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オーストラリアの学生ビザ

更新されています
最新学生ビザ申請方法(日本語)を確認したい方は、学生ビザ申請日本語マニュアルのページをご確認ください。

学生ビザとは?

www.aswho.com_imgs_student-visa.pdf-1学生ビザは、オーストラリアの教育機関(語学学校、TAFE、専門学校、大学等)へ、3ヶ月以上の留学を目的とした場合に申請するビザです。

学生ビザは、政府認定校のコースをフルタイム(週25時間以上)で受講することが条件とされ、コース期間中オーストラリア国内に滞在できます。学生ビザ取得者は労働許可(ワークパーミッション)が付与されますから、週20時間までの就労がも認められ、学費をアルバイトで賄いながら、学校に通うこともできます。

学生ビザは、一定の出席率(各タームの80%)をクリアすることが条件とされ、この条件を達成していれば学生ビザを延長することも可能です。条件がクリアできないと、学校から移民局に通達され、学生ビザがキャンセルされる場合がありますので、ご注意ください。

学生ビザの申請条件

オーストラリアの学生ビザは、「オンライン申請(eVisa)」と「郵送申請」の2種類の方法がありますが、現在は特別な理由がない限り、オンライン申請(eVisa)を行います。
項目 条件
十分な資金がある 「十分な資金」と言っても具体的な金額があるわけではありません。「オーストラリア留学中に、困らないで生活できる資金」とお考えください。
政府認定校である 入学先の教育機関が、政府認定校(CRICOS登録校)として認可されている必要があります。
学生ビザの規則を理解する 学生ビザを取得するためには、オーストラリアの移民法が定める学生ビザの規則を十分理解しておく必要があります。
入学許可書 政府認定校に入学手続きを行い、学費の納入後に学校より発行される、COE(入学許可書)が必要となります。入学許可書は学生ビザ申請者にのみ発行され、ETASやワーキングホリデービザにて入学予定の方は発行はされません。
健康状態 オーストラリア大使館指定病院で健康診断、レントゲン診断にパスする必要があります。
OSHCの加入 OSHC(Oversea Students Health Cover)と呼ばれる、海外留学生保険に加入する必要があります。
年齢 eVisa申請の場合、申請時に6歳以上である必要があります。
扶養家族 扶養家族の有無に関わらず、eVisa申請することが可能です。
アセスメントレベル オーストラリアの指定するアセスメントレベルにおいて、レベル1に規定されている必要があります(日本国籍の方はアセスメントレベル1に指定されています)。

学生ビザの申請料金

学生ビザの申請費用は、日本国内、国外にかかわらず、535ドルとなります。

申請場所 申請方法 支払い方法 申請費用
日本 eVisa クレジットカードのみ 535ドル
郵送 原則うけつけていません
オーストラリア 郵送 できません
eVisa クレジットカードのみ 535ドル
移民局へ持ち込み クレジットカード、小切手、EFTPOS 535ドル

学生ビザ申請に必要なもの

オーストラリアの学生ビザ申請時には、以下に記載されたものが必要となります。
項目 条件
申請費用 eVisaの場合、クレジットカードのみ支払い可能となり、申請費用は535ドルとなります。
パスポート オーストラリア留学中の期間有効かつ、余白ページが1枚以上あるパスポート
学生ビザ 申請用紙 [Form157A] 日本国内からオンラインで申請する際は必要ありません。オンラインで申請ができない国籍の方などは、オーストラリアの移民局へ直接申請する方のみ必要となり、オンライン上で入手できます。
健康診断用紙
[Form26]
日本国内からオンラインで申請する際は必要ありませんが、日本国内から郵送申請、又はオーストラリア国内にて、健康診断を受ける場合に必要なフォームです。
レントゲン診断用紙[Form160] 日本国内からオンラインで申請する際は必要ありませんが、日本国内から郵送申請、又はオーストラリア国内にて、レントゲン診断を受ける場合に必要なフォームです。
入学許可書番号 入学手続き後、学校より発行される、入学許可書番号が必要となります。
OSHC 海外留学生健康保険です。通常は入学申込みの際、同時に申し込みます。
クレジットカード eVisa申請する方のみ、クレジットカードが必要となります(クレジットカードは、本人ではなく親族名義でも利用可能です。)。

