【新型コロナウイルス関連情報】オーストラリアの状況について

ボンド大学でアクチュアリーを目指す

“アクチュアリー”とは一般的には広く知られていませんが古くから存在する職業であり、現社会においても高い需要を持つ専門職です。数学が好きで将来は数字の強さを武器に世界的に活躍をされたいという方、必見のプログラムです!
目次

アクチュアリーとは

アクチュアリーは日本では保険数理士と呼ばれ、仕事内容を簡単に表現すると「確率・統計などの数理的手法を用いて、未来に起こるかも知れない出来事・リスクの計算した上でビジネスに適用をする」お仕事です。
元々は17世紀イギリスにて「生命保険」の商品開発から生まれた職業です。生命保険は加入者の年齢や健康状態など様々な要件によって保険料が変わるものですが、この形式は当時のイギリスの死亡率を最新の確率論・統計学などを用いて解析し、毎月の支払額や掛金率を算定したことにより生まれたものです。その専門家が後にアクチュアリーという職業となるのですが、この数理的な手法に基づいた商品開発によって保険という商品は世界的に広まっていき、それに伴い職業も広まっていきました。

その後世界的にビジネスが発展し複雑化する中で、リスク分析というのがどの業界でも必要不可欠となりました。ここでアクチュアリーのスキルを使った分析が重宝され、さらに仕事の需要は高まっています。

現代社会のアクチュアリーは従来の生命保険/損害保険のリスク計算以外にも、年金・資産運用・投資・銀行など金融関連業界で広く求められている他、近年では地球温暖化の影響で重大化している気候変動や枯渇が心配されるエネルギー資源のリスクマネジメントなど、業界を問わず様々な企業での分析業務に関わっています。2020年の新型コロナウイルス発生後も、各業界の今後の見通しやリスク分析をするためにアクチュアリーのスキルが活躍しました。

確率・統計といってもただ計算をして終わりではありません。分析された数字から問題点・解決策を読み取り、それをビジネスに適用するまでのスキルが、現在のアクチュアリーの仕事となっています。

アクチュアリーになるためには

日本でアクチュアリーを目指すためには日本アクチュアリー会の「正会員」になる必要があり、資格取得には毎年実施している資格試験の全科目合格とプロフェッショナリズム研修(初期教育)の受講が必須となります。また受講者の多くは既に仕事でアクチュアリー業務に携わりながら試験合格を目指すようです。
日本アクチュアリー会のウェブサイト

オーストラリアでアクチュアリーを目指す場合はActuaries Institueが3つのステップを定めていますが、ステップ1と2については大学のコースを受講することで大部分がクリアとなります。※大学を修了することで自動的にクリアになるわけではありません
【ステップ1】ファウンデーションプログラム:アクチュアリーとしての基礎を学ぶ
【ステップ2】アクチュアリープログラム(Associateship):ファウンデーションに追加4科目を学ぶことでアクチュアリーになる
【ステップ3】フェローシッププログラム(Fellowship):アクチュアリーとして働きながら、さらに専門的な知識を深めていく

本日ご紹介するボンド大学では、大学のプログラムでステップ1・もしくはステップ2までの多くの部分を終えることができます。

ボンドのアクチュアリーはここが違う!

現在オーストラリアでアクチュアリー学を開講しているのは7大学ほどありますが、クイーンズランド州で唯一開講があるのがボンド大学です。

現代社会の需要に合わせたカリキュラム

「アクチュアリー=保険の仕事」というのは昔の話で、現在は様々な業界でアクチュアリーのスキルが求められています。ボンド大学ではアクチュアリーのスキルが特に重宝されている金融業界でのリスク分析・そしてビックデータ分析にフォーカスをおき、下記の5つのエレメントでカリキュラムを構成しています。
・統計学
・高レベルの数学
・経済
・金融
・ビックデータ分析
また成績次第ではありますが、在学中にBusiness Internshipや海外企業研修などに参加できるチャンスもあります。
(2020年はコロナの影響で渡航ができなかったため、オンラインで日本の企業での研修が行われたそうです)

