【体験談】国際線フライトアテンダントを目指す!〜オーストラリアで学ぶアビエーションコース〜

板倉 麻咲子さん | メルボルン | William Angliss Institute | Aviation - Cabin Crew
日本で高校を卒業して、2022年7月にメルボルンに渡航された板倉さんは、20週間のインパクト・イングリッシュ・カレッジでの就学を終えて、2023年2月からウィリアム・アングリスのキャビンクルーコース/Certificate III in Aviation (Cabin Crew)を開始しました。

6月にコースを終えられた板倉さんに、留学やコースについて、詳しくお聞きしました!

今後の目標は国際線のフライトアテンダントになること!

将来の目標とこのコースを選んだ理由は?

私の今後の目標は国際線のフライトアテンダントになることです。その目標の為に今回Aviationのコースを取りました。

昔から旅行が好きで、小さい頃からよく親に旅行に連れて行ってもらっていたのですが、飛行機に乗るのがすごく好きでした。なので、漠然と将来は旅行関連のことをしたいなと思っていました。

お父さんとお母さんも飛行機に乗るのを含めてすごく旅行好きなんです。フライトアテンダントになると自分の親を割引を使って安く乗せることができるっていうのをどこかで見て、親への親孝行じゃないけど、そういう形になるのかなと思って目指し始めました。

メルボルンを選んだ理由はこのコースがあるからですか?

アビエーション(航空)関連の記事を検索したり、オーストラリア留学センターに紹介してもらって、ウィリアム・アングリス・TAFEで開講していることを知り、迷わず決めました。都市の事は全然調べず渡航しましたが、ウィリアム・アングリスを選んで、メルボルンに住んでよかったと思っています。とても暮らしやすかったです。

英語学校、インパクト・イングリッシュで20週間就学

インパクトではどんなコースで勉強しましたか?

20週間受講しましたが、最初の10週間が一般英語コースで、残りの10週間で、IELTS / EAPコースを受講しました。

*インパクト・イングリッシュより写真提供

インパクトは先生との距離が近く、友達も作りやすいです。IELTS / EAPコースは、ほとんど毎日テストでしたが、ひたすら色々な問題を解いていく試験対策コースでした。ウィリアム・アングリスに進学をする英語力を満たす為にこのコースの修了が必要だったので、受講しました。

英語を楽しむという意味では一般英語コースが楽しいと思います。一般英語の授業は、グループに分かれてディスカッションや会話をしたり、ゲームをしたりと、話すことにフォーカスしているクラスです。逆にIELTS / EAPコースはスピーキングは少な目で、リーディングが多いかもしれません。

IELTSテストへの対策学習と並行してアカデミック英語を学びますので、ライティングなどはアカデミックで使える言い回しなどを教えてくれます。アサインメントの書き方を1から教えてくれるので、ウィリアム・アングリスに行ってからのアサインメント作成の時にそのスキルは役に立ちます。

インパクトでは友達がたくさん出来ました。クラスメイトだけでなく、友達から友達を紹介してもらうようなことも多かったです。

*インパクト・イングリッシュより写真提供

Meetupというイベントを探すアプリでテニスイベントを探して行ったり、そこから友達の輪が広がったりと、人との繋がりからどんどん交流関係が広がりました。

今は日本に帰国しましたが、帰国後もインパクトの友達と会っていて、交流は続いています。韓国にこの前遊びに行ったときには、インパクトの卒業生の韓国人のお友達がずっと案内してくれました。

アビエーションコースはとにかく実践的内容が多い!

アビエーションコースではどういうことを勉強しましたか?

学校内には飛行機の座席や通路の部分があり、椅子が並んでいます。その部分を実際に利用しての授業が多いので、机に座ってみんなで学ぶというよりも、実践的な授業が多いです。

例えば、カートを動かしながら食事提供の練習をしたり、飛行機の中にいること想定して動いたり、お客さんの対応をしたりします。緊急時のドアの開け方、お客様の案内の仕方、妊婦の方や障がいのあるお客さま、病気の方への対応とか、機内アナウンス、食事の説明とか、毎日学ぶことがいっぱいあって、いつも体を動かしているので退屈しないです。

英語での機内アナウンスも実際にやります。色々なタイプのアナウンスがあって、「Welcome!」みたいな、はじめましてのアナウンスだったり、今から食事のサービスが始まる案内や、緊急時、乱気流のためのアナウンスだったり、合計で10種類ぐらいは学びました。

コースの中で今まで一番印象に残っている学科や実習を教えてください。

一番印象に残っているのは、色々なシチュエーションを想定して、様々なタイプのお客様にどう対処するかをみんなでロールプレイした時です。

その中でも一番印象に残ったものがクレームの対応です。機内でスマホの電源を切ってほしい時にどういう言い回しでお客様に伝えるかを授業内でクラスメイトと先生が輪になってロールプレイしました。

