【体験談】ボンド大学 奨学金もインターンも、チャンスは自分で掴みにいく!

仲村柚香さん | ゴールドコースト | Bond University | Tourism and Hospitality
日本の高校をご卒業後ボンド大学観光&ホテル学を就学中の仲村柚香さん。

今も現地で学んでいる柚香さんにインタビューをし、今までの留学を振り返っていただきました!

仲村さんの留学プラン
・日本の高校卒業
  ↓
・2019年5月〜2019年12月 ボンド大学進学英語コース
  ↓
・2020年1月〜現在 Bachelor of International Hotel and Tourism Management(2年間)

日本の大学ではなくオーストラリアの大学で学ぼうと思われた理由

オーストラリアの大学への進学に至った理由は大きく二つあります。

一つ目は、海外生活の憧れです。
幼い頃から家の近くにあった英語教室に通っていて、アメリカ人やイギリス人の先生から海外の生活の様子を聞いていました。その頃から大きくなったら海外で生活してみたいなと、ぼんやりとした夢を持つようになりました。
英語を勉強する事も楽しく、高校に入学する頃には、海外の大学へ進学する事が、私の中では身近で自然な流れになっていました。
高校2年生の時には、担任の先生に自分の気持ちを伝えていました。

二つ目の理由は母の後押しです。
旅行好きな母のおかげで、幼い頃から海外旅行に行く機会が何度かありました。
その時に日本とは違う空気、時間の流れ、文化を肌で強く感じました。海外への興味から観光に携わりたいと思うようになりました。
母の学生時代は留学という選択が無いに等しかった様で、私の思いに、自分の事の様にノリノリでした。未来を日本だけで考えるなんてもったいない!興味があるなら、積極的に挑戦するべき!!と。
そこで、私なりに調べ気候も治安も良く、観光学も盛んなオーストラリアに決めました。もし母の後押しがなかったら私は今オーストラリアで大学に通うことができていなかったと思います。

こうした海外生活の憧れと、観光に携わる仕事をしたいという思いから、オーストラリアの大学への入学を決めました。


たくさん大学がある中から、ボンド大学を選んだ理由


ボンド大学を選んだ理由は主に3つあります。

最短2年で卒業できる

オーストラリアへ行く事は楽しみでしたが、同じぐらいの生活や勉強に対しての不安がありました。
オーストラリアの大学は通常は3年間です。しかしボンド大学は1年3学期制をとっており、その為2年で卒業できるのです。
私は、その2年間はどんなに辛くても頑張ろう!たった2年だ!と思うことで、不安を和らげることができました。

少人数制

ボンド大学はオーストラリアでは珍しい私立大学です。特徴的なものとして、全体の学生数がとても少なk先生と学生の距離が近いので、先生は学部生の顔や名前を覚えてくれています。その為サポートも手厚くとても充実していると知ったからです。

実際、去年4月から数ヶ月の間、新型コロナウイルスでロックダウンとなり不安な日々を過ごしましたが、私の学部の教授は連絡をとってくれたりホリデーの期間に入ると私たち学生を気遣ってくれてハイキングやビーチに誘ってくれたりしました。

奨学金

たまたま私がインスタグラムでオーストラリアの大学について検索していると、オーストラリア留学センターの投稿でボンド大学が提供する50%の奨学金に関する情報を発見しました。1つ目2つ目の魅力的な事に加えて、奨学金が受けられるのなら、この大学に入りたいと踏み切りました。

最初は進学英語(EAP)で学ばれたと思いますが、EAPでは具体的にどのようなことを学びましたか?

主にエッセイの書き方だったり、プレゼンテーション/ディベートのやり方を学びました。このクラスでは英語を学ぶのではなく、大学進学で必要になるこれらのアカデミックな内容を練習します。ボンド大学のEAPはレベル毎に分かれていてレベルが上がることに課題の量や難易度も上がっていきます。私は一番上の2クラスを終了していて、EAPで習った内容はとても大学で役に立ちました。というのも、大学の主な課題はテスト・そしてプレゼンとエッセイです。このEAPで習った基礎知識を応用して大学の課題に取り組めれば、しっかりと点数を取ることができます。

Bachelor(大学)では、どのようなことを学んでいますか?


