ビジネス学位以上の価値がある!シドニー大学の商学部



将来、ビジネスの世界で活躍するために、本当に必要な力は何でしょうか?

シドニー大学の商学部(ビジネス系学部/Bachelor of Commerce)では、「目先の利益を追う力だけではない」と考えています。大学が重視するのは、社会をより良くするためのリーダーシップ。その土台となるのが人間力物事を深く考える力です。

オーストラリアで最も長い歴史を持つ大学だからこそ、時代と共に変わるビジネススキルと、どんな時代でも通用する普遍的な価値観の両方を学べます。こうして培った力は、キャリアのあらゆる局面で活きる一生モノの財産になります。



目次

シドニー大学でビジネスを学ぶ理由



もしあなたが将来、グローバルな舞台でビジネスリーダーとして活躍したい、あるいは既存の枠組みにとらわれない新しい価値を創造したいと考えるならば、シドニー大学の商学部は、最高の環境と機会を提供してくれる場所になります。

理由1:ランキング変動に左右されにくい、本質的な「評価」と「人脈」

大学ランキングは毎年変動しますが、シドニー大学の強みは数字に表れない部分にあります。企業の人事担当者の調査では卒業生の評判が常に世界トップクラスで、卒業生の多くが四大監査法人、投資銀行、大手コンサル、政府機関などで長く活躍しています。これは大学が築いた産業界との強いつながりによるものです。

また、45万人超の卒業生ネットワークは、世界中で活躍する先輩からの助言や新たなビジネス機会につながる、一生の財産です。こうした「人」を介した評価とネットワークこそ、シドニー大学の価値の核心です。

理由2:答えのない問いに挑むための「自分だけの視点」が手に入る

今のビジネスの世界が抱える問題は、とても複雑です。「AIをどう使うべきか?」「地球環境とどう向き合うか?」——。こうした答えのない問いに立ち向かうには、経済やマーケティングの知識だけでは足りません。

シドニー大学の面白いところは、商学を学びながら、社会学や哲学、科学といった全く違う分野の学びを自由に組み合わせられること。この経験が、あなたに「自分だけのユニークな視点」を与え、他の誰とも違うやり方で問題を解決できるリーダーにしてくれます。

理由3:「なりたい自分」に近づける、最高の環境

世界的に有名な教授たち、最新の設備を備えたキャンパス、そして「もっと成長したい」と考える共に高め合える仲間たち。そんな刺激的な環境にいると、「もっと知りたい」「自分も頑張ろう」と自然に思えるはずです。

また、大学とビジネスの現場との繋がりが強いので、実際に企業で働くプロから話を聞く機会もたくさんあります。教室での勉強が、どうやって現実の世界で役立つのかをリアルに感じられるのも、大きな魅力です。

シドニー大学商学部 3つの特徴



世界でトップ1%のみが有する「トリプルクラウン」とオーストラリア唯一の「CEMS」加盟校

シドニー大学のビジネススクールは、教育の質を保証する3つの主要な国際認証(AACSB, AMBA, EQUIS)のすべてを受けた「トリプルクラウン」校です。これは世界のビジネススクールのわずか1%しか達成していない特筆すべき実績であり、その教育と学位が世界最高水準であることの、揺るぎない証明と言えます。

さらに、世界トップクラスのビジネススクールと多国籍企業による連盟「CEMS」に、オーストラリアで唯一加盟しており、ビジネススクール全体の教授陣やカリキュラムが、世界最高レベルの基準を満たしている証です。そのため、ここで学ぶ学生は誰もが、その質の高い教育環境の恩恵を日常的に受けることができます。

学問の壁を壊す「Shared Pool」と、自由な専門性の「かけ算」

シドニー大学のカリキュラムが持つ最大の魅力は、学部の枠を超えて学べる圧倒的な「柔軟性」です。その中心を担うのが「シェアード・プール(Shared Pool)」というユニークな制度。大学全体で共有されている共通の多彩な専攻から、所属学部に関係なく自由に選べます。

この制度により、商学部でも心理学など異分野を組み合わせた「ダブルメジャー」が可能に。例えば金融学と心理学を同時に学ぶと、「市場」と「人の心」の両方を理解するユニークな専門家を目指すことができます。

理論を実践に繋げる、キャリア直結型の実務経験

シドニー大学の商学部は、学問と実践を結びつけることを非常に重視しており、全ての学生が就学中に実社会での経験ができるよう、多様なプログラムを用意しています。

例えば、選抜制インターンシップ「インダストリー・プレイスメント・プログラム(IPP)」や、チームで企業の課題解決に挑む「ビジネス・プロジェクト」などがあり、在学中に実務能力を確実に高めることができます。

