【体験談】未経験からパースのTAFEでITを学ぶ!社会人留学・アルバイト・現地生活のリアル

Nonokaさん | パース | TAFE WA - North Metropolitan TAFE | Information Technology - Programming | 2年8か月
オーストラリアへの留学を考える際、「大学とTAFE(州立職業訓練専門学校)のどちらが自分に合っているのか」「未経験からIT分野に挑戦できるのか」「学費や現地での生活費はやりくりできるのか」といった疑問や不安をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

今回は、日本で社会人経験を経て、未経験からTAFEのITコースに挑戦されているNonokaさんのリアルな体験談をお届けします。

なぜ「パースのTAFE × ITコース」を選んだの?

自己資金で進学できる「費用面」の大きなメリット

TAFEを選んだ最大の理由は、自分で日本で働いて貯めた資金で学費を支払う必要があったからです。オーストラリアの大学や大学院の学費と比較すると、TAFEは約半額程度に抑えられるため、親からのサポートなしでも工面できる金額だと判断しました。

さらに、シドニーなどの大都市に比べて家賃や生活費を抑えられる点から都市を絞り込み、最終的にパースを選択しました。

日本での職歴とIT留学を目指したきっかけは?

元々は日本でテレフォンオペレーターとして勤務していました。業務中に使用しているアプリケーションでエラーが発生したり、オペレーションが進まなくなったりした際、社内のIT担当者がオフィスに来てエラーをFix(修正)してくれる姿を間近で見ていました。この経験から、「業務のオペレーションを回すためには必ずIT関係が関わってくる」と強く実感し、自分自身も一生モノのスキルとして何か手に入れたいと考えたことがIT分野へ挑戦するきっかけとなりました。


未経験からの挑戦!Certificate IIIレベルからステップアップしたリアルな学習体験

基礎コース「Certificate III」からのスタートが大正解!

留学前に不安だったことは、このコースが始まった時にどれくらいのレベル感なのかが分からなかったので、自分が元々本当にITの知識がゼロだったこともあり、ついていけるかどうかという不安がが一番大きかったです。

まず基礎となるCertificate III in Web Developmentを修了し、現在はCertificate IV in Programmingの後期で本格的なプログラミングを学んでいますが、 IT知識がゼロだった私にとって、基礎から始めたことは100%大正解でした。

Certificate IIIは初心者でも基礎からしっかり理解できる内容ですが、Certificate IVに進むと難易度や課題のレベル感が一気に上がり、クラスメイトにも経験者が増えてきます。そのため、未経験の方はCertificate IIIレベルから段階的に学ぶアプローチが良いと思います。

Certificate IV(プログラミングコース)での学びと現在のリアル

現在はTAFEのCertificate IV(プログラミング)コースで後期に入っています。前のCertificate IIIは「Web Development」でウェブサイト系の言語が中心でしたが、今のCert 4はプログラミングのコースなので、フロントエンドとバックエンドの両方を学ぶフルスタックデベロッパーを目指すような内容になっています。

具体的には、ウェブサイト系のHTMLやCSSに加えて、今学期からはJavaScriptの学習もスタートしました。さらに、バックエンド系としてC#やPythonなども同時に学んでいます。

また、単に知識をインプットするだけでなく、実際に自分でアプリケーションを制作してみたり、オープンソースを活用して学校外の人とコラボレーションしながら進めるプロジェクトにも取り組み始めている段階です。

実践的で楽しい!TAFEならではのプロジェクト型授業

TAFEは州立の専門学校であり、机上の勉強だけでなく実践的なスキルを身につけるアクティビティやプロジェクトが豊富です。

Certificate III(Web Development)

先生が企業のクライアント役となり、希望するウェブサイトのデザインや仕様をインタビューで聞き取って実際のサイトを構築する、実務さながらのプロジェクトを体験しました。

Certificate IV(Programming)

C#、Python、JavaScript、HTML/CSSなどを学びながら、APIを活用した「Travel Bestie(旅行用アプリ)」の開発に取り組んでいます。旅行の持ち物リストや目的地の天気情報を友達同士で共有できるアプリで、学んだ知識を形にするやりがいを実感されています。


授業についていくための工夫とAI活用術

IT未経験からのスタートには不安もありましたが、授業で分からない専門用語が出た際はGoogleで調べたり、W3Cなどの学習サイトや日本人向けのYouTube動画で知識を照らし合わせたりして復習を行っています。

また、TAFEではコードの丸写しは厳禁ですが、ChatGPTなどのAIを使って「なぜこのコードになるのか」を質問したり、練習用のアクティビティを提案してもらったりと、理解を深めるための補正ツールとして賢く活用されています。

授業で分からないことがあったときの解決法は?

