進学英語コースとは?
クイーンズランド工科大学付属学校(QUTIC)の進学英語コース(EAPコース)は3つレベルがあり、私が受講したコースは、EAP1というQUTICのファンデーションコースまたはDiplomaコースに入るための準備クラスでした。コース期間は12週間です。
進学英語コースでの授業内容

授業内容としては、基本的なグラマーの確認、IELTSと似たような形式のリーディングやライティング中心で、イメージとしては大学入学のために必要なスキルを身につけるための
準備コースです。
リスニングの授業では、実際にオーストラリアの現地ニュースを映像なしで聞き、何を言っていたのか聞き取る練習があり、とても難しかったです。スピーキングは先生が授業中に話す時間をたくさんくれるので、そこで自主的に話すことで伸びていくなと感じました。
宿題は毎日出ますが、30分ほどで終わる内容でした。この宿題は文法の穴埋めやリスニング、リーディング、150文字のライティングなど様々なものがあります。EAPを卒業するためには、全てのテストを受け平均65%をとらなければなりません。
進学英語コースでのテスト内容
テストはIELTSと全く同じ形式で、スピーキングだけディスカッションとプレゼンテーションで評価され、ライティングはIELTSと同じ形式のテストとプラスでリサーチエッセイという500文字の課題を約2週間かけて書き上げていきました。
私の時のテーマは、
「ソーシャルメディアの学生への良い影響と悪い影響」でした。この課題では、大学でとても大事な参考文献の探し方、書き方など先生が丁寧に教えてくれました。
進学英語コースでのクラスメイト

クラスメイトは、自分も含めて15人ほどいたのですが、中国人や中国語を話す国から来る学生が12人でした。休み時間になるとみんなすぐに中国語で話し出してしまい、寂しい思いをすることもありました。(他の国籍は、日本、台湾、ベトナムからでした。)
しかし、全体的に考えるとDiplomaコースに入る前に進学英語コースを受講することで学校やオーストラリアでの生活に慣れることができ、留学の良いスタートを切れたと思います。
進学英語コースを受講して良かった点
私は日本でIELTS 6.0(リスニング5.5、リーディング5.5、ライティング6.5、スピーキング6.5)を取得していたので、直接Diplomaコースに入ることも出来ました。しかし、Diplomaコース開始前にオーストラリアでの生活・環境に慣れるためにEAPコースを受講しました。後から感じましたが、
EAPコースを受けたことは正解だったと思います。
最初オーストラリアに到着したときは、やはり英語に耳が慣れていなく、次の日何時に学校に行けばいいのか先生が伝えてくれているにも関わらず、あまり確信が持てなかった事などがありました。
また、大事なことはすべてBlackboardという大学のサイトに載っているのですが、その使い方にEAPコースに在籍中に慣れることができたことのも良かったなと思います。
スタッフからのコメント
進学英語コース修了後、遙さんは2018年6月〜2019年2月まで8ヶ月間Diploma of Businessコースを受講しました。その様子は
【体験談】わたしが学んだQUTのDiploma of Businessコースを紹介しますをご覧ください。