コースでは、創作活動に必要な設備が整えられたクリエイティブな環境下で、絵、彫刻、陶器、テキスタイル、版画、電子アートなど様々なエリアでの創作スキルを磨き、その才能と技術を将来に結びつけるための専門知識を身につけます。

下記は、クイーンズランド州都ブリスベンにある州立専門学校TAFE Queensland Brisbane(South bank) のコース詳細です。

Diploma of Visual Arts（1年）

クリエイティビティに、技術や概念を組み合わせ、新しい芸術の実践を展開させていきます。様々なジャンルにおける「ビジュアルアーティスト」に必要な専門スキルを本格的に学びます。

コースでは、さまざまな媒体・素材を使い、各分野での作品の制作、そしてアートを取り巻く現在、未来とその歴史などを学びます。絵、デジタルアート、写真、印刷物、彫刻、陶器などそれぞれの作品において、企画や開発スキルを深めます。アート理論や歴史を学びながら情報を分析・理解したり、複雑なアイデアを伝えるスキルを身につけます。

コースは下記の必修科目と選択10科目で構成されており、入学日は年2回（毎年1月と7月）です。

必修科目の一例
Realise a body of creative work 創造的な作品群を実現する
Establish and maintain safe creative practice 安全な創作活動の確立と維持
Refine drawing and other visual representation tools 描画およびその他の視覚的表現ツールの改良
Develop sustainability of own professional practice 自身の専門的な実践の持続可能性を開発する
Present a body of own creative work 自身の創造的な作品群を発表する

選択科目（段階により異なります）
Analyse cultural history and theory 文化の歴史と理論を分析する
Investigate ceramic materials and processes セラミック材料とプロセスの調査
Investigate painting materials and processes 絵画の材料と工程を調べる
Investigate printmaking materials and processes 版画の材料と工程を調べる
Investigate sculptural materials and processes 彫刻の材料と工程を調べる
Install and dismantle exhibition elements 展示要素の設置・撤去
Critique cultural works 文化作品の批評
Refine ceramics techniques 陶磁器技法の精緻化
Refine digital art techniques デジタルアートの技法を磨く
Refine drawing techniques デッサン技法の精錬
Refine painting techniques ペインティング技法の精錬
Refine printmaking techniques 版画の技法を磨く
Refine sculptural techniques 彫刻の技法を磨く

※上記は2023年のTAFE Queensland Brisbane(South bank) の例となります。
※科目は産業界と協議の上で選定されており、学校やキャンパス、時期などで変わる場合があります。

英語力はどれぐらい必要？

IELTS Academic 6.0（各バンド5.5以上）または同等

TAFE QueenslandのDiploma of Visual Artsコース入学には、
IELTS 6.0（アカデミックモジュールで各バンド5.5以上）または
PTE (Academic) 50 または
TOEFL iBT 64（R13/L12/S18/W21）または
Cambridge English FirstCAE (C1 Advanced) 169　または
これらと同等レベルの英語力証明が必要です。

英語力が足りない場合はどうすればいい？

TAFE Queensland付属の英語コース、または提携英語学校をセットにした留学プランがあります。はじめに英語コースに通い、指定のコースを修了することで、IELTSやTOEFLの提出が免除され、そのまま専門コースに進学できます。

その際、英語コースにどれだけ通えばいいか？は、個々の英語力により異なります。まずは日本でIELTS Academic、または、TOEFL iBTのどちらかを受けられた後、その結果をこちらよりお知らせください。