マッコーリー大学を選んだ理由を教えて下さい。
私がマッコーリー大学を進学先として選んだ理由は下記の点です。
■マッコーリー大学に決めた理由
・キャンパスが自然豊かである
・施設が新しい(最新設備で学べる)
・シドニーシティへのアクセスが良い
・キャリアサポートが充実している
・在学中、インターンシップに参加できる機会がたくさんある
・メディアとマーケティングを一緒に学ぶことができるコースがある
そして、カレッジのDiplomaコースから進学をすることに決めた理由は、4つの点です。
■Diplomaからの進学を決めた理由
・大学のクラスに比べ授業が少人数制
・教師との距離が近い
・学校のサポートが手厚い
・コース受講で得た単位が大学1年次に取得する単位として認められ、コース修了後はマッコーリー大学の2年生に編入できる
マッコーリーは勉強環境がとても整っていて、自習ができる場所がキャンパスの至る所にあり、自分のお気に入りの場所を見つけることができるのがすごくいいなと思います。また、キャンパス内の自然がとても豊かで、湖やガーデンを眺めたり、その周りを散歩したりするのがリフレッシュになり、とてもいいです。
Diplomaコースではどんな勉強をしましたか?
Diplomaコースでは合計8科目勉強しました。
1. Academic Communication
この単元ではエッセイの書き方やリサーチ、プレゼンの仕方など大学生活で必要不可欠なアカデミックスキルを学びました。大学によってリファレンス(参考文献)の書き方やリサーチツールなどが違うので、このコースを学んで本当に良かったです。
また、エッセイの書き方やプレゼンの仕方は大学に入学する前にたくさん勉強してきていたのですが、Critical thinking skill(批判的思考スキル)を学んだことはなかったので、すごく勉強になりました。
2. Media Production
この単元では映画の歴史や構成などを学びました。実際に、数分の動画を作るため、自分たちで1から脚本を書き、動画を撮影して編集するという課題がありましたが、動画編集や脚本を書いた経験がなかったのでとても大変でした。
とてもクリエイティブな課題が多く、他のクラスの課題に比べてとても時間がかかったのですが、その分一番心に残っています。
3. Principle of Management
この単元では経営と組織の性質、その構造と運営、有名なリーダー達の特性やスキル、何を行ったのかなどを学びました。課題はエッセイやプレゼン、クイズなどがありました。
4. Media Technology
この単元では昔からあるアナログメディア(新聞やラジオ、テレビなど)や新しくでてきたデジタルメディアテクノロジー(ソーシャルメディアやAIなど)を学びました。課題で自分のブログサイトを作って、毎週その週で学んだテクノロジーを紹介する記事を書くというものがありました。
時間制限などもあって書き終えるのが毎回すごく大変でとても苦労したクラスだったのですが、このコースを通してライティング力とボキャブラリーがすごく高まりました。
5. Marketing Fundamentals
この単元ではマーケティングの基礎を学びました。授業を通して様々な企業のマーケティングを学んだり、課題を通してオーストラリアにまだ進出していない企業のマーケティングを分析して、この企業がオーストラリアで事業を拡大したい場合、どのようなマーケティングを行うことができるのかなどを、マーケター目線で考えるといことを行いました。
情報を集めて分析をしてレポートにまとめるというすごく時間がかった課題が多かったのですが実践型ですごく楽しかったです。
先生方も授業外に課題をサポートするワークショップを開催してくださるなど、サポートがとても手厚くとてもありがたかったです。
6. Multiple storytelling
この単元ではジャーナリストがメディアを通してどのように情報を伝えるのかなどの方法を学びました。
課題では好きなトピックを選んで、それについてリサーチをし、その情報をまとめたレポートを作成したり、ニュースのような短い動画を作成したりしたのですが、どのような構成すると情報を必要としている方々にわかりやすく伝えることができるのかなどを考えるのが、すごく楽しかったです。
7. Business Statistic
この単元ではエクセルを使ってグラフを作成したり、分析をしたり、いろんな計算をしたりしました。エクセルを使ったことがなかったので、始めは慣れるまですごく大変でした。カレッジの理数系の科目をサポートしてくれる先生のところに毎日(週5)通い、自習室で朝から閉まるまで集中して勉強をしました。
ディプロマの中で一番苦労した単元だったのですが、ファイナルで良い成績を残せたのですごく嬉しかったです。その先生はいつでも質問を受け付けてくれる他に、週1でその週で学ぶことをまとめて教えてくださるワークショップや、ファイナル前に対策授業を開いてくださるなど、たくさんサポートをしてくださいました。
8. Media and Mass Communication
この単元では、メディアとコミュニケーション環境における変化と、継続性や急速に変化するメディア業界と実践についてより深く理解するのに役立つ基本的なフレームワークについて学びました。また、媒介されたコミュニケーションとメディアの変化の分析を通じて、視聴者と制作者の間の複雑な関係に情報を与える権力の構造についての知識も深めました。
日常生活におけるメディアの役割をローカルとグローバルの両方の文脈で分析したりするのがすごく面白かったです。
週にどのくらい勉強をしましたか?アルバイトをする時間はある?
先輩たちからのアドバイスも貰いながら、週6日勉強の日々
学期にもよりますが、私はほぼ毎日週6日、寮の自分の部屋で勉強をしたり、大学や寮の自習室で勉強をしたりしていました。私は一人で勉強する方が集中できるので、基本的には一人で勉強をしていましたが、たまに授業終わりや空きコマに、クラスメイトや友達と勉強することもありました。また、私が住んでいる寮では週1回、みんなでディナーを食べるという日があり、そのディナー後に友達と勉強することもありました。
寮での友達は年齢や学んでいるコース、国籍などがバラバラですが、みんな仲が良く、よくエッセイやプレゼンなどの課題の進め方や書き方のコツ、アドバイスをもらっていました。
アルバイトは2ターム目(入学して3ヶ月後くらい)から始めました。中には大学に入学してすぐ始める人もいましたが、私は大学や勉強のペースに慣れてからの方がいいと思います。
Diplomaコースの先生やクラスメートはどんな方たちでしたか?
