メカトロニクス(Engineering Technology - Mechatronic Engineering)
コースで学ぶ内容
最先端の施設で即戦力となるメカトロニクス技術を身につける留学
ロボティクスとオートメーションは、科学と工学を融合させた画期的な分野として登場し、さまざまな産業に革命をもたらし、革新と効率性を原動力とする未来への道を開いています。
例えば、ロジスティクスや倉庫管理などの業界では、高度な知覚システムと自律的なナビゲーション機能を備えたロボットが業務を一変させました。また、家事などを支援するサービスロボットなど、ロボティクスとオートメーションの用途は拡大し続けています。
メカトロニクスエンジニアリングでは、先端技術の応用、ロボット工学、機械工学、PLCやマイクロコントローラーを使用した自動化、電子工学と計測、コンピュータ支援設計、固体モデリング、付加製造技術(3Dプリント)などを学びます。
コースは、オーストラリアのメルボルンにあるTAFE専門学校
Melbourne Polytechnic(メルボルン・ポリテクニック)のPreston(プレストン)キャンパスで開講されています。
Melbourne Polytechnicには専用の最先端エンジニアリング施設があり、産業用ロボットとオートメーション技術を完備した専用のロボットワークショップもあります。
Diploma of Engineering Technology - Mechatronic Engineering(1年)
機械およびメカトロニクスシステムの設計と管理に携わる上級設計者、生産監督者、およびエンジニアに必要な知識を身につけます。
様々な先進製造業、建築および構造建設、鋼鉄詳細加工および製作、機械/材料処理、または食品および飲料生産などの専門的な業界で即戦力となるためのコースです。
科目の一例 |
Organise and communicate information
情報の整理と伝達 |
Interact with computing technology
コンピューティング技術との連携 |
Perform engineering activities
エンジニアリング活動の実施 |
Manage self in an engineering environment
エンジニアリング環境における自己管理 |
Apply technical mathematics
技術数学を応用する |
Apply engineering mechanics principles
工学的力学の原理を適用する |
Select common engineering materials
一般的な工学材料の選択 |
Apply mathematical techniques in a manufacturing, engineering or related environment
製造、エンジニアリング、または関連環境での数学的手法の適用 |
Operate computer aided design (CAD) system to produce basic drawing elements
コンピュータ支援設計(CAD)システムを操作し、基本的な図面要素を作成する |
Select and interpret drawings and prepare three dimensional (3D) sketches and drawings
図面の選択と解釈、および3Dスケッチと図面準備 |
Investigate advanced technology applications in the manufacturing industry and related industries
製造業および関連産業における高度な技術アプリケーションを調査する |
Use communication network concepts and practices in manufacturing and engineering
製造およびエンジニアリングにおける通信ネットワークの概念と実践を使用する |
選択科目の一例 |
Apply principles of occupational health and safety in the work environment
労働環境における労働安全衛生の原則を適用する |
Operate and program computers
コンピュータを操作し、プログラムする |
Program control systems
制御システムをプログラムする |
Utilise digital electronics for control applications
制御アプリケーションのためにデジタル電子機器を利用する |
Program, operate and select a robotics system
ロボットシステムのプログラム、操作、選択 |
Annotate and create assemblies using solid models
固体モデルを使用して組立図を注釈し作成する |
Use extended features of computer aided drafting (CAD)
CADの拡張機能を使用する |
※上記は2025年のMelbourne Polytechnic(メルボルンポリテクニック)の情報です。
※科目は産業界と協議の上で選定されており、学校やキャンパス、時期などで変わる場合があります。
英語力はどれぐらい必要?
IELTS Academic 6.0または同等
メルボルンポリテクニックのDiploma of Engineering Technology - Mechatronic Engineeringコースに直接入学するには
IELTS Academic 6.0(Overall)または
TOEFL iBT 64 (Overall)または
PTE (Academic) 50 (Overall)または
Cambridge C1 Advanced(CAE) 169 (Overall)または
これらと同等レベルの英語力証明が必要です。
英語力が足りない場合はどうすればいい?
メルボルンポリテクニック提携の英語学校をセットにした留学プランがあります。まず、はじめに英語コースに通い、指定のコースを修了することで、
IELTSやTOEFLの提出が免除され、そのまま専門コースに進学できます。
その際、英語コースにどれだけ通えばいいか?は、個々の英語力により異なります。まずは日本でIELTS Academic、または、TOEFL iBTのどちらかを受けられた後、その結果を
こちらよりお知らせください。
オーストラリア留学センターは、メルボルンポリテクニックの公認出願窓口です。ご自分で学校に直接申し込むのと同じ費用で、有資格留学カウンセラーによる入学手続き代行、現地6都市でのサポートが受けられます。留学を真剣にお考えの方はぜひご利用ください。
専門学校で取得できる資格
オーストラリアの専門学校では、コース期間(内容)に応じて、Certificate、Diploma、Advanced Diploma などの資格が得られます。これらの資格は、その教育制度の違いから、日本で相当する資格がありません。しかしながら、Diploma(ディプロマ)レベルの場合、コースによっては取得に 2年を費やすものや、大学での単位 1年分に相当する場合があることなどから考えると、準学士に相当するとも言われています。
キャリアアップのために専門学校をお考えの方には、Diploma レベル以上の取得を目指すのが良いでしょう。
専門学校から大学進学へのステップ
TAFEやカレッジで Diploma(ディプロマ)を取得した場合、各教育機関が提携している大学の関連コースへ進学または編入が認められる場合があります。
(コースによる異なりますので、詳細はぜひお問合せください)
こんな仕事 & キャリアに役立ちます
建築および構造建設
鋼鉄詳細加工および製作
機械/材料処理
食品および飲料生産などの専門業界
ロボット工学およびシステム技術者
製造および組立工場長
加工、パッケージングおよびオートメーション技術者
製造および組立工場スーパーバイザー
コンピューター支援設計(CAD)モデラー ほか
コースを開講している学校一覧
*授業料は 1セメスタ(6ヶ月)あたりの金額となります