充実した施設

統計・分析を行う上で欠かせないのが、トレーディングルームやビックデータへのアクセスです。ボンド大学のFinTech HubにはBloomberg Terminalという世界中の金融市場における膨大な情報(最新のものではなく過去の情報も全て含めたもの)にアクセスすることができるシステムが導入されています。Bloomberg Terminalは世界中の企業でも使われている最も大きなシステムの1つで、ボンド大学には40機とオーストラリアの大学で1番の数が用意されています。アクチュアリー・データ分析・金融系のプログラムの学生はこの施設に24時間アクセスすることが可能です。

2020年のデジタルオープンデイで行われたFinTech Hubの施設紹介です


超少人数の授業&手厚い学習サポート

ボンド大学は、オーストラリアの大学で最も「講師1人に対する学生の人数」が少ないことで有名で、アクチュアリーの学部でも同様です。ボンドの同プログラムでは将来の可能性を広げる為に学ぶ範囲が広いですが、各分野におけるスペシャリストの講師から丁寧に指導を受けることができます。

また、ボンド大学のビジネススクールのメンタープログラムも人気です。ビジネス学部の学生が少人数のグループに分けられ毎週様々なトピックについて話し合ったりお互いの勉強をサポートしあったりできるものですが、グループには必ず上級生・もしくは大学スタッフが配置されているため、良いアドバイスをたくさんもらうことができます。また留学生には通常のメンタープログラムに加え1対1の学習サポートプログラムも設けられており、無料で利用ができます。

ボンド大学のアクチュアリー詳細

アクチュアリーは、学士号/修士号両方で開講されています。

【学士号】
コース名Bachelor of Actuarial Science
就学期間通常2年だが、3年で終えることも可能
授業料$126,240/約1010万(2021年)
入学時期 1月、5月、9月
入学条件(学歴)日本の高校卒業・成績が5段階で4以上/ボンド大学のパスウェイプログラムから編入
入学条件(英語)IELTS6.5(全ての科目で6.0以上)
アクチュアリー認定コース終了でファウンデーションプログラム(ステップ1)と同等
コース名Bachelor of Actuarial Science(Honours)
就学期間8ヶ月
授業料$45,540/約365万(2021年)
入学時期 1月、5月、9月
入学条件(学歴)Bachelor of Actuarial Science(もしくは同等)のプログラムを優秀な成績で終えていること
入学条件(英語)IELTS6.5(全ての科目で6.0以上)
アクチュアリー認定コース終了でアクチュアリープログラム(ステップ2)と同等

【修士号】
コース名Master of Actuarial Science
就学期間1年
授業料$67,680/約542万(2021年)
入学時期 1月、9月
入学条件(学歴)オーストラリア国内外でBachelorを優秀な成績で終えていること(学部指定はないが、数学が得意であること)
入学条件(英語)IELTS6.5(全ての科目で6.0以上)
アクチュアリー認定コース終了でファウンデーションプログラム(ステップ1)と同等
コース名Master of Actuarial Practice
就学期間2年
授業料$113,080/約905万(2021年)
入学時期 1月、5月、9月
入学条件(学歴)オーストラリア国内外でBachelorを優秀な成績で終えていること(学部指定はないが、数学が得意であること)
入学条件(英語)IELTS6.5(全ての科目で6.0以上)
アクチュアリー認定コース終了でアクチュアリープログラム(ステップ2)と同等

データ・アナリティクスとアクチュアリーの違い

アクチュアリーは”確率・統計学を用いたデータ分析”とご説明しましたが、もう1つ最近注目されているプログラムとして、データ・アナリティクスがあります。実際にボンド大学にもBachelor of BUsiness Data Analyticsというプログラムがあり、実は勉強する科目が一部被っています。(同プログラムの詳細はこちらから)

どちらのプログラムもデータ分析をするものなので、「違いがわからない」というご質問もよくいただきます。
この2つの最大の違いは、データ・アナリティクスはすでに存在するデータや数式をITのスキルを使って分析作業を行うに対し、アクチュアリーでは分析をする時に使う統計学の理論をより深く追求していきます。つまり、データ分析をするために必要な手法を作るところから始めるのです。そのためアクチュアリーへ進む学生は、より数学が得意であることが重要とされています。