ただ、これら一連のプログラムは、単なる「作業」を学ぶ場ではありません。教室で学んだ知識が現実のビジネスでどう通用するのかを試す、いわば「実践を通した思考の場」です。この経験こそが、卒業後に自信を持ってキャリアの第一歩を踏み出すための、盤石な土台となります。

3つのお薦め主専攻



シドニー大学の最大の強みは、その「柔軟性」と「学際性」にあります。商学部の枠に留まらず、他学部の科目を組み合わせることで、あなただけの専門性をデザインできるのが特徴です。

1. ビジネスアナリティクス (Business Analytics)

このコースでは単なるデータ分析技術に留まらず、ビジネスの文脈を深く理解する力を養います。

シドニー大学の強みである人文学・社会科学部と連携し、データの裏にある人間の行動や社会の変化までを読み解く、純粋な理系出身者とは異なる深い洞察力を得られるのが特徴で、AIの倫理的利用など、技術と社会的影響を同時に考えられる、これからの時代に不可欠なビジネスリーダーを目指せます。

技術面に特化する大学がある一方、シドニー大学は「データ×社会・文化」というアプローチで差別化ができるコースです。

2. ファイナンス (Finance)

オーストラリア最大の金融ハブ、シドニーという「地の利」を最大限に活かせる専攻です。

キャンパスは金融街に隣接し、オーストラリア証券取引所や主要な投資銀行へのアクセスも抜群。そのため、業界のプロから直接学ぶ授業や、インターンシップの機会が豊富にあります。加えて、国内トップクラスの法学部と連携し、「金融」と「ビジネス法」を組み合わせて法規制にも精通した専門家を目指せるのも大きな魅力です。

また、カリキュラムは国際的な金融専門資格であるCFA(公認証券アナリスト)の取得にも有利に設計されており、あなたのキャリアを力強く後押しします。

3. 労使関係・人的資源管理 (Industrial Relations and Human Resource Management)

AIが多くの仕事を代替する未来で、ビジネスの成功を左右するのは、究極的には「人」です。この専攻は、その「人」と「組織」を動かすための、最も重要なスキルを専門的に磨く場所。どうすれば人の意欲を引き出し、最高のチームを作れるのかを、経営、法律、心理学といった多様な視点から学びます。

特にシドニー大学では、トップレベルの法学部や心理学部と連携し、自分だけの深い専門性を築けるのが大きな魅力。卒業生は、企業の人事部だけでなく、組織改革コンサルタントなど、活躍の場が非常に広いです。

※ご紹介した主専攻や履修できる科目は、大学の方針により変更されたり、年度や学期(セメスター)によっては開講されない可能性もあります。実際に専攻や科目を選ぶ際には、必ずシドニー大学の公式サイトで最新のコース情報を確認するようにしてください。





留学カウンセラーより「シドニー大学の商学部はこんな人にオススメ!」


●金融、コンサルティング、法曹といった伝統的な分野とビジネスを組み合わせて学びたい。

●商学だけでなく、人文科学や芸術など、全く異なる分野との学際的な学びに強い興味がある。

●シドニー中心部にキャンパスを構えることによる、都市機能との密接な連携やネットワーキングを重視している。


上記に当てはまるなら「シドニー大学の商学部」がオススメです!



卒業生の進路


▶︎ 世界の経済と金融を動かす専門家|高度な分析力でマーケットの最前線へ
投資銀行家 (Investment Banker)

金融ディーラー/ブローカー (Financial Dealer and Broker)

エコノミスト (Economist)

▶︎ 企業の未来を創る戦略家・アドバイザー|鋭い洞察力で複雑な問題を解決
経営コンサルタント (Management Consultant)

政策アドバイザー (Policy Adviser)

国際ビジネスコンサルタント (International Business Consultant)

▶︎ ビジネスの成長を支える中核人材|組織のエンジンとして活躍する
ビジネスアナリスト (Business Analyst)

プロジェクトマネージャー (Project Manager)

エンタープライズアーキテクト (Enterprise Architect)

会計士 (Accountant)

▶︎「人」と「組織」を繋ぐプロフェッショナル|企業の価値を高める架け橋に
人事スペシャリスト (Human Resources Specialist)

労使関係コンサルタント (Industrial Relations Consultant)

渉外・広報担当 (Corporate/Government Relations Officer)

マーケティング・広告担当 (Marketing & Advertising Executive)

▶︎ 社会に新たな価値を生み出す多様なキャリア|自らの手で未来を創る
起業家 (Entrepreneur)

公的機関の管理職 (Public Sector Manager)

