サイバーセキュリティ(Cyber Security)

コースで学ぶ内容

オーストラリアの専門学校でサイバーセキュリティ留学

データ漏洩や悪質なサイバー犯罪が増加する中、熟練したサイバーセキュリティの専門家は高い需要があります。オーストラリアでは、今後5年間で、ICTセキュリティとデータベースおよびシステム管理の分野で26,000人の新規雇用が見込まれています。インターネットに接続されるデバイスが増え、ビジネスがますますテクノロジーに依存するようになる中、資格の需要も今後高まることが期待できます。

Certificate IV in Cyber Security（1年）

サイバーセキュリティの脅威を軽減し、ネットワークの脆弱性とリスクを最小限に抑えるためのさまざまなツールや手順を学びます。初心者レベルの方から、IT業界で働いていて、新しい職務に就きたい、またはキャリアを変えたいという方まで柔軟に対応できるよう設計されたサイバーセキュリティの基礎コースです。

コースでは、ネットワークの概念とプロトコル、IoTスクリプト、ネットワークセキュリティの管理、侵入テスト、組織におけるサイバーセキュリティの脅威、リスク、脆弱性の認識などにも触れます。このコースを修了すると、さまざまな組織で、ジュニア・サイバーセキュリティ・アナリスト、サイバーセキュリティ実務者、またはサイバーセキュリティ・インシデント対応実務者を目指すことができます。

科目の一例
Analyse and present research information 研究情報の分析および提示
Implement and monitor whs policies, procedures and programs to meet legislative requirements 法律上の要件を満たすために、WHSポリシー、手順、プログラムを実施し、監視する
Contribute to copyright ethics and privacy in an ict environment IT環境における著作権倫理とプライバシーの保護に貢献する
Write script for software applications ソフトウェアアプリケーションのスクリプトを書く
Communicate information 情報の伝達
Utilise basic network concepts and protocols required in cyber security サイバーセキュリティに必要な基本的なネットワーク概念とプロトコルの利用
Test concepts and procedures for cyber security サイバーセキュリティの概念と手順をテストする
Recognise the need for cyber security in an organisation 組織におけるサイバーセキュリティの必要性を認識する
Implement network security infrastructure for an organisation 組織のネットワークセキュリティインフラストラクチャを実装する
Develop a cyber security industry project サイバーセキュリティ業界のプロジェクトを立ち上げる

選択科目の一例
Install and manage a server サーバーのインストールと管理
Build security into virtual private networks 仮想プライベートネットワークにセキュリティを組み込む
Install and maintain valid authentication processes 有効な認証プロセスを導入し維持する
Manage network security ネットワークセキュリティの管理
Monitor and administer security of an ICT system ICTシステムのセキュリティの監視と管理
Secure a networked personal computer ネットワークに接続された個人のコンピュータのセキュリティ確保

※上記は2023年のMelbourne Polytechnic（メルボルンポリテクニック）の情報です。
※科目は産業界と協議の上で選定されており、学校やキャンパス、時期などで変わる場合があります。

英語力はどれぐらい必要？

IELTS Academic 5.5（各項目5.0以上）または同等

メルボルンポリテクニックのCertificate IV in Cyber Securityコース入学には、IELTS Academic 5.5（各項目5.0以上）またはTOEFL iBT 46（W19/S16/R10/L9以上）またはCambridge English B2 First(FCE) 162（各154以上）または同等レベルの英語力証明が必要です。

英語力が足りない場合はどうすればいい？

メルボルンポリテクニック提携の英語学校をセットにした留学プランがあります。まず、はじめに英語コースに通い、指定のコースを修了することで、IELTSやTOEFLの提出が免除され、そのまま専門コースに進学できます。

その際、英語コースにどれだけ通えばいいか？は、個々の英語力により異なります。まずは日本でIELTS Academic、または、TOEFL iBTのどちらかを受けられた後、その結果をこちらよりお知らせください。