「将来、オーストラリアの大自然の中で野生動物や自然環境を守るための勉強がしたい!」
そんな夢を持つ高校生やお子様の夢を応援したい保護者の皆さまへ。
オーストラリア留学で環境学や野生動物保護を学べる大学はいくつかありますが「タスマニア大学(UTAS)」が世界中から注目されているかご存じですか?

タスマニア大学があるタスマニア島は、キャンパスのすぐ近くに世界遺産の温帯雨林や独自の生態系が広がる「島全体が天然のフィールドラボ(野外実験場)」です。
タスマニアデビルやカモノハシをはじめとする固有種に日常的に触れられる環境のもと、1年目の早い時期からスタートする豊富な野外実習、そして大学が持つ先進的な地理・空間科学研究の知見を結集し、「
座学にとどまらない本物の実地経験」を得られるのがタスマニア大学最大の強みです。
本記事では、タスマニア大学で自然環境保護を学べる 『Bachelor of Natural Environments and Conservation』 を分かりやすく解説します。
「具体的な入学条件や学費、卒業後のキャリアは?」といった疑問にお答えしながら、タスマニア大学だからこそ叶う留学の魅力に迫ります。
UTAS Bachelor of Natural Environments and Conservationとは?
タスマニア大学のBachelor of Natural Environments and Conservation(自然環境保護学士 / P3J)は、豊かな生態系と世界遺産に囲まれたタスマニア島で、生物多様性の保全と自然環境の管理を実践的に学ぶ学士コースです。 キャンパスでの座学だけでなく、1年目の早い段階から自然界に飛び出すフィールドワークを通じて、実際の環境保護・保全活動に直結する即戦力スキルを身につけることができます。
タスマニア州は州全体の約23%が世界遺産、42%が自然保護区に指定されており、島全体がまさに「生きた実験室」です。ホバートキャンパスから1時間以内の場所に、温帯雨林、湿地、沿岸部、ユーカリ林など多様な生態系が広がっています。
最大の特長は、初年度からの圧倒的なフィールドワーク量です。1年目の第3週目という早い時期から野外実習が始まり、ブルーニー島(Bruny Island)での8日間野外キャンプでは、GPSナビゲーション、微気候データの収集、土壌分析、動植物の生息調査などの実践技術を習得します。
さらに、環境影響評価(EIA)や保護区管理プランの策定など、実際に土地管理者や行政機関で活用されるレベルのプロジェクトをチームで制作する実習科目も組み込まれています。
卒業後、自然を守る仕事はこんなに広がっている

卒業後は、オーストラリア国内や日本をはじめ、世界各国の政府機関、国立公園局、NPO、環境コンサルティング会社など、幅広い分野でキャリアを開くことができます。
| 職種 | 主な業界・就職先 |
|---|
| 保護区・国立公園管理者 | 国立公園局・地方自治体・自然保護団体 |
| 環境科学者(Environmental Scientist) | 環境省・環境コンサルティング・研究機関 |
| 持続可能な都市計画者 | 都市計画事務所・自治体(ブッシュファイア・生物多様性対策) |
| 自然資源マネージャー | 水・土壌・森林管理機関・NPO |
| エコツアー指導員・環境解説員 | 観光業・環境教育施設・エコツアー会社 |
※卒業時に自動的に就職が決まるわけではないため、在学中からインターンシップやボランティア、GISデータ分析スキルなどを積極的に積み重ねることが重要です。
「自然が好き」を仕事にしたいあなたへ
このコースは、次のような志を持つ方に最適です
- 教室の中だけでなく、本物の大自然の中でフィールドワークを中心に学びたい人
- 野生動物の保護、国立公園の管理、環境政策づくりに興味がある人
- オーストラリアならではの豊かな環境で、将来グローバルに活躍できる専門スキルを身につけたい人
大自然の現場で学ぶ、3年間の実践カリキュラム

本コースは全300単位(単位ポイント)で構成されており、100単位の専攻(Major)、100単位の必修(Core)、100単位の選択(Elective)を組み合わせて学びます。
必修科目の例
環境保全の基盤となる知識やデータ解析技術、先住民族の知恵を学ぶ科目が配置されています。
| 科目コード | 科目名 | 内容概要 |
|---|
| HOS113 | Introducing Indigenous Lifeworlds | 先住民族の視点や知識から環境・社会を理解する |
| KGG102 | Introduction to Spatial Information | 保全活動に不可欠な空間情報・GISの基礎 |
| KGA213 | Natural Environment Field Techniques | タスマニアの現場で行う集中フィールド実習 |
| KGA331 | Fire, Weeds and Ferals: Conserving Nature in Protected Areas | 山火事対策・外来種管理・保護区保全計画の策定 |
| KGA318 | Researching Geographies of Island Places | 島嶼地域の環境と地域社会に関する現地調査手法 |
自然環境管理専攻(Major: Natural Environment Management)科目の例
人間と自然の関係性、地球規模の環境変化から保護区管理までを体系的に学びます。
| 科目コード | 科目名 | 内容概要 |
| KGA171 | Global Geographies of Change | 気候変動やサステナビリティの基礎 |
| KGA172 | Nature, People, Place | 自然の価値と人間社会の依存関係 |
| KGA204 | Earth, Climate and Life | 地球環境と生態系の相互作用 |
| KGA223 | Environmental Management | 持続可能な資源利用と環境管理 |
| KGA381 | Environmental Impact Assessment | 実際のケーススタディを用いた環境影響評価 |
自分に合った進学ルートを見つけよう