学生ビザの申請方法

オーストラリアの学生ビザは、基本的にeVisa申請にて行なわれます。詳しくは学生ビザ申請日本語マニュアルのページをご覧ください。

学生ビザの申請時期

オーストラリアの学生ビザは、申請場所(国内か国外か)により申請できる期間が変わります。

申請場所 学生ビザの申請受付
日本国内 コース開始日より、4ヶ月前(124日前)から受付
オーストラリア国内 コース開始日より、3ヶ月前(93日前)から受付

上記はいずれも、オンライン申請の場合です。例外として、郵送申請がありますが、こちらは厳密な期日は設けられていません。もし、4ヶ月前&に郵送申請する場合などは、申請時に移民局審査官の判断を仰ぐ形となります。

学生ビザ発給までにかかる日数

eVisa申請であれば、健康診断終了後2~10週間程度で届きますが、移民局の状況により、日数は様々です。余裕を持って申請しましょう。

学生ビザの規則

オーストラリアは学生ビザで留学する生徒に対し、厳しい規則を設けており、これらの規則に従わない場合、ビザが取り消されます。ビザが取り消されると言うことは、日本に帰国する必要がありますから、下記の項目は十分理解した上で、学生ビザを取得しましょう。

  • オーストラリアの法律を守る
  • 政府認定校にて運営されるコースに在籍する
  • フルタイムコースにて修学する(パートタイムでは認められません)
  • コース期間中の出席率を 80%以上に保つ
  • 学生ビザ期間中は、海外留学生保険(OSHC)に加入する
  • 平均とされる、学業成績を保つ
  • 同じコースを 2度以上修学しない(コースのやり直しは、1度のみ認められます)

学生ビザの種類(サブクラスについて)

NVTE Sydney City Cambridgeオーストラリアの学生ビザは、サブクラスと呼ばれる570~576番までのクラスに細かく分けれ、就学目的に合わせたビザ申請が必要となります。たとえば語学学校に半年間の語学留学をする場合は、サブクラス570を選ぶことになり、専門学校への長期留学をする場合は、サブクラス572を選択することになります。

現在は学生ビザをオンラインで申請する為、特にサブクラスを指定する必要はありませんが、オンライン申請が受け付けられず、申請用紙に記入して学生ビザを申請する際は、サブクラス番号を間違えないよう気をつけましょう。
サブクラス番号 クラス名
570 Independent ELICOS 
英語集中講座などの英語コース
571 Schools
小・中・高等学校への入学及び中・高等学校への 正規交換留学プログラム
572 Vocational Education & Training
職業訓練学校のコース ( Certificate I~IV, Diplomaなど)
573 Higher Education
大学学部生 (Bachelor degree,associate degree,graduate certificate,graduate diploma,Masters by coursework,Higher Education diploma,Higher Education advanced diploma.など)
574 Masters/Doctorate
修士、博士課程
575 Non-award foundation studies/other
その他
576 AusAID/Defence
AusAID又はオーストラリア国防省に招聘されて いる方がコースを受講する場合。

アセスメントレベルとは

オーストラリアでは、各留学生の国籍と、各学生ビザのサブクラス毎に5段階のレベル分けを行なっています。これは「アセスメントレベル」と呼ばれ、このレベルによって、学生ビザ申請に必要な書類や、申請できる場所が変わります。1がもっとも学生ビザの申請を行ないやすく、5がもっとも難しくなります。

例えば、英語学校へ進学する際、Subclass 570の学生ビザを申請することになりますが、日本人留学生であれば、入学許可書とパスポートがあれば、学生ビザをオンライン申請を申請できます。しかし、パキスタンの国籍を持つ留学生では、その他にも必要な書類が求められ、オンラインの申請自体も認められていません。Subclass570のアセスメントレベルが、日本人が1に対し、パキスタンは4になるためです。

