【体験談】未だに忘れない悔しさから大学留学を決意!

古川颯真さん | ブリスベン | The University of Queensland | Business and Management
アメリカでの短期留学での悔しい経験から、高校在学中にオーストラリアへの大学留学を決意された颯真さん。(写真右)

IESでのファンデーションコースが修了し、いよいよ2019年7月からは晴れてクイーンズランド大学生に!IES卒業式では、各科目で成績優秀な生徒に送られる優秀賞をBusiness Managementの科目で受賞された颯真さん。

IESでの選択科目、必修科目で何を勉強したか?どのようなスケジュールだったか?どれくらい勉強をしていたか?高校在学中のIELTSの勉強法、IESでの乗り切り方等、1年間について振り返ってお話をお伺いしました。


颯真さんの留学プラン
・2018年3月:日本の高校卒業(IELTS5.5を取得)
  ↓
・2018年8月:IES Foundation Standardコース(10ヶ月)
  ↓
・2019年7月:クイーンズランド大学入学(3年間)
大学卒業まで計4年間
 

日本の大学でなく、オーストラリアの大学を選んだきっかけ

高校一年生の時に「社会課題に立ち向かうグローバルリーダーの育成」という内容で、アメリカのボストンに短期留学をするプログラムに参加しました。自分たちで考えたビジネスプランを有名大学や企業の方の前でプレゼンを行い、フィードバックをもらいながら仲間と共同・試行錯誤する経験を通してアントレプレナーシップを学ぶというものでした。

自分たちのグループは、アイデアの調整がうまくいかず、最後のプレゼンで大失敗をしてしまい、とても悔しい思いをしました。あの時の悔しさに勝るものは未だに無いです。その時に、「いつか自分は海外に戻ってこの悔しさを胸にリベンジするぞ」、と思い海外の大学を進路の選択肢に入れました。

その後、三年生になってあの時の気持ちを思い出して国内の大学受験をしないことを決め、 自分にとって大学を選ぶうえで優先項目である「都会よりも田舎に近い落ち着いた環境」、「教育の質が高く多国籍国家である」、「ビジネス学部が盛んであること」など全てを考慮したうえで最適であると考え、オーストラリアを留学地として選択しました。また、三年生の春に学校の授業を休んで実際に大学を見学し、最終的にクイーンズランド大学を選びました。

大学見学の際には、事前に留学センターで担当をしてもらった坂本さんと話し合い、自分の希望に合う候補の大学を何校か出して頂き、よりスムーズに進学先の大学を決めることができました。10日間で4校を巡り、クイーンズランド大学のキャンパスの美しさに一目ぼれしました。

IES ファンデーションコースで選択した科目

そもそも Foundationコースとは?

Foundationコースとは、大まかにいうと大学準備コースというものに分類されます。英語のレベルが大学基準に達していない人のために英語のレベルを引き上げること、オーストラリアと自国での教育システムで異なる点を埋めることを目的に、自分が大学で学びたい内容の基礎部分のみを勉強します。そのため、各教科とも広く浅く学びます。

また、オーストラリアはイギリス圏だったので大学は3年制で、Foundation Standardコースの1年間を含めると留学期間は4年になります。

Business Management

この教科は、財務表やマーケティングプランといったものを企画、立案できるようになるための必要な知識を学びます。主な課題はケーススタディ、ビジネスプランと学期末テストで す。

ケーススタディはSouth West 航空について400 文字、次に IKEA について 750 文字書きま した。South West 航空もIKEA もビジネスモデルとして似ているのは「安く、大量に」何かをするという部分で、彼らがどのようにそれを行ったのかを授業で習った理論をもとに自分の言葉で書きます。実際に書くと文字数は少なく感じるのでいかに要点のみを書きだすかが難しかったです。

学期末試験は Multiple choice question(選択問題)と Short answer question(短文で回答する問題)の二つでした。二つとも授業中に先生が大事だといったところをきちんと押さえて おくと解ける問題でした。

IESでの卒業式で、各科目から一人ずつ優秀な生徒が選ばれるのですが、このBusiness Managementの科目で受賞することが出来ました。

Accounting

この教科は、財務諸表を作成、分析できるようになるための基礎知識(Balance sheet や Profit& Loss summary)を勉強します。主な課題はエクセルワークと学期末テストです。

エクセルワークでは先生から渡された企業の transaction(取引)を分析し、購入品などを適した journal(仕訳帳)と ledger(出納簿)に分類し合計を計算します。Journal と ledger の 中にもさらに細かく分類法があり、間違ったところに分類すると100 円の物を買うために 110円払ったというような間違った計上をすることになります。

