ブリスベンの病院について

ブリスベンの病院について
オーストラリアは日本と医療のしくみが大きく異なります。ブリスベンで体調を崩したときに迷わないよう、日本語で受診できるクリニック、緊急時の連絡先、公立病院の情報をまとめました。
※本ページの情報は2026年8月時点で各機関の公式サイトを確認したものです。診療時間や連絡先は変更される場合がありますので、受診前に必ず各機関の公式サイトでご確認ください。

まず知っておきたい:オーストラリアの「GP制度」

オーストラリアでは、日本のように「耳が痛いから耳鼻科へ」「肌が荒れたから皮膚科へ」と専門科を直接受診することはできません。まず GP(General Practitioner=家庭医・総合診療医) を受診し、GPが必要と判断した場合にのみ、紹介状(Referral)をもらって専門医(Specialist)や病院へ進みます。

  • 最初の窓口はすべてGP。風邪、腹痛、皮膚、女性の健康相談、メンタルヘルス、けが、健康診断、予防接種まで幅広く対応します。
  • 専門医は紹介状がないと受診できません。紹介状なしで受診すると、保険が適用されないか、そもそも予約を取れません。
  • GPは基本的に予約制です。飛び込みで行っても待たされる、または当日診てもらえないことがあります。必ず事前に予約してください。
  • 命に関わる緊急時は例外です。GPを通さず、救急車(000)または病院の救急外来(Emergency Department)へ直行してください。

そのため以下のクリニック紹介では、日本の「標榜科」ではなく、そのクリニックのGPが実際に対応している内容として記載しています。

日本語で受診できるクリニック

さくらファミリークリニック(Sakura Family Clinic)


日本人医師が在籍し、受付を含めて日本語で完結できるGPクリニックです。ブリスベンCBDのAdelaide Street沿いにあり、市内の語学学校・大学からアクセスしやすい立地です。

さくらファミリークリニック

住所Level 11, 116 Adelaide St, Brisbane City QLD 4000
電話07 3003 0100
メールinfo@sakuraclinic.com.au
WEBサイトhttps://www.sakuraclinic.com.au/
SNSInstagramFacebookYouTube
診療時間月~金:8:00~17:00
土:9:00~13:00
日・祝日:休診
予約方法オンライン予約フォーム/電話/メール/LINE
※LINEのIDは公式サイト掲載のQRコードからご確認ください
医師・スタッフ吉田まゆみ医師(GP/総合診療専門医)
加藤正人医師(GP、小児、筋骨格系、男性医療、メンタルヘルス、皮膚、小手術)
デュワーディオン医師(院長/一般内科、外科、耳鼻、皮膚)
平野なみ(理学療法士)
対応内容一般診療(GP)、小児、皮膚のトラブル、女性の健康相談、メンタルヘルス、簡単な外科処置、健康診断、予防接種、専門医への紹介、オンライン診療、理学療法(フィジオ)
保険OSHC(留学生保険)、海外旅行保険に対応。キャッシュレス診療および保険請求手続きのサポートあり
さくらファミリークリニックが入っているビルの入口
クリニックが入っているビルの入口です



ポイント:受付スタッフも日本語対応のため、英語に不安がある方でも症状を正確に伝えられます。理学療法士も在籍しているので、スポーツでのけがや腰痛・肩の痛みなどのリハビリも同じ場所で受けられます。

さくらファミリークリニック 院内

さくらファミリークリニック 院内

スカイアーチ・メディカルクリニック(SkyArch Medical Clinic Brisbane)


日本とオーストラリアの両方の医師免許を持つ長島達雄医師が診療する、日本語対応のGPクリニックです。通訳を介さず、医師と直接日本語で話せます。

スカイアーチ・メディカルクリニック

住所Level 3, 102 Adelaide St, Brisbane City QLD 4000
電話日本語専用:0403 089 177
クリニック代表:07 3438 9835
メールreception@skyarchmedicalclinic.com.au
WEBサイトhttps://skyarchmedicalclinic.com.au/ja/
SNSInstagramFacebookYouTubeLINE
診療時間
(クリニック来院)
月~金:8:00~18:00
土・日・祝日:10:00~15:00
診療時間
(オンライン診療)
月~金:8:00~19:00
土・日・祝日:10:00~17:00
予約方法HotDoc(オンライン予約)/LINE/電話/メール
医師長島達雄医師(日本・オーストラリア両国の医師免許を保持)
対応内容一般診療(GP)、小児、皮膚(皮膚がん検診・ほくろ除去などの小手術を含む)、女性の健康相談(生理不順・更年期・子宮頸がん検診など)、男性の健康相談、性感染症、メンタルヘルス(うつ・不眠・不安・パニック)、アレルギー、生活習慣病の管理(糖尿病・高血圧・甲状腺など)、健康診断、予防接種、トラベルメディスン、スポーツ外傷
保険OSHC(留学生保険)、海外旅行保険に対応。キャッシュレス診療および返金手続きのサポートあり


