ラボ検査技術(Laboratory Technology)

コースで学ぶ内容

検査技師になるための、研究や実験に関するスキルや知識を身につけます。サンプリングやテストを行うための実験器具の扱い、メンテナンス、実験の進め方、サンプルの集め方等を学びます。

この技術は、例えば病理学の分野においては、細胞の確認や血液検査、コレステロール値やアルコール値の検証等を行うための検証に活かすことなどもできます。

Certificate IV in Laboratory Techniques（1年）

品質管理、機器および非機器試験の実施、標準化、溶液の使用、実験、測定、科学機器の使用、結果の記録、批判的分析のためのプレゼンテーションの方法を学びます。

労働安全衛生（OHS）と、現場と実験室の両方における安全な実験実務についても学びます。コース修了後は、ラボラトリー・テクノロジーのディプロマコースに進学することができます。

必修科目の例
Process and interpret data データの処理と解釈
Maintain instruments and equipment 機器や装置のメンテナンス
Apply quality system and continuous improvement processes 品質システムおよび継続的改善プロセスの適用
Maintain laboratory or field workplace safety 実験室または現場の安全確保

選択科目
Plan and conduct laboratory/field work 研究室/現場作業の計画と実施
Receive and prepare samples for testing 試験用サンプルの受入れと準備
Prepare mineral samples for analysis 分析用鉱物試料の準備
Perform basic tests 基本的な試験の実施
Prepare working solutions 作業溶液の調製
Perform techniques that prevent cross-contamination 二次汚染を防ぐ技術の実施
Perform microscopic examination 顕微鏡検査の実施
Perform histological procedures 組織学的手順を実施する
Perform physical and mechanical tests 物理的および機械的試験を実施する
Prepare, standardise and use solutions 溶液の調製、標準化、使用
Perform chemical tests and procedures 化学的試験および手順の実施
Perform biological procedures 生物学的手順の実施

※上記は2024年のNorth Metropolitan TAFEEast Perthキャンパスの例となります。
※科目は産業界と協議の上で選定されており、学校やキャンパス、時期などで変わる場合があります。

Diploma of Laboratory Technology（Certificate IV in Laboratory Techniquesと合わせて2年）

検査技師としてさまざまな分野の研究室で働くために、実践的なスキルを身につけます。ラボ用アプリケーション・ソフトウェアを使って、研究室/現場での作業を計画・実施し、英語で結果を伝えたり情報を提供するプロセスを学びます。

コースでは、データの分析、処理、解釈、結果の報告、品質システムと持続的改善プロセスの適用方法を学びます。化学、医学および病理学、鉱業、生物学、環境分野など、さまざまな産業でスキルを活用できます。

必修科目の例
Process and interpret data データの処理と解釈
Use laboratory application software ラボ用アプリケーション・ソフトウェアの使用
Maintain instruments and equipment 機器や装置のメンテナンス
Apply quality system and continuous improvement processes 品質システムおよび継続的改善プロセスの適用
Monitor the quality of test results and data 試験結果とデータの質をモニタリングする

選択科目
Maintain laboratory or field workplace safety 実験室または現場での安全維持
Prepare mineral samples for analysis 分析用鉱物試料の準備
Perform techniques that prevent cross-contamination 二次汚染を防ぐ技術の実施
Perform microscopic examination 顕微鏡検査の実施
Perform physical and mechanical tests 物理的及び機械的試験の実施
Prepare, standardise and use solutions 溶液の調製、標準化および使用
Perform chemical tests and procedures 化学的試験および手順の実施
Perform biological procedures 生物学的手順の実施
Perform microbiological tests 微生物学的検査を実施する
Perform haematological tests 血液学的検査を実施する
Apply routine chromatographic techniques 日常的なクロマトグラフィー技術の適用
Perform complex tests to measure chemical properties of materials 物質の化学的特性を測定する複雑な試験の実施
Apply routine spectrometric techniques 日常的な分光法の適用

※上記は2024年のNorth Metropolitan TAFEEast Perthキャンパスの例となります。
※科目は産業界と協議の上で選定されており、学校やキャンパス、時期などで変わる場合があります。

英語力はどれぐらい必要？

IELTS Academic 6.0（各バンド5.0以上）または同等

North Metropolitan TAFEのLaboratory関連コースに直接入学する場合、
IELTS 6.0（アカデミックモジュールで各バンド5.0以上）または
TOEFL iBT 60（各バンド15以上）または
英検1級　または
これらと同等レベルの英語力証明が必要です。

英語力が足りない場合はどうすればいい？

North Metropolitan TAFEと提携している英語学校をセットにした留学プランがあります。はじめに英語コースに通い、指定のコースを修了することで、IELTSやTOEFLの提出が免除され、そのまま専門コースに進学できます。

その際、英語コースにどれだけ通えばいいか？は、個々の英語力により異なります。まずは日本でIELTS Academic、または、TOEFL iBTのどちらかを受けられた後、その結果をこちらよりお知らせください。