写真/デジタル画像(Photography and Digital Imaging)

コースで学ぶ内容

SNS等の定着により、企業活動においても画像イメージの重要性が高まる現代において、画像編集技術はますます必要とされます。写真関連コースでは、撮影や画像編集加工を、技術と理論を交えながら学びます。明るさや構図、編集技術などの向上に加え、クライアントの要望にどのように応えていくか、といったビジネス面で役立つスキルも身につきます。

下記は、西オーストラリア州パースにある州立専門学校TAFE WA - North Metropolitan TAFEのコース詳細です。

Diploma of Photography and Digital Imaging（1年）

写真業界で長年の経験を持つプロの講師から、照明や機材の扱い、撮影時に重要となるさまざまな要素、デジタル画像の編集技術などを学びます。様々なシチュエーションで素晴らしい写真を撮るスキルを磨き、写真の才能を新たな高みへ引き上げたい方に適したコースです。

このコースでは、写真の撮影と現像、デジタル画像の制作、カメラ技術、照明、スタジオやロケでの作業について学びます。ビジネス、出版システム、市場、フォトグラフィックイラストレーションに関するスキルを身につけ、自分だけでなく、クライアントのニーズや美学などを考慮することを学びます。

産業写真や科学写真、ファインアート写真、フォトジャーナリズムのスキルを身につける機会もあります。商業写真、ポートレート、ストックフォトの制作、リサーチスキル、作品の管理など、業界標準に沿った多様なスキルを身につけるためのコースです。

【入学日】
2025年2月3日（年１回）

コースは下記の必修4科目と選択13科目で構成されています。

必修科目の例
Employ colour management in a digital imaging workplace デジタルイメージングワークショップでカラーマネージメントを使用する
Apply visual communication theory to photo imaging practice ビジュアルコミュニケーション理論をフォトイメージング実務に応用する
Research and apply photo imaging trends and emerging technologies フォトイメージングのトレンドと新技術を研究し適用する
Explore and apply photo lighting techniques フォトライティングテクニックの探求と応用

選択科目の例
Establish, negotiate and refine a design brief デザインブリーフの確立、交渉、改善
Produce innovative digital images 革新的なデジタル画像を作成する
Refine digital art techniques デジタルアートテクニックを磨く
Provide freelance services フリーランスのサービスを提供する
Capture images in response to a brief ブリーフに対応したイメージのキャプチャ
Plan and produce stock photo images ストックフォトイメージの企画と制作
Produce commercial photo images コマーシャルフォトの制作
Provide photographic portrait services ポートレート写真サービスの提供
Produce media photo images メディア向け写真画像の制作
Manage media assets メディアアセットの管理
Develop self as an artist アーティストとしての自己開発
Present a body of own creative work 自分の創造的な作品群を発表する
Research history and theory to inform own arts practice 自分の芸術活動に役立つ歴史や理論の研究

※上記は2025年開講予定のTAFE WA - North Metropolitan TAFEの情報です
※科目は産業界と協議の上で選定されており、学校やキャンパス、時期などで変わる場合があります。
※コース申込にあたりポートフォリオ（作品）の提出が求められます。提出期限は入学の3-4か月前（毎年11月頃）です。詳細はお問い合わせください。

Advanced Diploma of Creative Product Development – Photography（1年）

Diplomaを修了した後、写真におけるキャリアをさらに高めることに重点を置いたアドバンスコースです。商業、ファミリー、科学、芸術的な創造作品など、さまざまな写真ジャンルに挑戦します。

講師陣はAustralian Institute of Professional Photography (AIPP)やその他のプロフェッショナルな団体と密接に関わっており、学生は州や国レベルの写真関連イベントへの参加が奨励されています。

資格取得後は、プロの写真家として商業、家庭、ドキュメンタリー、肖像、芸術写真など、さまざまな分野で活躍することができます。また、スタジオに就職したり、自分でビジネスを立ち上げることも可能です。

【入学日】
2025年2月3日（年１回）

コースは下記の必修5科目と選択11科目で構成されています。

必修科目の例
Ensure a safe workplace 安全な職場の確保
Manage copyright arrangements 著作権の手配と管理
Design innovative products 革新的な作品をデザインする
Manage design realisation デザインの実現を管理する
Enhance professional practice using creative arts industry knowledge クリエイティブアート業界の知識を使用して専門的な実践を強化する

選択科目の例
Develop and implement business plans ビジネスプランの策定と実行
Extend professional expertise across new art forms and media 新しいアートフォームやメディアで専門的な知識を広める
Produce technical photo images テクニカルフォトイメージを制作する
Provide wedding photo imaging services ウェディングフォトサービスの提供
Present a body of own creative work 独自の創造的な作品たちを発表する
Originate a body of independent creative work 独自の創造的な作品たちを創作する
Collaborate in professional creative projects プロフェッショナルな創作プロジェクトにおける共同作業
Engage in the business of creative practice 創造的な実践のビジネスに携わる
Publicly present a body of own creative work 自らの創造的な作品群を公に発表する
Evolve ideas for professional creative work プロフェッショナルなクリエイティブワークのためのアイデアを進化させる
Extend expertise in a specialised art form to professional level 専門的なアートフォームの専門性をプロフェッショナルなレベルまで高める

※上記は2025年開講予定のTAFE WA - North Metropolitan TAFEの情報です
※科目は産業界と協議の上で選定されており、学校やキャンパス、時期などで変わる場合があります。
※コース申込にあたりポートフォリオ（作品）の提出が求められます。提出期限は入学の3-4か月前（毎年11月頃）です。詳細はお問い合わせください。

英語力はどれぐらい必要？

IELTS Academic 6.0（各バンド5.0以上）か同等

TAFE WAのPhotographyコース入学に必要な英語力は
IELTS 6.0（アカデミックモジュールで各バンド5.0以上）または
TOEFL iBT 60（各バンド15以上）または
英検1級　または
これらと同等レベルの英語力証明が必要です。

英語力が足りない場合はどうすればいい？

TAFE WAが提携する英語学校とセットにした留学プランがあります。まず、はじめに英語コースに通い、指定のコースを修了することで、IELTSやTOEFLの提出が免除され、そのまま専門コースに進学できます。

その際、英語コースにどれだけ通えばいいか？は、個々の英語力により異なります。まずは日本でIELTS Academic、または、TOEFL iBTのどちらかを受けられた後、その結果をこちらからお知らせください。