会計は細かいルールがたくさんあるため、理解するためにこの授業は特に集中して聞いていました。この科目は数学と似ており、たった 0.1 の差でも模範解答と違えば不正解となるので計算力も必要です。

Economics

この教科は、マクロとミクロ経済の両方を分析できるようになるために需要と供給やGDP、為替などの勉強をします。主な課題は online quiz, リサーチレポートと学期末テストです。

Online quiz(小テスト)は毎週あり、前週の授業復習が内容です。これは基本問題ばかりなので、特別な対策をしなくても先生の話を聞いていれば解けます。 リサーチレポートは授業で習った balance of payment や fiscal policy などのトピックを含めた1500文字で、近年のオーストラリアが抱える経済問題について書きました。

この教科の面白いところは、テレビで流れる経済に関するニュースが理解できるようになることです。為替の変動や、最近話題の年金制度などの複雑な経済の動きが分かるようになります。

Mathematics


数学は、日本の高校とほぼ変わりはなく数1A から数3まで習いますが、唯一統計に関して は高校で習わないレベルのものまで習いました。主な課題は progress test と呼ばれる中間 テストと学期末テストですが、唯一統計のみレポートを書く課題がありました。

クラスメイトは、事前に行ったレベル分けテストで回りは自分と似たレベルの人が多く、先生もそのレベルに合わせて授業を行ってくれるので、クラスの進むスピードや内容が分かりやすく、勉強しやすい環境が整っています。

しかし、特に文系の人たちに言えることですが、高校で数3を習っていなかったので英語で複雑な数式を理解するのがとても大変そうでした。もし、IESに来るなら日本で数3と統計をしっかり勉強しておくことをお勧めします。

Academic English

この教科は、オーストラリアの歴史や政治等のトピックを使って大学入学後に必要となるアカデミックな論文の書き方、プレゼンテーションの仕方などを学びます。主な課題はエッセイ、プレゼンテーションと学期末のテストです。

授業ではアカデミック論文において好まれる表現や論理的な文章展開、参考文献の使い方を学びそれをエッセイという課題を通してどのくらい理解したかを測ります。その後、自分が書いたエッセイをまとめて、クラスのみんなにプレゼンテーションという形で発表します。

各学期でエッセイを一つ完成させ、一学期は与えられた題材について1000 字書きました。 二学期のエッセイは仮説検証型で“自分が調べたいこと“を題材にそれについて事前のリサ ーチを行い、自分で仮説を立て、それをもとにアンケートを行い仮説が正しかったのかを検証しました。自分は出席率と成績の関係性について 3200 文字書いたのですが、それだけの文字数の中でいかに自分のコアとなる主張がぶれないように書き続けることに苦労しました。

タイムテーブル


1クラス 20人程度の大きさで、 English と Economics のみ週に一回大規模(40~50 人)の クラスがあります。人数が多くないので先生との距離が近く、質問しやすいです。

Foundationコース在学中の一日の勉強量は?

一日に必要な勉強量はどれだけその人の理解力の高さ、予習復習の有無に大きく左右されます。僕はよく友達と喋りながら勉強していて、話も脱線することがあったので人より時間はかかったと思います。

月曜日から木曜日は放課後に友達が滞在している学生寮の自習室で4時間、土日で合計 20 時間以上は勉強に時間を割いていました。金曜日の放課後は勉強せず友達と飲みに行ってリフレッシュしていました。 僕は英語上達の意味でも日本人以外の子とよく関わっていました。一番仲が良かったのは 台湾と香港の友達です。

Foundationコースの乗り切り方

一つ目は友達作りです。課題で困った時にお互い助け合い、情報共有をする相手がいるとこで勉強も私生活も格段に楽になります。僕自身、様々な場面で友達に助けられたので、友達なしでは乗り切れなかったと思います。また、様々な国の友達がいることで自分が旅行するときに現地で会えたり、お互いの国の情報交換をすることで更に楽しい旅行ができるよう になると思います

二つ目はよく遊ぶことです。もちろん勉強は大事ですが遊ぶことも同じように大事です。この二つのメリハリをしっかりつけることでリフレッシュができ、より勉強に集中することができます。オーストラリアは大自然が広がっておりスポーツも盛んなのでアウトドアには最適の国です!

