オーストラリアの大学でIT を学ぼう!と思ったきっかけ
京都生まれ京都育ち京都大好きの塩田祐亮と申します。
日本では 12年ほどサッカーをした後、京都の同志社大学で2年間、法律の勉強をしていました。
大学2年を終えて休学して、オーストラリアへの留学をしました。その時は、語学学校で英語とTAFE NSW でビジネスを勉強しました。
大学休学期間のみ1年の留学予定でしたが、その留学時で体験した「
オーストラリアでの生活環境(生きやすさ)に惹かれて」、将来オーストラリアで生活できたらと思い始めました。
オーストラリアの好きなところは「異文化」であることや「LGBTQ」などへの理解も深く「男女平等」で「自由な雰囲気」があるところです。
そこから、どうしても本格的な留学を叶えるべく、両親に猛プレゼンでした。 同志社大学の退学とオーストラリアの大学への進学を決意して、なんとか両親に応援してもらえることなったことは本当に感謝しています。
そしてオーストラリアの大学は、将来的に永住権を狙えるかもしれない都市と職業をいろいろ調べました。そして、テクノロジーやコンピュータにも強く興味があったので、もっとも近い分野で、IT 技術職の可能性があったこと、そしてIT分野に強い大学を探した上で、都市はアデレード、大学は、南オーストラリア大学(UniSA)のBachelor of Information Technology を進学先に決定しました。
南オーストラリア大学(UniSA)への進学に際して、まずは付属カレッジのSAIBTのDiploma of IT へ進学し、大学の2年次への進学を目指しています。今は、SAIBT 1年生の2学期目です。
SAIBT のDiploma of IT の 1学期目の学習内容(教科)を教えてください
・Problem Solving and Programming
この教科は、プログラム言語 Python の基礎学習です。教科課題は2つあります。毎週宿題のチェックが徹底されていて試験もありました。
・Information Technology Fundamentals
ITの歴史やコンピュータ基本的な項目を勉強。具体的にはコンピュータは0と1しか読み込めないこと、マイクロソフトやアップルの歴史にも触れました。試験はありました。
・Design thinking & Digital Innovation
AIME(Australian Indigenous Mentoring Experience) の活動を例に、デザイン思考について考える授業です。この活動を簡単に説明すると、大学生や大人のメンター達がアボリジニの子どもたちの高校卒業を支援したり、大学進学まで出来るようにサポートしている活動です。パネルセッションを聞きに行ったり、グループでポスター作成、プレゼンをしました。試験は無しでした。
SAIBT の Diploma of IT の 2学期目の学習内容(教科)を教えてください
・Network Fundamentals
wifiやルータ、IPアドレスなどの基本的なことを学んでいます。サイバーセキュリティなどの分野はこれからも需要があるので取ってよかったと思います。ただ、個人的にネットワークの分野はコンセプトが分かりにくく難しいなと感じました。
・Programming Fundamentals
プログラミング言語Javaについて勉強しています。Javaは一学期目のPython よりも難しくて最初は理解するのに時間がかかりましたが、毎回のプラクティカルや課題を乗り越えるごとに少しずつ楽になってきました。Javaで作られてるプログラムは結構多いので分かれば楽しくなってきます。
・Database Fundamentals
SQLを使って巨大なデータベースを管理したり検索したりします。僕が1番好きな範囲はデータベースです。具体的にイメージしやすいのはアマゾンの倉庫の商品の管理サイトみたいなものです。ビックデータやIoTと言われる時代にデータベースは必須なので意欲的に勉強しています。
SAIBT の1学期目を終え、日本の大学との違いを感じることは?
1番大きな違いは授業スタイルの違いだと思います。SAIBTでは、南オーストラリア大学のBachelor of IT の1年次と全く同じ教科を履修しますので、自分の専攻の科目しか取らなくて済みます。
言い換えると自分の好きなことだけに集中できます。日本だと一般教養や第二外国語なども必ずしも必要でない科目まで取っていました。それに比べて、SAIBT では各3科目が「講義」と「プラクティカル」2つの授業があり、授業を聞くだけでなく実践して問題を解いたり、グループワークする時間があるので吸収が早く感じました。勉強量は確実にオーストラリアでの方が多くて、授業を1回休むと追いつくのが大変です。
ITコースを学ぶ中での驚きや発見は?
ITのコースはオンラインや小さいアカデミーでも教えられています。
しかし、僕が大学でITコースを学ぶ一番のメリットは仲間だと思います。先述の通り SAIBT の Diploma of IT は、UniSA の Bachelor of IT コースと教科は全く同じものを学びますし、UniSAのITコースは、オーストラリア内でも高い評価を得ているので、講師、学生共に意識が高い人が集まってきます。そこに身を置くことで刺激にもなりますし、分からないところを教えあったりすることができます。
他のオンラインレッスンやアカデミーと違うポイントでいくと、大学教育には強制力があることです。勉強して理解しないとせっかく払ったお金や費やした時間が無駄になる可能性があります。特に留学生の授業料は安くはないので、絶対に合格しないとというプレッシャーや責任があります。僕はSAIBTとUniSA の ITコースを選んで正解だと思っています。
SAIBT Diploma コースで 1週間の生活のスケジュール
今の2学期のスケジュールは週3回の授業です。SAIBTはTrimester (3学期制)で、1学期目は3教科、2学期目(3教科)、3学期目(2教科)のスケジュールを組んでいます。
火曜日 |
9:30 〜16:30 |
科目1 講義+ プラクティカル |
木曜日 |
8:30 〜12:30 |
科目2 講義+ プラクティカル |
金曜日 |
8:30 〜14:30 |
科目3 講義+ プラクティカル |
大学での勉強以外の時間は何をしていますか?
毎週水曜日にUniSA のバレーボールクラブでバレーボールをしています。週末パーティーをするのもバレーボールの友達が多いです。週3〜4は、アデレード市内の日本食レストランでウェイターのアルバイトもしています。
あと、時間が空いている時はYouTubeに投稿する動画の撮影と編集をして、週一を目標に動画投稿しています。
塩田くんのYoutube Channel はこちら↓
Shiota Yusuke Vlog
今後の目標

僕の1番近い目標は、まずは南オーストラリア大学(UniSA)をちゃんと卒業すること、そしてオーストラリアで IT技術者としてキャリアを積むこと、そしてオーストラリアの永住権取得を目指しています。
そして僕の人生で 1番大きな夢は映画を作ることです。そのために周りの人を笑わせて幸せにして、かつ毎日を全力で生きることです。いつになっても学びと謙遜を忘れずに人生を送りたいですね。
僕が一番影響を受けたアーティストの1人はAviciiなのですが、彼の「The nights」という曲に「Live the life you will remember」という歌詞が大好きなんです。一生記憶に残るような人生にしたいです。
これからオーストラリアの大学に進学を目指す学生にメッセージを!
海外留学は孤独、言語の壁など全てにおいて新しいチャレンジなので、後悔しないように頑張りましょう。あと両親 や 家族のサポートなしでは留学はできないと思うので、感謝の気持ちを忘れずに勉強頑張ってください! 自分も頑張ります! ^_^