勉強で分からないことが出てきたときは、まず先生に直接質問するようにしています。
それと合わせて、個人的にすごく愛用しているのが**「W3C」というWebサイト**です。サイト内にはC#やPythonの変数についての説明などが網羅されているんですよね。「この機能を使いたいけれど、どうやって書けばいいんだろう?」と疑問に思ったときは、すぐにそのサイトで調べ、理解した内容を自分のコードに落とし込むようにしています。

クラスの日本人数は?

クラスには一人もいません。Certificate IIIの時もいませんでした。

パースでのリアルな学生生活はどんな感じ?

ローカルバイトで勉強の合間にアルバイト

現在はファッション店の販売員として週3日アルバイトをしています。求人サイト(Seek)から応募し、時給約3,300円で働いています。土日シフトではさらに時給が上がります。

テスト期間や課題の提出時期が近づくと学業優先でシフトを一切入れない週を作る一方、スクールホリデー(学校の長期休み)の期間は働けるだけ働いて稼ぐスタイルをとっています。

その前はカフェで働いていましたが、そこは自分で英文履歴書(レジュメ)を直接配りに行き、仕事を獲得しました。

フラットメイトで見つけたシェアハウス

住まいはパースから公共交通機関で約15分のエリアのシェアハウスで、ブラジル人とタイ人のカップルと同居されています。お部屋探しサイト「Flatmates」を活用してインスペクション(内見)を行い決定しました。家賃は週270ドルで、こちらもアルバイトの収入から工面されています。

留学生活で大変なことは?自分の悩みを共有できる友達は大事

それこそ私がCertificate IIIをやってた時に、一番仲良くなった留学生の友達がいたのですが、私が一時帰国で日本に帰っていた時に、友人が母国に帰国することになり、急に親友がいなくなったのは大変だなと感じました。

やっぱり勉強のストレスや悩みがあった時に、共有できる相手がいるというその安心感は全然違うと思います。


日本での渡航前準備(英語学習とエージェント選び)

留学情報はどうやって調べましたか

Googleなどで調べて、オーストラリア留学センターのサイトを見た時に、学校の種類みたいな一覧で「大学院」「大学」「TAFE」っていう風に記載されていて、「TAFEって何だろう?」と思ったのが始まりです。「プライベートの学校じゃなくて州立の学校だからこそサポートがしっかりしてるんだな」という風にどんどん深掘りして知っていった感じです。

IELTS(英語試験)対策

休日にはカフェに行って一日中IELTSの勉強に取り組みました。また、週に2回は夜時11頃までIELTSスクールに通い、帰宅してから再び仕事をするという過酷な生活を2ヶ月間続けましたが、無事に6.0が取れました。

留学エージェント(オーストラリア留学センター)を選んだ理由

エージェントを選ぶ基準として、「直接話した際の印象や話しやすさ」と「自身の希望に合わせて適切にプランを提案してくれるか」を重視していました。

オーストラリア留学センターは一番話しやすく、希望に応じた留学プランの提示や、「この時期までに英語力を上げましょう」という明確な目標設定とサポートを提供してくれたため利用を決定しました。

これからTAFE IT留学を目指す方へのアドバイス

パソコンは「Windows」が断然おすすめ!

TAFEのITコースではWindows環境をベースに授業が進められ、C#開発で使う Visual Studio などのツールがWindows向けに最適化されているため、MacBookよりもWindowsのPCを準備することをお勧めします。

入学前に少しでもプログラミング言語に触れておく

完璧に理解する必要はありませんが、渡航前にHTML、CSS、C#、Pythonなどの基礎言語に少し触れておくだけで、授業開始時の理解度や安心感が大きく変わります。

スタッフからのコメント

IT留学をしたいけれど、

「IT経験ゼロで海外の学校なんて、本当に授業についていけるの?」

と誰もが不安に思うと思いますし、実際、簡単ではありません。

いつもオフィスや学校でお会いする時に柔らかい笑顔でお話ししてくれるNonokaさんですが、毎日の勉強は決してラクではなく、特にCertificate IVは必死についていっているとおっしゃっていました。

その努力がきっと卒業後に花開き、英語力とITのスキルを得る留学を経て、どのようなキャリアを築いていくのか、私も楽しみにしています。
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I005)
留学カウンセラー歴25年。パースにいるからこそ、お伝えできることがあります。学校情報は、インターネットやAIでも調べられる時代です。でも、「自分にはどんな留学が合っているのか」「卒業後につながる留学にするにはどうしたらいいのか」といった答えは、一人ひとり違います。私はパースで生活を続けながら、学校の様子や生活環境、学生さんたちのリアルな声に日々触れ、リアルな現地情報をお伝えしています。私が大切にしているのは、「留学すること」ではなく、「留学して良かった」と思える選択を一緒に考えること。どの大学や学校が自分の将来のプランに合っているのか、パース留学がどんなものになるのか。現地にいるからこその視点で、不安や疑問にお答えしています。パース留学を考えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。 このカウンセラーに質問する

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