中学生の頃から洋楽や洋画が大好きで、英語や海外での生活に強く憧れていました。そんな中、中学時代に語学研修の一環で約2週間、ケアンズ近郊の田舎町にホームステイする機会がありました。そこで広大な自然や温かく迎えてくれた現地の人々に触れ、一気にオーストラリアが大好きになりました。
しかし、当時の私は英語がほとんど話せず、思うようにコミュニケーションが取れないことがとても悔しかったです。
そこでの経験をきっかけに、「もっと英語を勉強して、いつかオーストラリアに住んでみたい」と思うようになりました。
とはいえ、決して英語が得意だったわけではなく、中学・高校を通して英語の成績はずっと赤点続きでした。私がオーストラリアの大学に進学したいと先生に伝えた時は、学校中の先生が緊急ミーティングを開いたくらいです(笑)
それでもどうしてもこの夢を諦められなくて、「自分がどこまでできるのか挑戦してみたい」と思うようになりました。学校中の先生たちから「やめといたほうがいい」と全力で止められましたが、思い切って留学を決めました。
グリフィス大学を選んだ理由は、ホスピタリティ分野で有名な大学で学びたかったからです。グリフィス大学はホスピタリティの教育で評価が高く、実践的な学びができる環境が整っています。また、インターナショナルの学生へのサポートが手厚いことも決め手の一つでした。留学生向けの支援制度や相談窓口が充実しているため、安心して学べる環境が整っています。
ゴールドコーストを選んだ理由は、寒い場所が苦手なので、年間を通して温暖な気候のゴールドコーストは魅力的でした。冬でも過ごしやすく、快適に生活できると思いました。
また、海が好きなので、美しいビーチが広がるゴールドコーストは理想的な場所でした。勉強の合間に気軽にビーチに寄れて、リフレッシュできる環境があるのも大きな魅力です。
治安の良さも重要なポイントでした。ゴールドコーストは比較的安全で、留学生が安心して暮らせる環境が整っています。
ゴールドコーストは大きな都市ではありませんが、ブリスベンにも電車一本で行けるので、意外と便利な街です!
IELTSを受けると決めてからは、地元の英会話教室に通い、ネイティブの先生とスピーキング対策をしました。田舎出身の私は、海外の方と接する機会がほぼなかったので、実際にネイティブの先生と会話をすることで、自然な表現や発音に慣れることができました。また、エッセイを毎日書いて添削してもらい、ライティングの構成や文法のミスを改善する練習もしました。
さらに、リスニングとリーディングに関しては、テキストブックを購入し、問題をひたすら解きました。特にリスニングは繰り返し聞いて、聞き取れなかった部分をチェックしながらたくさん練習しました。
また、学校のALTの先生にも放課後、たくさんスピーキングやライティング練習に付き合ってもらいました。
個人的には、特に大きな違いは感じませんでしたが、DiplomaはBachelorに比べて少人数のクラスが多かったので、先生に質問もしやすく、友達も作りやすかったです。
Diplomaでは基礎的なことを学び、Bachelorではその基礎を実際に仕事で使えるような内容を学びました。仕事に役立つスキルや、専門的な知識を学ぶことが増えました。授業の進め方や先生の教え方に大きな違いはありませんでしたが、Bachelorではより実践的な内容が多かったです。
Griffith大学のホテルマネージメント科はDiplomaもBachelorもどちらも、アジア人の生徒が多かったです。アジア人ばっかりと言っても、基本的にはみんな英語で話すので、問題なく英語も上達したと思います。
また、日本よりはラフな感じで、堅苦しい授業ではなく、楽しくみんなでたまには雑談も挟みながらの授業が多かったです。発言する機会も多く、基本的にどのクラスも先生はどんなに小さいことでも質問に答えてくれ、優しく親身になってアドバイスをくれました。また、生徒たちもみんなで協力し合って学んでいました。
Hotel Service Operations Mgtというクラスが一番印象に残っています。
このクラスでは、シミュレーションツールを使って、1学期間、グループで架空のホテルを経営し、他のチームと競い合いました。
毎日欠かさずに戦略を練るのが重要で、学生生活3年間で一番大変なクラスだったと思います。
自分達で、ホテルの名前、コンセプト、部屋やレストランのメニューの価格設定など考えて、時には改装もしたりしながら利益を伸ばす戦略を考えたりしました。
「改装のしすぎで今月の売り上げやばいな…」「スタッフのトレーニングを怠ってしまったから離職率が上がったな…」など分析して、次の月からどう挽回するかを考えるのが面白かったです。最終的なホテルの成績が課題として評価されるため、他の授業と比べて大変でしたが、リアルな経営の難しさを体験でしたし、毎週の結果発表がドキドキで本当にホテルを経営してる気分で、楽しかったです。
またCulinary Toursimというクラスも印象に強く残っています。