タスマニア大学の特徴的なコースの一つ「Bachelor of Natural Environments and Conservation」は3年間のコースですが、もう一つ 修士号で
Master of Protected Area Conservation(2年)を組み合わせた 4年間(通常は5年間)のコースがあります。
Bachelor of Natural Environments and Conservation (3年間)
- 対象: 高校卒業生(または同等)
- 英語条件: IELTS 6.0以上(各セクション5.5以上)/ PTE 50以上(各42以上)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 大学名 | University of Tasmania(タスマニア大学) |
| コース名 | Bachelor of Natural Environments and Conservation |
| コースコード / CRICOS | P3J / CRICOS: 113032H |
| 修了期間 | 3年(フルタイム) ※ダブルディグリー選択時は4年 |
| キャンパス | Hobart(ホバート) |
| 学費(目安) | 年間目安 AUD $43,450(2027年国際学生概算・総額約 AUD $136,976) |
| 入学時期 | Semester 1(2月) / Semester 2(7月) |
| 英語基準 | 単体: IELTS 6.0(各5.5+) / ダブルディグリー: IELTS 6.5(各6.0+) |
Bachelor of Natural Environments and Conservation + Master of Protected Area Conservation(計4年)
わずか4年間で学士+修士を取得できる、注目の「垂直型ダブルディグリー」プログラム。さらに本修士課程では、80時間の現場実習を追加可能です。在学中から実践的なスキルを確実に身につけ、将来のキャリアに向けて一歩リードできます。
- 特長: 学士3年+修士2年の計5年かかるプロセスを、わずか4年間で一貫して修了できます。
- 進級条件: 学士課程の最初の200単位(約2年分)でGPA 5.0以上(Credit平均以上)を維持することで修士課程に移行できます。
- 英語条件: IELTS 6.5以上(各セクション6.0以上)
タスマニア大学の奨学金制度とその圧倒的なメリット
タスマニア大学は、留学生の誘致と支援に大変力を入れており、代表的な制度として「Tasmanian International Merit Scholarship(TIMS)」などを提供しています。
授業料の「20%」が自動的に免除
成績条件(高校の評定平均など)を満たしている場合、コース全期間(3年間)の授業料が20%割引されます。
さらに過去の学業成績が優秀な学生には 30%オフのチャンスもあります。詳しく費用計算シミュレーションをご希望の方はぜひご連絡ください。
「別枠での奨学金申請」が不要
出願とは別にエッセイや面接などの奨学金申請が必要な大学もありますが、UTASでは大学のコース出願時に自動的に奨学金の選考が行われます。
追加の提出書類を作成する手間がかかりません。
生活費や現地活動への資金的余裕ができる
学費が大幅に軽減される分、現地での生活費や、現場での実務経験を積むための野外活動・ボランティア参加、各種資格取得(野外救急資格や特殊免許など)への投資に資金を回すことができます。
卒業後のキャリア形成について(必ず知っておきたいこと)
オーストラリアにおいて、自然保全やレンジャーに関連する職種は現地でも非常に人気が高く、
「学位を取得すれば必ず就職できる」という種類の分野ではありません。
卒業後に現地やグローバルな現場で活躍するためには、在学中から以下のような取り組みを重ね、自身の強み(実績・人脈・実務経験)を構築していくことが不可欠です。
- 在学中の積極的なボランティア参加(地元保全団体や公園局の活動など)
- 野外救急資格(Wilderness First Aid)や各種実務ライセンスの取得
- 卒業生ビザ(Post-Study Work Visa)を活用した現地での実務経験の獲得
- 学士+修士(4年)学位も検討
タスマニア大学の強みは、こうしたキャリア構築の土台となるボランティアや実地経験の機会が身近に豊富に存在する点にあります。
本気で環境・動物保全の道を目指したい方にとって、
最高の成長環境と言えるでしょう。
先輩たちも気になった、よくあるギモンにお答えします
| (Q)英語スコアが少し足りない場合は出願できませんか? |
大学付属の英語コースを経由して本科へ進学するルートが用意されています。 |
| (Q)現地での野外実習にはどのようなものがありますか? |
1年目のブルーニー島での8日間キャンプのほか、山火事・外来種管理実習(KGA331)や島嶼地理学調査(KGA318)など、現地に滞在して行う集中フィールド実習が多数用意されています。 |
| (Q)4年制ダブルディグリーでGPA基準(5.0以上)に届かなかった場合はどうなりますか? |
退学になるわけではなく、通常の3年制学士コースとして留まり、学士号を取得して卒業することができます。 |
留学カウンセラーの齋藤からアドバイス

自然環境や野生動物の保護は、単に「自然が好き」という気持ちだけでなく、現場での正しい調査技術やデータ解析、そして政策や地域社会とつなぐ知識があって初めて成立します。
タスマニア大学の自然環境・保全学士コースは、世界遺産や保護区が目と鼻の先にある最高の環境で、それらのスキルを身につけられる唯一無二のプログラムです。
「大自然の中で学びたい」「将来、地球環境を守るプロになりたい」という方は、ぜひ挑戦を検討してみてください!
タスマニア大学のお問い合わせはオーストラリア留学センターへ
タスマニア大学の正規契約のオーストラリア留学センター では常に大学側と連絡を密にしており、大学からの公式情報をもとに皆様へ正確な情報をお届けしておりますので、お気軽にご相談ください!
オーストラリア留学センターは、「卒業までみまもるエージェント」として、学校選定のご相談から出願手続き・現地到着後の相談までをすべて無料で行っております。オーストラリア 6都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレード、ゴールドコースト)にオフィスを構えているため、大学と連携したサポートが可能です。