航空管理/地上職(Aviation - Aviation Management)
コースで学ぶ内容

空港での接客業務を担当する地上職(グランドスタッフやグランドホステスと呼ぶこともあります)や、地上業務の管理、民間および防衛航空の飛行業務をサポートするプロフェッショナルを目指す方のためのコースです。
オーストラリアでこのコースを開講しているのは、西オーストラリア州パースにある
TAFE WA - South Metropolitan TAFEです。
航空業界との協力により開発されたこのコースは、小型飛行機が主に発着するJandakot(ジャンダコット)空港に併設されている、TAFEのAerospace Training Centreで行われます。

1500平方メートルの航空機格納庫には、トレーニングに使われるボーイング737が格納されています。ほかにも、様々な航空機のエンジン、ワークショップステーション、コンピュータ設備、フライトシミュレーターなどもあり、空港や航空会社のオペレーションをはじめとする航空業界ならではのエキサイティングな職場体験ができます。
Diploma of Aviation (Aviation Management)(1年)
旅客機、チャーター機、貨物、緊急サービス、政府専用機などさまざまな種類の航空機をサポートする地上業務において、どのような状況にも臨機応変に対応できる判断力、自律性や専門知識を身につけます。
このコースは、年に2回入学のチャンスがあります。
【入学日】
2026年2月2日(月)
2026年7月20日(月)
【学期スケジュール】
1学期目 (Term 1) 2026年2月2日(月) 〜 4月10日(金)
2学期目 (Term 2) 2026年4月20日(月) 〜 6月26日(金)
3学期目 (Term 3) 2026年7月20日(月) 〜 9月25日(金)
4学期目 (Term 4) 2026年10月5日(月) 〜 12月11日(金)
※学期と学期の間はホリデーです
| 科目の例 |
Implement aviation risk management processes
航空リスクマネジメントプロセス |
Implement aviation fatigue risk management processes
疲労リスクマネジメントプロセス |
Manage aviation risk
航空リスクの管理 |
Manage disruptive behaviour and unlawful interference with aviation
破壊的行動および航空への不法な干渉を管理する |
Manage meetings
ミーティングの管理 |
Initiate a quality audit
品質監査を開始する |
Lead and manage effective workplace relationships
効果的な職場関係の指導と管理 |
Develop and use emotional intelligence
EI(感情知能、EQ)の開発と使用 |
Manage operational plan
オペレーションプランの管理 |
Lead team effectiveness
チームを有効的にリードする |
| 選択科目の例 |
Manage human factors in aviation operations
航空業務における人的要因の管理 |
Apply relevant laws and regulations to the operation of an aerodrome
飛行場の運営に関連する法律や規制を適用する |
Facilitate an aerodrome emergency response
飛行場の緊急事態への対応を促進する |
Manage shifts, crewing and rostering activities in aviation
航空業務におけるシフト、クルー、およびロースターの管理 |
Assess pavement concessions
舗装の譲歩を評価する |
Undertake response action to an emergency or security threat
緊急事態またはセキュリティの脅威への対応措置を取る |
Lead quality audits
品質監査を行う |
Manage recruitment and onboarding
採用と入社を管理する |
Manage people performance
人事考課の管理 |
Undertake project work
プロジェクトワークを行う |
Facilitate continuous improvement
継続的な改善を促進する |
Lead strategic planning processes for an organisation
組織の戦略的計画プロセスの指導 |
Design emergency management exercises
緊急事態管理演習を設計する |
Implement and coordinate accident-emergency procedures
事故緊急手続きの実施と調整 |
※上記は2025年開講予定のTAFE WA - South Metropolitan TAFEの情報です。コースで学ぶ航空関連の法律や規制、ライセンスなどは、オーストラリア国内の州や準州または国により異なります。
※科目は産業界と協議の上で選定されており、学校やキャンパス、時期などで変わる場合があります。
英語力はどれぐらい必要?
IELTS Academic 6.0(各バンド5.0以上)またはTOEFL iBT 55か同等
TAFE WAのAviationコース入学には、
IELTS 6.0(アカデミックモジュールで各バンド5.0以上)または
TOEFL iBT 60(各バンド15以上)または
英検1級 または
これらと同等レベルの英語力証明が必要です。
英語力が足りない場合はどうすればいい?
TAFE WA提携の英語学校をセットにした留学プランがあります。まず、はじめに英語コースに通い、指定のコースを修了することで、
IELTSやTOEFLの提出が免除され、そのまま専門コースに進学できます。
その際、英語コースにどれだけ通えばいいか?は、個々の英語力により異なります。まずは日本でIELTS Academic、または、TOEFL iBTのどちらかを受けられた後、その結果を
こちらからお知らせください。
オーストラリア留学センターは、TAFE WAの公認出願窓口です。ご自分で学校に直接申し込むのと同じ費用で、有資格留学カウンセラーによる入学手続き代行、現地6都市でのサポートが受けられます。留学を真剣にお考えの方はぜひご利用ください。
専門学校で取得できる資格
オーストラリアの専門学校では、コース期間(内容)に応じて、Certificate、Diploma、Advanced Diploma などの資格が得られます。これらの資格は、その教育制度の違いから、日本で相当する資格がありません。しかしながら、Diploma(ディプロマ)レベルの場合、コースによっては取得に 2年を費やすものや、大学での単位 1年分に相当する場合があることなどから考えると、準学士に相当するとも言われています。
キャリアアップのために専門学校をお考えの方には、Diploma レベル以上の取得を目指すのが良いでしょう。
専門学校から大学進学へのステップ
TAFEやカレッジで Diploma(ディプロマ)を取得した場合、各教育機関が提携している大学の関連コースへ進学または編入が認められる場合があります。
(コースによる異なりますので、詳細はぜひお問合せください)
こんな仕事 & キャリアに役立ちます
空港での地上職
飛行場オペレーション・スーパーバイザー
顧客サービス・スーパーバイザー
グランドオペレーション・スーパーバイザー
コースを開講している学校一覧
*授業料は 1セメスタ(6ヶ月)あたりの金額となります