例えば、英語の分からない日本人にどう伝えるか、家族が亡くなっている状態で飛行機に乗っている人にどう接するか、などなど。シナリオを作るお客様側のグループと注意するキャビンクルー側に分かれて、みんなで実践しながら、どれが有効な方法なのかを議論しました。

シリアスな雰囲気ではなく、先生も含めてみんな明るくそれぞれ発言したり、演じたりするので、楽しみながら学んだことは、すごく印象に残っています。

22人ほどのクラスメイトの中で留学生は2人のみ

クラスメイトや先生について教えてください。

私の時は2クラスあったので、合計40人程ですが、私のクラスメートは22人ぐらいでした。

その中で留学生は私のクラスでは私ともう一人の日本人の女の子の二人だけだったので、ローカルの生徒に囲まれた環境で勉強していました。先生もクラスメイトもすごく優しくて、日々色々助けてもらいました。先生ともとても近い距離で勉強できます。

授業内でほとんど終えることが出来る課題なので、アルバイトも出来ました!

授業は週何日くらいでどのくらいの課題がありましたか?

授業は週4回。基本9時から4時でしたが、早く終わることもありました。プレゼンテーションという程でもないですが、ある課題を出されて、自分で考えてみんなの前で一人で発表するものは多かったのですが、それらはほとんどが授業内で出来るので、家での課題や宿題があるということはほとんどありませんでした。週1回知識を確認するようなミニテストはありますが、レポートという程時間を費やすものではありませんでした。

ですので、このコース受講中も空き時間はレストランで働いてました。アルバイト探しですが、留学中2つアルバイトを経験しましたが、アビエーションコースがちょうど始まった2月辺りに2つ目のアルバイトを探した時は、最初の時より見つかりづらかったです。

30箇所応募して1−2通の返答という感じでしたが、Indeedや、日豪プレス、Dengonnetなど利用して、最終的には見つかりました!

コースの終わりには、ニュージーランドへ研修旅行へ!


研修旅行ではどのような事をするのですか?

ファイナルアセスメント(最終査定テスト)の為の研修旅行です。オークランドにCAになりたい人の為に作られた施設があり、そこに飛行機の機体があります。
そこで今まで習った事の最終テストとして、アナウンスや、実際のカスタマーサポートのシチュエーションテスト(個人客やグループ客に対しての接し方)、ドアの開け方のチェックなど、が行なわれます。

*ウィリアム・アングリスより写真提供

アセスメントは個人個人で査定されますが、誰かのアセスメントのためにお客様側を演じることもします。

また同じ場所で、緊急避難訓練や火災時の対応のテストもしました。酸素マスクの付け方やアナウンスの仕方などです。

5日間の滞在ですが、私のこの施設の滞在日数は2日だけでした。なので、アセスメント以外の時間は自由時間となるので、ゆっくりできます。市内をブラブラしたり、夜はクラスメイトとナイトマーケットに行ったりもしました。

※2024年2月現在、ニュージーランドへ研修旅行は、国内の研修旅行に切り替えれています。

留学中もいつも笑顔で乗り切りました!

留学中に苦労したことは?

性格的にあまり何に対しても大変だと思わないので、ホームシックもなかったし、すぐに馴染めるタイプです。

ウィリアム・アングリスでは、ローカルのクラスメイトがほとんどで会話はいつも英語なので、大変だなーと思うことは少しはありましたが、基本はいつも笑顔で乗り切りました。

ただ、実際の生活の中でWIFIや携帯、光熱費などを契約しないといけないことがあり、こういったことは今まで一度もやったことがなかったので、ちょっと苦労しました。

オーストラリアでは、こういった契約の際にスタッフが親切に教えてくれることが少ないです。色々なところに電話したりしましたが、あまり解決出来ず、最終的には英語がネイティブのクラスメイトが代わりに電話してくれて、助けてくれました。

逆に楽しかったことは?

インパクトで出来た友達と出かけたり、夜ご飯を一緒に食べた事などが思い出に残っています。メルボルンでは色々な国の料理の選択があります。

韓国やタイの友達と一緒にその国のレストランに行き、美味しいメニューや食べ方を教えてもらったりしました。日本では食べたことなかった料理を知って、食の好みが広がりました!

国際線のフライトアテンダントを目指して次のステージへ

ウィリアム・アングリスは実践型の授業を提供しているので、フライトアテンダントという職業が具体的にイメージできましたし、自分が将来やりたいことを再認識し、フライトアテンダントになる!という意志が固まりました。

コース後は、希望する国際線の応募年齢になるまで英語力をもっと身につけるために語学留学し、来年のフライトアテンダントの就職活動に備える予定です。

ウィリアム・アングリスで実践的な内容を毎日体で覚えながら学べたことは自信に繋がりました!
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I138)
メルボルンは、市内に行くとおしゃれなカフェやレストランがたくさんあり、少し車で走ると自然が広がるオーストラリアのいいところを凝縮した街です。様々な国籍の方と一緒に学んだり、働いたりできる機会がたくさんありますので、是非一度いらっしゃってください! このカウンセラーに質問する

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