たくさんのことを教わったカレッジの先生たち
MUCの先生方は実際に大学で教授されている方が多かったです。そして教職に就く前に自身で会社を経営されていたり、大手の会社で活躍されていたりなど、様々なキャリアバックグラウンドを持っている方々が多く、授業内外に自分の今までの経験や体験の話をしてくださったので、勉強以外の様々なことを学ぶことができました。
Diplomaコースの留学生とローカルの学生の割合は50%ずつくらいだったのですが、クラスが少人数制だったので、距離が近く、グループワークなどを通してみんなと仲良くなることができました。
留学生の国籍はクラスによって違ったのですが、中国とベトナム、インドが多かったです。コース卒業後も大学で同じクラスを取ったり休みの日に一緒に勉強したりなど、MUCの友達とは今でもとても仲が良いです。私がコース在学中、日本人の学生と同じクラスになることはありませんでした。
MUCのお勧めポイントは!
カレッジは設備やサポートが充実している点です。
カレッジの学生のみが利用できる学習アドバイザーへの相談、授業外でエッセイや理数系の授業をサポートしてくれる先生が常駐している自習室などがあり、よく利用しました。いつでもわからないところを質問できたり、コース卒業後の進路の相談ができる環境はとてもありがたかったです。
また、カレッジ内で週1回、誰でも参加ができる英語を話すイベントが開催されており、そこでスピーキング力をあげたり、友達を作ったりすることができました。
Diplomaコースを終えての感想を聞かせてください
充実の手厚いカレッジサポートに大満足!
Diplomaを受講していた1年間はとにかく戦いでした。授業が週5ある学期がほとんどだったので、予習・復習・課題・リーディングと毎日何かに追われていました。しかし、Diplomaだったからこそたくさんの友達ができましたし、たくさんの先生の手厚いサポートのおかげで単位を落とすことなく無事にコースを卒業することができたので、Diplomaを受講して良かったなと思います。
卒業式で感じた達成感は今でも忘れられません。大学進学をしても、友達とまた同じ授業をとって勉強できるのがとても楽しみです。Diplomaほど手厚いサポートがないかもしれませんが、切磋琢磨しながら卒業まで走り切りたいと思います。
大学とDiplomaのギャップはありましたか?
最初は戸惑った「少なくなった授業数」
大学(Bachelor of Marketing and Media)では、Diplomaで学んだ基礎をもとに、マーケティングで使うテクノロジーや戦略、広告、PRなどを学んでいます。メディアとマーケティングをミックスした科目が多いのが、私が専攻している科目の特徴なので、毎日ワクワクしながら勉強をしていますが、最初はギャップをすごく感じました。
まず授業日数が全然違います。Diplomaでは1科目につき週に3〜5回授業がありますが、大学では(科目にもよりますが)科目ごと、大体週に1回しか授業がありません。そのため、Diplomaと比べてクラスメートに会う回数が少ないので、クラス内で友達を作るのがとても難しく感じました。また、授業の雰囲気もDiplomaはアットホームな雰囲気でしたが、大学では個人個人という雰囲気で、そこにもギャップを感じました。
ただ、大学の授業スタイルの慣れるまで少し時間がかかりましたが、Diplomaでできた友達と同じクラスを取ったりして、一緒に勉強をしているうちに徐々に慣れていきました。
住んでいる学生寮について教えて下さい。
様々な大学生に会える貴重な学生寮生活
私がDiplomaをスタートして住み始めた学生寮は、大学のすぐそばにある外部の寮で、Studio(1人部屋)とTwins(2人部屋)の2種類の部屋タイプがあります。私はStudioに住んでいるのですが、基本的にキッチン・バストイレが各自の部屋についているので、学生寮ですがアパートメントのような環境です。
ただ、学生寮では、毎週みんなでディナーを食べたり、コーヒーを飲んだりゲームをしたりと、ほぼ毎日寮内でイベントが開催されるので、そこで友達を作ったり、おしゃべりを楽しんだりできて、すごく楽しいです。寮だからこそ、学年やコースの違う人に出会えるコミュニティーに参加できるので、寮を選んですごく良かったと思います。
しかし、寮を見つけるのはすごく苦労しました。私が大学に入学した時期は国境が開いてすぐだったので、たくさんの留学生が同時期にたくさん入国し、寮の空きが少なかったです。そのため、私はインターネットや大学のホームページに載っていた寮に「部屋の空きはないのか」と片っ端からメールを送りました。それでも最初は返事をもらえなかったり、空きはないと断られていましたが、それでもメールを送り続け、1部屋キャンセルが出たという連絡をもらい、入寮できることになりました。諦めずに連絡を取り続けて本当に良かったなと思いました。
ディプロマコースから進学をするか悩んでいる方へメッセージをお願いします
大学に入学するか、カレッジ(DiplomaやFoundationコース)からスタートするのかすごく悩むと思います。私もそうでした。私の場合はDiplomaから始めることを選択しましたが、その決断で良かったなと思います。
ただ、どの決断をしても「そこでどう頑張るのかが一番重要」だと思うので、いろんな情報をもとにあなたにあった進路を見つけてそこで全力を尽くして頑張ってください!
マッコーリー・ユニバーシティ・カレッジの体験談動画
MUCのサポートについてより詳しく、そして、学生生活、学生寮、インターンシップの見つけ方などをお話してくれています。動画も是非チェックしてみてください。
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