またリスク分析においてはデータ・アナリティクスよりもアクチュアリーでより深く学ぶため、データ分析の中でもリスク分析・リスクマネジメントというのはアクチュアリーの得意分野とも言えるでしょう。

大学卒業後のキャリア

前述にもあるように現代のアクチュアリーのキャリアは多岐に及び、その需要も高まっています。そしてアクチュアリーのプログラムを卒業する学生が全員アクチュアリーになるわけではありません。

ボンド大学では、王道である大手保険会社・投資会社・会計会社・銀行などでアクチュアリー業務に従事をするのは卒業生全体の約50%ほどと言われています。またこれらの仕事に就くためには必ず正資格が必要という訳でもありません。

実際オーストラリア国内でアクチュアリーの正資格者は3000名程度とまだまだ少ないのが現状です。ただ一方で、Acuariies Instituteのデータによると新規正資格者の平均年収はAUD$125,000(約1000万)・経験者になると$300,000(約2400万)と、高収入であることからも需要が高いことがわかります。

そして卒業生の残りの50%はというと、ボンドの科目で学べるビックデータや金融の知識を生かし、データアナリストやセキュリティコンサルタント、ビジネスコンサルタントなどのポジションで活躍をしていいます。近年では「データ分析事務所(Data Analytics Firm」というデータ分析を専門にしたコンサルティングファームのビジネスも勢いがあり、データ分析・リスク分析の専門家としてのキャリアを選ぶこともできます。

今後アクチュアリーのスキルが求められる業界で注目されているのは、下記の通りです。

the environment(環境)
genetics(遺伝子研究)
information technology(IT)
e-commerce(Eコマース)
telecommunications(通信)
public infrastructure(公共事業)

留学生にとって朗報なのは、アクチュアリーという職業は2021年3月の段階ではオーストラリア移民局の職業リストに掲載されているため、卒業後にこのスキルを生かし長期間オーストラリアに滞在&就労ができる可能性もあります。またボンド大学のあるゴールドコーストは現在地方都市指定を受けているため、卒業生ビザを通常より長く取ることができます。
※移民法は予告なしに変更になることがあり、こちらはあくまで現段階での情報です

アクチュアリー、こんな人にお勧め

アクチュアリーは専門性が高いので決して大衆向けではありませんが、下記のような方には楽しんで勉強していただけるプログラムだと思います。

・学生時代から数学が得意&数字が好き(特に確率・統計)
・論理的に物事を考え、問題を解決するのが得意
・ファイナンス、政治、サイエンスなど様々なエリアにアンテナをはることができる
・専門性が高く、世界どこでも通用するスキルを身につけたい

留学相談&お問い合わせ先

オーストラリア留学センターは、ボンド大学およびボンド大学付属カレッジ/語学学校の日本の公式相談・出願窓口として、皆さまの進学を無料でお手伝いをしております。また弊社はボンド大学がある現地ゴールドコーストに支店を持っており、ご出発前の手続きから現地到着後のトータルサポートも無料でご提供することが可能です。
同大学へご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

無料カウンセリングはメール、電話、オンラインで受け付けております。ご希望の方はこちらからお問い合わせください。

※※ご注意点※※
・本記事は、2021年3月現在の情報に基づいており学費や入学条件、コース等は予告なく変更となることがあります。
・ご参考の日本円は1ドル=80円換算としています。
※※参考ウェブサイト※※
Actuaries Institute
日本アクチュアリー会
Bond University
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I094)
16歳の時、初めて北海道を出てたどり着いたのがアメリカの田舎町。そこで1年間の留学生活を送ったことから人生が変わり、この素晴らしい海外生活をより多くの方に知ってもらいたい!と思い、日本で留学カウンセラーの経験を経てオーストラリアへ来ました。日々変わっていく最新の学校・現地情報から、最適な留学プランをご提案します。 このカウンセラーに質問する

サイトのご利用について

当サイト記載の情報の正確性には万全を期しておりますが、当社はそれらの情報内容に関し、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。また、情報は予告なしに変更となる場合がございますので、随時ご確認ください。

お問い合わせはお気軽に! 平日24時間以内にご返信いたします

無料メール相談

平日24時間以内にご返信いたします

お電話での留学相談はこちら