日本は現在の所、全てのコースでアセスメントレベル1とされています。その為、他国の留学生とくらべれば、比較的ビザ申請が簡単にできると言えるでしょう。

学生ビザの有効期限

学生ビザは、コースのコース期間 + 1~2ヶ月ほどのの滞在が認められます。コース終了日から残りの期間は、仮にコース期間中に病気やケガをしてしまい、就学予定期間中に授業が受けられなかった場合を考え、期間を繰り下げて授業を受けられるために用意されている期間です。
コース期間 学生ビザの有効期限
10ヶ月以下 コース期間+コース終了日から1ヶ月間
10ヶ月以上 コース期間 + コース終了日から2ヶ月間(※コース終了日が、11月~12月の場合、通常3月15日まで有効のビザが発行されます)

学生ビザの就労条件

学生ビザには扶養家族も含めて就労許可が付与されます。
カテゴリ 就労条件
学生ビザ申請者 コース期間中は2週間で40時間までの就労が可能です。その他、コース期間中の学校が認めた休暇期間などは無制限の就労可能です。ただし、コース開始前の就労はできません。
同行する扶養家族 2週間で40時間までの就労が可能です。ただし、修士号(コースワーク)に在学しているs573ビザの扶養家族
、修士号(リサーチ)、もしくは博士号に在学しているs574ビザの扶養家族、Aus AidもしくはDefenseにスポンサーされ、修士号・博士号に在学しているためのs576ビザの扶養家族は、無制限の就労ができます。ただし、コース開始前の就労はできません。

学生ビザの付帯条件

学生ビザを取得すると、ビザの付帯条件が4桁の数字によって表記されています。これはVGNメールや、ビザの申請状況を確認する、eVisa Status Inquiryで確認することができます。
番号 条件
8101 就労禁止(学生ビザ取得時には必ず付帯されており、労働許可書を取得することにより、8105の規定を取得することができる)
8202 各学期において80%以上の出席率及び、十分な学業成績を維持すること。
8206 コース開始後、12ヶ月間は特別な例外が無い限り、転校が認められない。
8501 オーストラリア滞在中、OSHCに加入していること。
8533 オーストラリア到着後1週間以内に、学校へ連絡すること。転居時も同様に、1週間以内に、学校へ連絡すること。
8534 以下のビザを除いて、オーストラリア国内で他のビザを取得できません:
  • 学生ビザ
  • 保護者ビザの追加
  • 難民認定に関する 1951 年国連条約の下でオーストラリアの義務に携わるビザ
8535 以下のビザを除いて、オーストラリア国内で他のビザを取得できません
  • 労働許可付きの学生ビザ
  • スポンサーである政府機関に支援を受けた学生ビザまたは
  • 難民認定に関する 1951 年国連条約の下でオーストラリアの義務に携わるビザ

8534や8535が付帯された場合、オーストラリア国内で他のビザ取得が困難となります。

TPSについて

2012年7月1日から、TPS(Tuition Protection scheme)が導入されます。これは、資金ぶりの苦しい英語学校から留学生の学費を守るため、留学生の大切な授業料を幾つかの数週に区切り、支払いが可能になるシステムです。

基本的には「いずれの教育機関も、留学費用は24週以上申し込みの場合最大50%までしか受け取ってはいけない」が原則となります。

その為、語学学校によっては「24週間分の授業料で48週間の学生ビザが取得可能」という場合もありますが、コースの種類によっても変わりますし、各教育機関によって変わりますから詳しくはお問い合わせください。

転校時の学生ビザ切替え

オーストラリアの学生ビザ取得後、転校を希望する際は、基本的に以下の条件を満たす場合のみ認められ、移民局へ転校の申請書類を提出する必要があります。

  • 12ヶ月以上のコースに入学後、就学期間が12ヶ月以上経過している場合
  • 学校側の方針により、予定のコースが開講しない、学校自体が閉鎖される場合

12ヶ月未満のコースに入学後、学生ビザ期間中の転校については、特別な理由が無い限り認められませんが、場合によっては学校側の編入許可書をもとに、転校できることがあります。

この記事は私が書いています

オーストラリア政府認定留学カウンセラー
PIER資格保持(QEAC登録番号I008)
2014年現在、メルボルン・オフィスで働いています。オーストラリアの生活歴はかれこれ12年。長期留学、高校留学、大学留学などのご質問はもちろん、社内一のコーヒー好きなため、バリスタコースも詳しくご案内しています。出来るだけ多くの方に有意義な情報が提供できる&ムードメーカー的な立ち位置に滑り込めるよう、日々奮闘中です。

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