海外の大学で法学を学ぼうと思われた理由を教えてください
両親、祖父母が日本と海外でビジネスをやっていて、小さい頃から海外が身近な存在だったので留学したいと思いました。法学部を選んだ理由は、海外で法律を学んで弁護士としてたくさんの人と関わりたいと思ったからです。
オーストラリア・ゴールドコーストを選んだ理由
オーストラリアを選んだ理由は、弁護士になるためのプロセスが日本とは異なり魅力を感じたからです。

日本では司法試験に合格しなければなりませんが、オーストラリアでは大学の法学部を卒業後、Practical Legal Trainingという実習型のトレーニングコースで経験を積み、そこでの評価によって弁護士登録ができるという、実践型の資格取得が自分にはより合っていると感じました。
その中でもゴールドコーストを選んだ理由は、高校生の時から真剣にやっているゴルフの環境がとても良いからです。高校生の時からお世話になっているコーチもゴールドコーストに滞在していて、最先端な練習法やゴルフ場がとても身近なところが魅力的だと思ったからです。

※弁護士資格の取得プロセスは各州により異なります
ボンド大学を選んだ理由
日本で高校を卒業後、最初は他の学校で英語を勉強していましたが、今後の進路を考えた時、ボンド大学の法学部がオーストラリアの中でも満足度や授業の質が高いと聞き、また最短2年8ヶ月で卒業できるという効率の良さに惹かれたからです。
現在学んでいる科目について
現在は、大学1年目に当たるDiploma of Legal Studiesのコースで学んでおり、
・Leadership & Team Dynamics
・Ethical thought & Action
・Business Law
の3教科を取っています。Leadership & Team Dynamicsでは、授業を通して現代社会で必要とされる自己分析の大切さや、人々の性格の多様性への理解を深めることが出来ます。Ethical thought & Actionでは、現代のメディアや科学、法律、環境、ビジネスなど、様々な社会問題をもとに道徳理解や論理的思考を深めます。Business Lawでは、オーストラリアのビジネスにおける法律やそのシステム、重要性を学びます。
大学に入ってみて、特に大変な点
大学に入って大変だと思ったのは、複数の教科から大量の課題が同時にでることです。一人でする課題もあるし、グループワークもあるので、チームメンバーと連絡を取り合いながら3教科の課題をこなすのが大変だと感じました。
休日の過ごし方
月〜木まで授業を取っており、金土日の休みで授業の復習、予習、課題をします。友達と日本食を食べに行ったり、カフェに行ったり、ゴルフをしたり、夏はよく海に行ったりします。友達とブリスベンにショッピングに行ったりもします。
留学中に英語力の伸びを感じた瞬間
語学学校に通っていた頃は、英語のレベルによってクラス分けされていたため、テストで合格して次のレベルのクラスに行く度に英語力の伸びを実感しました。大学に入ってからは、語学学校と比べてネイティブスピーカーが多く、はじめは話すスピードや単語の難易度に戸惑いましたが、そんな中でも課題で出た1500、3000単語の2つエッセイを1週間で書き終えた時は、英語力の伸びを感じました。
今後の目標や将来の夢はなんですか
将来の夢は国際弁護士です。そのために、無事ボンド大学を卒業してオーストラリアの弁護士資格を得ることが目標です。
留学を考えている人にメッセージ
留学には無限大の魅力が詰まっています。英語力の伸びはもちろんですが、それだけではなく、日本の英会話教室では経験できない文化や価値観の違いを通して自分の視野を大きく広げる事が出来ます。「百聞は一見にしかず」というように自分の目で見て、肌で感じるのが一番大切だと思います!!
スタッフからのコメント
私は妃咲さんを、高校での短期留学の時から担当させていただき、日々成長される姿を見守ってきました。日本語で学ぶのさえ難しい法学を、母国語以外で学ぶのはとても大変だと思うのですが、スポーツで鍛えた根性と素直さを武器に、果敢に乗り越えられており、会ってお話を伺うたびに感銘を受けます!これからも妃咲さんらしく、オーストラリアでの大学生活を過ごしていってくださいね!世界を舞台に活躍する国際弁護士となるまで、その姿を見守っていくのが楽しみです。