このクラスはワインについて学ぶクラスで、毎日先生がワインとワインにあう食べ物をクラスに持ってきてくれて、毎週のように教室でワインテイストをしました。どのワインがどの食べ物と合うか飲み比べたり、実際にブリスベンのワイナリーに見学にも行きました。
ワイナリー見学では、動画をたくさん撮って、課題では、それらの動画を編集してYouTuberのVLOGようにワイナリーのプロモーション動画を作りました。
私自身このクラスを受けるまでワインの味があまり好きでなくほとんど飲んだことはなかったのですが、このクラスを通して、飲みやすいワインや食べ合わせを発見できてとても楽しいクラスでした。
観光学の学部ではグループワークが多いですが、もちろん、いろんな人がいるので、時には全く貢献しない、何もしないで人任せにするような学生もいます。授業を進める中で自分と同じくらいのハイスコアを狙っている学生を見つけて、一緒にグループワークをすることが大切だと思いました。こちらも授業で積極的に発言したり、自分はちゃんと勉強をしに大学に来ていて、グループワークにも貢献できるという姿勢を周りに見せることも大事だと思います。
また、グループワークで自分に与えられたタスクは、自分のためにもグループメンバーのためにも、できるだけ早めに終わらせるように心がけ、余裕を持ってみんなで最終確認できるようにしました。
大学ではAcademic Writingのスキルが求められますが、私はまずGELIカレッジに入学前の1ヶ月間通い、その時に授業で基本的なことを学びました。その後、カレッジに入ってすぐにAcademic Writingスキルについてのクラスがあり、そこでさらに詳しく学びました。
また、大学のウェブページにはエッセイの書き方や、リファレンスの探し方、書き方などをいつでもチェックできるサポートページがあり、非常に便利でした。もちろん自分でも勉強はしましたが、このようなサポートが充実していたので、特に困ることはありませんでした。
Academic Writingについては練習あるのみ!なので、基本的なことでも、大学に入ってからわからないことや不安な点があれば、いつでも迷わず先生に質問することが大切です。私もたまに「参考文献の書き方ってこうだっけ?」と不安になることがありましたが、その都度先生に確認していました。私が質問した際に、先生がよく「馬鹿な質問なんてないからなんでも聞いてね」と言ってくれていました。どんなに小さなことでも、質問すればきちんと答えてくれます!
大学生活において、やはり英語が難しく授業についていけないことがたまにありました。ただGriffith大学では今までの授業内容とこれからの授業のスライドが全部いつでも確認できるので、授業の前日に次回の授業の内容を軽く予習し、復習をするように心がけました。これにより、授業に臨む際に少しでも理解を深め、スムーズに授業についていけるようにしました。また、授業の前後はもちろん、休みの日も学校の図書館に行って課題に取り組みました。
普段は課題に追われてバタバタしていたので、休みの日は友達とビーチに遊びに行ったりサーファーズパラダイスやバーリーヘッズでランチをしたりゆったりと過ごすことが多かったです。オーストラリアには公園やビーチに無料のバーベキュー設備が設置されているので、夜は公園に行って友達とバーベキューをしたりすることもありました。
また、私は徳島出身で阿波踊りをずっと踊っていたので、ゴールドコーストとブリスベンを主に活動している阿波踊りのチームに所属して、週末はイベントやお祭りに参加して日本文化をオーストラリアに広める活動をして過ごしています。
最初オーストラリアに来たときは、家族や頼れる大人の人達がいなくて寂しかったですが、今は阿波踊りグループのメンバーのお姉さん達が卒業後の進路やビザの相談に乗ってくれたりアドバイスをくれたりしてとても助かっています!
長期の休みの日には、友達とメルボルンやケアンズ、バリ島などに旅行にも行きました。同じオーストラリアの都市でもゴールドコーストと雰囲気が違っていてとても楽しかったです。
私は元々英語が苦手で、高校の英語のテストの成績はいつも赤点でした。学校の先生達からも全力で留学を止められましたが、それでもオーストラリアに来て、本当によかったと心から思っています。、皆さんの中にも苦手意識があるという方もいるかもしれませんが、夢を諦めないでチャレンジしてほしいです。
とはいえ、「勉強しなくていい」というわけじゃありません!私自身オーストラリアに来た当時はとっても苦労しました。今でもまだまだ勉強中で、完璧に英語が話せるわけじゃありません。
できる範囲でしっかり準備して、しっかり勉強しておくことは大事です!
うまくいかないこともたくさんあるけど、それも全部ふくめて留学の経験だと思います。
それ以上に楽しいこともいっぱいあるので、ぜひ留学にチャレンジしてほしいです!
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