私は今Bachelor of International Hotel and Tourism Managementという学部にいます。その中で特に面白かった三つの科目をご紹介します。

1. Event Management

イベントの企画、開催、スポンサーなど、イベントを開催するにあたって必要なことを実践を用いて学ぶ科目です。
この科目では、6~8人でグループを組み、実際に自分たちでイベントを開催します。そのイベントを開催していく過程で、グループ内で何が必要か、費用、スポンサーなどいろいろな部門をチームメイトと決めていきます。今まで私が取ってきた科目の中でこの科目はとても実践的で、チームメイトとの協力や情報伝達が必要になります。今まで私はこのような実践的なイベントを開催したことがなかったのでとても身になりました。

ちなみに私たちのグループは「大学のキャンパスで古着を集め、それをイベントに販売・利益をチャリティに寄付をする」というエコ・チャリティイベントを運営し、最終的に$250の利益を寄付することができました。

2. Contemporary Issues in Hospitality & Tourism Management

現代の観光業界での問題だったり、リゾートやホテルへの野外活動を通じて観光業界の理解を深めてきます。
このクラスでは観光業界が抱えている問題をクラスメイト同士でディスカッションをしていき、理解を深めていきました。中でも実際にクラス全員でSea World Resortというゴールドコーストにあるリゾートに行って、マネージャーからお話を聞いたり今ホテル業界が抱えている問題などを教えてもらいました。リゾート内の裏側まで見学できたり実際にどういう部署がありどういう人が働いているのかを学べて、観光業界について問題点や改善点など深い視点から見れるようになりました。

3. Room Division Management

Operaというソフトウェアを使って、ホテル業界で必要な基礎知識や応用的なことを学びます。
このクラスはとても実践的でホテルを経営していくにあたって必要なツールを学びました。このクラスはとても小さくクラスに4人、オンライン2人でした。そのクラスの小ささのおかげで自分がわからないときはクラス中に先生に聞くことができ、とてもアットホームな雰囲気でした。私は今ホテルの受付で働いているのですが、この科目で学んだことはとても役に立っています。

留学中に大変な思いをしたエピソードを教えてください


オーストラリアで生活も3年目に入り、大変な思いをする事は無くなりましたが、こちらに来たばかりの頃は、毎日が苦労の連続でした。

オーストラリアに来て3週間目で一人で部屋探しと引越し。学校の合間に物件探し、内見、引っ越しをするのは正直とても大変でした。
またオーストラリアではアルバイトを探すときに自分の履歴書を飛び込みでお店に持っていき、雇って欲しい旨をマネージャーに交渉します。初めてのバイトを探すときはとても緊張したのを覚えています。
アルバイトも慣れてきた頃、翌日にお店が予告無しに閉店されていた事にはとても驚きました。

いろいろ苦労話を思い出しますが、やはり、コロナのロックダウンの心境が一番の苦労でした。
2020年の4月には緊急事態宣言が出て、ルームメイトが次々と母国に帰国して行きました。とうとうシェアハウスには私だけが残り、大学の授業が全てオンラインになり、必要な買い物の時しか外には出れず、先の見えない不安と寂しさで日本に帰ろうかとても迷っていました。コロナという未知の病気への恐怖。シェアハウスに一人という恐怖。どの選択が正解なのか分からず、悩み落ち込みました。
その時、学部の先生や留学エージェントの方が相談にのってくれ、的確な助言をしてくれました。オーストラリアに残る選択をしたもののとても寂しかったです。

今振り返ってみると結果的に、私がいるゴールドコーストはコロナも早くに収束し、今、ここで勉強が続けられている事が本当に幸せな事だと実感しています。
今までに起きたいろいろな困難を乗り切った事は、私の財産であり大きな自信になっています。