ポイント:土曜・日曜・祝日も診療しているため、平日に学校を休みたくない方や、週末に体調を崩した方に心強い選択肢です。オンライン診療(電話・ビデオ)にも対応しています。

緊急時の連絡先

000(トリプルゼロ)救急車・警察・消防。命に関わる緊急時のみ。携帯電話からも無料でかけられます。オペレーターに「Ambulance(アンビュランス)」と伝えてください。
13 HEALTH
13 43 25 84
クイーンズランド州が運営する電話健康相談。24時間365日、看護師が症状を聞いて「病院へ行くべきか、GPで良いか、自宅で様子を見て良いか」を判断してくれます(子どもの健康相談は毎日6:30~23:00)。救急車を呼ぶか迷ったときは、まずここへ。
131 450
(TIS National)
政府の通訳サービス。日本語通訳を電話でつないでもらえます。英語での説明に不安があるときに利用できます。

注意:クイーンズランド州の救急車は有料です。搬送費用は高額になることがありますが、OSHC(留学生保険)や海外旅行保険では救急車の費用がカバーされるのが一般的です。加入している保険の補償範囲を事前に確認しておいてください。

ブリスベンの主な公立病院(救急外来)



夜間・休日で、GPが閉まっている時間帯の急病やけがは、公立病院の救急外来(Emergency Department)を受診します。いずれも24時間対応です。

病院名住所電話
Royal Brisbane and Women’s Hospital(RBWH)Cnr Butterfield St & Bowen Bridge Rd, Herston QLD 402907 3646 8111
Princess Alexandra Hospital(PAH)199 Ipswich Rd, Woolloongabba QLD 410207 3176 2111
Mater Hospital Brisbane(成人救急)Raymond Terrace, South Brisbane QLD 410107 3163 8111
Queensland Children’s Hospital(小児)501 Stanley St, South Brisbane QLD 410107 3068 1111

救急外来は重症度の高い患者から順に診察されるトリアージ方式です。軽症の場合は数時間待つことも珍しくありません。緊急性が高くない症状であれば、翌日にGPを予約するか、13 HEALTHに相談するほうが早く適切な処置を受けられます。

留学生の医療費と保険について



日本はオーストラリアと相互医療協定(Reciprocal Health Care Agreement)を結んでいません。協定国はイギリス、アイルランド、ニュージーランド、スウェーデン、オランダ、フィンランド、ノルウェー、ベルギー、スロベニア、マルタ、イタリアの11か国で、日本は含まれていません。

つまり日本人留学生はオーストラリアの公的医療保険(Medicare)を使えません。学生ビザで滞在する場合はOSHC(Overseas Student Health Cover)への加入がビザの条件となっており、実質的にこれが唯一の医療費の支えになります。

  • 受診前に保険証券番号(メンバーシップカード)を用意しておく。スマートフォンに保存しておくと安心です。
  • キャッシュレス対応のクリニックを選ぶと立て替えが不要です。上記2院はいずれも対応しています。
  • 領収書は必ず保管する。立て替え払いの場合、後日の請求に必要です。
  • OSHCの補償範囲には制限があります。歯科・眼科・処方薬の一部などは対象外、または一部負担となるのが一般的です。加入プランの内容を必ず確認してください。

OSHCの加入手続きや、保険の使い方でわからないことがあれば、オーストラリア留学センターのブリスベンオフィスにお気軽にご相談ください。
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I008)
留学カウンセラー歴22年。ブリスベン現地オフィスで、オーストラリア留学・進学の相談を担当しています。2002年にワーキングホリデーで渡豪し、現在は豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I008)として、高校生の大学進学、大学生の休学・認定留学、社会人のキャリアチェンジまで幅広くサポートしています。 これまで1500名以上の学生を見てきて強く感じているのは、留学は「入学できるか」だけで決めるものではないということです。英語力、成績、費用、ビザ、現地生活、そして卒業後の進路まで含めて、その人にとって本当に続けられる選択かどうかを見極めることを大切にしています。希望だけで話を進めるのではなく、必要な場合は厳しいこともお伝えしながら、現実的で納得できる留学プランを一緒に考えています。 ブリスベンで留学している学生、これからブリスベンでの進学を目指す方に向けて、制度の説明だけではなく、現地で日々留学生をサポートしているからこそ伝えられる判断材料をお届けしています。「相談してよかった」と思っていただけるよう、一人ひとりの状況に合わせて丁寧に向き合っています。 このカウンセラーに質問する

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