これらはあくまでキャリアの一例にすぎません。ここで得た深い思考力とユニークな視点は、あなたが想像もしなかったような新しい道さえも切り拓いてくれるはずです。

商学部への進学方法



高校を卒業してからシドニー大学へ進学する場合、2通りの進路があります。

1. ファウンデーションコース経由で大学に入学する(日本の普通高校卒業から)

シドニー大学提携カレッジであるTaylors College(テイラーズカレッジ)では、シドニー大学進学向けファウンデーションコースを開講しています。日本の高校を卒業後、ファウンデーションコースを規定の成績で修了すると、Bachelor of Commerceコース1年次に入学できます。

【成績条件】GPA 8.5 以上
【英語条件】C+ 以上

USFPファウンデーションプログラム(スタンダード)入学要項
条件日本の高校卒業(GPA 2.5以上/5教科の上位4科目の平均)
英語IELTS6.0(各5.5)以上/TOEFL IBT 73(R,L,S 14/W 16)以上
入学1月/7月
期間52週間(4ターム)
学費A$46,450(約465万円)(2025年度)、入学金A$370、教材費A$350
【注】入学金、教材費は2026年費用が発表され次第、変更の可能性があります。

英語力によって期間の異なるUSFPファウンデーションプログラム、成績優秀者のHAPPファウンデーションプログラムもあります。
詳細は、シドニー大学進学~テイラーズカレッジ~をご参照ください。

Future Leaders Award奨学金
現在、テイラーズカレッジでは、ファウンデーションプログラムに入学予定の日本国籍の方で査定をパスした方を対象に学費20%オフになる奨学金をオファーしています。
【通常】年間A$46,450(約465万円)- A$9,290→【奨学金後】年間A$37,160(約372万円)
※学校の都合により、予告なく終了となる可能性があります。

2.大学に直接入学をする(IBや海外の高校卒業)

下記の「成績条件+英語力条件」を満たしていれば、直接大学に入学できます。

【成績条件】IB 38以上+
【英語条件】IELTS 7.0以上(各スコア6.0以上)
+海外の高校卒業の場合、国や州により条件が異なります。ご相談ください。



Bachelor of Commerce 入学詳細・費用


入学要項
【入学】2月、7月
【学費】年間A$56,300×3年間=A$168,900(約1689万円)(2026年度)
【条件】シドニー大学ファウンデーションプログラム(USFP)8.5、 C+(英語)以上(科目ごとの規定あり)
【条件】英語力 IELTS 7.0以上(各スコア6.0以上)/TOEFL IBT 96(R,L,S 17/W 19)
【IB】38以上
【キャンパス】Camperdown/Darlingtonキャンパス

※その他、留学生保険OSHCが月A$60ほど、教材費適宜、施設使用料学期ごとA$200ほどかかります。
※学費は年間5%ほどずつ上がることが予想されます。
コース詳細ページ

2026年入学者向け奨学金
現在、シドニー大学では、2026年に大学に入学をされる日本国籍の方で査定をパスした方を対象に学費20%オフになる奨学金をオファーしています。入学条件を満たし、エッセイの審査にパスをするともらえる奨学金となりますので、出願時にエッセイを提出する必要があります。詳しくはこちらをご参照ください。
【通常】年間A$56,300(約563万円)→【奨学金】年間A$45,040(約451万円)
【3年間合計】A$168,900→A$135,120(約1352万円)

留学相談&お問い合わせ先


当社オーストラリア留学センターは現地の無料エージェントであり、シドニー大学を含め、全豪多数の大学の公式出願窓口となっており、ご相談~出願手続き~現地生活サポートまで無料でご利用頂けます。
お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください
※備考※
・本記事は2026年8月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2026年度学費をご案内しております。
・学費の日本円額は、現在のレートA$1=100円換算しておりますが、実際にはお支払い時のレートが適用されます。



CRICOS Provider Number 00026A
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号G176)
英語の習得はもちろん、様々な経験やチャンスを得られるシドニー。最終的な目標を是非お知らせ下さい!時間もお金も無駄にしないよう、効率的な方法をご案内します。もちろん、留学中は自分の方向性を見失った時、辛い時にもしっかりサポート。一緒に頑張っていきましょう! このカウンセラーに質問する

サイトのご利用について

当サイト記載の情報の正確性には万全を期しておりますが、当社はそれらの情報内容に関し、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。また、情報は予告なしに変更となる場合がございますので、随時ご確認ください。

お問い合わせはお気軽に! 平日24時間以内にご返信いたします

無料メール相談

平日24時間以内にご返信いたします

お電話での留学相談はこちら