オーストラリア・ボンド大学に留学してよかったと思うこと


やはり人数が少ないので、講師が一人ひとりの学生に対してのサポートが手厚いです。
レポートも提出前に見てくれてフィードバックをくれます。どうしたら自分のレポートがよくなるとか、プレゼンにはこんなことを入れたらもっと良くなるなど、先生のアドバイスがとても役に立ちます。これができるのもボンド大学の規模の小ささのおかげだと思います。教授が必ず自分の名前を覚えていてくれたり気遣ってくれたりしてくれると、とてもボンド大学に来てよかったなと思います。

またボンド大学は設備が充実していて、生徒は無料のジム、図書館、24時間開放の勉強スペースにアクセスが可能です。期末テスト期間に入ると、図書館も24時間開放され、勉強スペースがたくさんあるのはとても有難いです。

今までの学生生活でどんなアルバイトをしてきましたか?

最初は、店長が日本人の日本食レストランでホール係。二番目は、オーストラリア人店長のイタリアンレストランのホール係。そして今、ホテルの受付でインターンシップをしています。
オーストラリアではたとえアルバイトでもその仕事の経験がないと雇ってもらえない事が多いです。
今のインターンをしているホテルでは、仕事経験が無かったので、最初の2ヶ月間は無給のインターンシップでした。

学業とアルバイトを両立するコツ

私は、アルバイトは授業のない週末のみと決めています。そして平日は、少しの空き時間も課題の時間に費やすようにしています。中でも自分の課題の期限を決めて、必ず終わらせるようにしています。
大学は課題量がとても多く、1日でもサボると遅れを取り戻すのが困難な程です。なので私はよく24時間開放の勉強スペースで勉強することが多いです。
こちらの学生は、みんな同じように勉強を頑張っているので励みになります。

お休みの日の過ごし方


ゴールドコーストは、休日になるとマーケットがいろんな場所で開かれています。友達とマーケットに行ったり、ハイキングに行ったり、食事に行ったりして過ごします。
ゴールドコーストはビーチや山にも30分あれば行くことができます。こんなに都市と自然が充実したところはゴールドコーストの一番の魅力だと思います。
大きなショッピングセンターも2つあり、休日を過ごすには最高なところだと思います。

現在オーストラリア留学を考えている方へのメッセージ


オーストラリアは治安が良く、時差も1時間です。時差と気にすることなく日本の家族や友達と連絡をすることができます。
また、ゴールドコースト は、日本語対応のクリニックがあったり、日本食品スーパーなどもあります。こうした面でみるとゴールドコーストは日本人にとって住みやすい都市だと思います。

いくら住みやすくても、最初の1〜2ヶ月は新しい生活になれるのにとても大変で心細いです。
だけど生活していると、友達ができ、先生や親のように心配してくれる大人が声を掛けてくれるようになります。
それには、自分から少しの勇気を出して新しいコミュニティに入り、いろんな人と触れ合うことが必要です。 オーストラリアで生活していると、前向きになり、努力で困難を乗り越える自分になれると思います!

スタッフからのコメント

インスタグラムに私が投稿をしたボンドの記事をみて、DMをいただいたところからやりとりがスタートしましたね。ボンド大学の奨学金は高校成績だけではなく課外活動でも功績を残していることが重要視されましたが、柚香さんは高校時代から様々なことに意欲的に挑戦されており、見事「授業料50%オフ」の奨学金をゲットされました!
現地渡航後に新型コロナウイルスが発生し日本のご家族とも離れている中ご不安も大きかったと思いますが、現地に残る決意をされ、観光業がダメージを受ける中でも自力でホテルのアルバイトを見つけられるなど意欲的に動かれている姿は、本当に素晴らしいなと見ていて感じました。
学生生活も残り少なくなりましたが、今後も持ち前の行動力で夢に向かってどんどんチャンスを掴んでいってくださいね。これからもご活躍も楽しみにしています!
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I094)
16歳の時、初めて北海道を出てたどり着いたのがアメリカの田舎町。そこで1年間の留学生活を送ったことから人生が変わり、この素晴らしい海外生活をより多くの方に知ってもらいたい!と思い、日本で留学カウンセラーの経験を経てオーストラリアへ来ました。日々変わっていく最新の学校・現地情報から、最適な留学プランをご提案します。 このカウンセラーに質問する

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