三つ目は一日のスケジュールを確立することです。僕がオーストラリアに来て真っ先に取り組んだのがこれです。異国に一人で生活するのはこれが初めてで、料理や洗濯、日用品の買 い出しなどが想像していたより時間がかかり慣れるまでストレスでした。

そのため、自分は 睡眠に○○時間、料理に○○時間、スコアを取るために日頃からどの程度の勉強が必要なのか、というように自分を知ることで生活基盤を早期に築き上げることが必要でした。生活基盤が固まると心に余裕ができ、自分がしたいことに時間をかけれるのでストレス軽減につながります。

日本で IELTS5.5を取得した勉強方法

Foundation Standardコースに直接入学するためには、IELTS5.5(全てのスキル5.0以上)必要でした。そのため、高校在学中にIELTSの勉強をしていました。


Speaking は僕が最も苦手としていました。特に練習する相手がいなかったので、ネットで IELTS の speaking用のシートをダウンロードし、繰り返し一人で練習していました。練習相手がいなかった分、発音や流暢さはもちろんのことですが、問いに対していかに論理的に文章を組み立てるかというところに注力して練習していました。

これは余談ですが、speaking練習の一環として一人で道を歩いているときに、目の前に見えているものを英語に言い換える遊びをしていました。例えば、男の子がアイスを持ちながら信号を渡っている風景が見えたら、それを頭の中で英語に変換していました。わからない言い回しや単語があればその場で調べたり、家に帰って調べたりして使える単語を増やしてました。


Part1 の data analysis(データ分析)はただただ目の前に見えているグラフを書くだけではなく、そのグラフの動きから何が言えるのか、その動き方の意味するところ(So What?) を意識して書いていました。また、同じ表現の多用を避けるために数字やグラフの動きを表す表現はたくさん覚えました。

Part2のEssayは、OREO(Opinion, Reason, Evidence, Opinion)の形を基本に自分の主張 題に対してきちんと沿ってかけているかどうかを意識していました。


自分は IELTSの公式練習本を二冊買って、答えを覚えるまで何度も練習していました。 これは Reading だけに限らないのですが、自分はいろいろな教材を使うよりも一つを極めたほうが効率いいと考えているのでひたすらその二冊だけに絞っていました。

間違った問題も正解した問題も、なぜ自分がその回答に至ったかを考えることで自分の強みと弱みを把握し、同じミスをしないように心がけてました。


主にIELTS の公式ブックに付属しているCD でListening の練習をしていました。よく行っ ていたのは、問題を解いて答え合わせ→CD の音声とともに script を読む(シャドーイング) →もう一度 script 無しで音声を聞くというものです。また、お風呂に入っているときなどの空き時間には、 iPhoneの podcast というアプリで CNN や ALL EARS ENGLISH というラジオを聞いていました。

渡航前に身に着けてきた方がいいスキル

一つ目は料理です。自分は料理が得意でなかったので、最初の1か月は特に料理にとても困りました。ジムでトレーニングをすることが趣味の一つなので、よく食べる分、余計につらかったです。オーストラリアは物価が高く外食すると高いので節約の意味でも作ることがで きたほうがお得です。おすすめはクックパッドです。

二つ目はまとまった休みが必要となるもの(ライセンスなど)を取っておくことです。日本に帰ることができたとしても1.2か月程度であまり時間がありません。自動車免許書を取っておくとオーストラリアで免許の書き換えをすることが出来ます。(翻訳は必要です)

クイーンズランド大学で勉強したい内容

僕が大学で勉強したいのは主に5つです。
1. リーダーシップ  2. 組織論
3. 意思決定論
 4. マーケティング
 5. クリティカルシンキング

自分は将来何になりたいのかというのが明確に決まっていなくて、まだ漠然としか考えれていません。上記の科目を取った理由は、高校三年生の生徒会長などの経験を通して分かった自分が苦手な分野と、更に深く勉強してみたいと思った二つの理由から選びました。なので、今後クラブに入ったりして、色々な人と関わっていく中でしっかりした進路を決めようと考えています。

これから留学をしようか迷っている人へ

日本で勉強しようと海外で勉強しようと、そこでの生活を充実させるかしないかは自分の動き方次第です。勉強は難しく、言語の壁もありますが乗り越えようと日々挑戦の繰り返しです。そういった中でふと自分の成長を感じられる瞬間があって楽しいです。なので、僕は留学してよかったと思います。

新しい環境に自分の身を置き、もみくちゃにされる中で自分なりの解決法を見い出し、大きく成長することができます。一度きりの人生なのでまずはやってみようという気持ちでいると何かいいことが起こるかもしれません。
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号J249)
ブリスベン支店の常盤恵(ときわめぐみ)です。大きすぎず小さすぎず、住むのにちょうど良いサイズの街、ブリスベン。プライベートではトライアスロンをやっており、毎日9時に寝て朝は4時に起きています。こんなライフスタイルを送れるのもオーストラリアならでは!ブリスベンで留学生活を送ってみませんか? このカウンセラーに質問する

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