コスチューム作り(Live Production and Technical Services - Costume)
コースで学ぶ内容
芸術の街で感性を磨き、見る人の心を動かすコスチュームデザイナーになる!
オーストラリアでこのコースを開講しているのは、メルボルンにあるTAFE専門学校
Melbourne Polytechnic(メルボルン・ポリテクニック)です。
メルボルンは、既成概念に縛られることなく、想像力が羽ばたく空間が広がる魅力的な場所。中でもMelbourne PolytechnicのPrahran(プラーンまたはプラーランといいます)キャンパスは、独創的なファッションのデザインを追求するのに最適なChapel Streetのすぐそばにあり、高級ファッションから個性派の雑貨店、そしてカフェまでが数キロにわたって軒を連ねる人気エリアに溶け込んでいます。
Diploma of Live Production and Technical Services (Costume) (1年)
演劇やファッションに対する情熱と、舞台上での視覚的な表現を追求するプロのコスチューム製作者を目指します。
様々な衣装の製作に没頭したい方に適しています。ノベルティや時代衣装、帽子の制作、仕立て、衣装史、映画やテレビなど、幅広く応用がきくコスチューム作りの技術を習得できます。
最新のミシン、染色の専用エリア、デザイン・裁断台、材料・コスチューム保管庫など、充実した設備が整っています。1年間をかけ、さまざまなコスチュームのデザイン、組み立て、製作、改造を行います。衣装デザイナーや製作者、帽子など被りものの製作アシスタント、衣装技術者、裁縫のプロ、ウェアラブルアートの製作者、およびビジネスの立ち上げなどを行うためのスキルが身につきます。

さらに、Melbourne Polytechnicのドラマチックアーツプログラムは、Arts Centre Melbourne、La Mama、Carlton Courthouse、Red Stitch Theatre Company、Victorian Opera、The Australian Ballet、Black Hole Theatre Company、Impro Melbourne、National Institute of Circus Arts(NICA)など、業界内の様々な劇団との密接な関係を築いています。これにより、学生たちは業界関連のイベントに参加する機会が得られたり、本物の舞台で実践的な経験を積むことができます。ファッションと演劇に情熱を抱く方々にとって、Melbourne Polytechnicでの学びは刺激にあふれたものとなるでしょう。
科目の一例 |
Manage people performance
人々のパフォーマンスを管理する |
Manage complex projects
複雑なプロジェクトの管理 |
Enhance professional practice using creative arts industry knowledge
クリエイティブアート業界の知識を活用した専門的実践の強化 |
Establish and maintain safe creative practice
安全な創作活動の確立と維持 |
選択科目の一例 |
Ensure a safe workplace for a work area
作業場の安全性を確保する |
Develop expertise in pattern development for costume
衣装の型紙作りの専門知識を身につける |
Make period costumes
時代衣装を作る |
Make character costumes
キャラクターの衣装を作る |
Create theatrical millinery
劇場用帽子を作成する |
Construct costume corsetry and undergarments
衣装のコルセットと下着を作る |
Cut and drape complex period costumes
複雑な時代衣装のカットとドレープ |
Realise costumes
衣装を実現する |
Coordinate costume manufacture
衣装製作のコーディネート |
Manage an off-site costume department
オフサイトのコスチューム部門を管理する |
Design costumes
コスチュームデザイン |
※上記は2025年のMelbourne Polytechnic(メルボルンポリテクニック)の情報です。
※科目は産業界と協議の上で選定されており、学校やキャンパス、時期などで変わる場合があります。
※コース受講者には、基本的な縫製スキルが求められます。
英語力はどれぐらい必要?
IELTS Academic 6.0または同等
メルボルンポリテクニックのDiploma of Live Production and Technical Services (Costume) コースに直接入学するには
IELTS Academic 6.0(Overall)または
TOEFL iBT 64 (Overall)または
PTE (Academic) 50 (Overall)または
Cambridge C1 Advanced(CAE) 169 (Overall)または
これらと同等レベルの英語力証明が必要です。
英語力が足りない場合はどうすればいい?
メルボルンポリテクニック提携の英語学校をセットにした留学プランがあります。まず、はじめに英語コースに通い、指定のコースを修了することで、
IELTSやTOEFLの提出が免除され、そのまま専門コースに進学できます。
その際、英語コースにどれだけ通えばいいか?は、個々の英語力により異なります。まずは日本でIELTS Academic、または、TOEFL iBTのどちらかを受けられた後、その結果を
こちらよりお知らせください。
オーストラリア留学センターは、メルボルンポリテクニック指定の公式出願窓口です
オーストラリア留学センターでは、あなたがご自分でメルボルンポリテクニックに直接申し込むのと同じ費用で、豪政府認定の留学カウンセラーが、そのお手続きを無料で代行し、さらに、現地メルボルンでの日本語サポートも行います。毎年、多くのメルボルンポリテクニック留学生を現地でサポートしていますので、ぜひ安心してご利用ください。
専門学校で取得できる資格
オーストラリアの専門学校では、コース期間(内容)に応じて、Certificate、Diploma、Advanced Diploma などの資格が得られます。これらの資格は、その教育制度の違いから、日本で相当する資格がありません。しかしながら、Diploma(ディプロマ)レベルの場合、コースによっては取得に 2年を費やすものや、大学での単位 1年分に相当する場合があることなどから考えると、準学士に相当するとも言われています。
キャリアアップのために専門学校をお考えの方には、Diploma レベル以上の取得を目指すのが良いでしょう。
専門学校から大学進学へのステップ
TAFEやカレッジで Diploma(ディプロマ)を取得した場合、各教育機関が提携している大学の関連コースへ進学または編入が認められる場合があります。
(コースによる異なりますので、詳細はぜひお問合せください)
こんな仕事 & キャリアに役立ちます
卒業生は、コスチューム職人として自分のビジネスを立ち上げたり、演劇、映画、テレビ業界、さらに広範な衣料・ファッション業界で、コスチューム、イブニングウェア、デイウェアの製作やデザイン、帽子やヘッドピースの製作を行うこともできます。
コースを開講している学校一覧
*授業料は 1セメスタ(6ヶ月)あたりの金額となります